※2020年10月7日更新~実機レビューが終了しました。

こんにちは!Omiです。

高性能WiFi対応ドラレコ専門メーカーとして日本でもぼちぼち認知度が高まっているVIOFOですが、9月にフロントカメラに500画素のSONY STARVISセンサーを搭載した「A129 Plus Duo」が発売されています。

この製品については少し前に読者さんからご質問を頂いているのですが、メーカーからの事前情報はなく、先日何の前触れもなくサンプルだけが届きました(笑)

「A129 Plus Duo」のスペック

「A129 Plus Duo」のスペックはこちらの表の通りです。

A129 Plus Duo
正規ルート以外での購入はサポートの対象外となるそうです。こちらは正規販売店です。①amazon~VIOFO LTD JP、②楽天市場~ALinks、③Yahoo!ショッピング~TA-Creative
■ amazon A129 Plus Duo
■ 楽天市場 A129 Plus Duo
■ Yahoo A129 Plus Duo
20.09発売
フロント:2560×1440/30fps/WDR
または2560×1440/60fps/WDR
または1920×1440/60fps/WDR
リア:1920×1080/30fps/WDR
LED信号対応不明
レンズ視野角
フロント:対角140°
リア:対角140°
リアカメラケーブル6m
microSD付属なし/最大256GB
偏光フィルターOP
GPSはマウント内蔵
WiFi対応
駐車監視モード対応
タイムラプス1/5/15fps/自動起動
専用ケーブルOP
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

リアカメラは同社の他の2カメラモデル全般と共用パーツと見受けられ、SONYの200万画素STARVIS「IMX291」を採用、フロントカメラは500万画素STARVISのと書かれていますので、おそらく「IMX335」が使用されていると考えられます。

録画解像度はフロントが

①「2560×1440/30fps」
②「1920×1080/60fps」

の2通り、リアは「1920×1080/30fps」です。

基本仕様は同社の他製品と同様でWiFi対応、GPS内蔵、偏光フィルターOP、駐車監視対応の全部アリになりますね。

「A129 Plus Duo」と言う型番なので「A129 Duo」のアップグレード盤と言った位置付けなのでしょう。

最近の同社製品は全てレビューしていますので安心感は高いのですが、問題はVIOFO内での競合状況次第では「A129 Plus Duo」がいらない子になる可能性があると言う点です。

VIOFOのドライブレコーダーの特徴をまとめて紹介

高解像度モデルは課題が多い

現状、VIOFOは以下の3つの2カメラドラレコを展開しています。

・A129 Duo ~最も完成度が高いスタンダードな主力モデル
・A129 Duo IR~リアカメラが赤外線対応の特殊モデル
・A129 Pro Duo~フロント4Kの同社フラッグシップ

これはVIOFOの問題ではなく、ドラレコ業界全般の問題として捉えて頂きたいのですが、高解像度モデルはドラレコ導入の第一の目的である事故の際の状況証拠の面ではスタンダードな2カメラモデルに劣ります。

もちろん、景色撮影や駐車監視のナンバー認識精度の面では4Kモデルは絶大な威力を発揮しますが、実は状況認識ではフルハイビジョンモデルに劣ります。

なぜかと言うと、高解像度のセンサーは暗い、白飛び・黒つぶれが出易いと言う弱点があるからです。

この件の詳細に関しては以下記事をご参照下さい。

ドラレコの「高解像度」=「必ずしも正義ではない」と言う話

以下表の通り、ドラレコとしての一般使用を前提とした総合評価は、200万画素の「A129 Duo/IR」の方が4KのProよりも高くなっており、Proは景色撮影・駐車監視の特化モデルと言った位置付けです。

2020年点数視野角ナンバー昼ナンバー夜逆光明るさ暗視
A129 IR Duo22.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Duo21.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Pro Duo17.0点★★★★★★★★★★★★★★★
=2pt、=1pt、☆=0.5pt

順当に行けばPlusはDuoとProの間の特性となりますね。因みにPlusと同じIMX335を搭載したシングルモデル、A119V3は正にDuoとProの間の特性となっています。

400万画素STARVISドラレコ VIOFO「A119V3」の実機レビューと評価

VIOFOは良い意味で期待を裏切るのか、それとも順当か?

