こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。
ケンウッドは日本で最も知名度が高いドライブレコーダーメーカーですが、昨年まで私は同社のドラレコを高く評価して来ませんでした。
その理由は、ズバリ同クラスの他社製品と比べて画質が悪く、故障率が高い上に保証期間が1年と短かったからです。
ところが、ごく最近ではこの情勢に変化の兆しが見られ、直近の2022年4月にテストしたフルハイビジョン2カメラモデルの「DRV-MR570」では、同クラスの競合モデルを抑えて、フルハイビジョンモデルとしては最高評価となる高画質である事が確認されました。

今回発表されている「DRV-MR870」は、同社のは箱型ドラレコとしては最上位クラスに当たる高解像度モデルですが、後日のレビューを前提にその特徴を見て行きましょう。
「DRV-MR870」のスペックと特徴
「DRV-MR870」のスペックはこちらの表の通りです。
DRV-MR870 |
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22.10発売 |
フロント:2560×1440/27.5fps リア:2560×1440/27.5fps |
LED信号対応 |
フロント録画視野角:水平131° リア録画視野角:水平131° |
microSD付属32GB/最大128GB |
microSDカードフォーマット不要 |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
衝撃検知/自動起動 |
専用ケーブル別売 CA-DR100 |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
ベースとなるのは、先日高評価をした「DRV-MR570」ではなく、2020年モデルの「DRV-MR8500」のようです。

「DRV-MR8500」からの変更点は、ようやく他社に足並みを合わせて保証期間が3年になった点以外には、これと言って見当たりません。
下位モデルの「DRV-MR570」との違いは、安全運転支援機能とmicroSDカードの2スロット化が実装されている点となります。
また、駐車監視の録画方式については、新しいシステムを採用している「DRV-MR570」とは異なり、衝撃を検知したあとの録画開始の方式となっていますので、「DRV-MR870」が「DRV-MR570」の完全上位互換であるとは言えないようです。
まとめ
以上、「DRV-MR870」の特徴について解説しました。
保証期間が3年になった点は評価出来ますが、画質が2年前の製品である「DRV-MR8500」と変わらいようであれば、特別おすすめ!とはならないでしょう。
逆に「DRV-MR570」の高解像度版のような画質であれば、おすすめ出来そうです。
コメント
MR8500のピンボケが改善さらているか調査して欲しいです
MR8500では対策品と交換してもダメでした
りと様
MR8500はリコール対応で修正されている事になっています。(こちらの検証では問題は見られませんでした)
対策品で改善されない場合には、再度ケンウッドに修理依頼をされた方が良いと思いますよ。
2回対策品に交換してもピンぼけしましたし、ネットでも再発した報告を多数見ました
交換してすぐではなく、ずっと使用していると、時間おいて再発したので
根本的に直ってないのですよね
りと様
であるなら…やはりこう言う事なんだと思います。
https://car-accessory-news.com/kenwood-dorareco/
その程度の品質管理って事なんでしょうね。