…と、ここまでは実機レビューをしていない段階での事前予測ですが、VIOFOは良い意味で期待を裏切ってくれるのでしょうか?

事前予測の通りDuoとProの間の特性、という事になると中途半端なのであんまりおすすめは出来ないかなぁ…と言ったところです。

逆にDuoを凌駕するような逆光補正、夜間撮影能力であればDuoがオワコン化しますね。

Pro未満の明るさとダイナミックレンジは想定してないですけど、もしそうだったらレビューしたくないですね(笑)

セット内容とデザイン

VIOFOさんよりサンプルをご提供頂いたのでレビューを追記します。

セット内容については以下の通りとなります。

・フロントカメラ筐体
・リアカメラ
・カメラ接続ケーブル(デジタルminiUSB 6m)
・miniUSB電源ケーブル
・PC接続用USBケーブル
・2ポートシガーチャージャー
・GPSアンテナ内蔵のマウント
・カードリーダー
・取扱説明書
・その他取付用品

こちらの偏光フィルターと駐車監視ケーブルはOP扱いです。

フロント筐体

フロント筐体のデザインはコンパクトな平型タイプで、板型のGPSマウントの脱着が可能です。

液晶は2.0型、5つの操作ボタンにしっかり見易い色で役割が印字されているのは、同社の他のモデルと同様です。

見た目は同社のA129、Proとほぼ同じです。

左から「A119V3」「A129」「A129 Plus」「A129 Pro」

レンズ部分は上下のみの可動範囲になっています。

右側面にはminiUSB電源ポートとアナログAV出力端子、リアカメラ端子

左側面にはmicroSDカードスロットが配置されています。

GPSマウントには上部に電源ポートが装備されています。

リアカメラ

リアカメラは一般的な2カメラドライブレコーダーと比べると高さがあるタイプです。こちらもフロントカメラ同様にレンズ部分は上下のみに動きます。

なお、リアカメラは無印の「A129 Duo」と「Pro Duo」では全く同じ仕様でしたが、「Plus」についてはレンズの口径が大きくなっているように見えます。

試しに無印のフロント筐体にPlusのリアカメラを繋げてみましたが認識されませんでしたので、ソフトウェアが異なり、互換性もないようです。

リアカメラの接続ケーブルはフロント側がL字、リア側はストレートですのでリアガラスのてっぺんから少しスペースが必要になります。

 

ケーブルはDuoやProで使われていたものとは異なり、若干細くなっています。

以下左が無印A129、右がPlusです。

ケーブルの長さは6mですので、ミニバンなどでは配線を上から這わせる必要があります。

電源ケーブル

電源ケーブルは2ポートのシガーチャージャーとminiUSBケーブルを組み合わせて接続します。

今回はこちらのOPの駐車監視ケーブルを使用しました。

このケーブルではカットオフ電圧の調整のみ可能です。(ドラレコ本体にタイマー機能あり)

フェライトコアが嫌らしい位置についてますが…。

アクアでは問題なくルーフパネルに押し込めました。

インターフェイスについて

電源ONから録画開始までの起動時間は13秒程度と2カメラドライブレコーダーとしてはやや遅めです。

インターフェイスについてはデフォルトが英語設定で、GPS時刻も世界標準時になっていますので、まずは言語を「日本語」、タイムゾーンをGMT+9に設定します。

インターフェイスはよくある中華ドラレコに近いのですが、メニューツリーは1本化されており、RECボタンで一度録画を解除した後にMENUでツリーを呼び出す事が出来ます。

メニューから抜けた後に自動で録画が開始されたり、録画を手動で停止すると警告音が鳴ったりと中華ドラレコの中では使いやすい部類に入るかと思います。(警告音はOFFにする事も可能)

なお、録画解像度については販売ページ・説明書に書かれていない「2560×1440/60fps」+「1920×1080/30fps」モードが存在しています。

ちなみに映像を処理するチップセットはそれぞれグレードが異なります。

・無印A129~NT96663(スタンダード)
・A129 Plus~NT96670(高性能)
・A129 Pro~NT96685(超高性能)

超高性能のNT96685を採用したA129 Proでも、ほぼ全力を使って「2560×1440/60fps」+「1920×1080/30fps」の映像を処理しているように見受けられますが、ひとつ下のNT96670でこの負荷は大丈夫なのだろうか…?

※そのうち比較しますが、同じ解像度、フレームレートでも景色撮影の観点からの映像の美麗さではPlus<Proです。彩度が明らかに違うのでこれはすぐに分かるレベルでした。

そもそもPlusに使われているSTARVIS自体があんまり景色撮影に向いてないって話ですよね。防犯カメラとしては優秀なんでしょうけど。

ProのIMX317はSTARVISではないので、夜間撮影はそれほど得意ではないですが景色は一番キレイに撮影出来るドラレコだと思います。

景色が綺麗に撮影出来るドライブレコーダーは圧倒的にコイツだ!

WiFiアプリについて

WiFi通信については2.4/5GHz帯の選択式ですが、日本国内での5GHz帯の屋外使用は法令で禁じられていますので、2.4GHz帯を使用します。

車内は屋外の扱いだそうです。

■ NECユーザーズマニュアル

駅のホームや自動車や電車など乗り物の中は屋外の扱いとなりますので注意してください。

WiFi機能については一番右のボタン長押しで、アクティブ/OFFの切り替えが可能です。

※アプリはこちらからダウンロード

■ iOS VIOFOアプリ

■ Android VIOFOアプリ

ほぼ全ての設定をWiFiアプリから行う事が出来ますので、ドラレコのWiFiアプリの中でも使い勝手が良い部類に入ります。

アプリの操作感は悪くはないですが、設定メニューを開いている間、「録画開始ボタンを押せ」の警告音が鳴り続けるのはうるさいのが気になりますが。(メニューで電子音OFFにすれば消せますが、全ての電子音が消えます)

ライブビューについては初期設定ではフロント大にリア小ですが、メニュー内から以下の4つが選択できます。

・フロント大+リア小
・フロント小+リア大
・フロントのみ
・リアのみ

車内への取付けについて

今回はアクアに「A129  Duo 」の取り付けを行いました。

ミラー裏に簡単に隠せますが、なるべくレンズが車の真ん中にくるように設置したいところです。

リアカメラは他に複数のドラレコが付いているので今回は2段目に設置。

ドライブレコーダーとしての画質について

画質については次の3つのVIOFO製品とフロントカメラの映像を比較しました。

・VIOFO「A129」~「1920×1080」IMX291 STARVIS
・VIOFO「A119V3」~「2560×1440」IMX335 STARVIS
・VIOFO「A129 Pro」~「3840×2160」IMX317

また、こちらの3モデルとも前後カメラの映像の比較を行っています。

・VIOFO「A129」~前後「1920×1080」IMX291 STARVIS
・セルスター「CS-91FH」~前後「1920×1080」IMX327 STARVIS
・コムテック「ZDR025」~前後「1920×1080」リアのみ型番不明のSTARVIS

OPのOPの偏光フィルターは、他社製品との比較の際のみにフロントカメラに取付けています。

比較ポイントは以下の通りです。

・録画視野角
・ナンバー認識精度
・逆光補正能力
・夜間のナンバー認識精度
・夜間の明るさ

VIOFOの3モデルとの比較

VIOFOの3モデルとはフロントカメラの映像のみを比較しています。

リアカメラは「A129 Duo」=「A129 Pro」ですので、「A129 Duo」とは他社製品との比較の際にリアカメラも比較しています。

なお、リアカメラについては画面表示・録画ともに「正像」「鏡像」の切り替えが可能です。

録画視野角について

フロントカメラの録画視野角はドライブレコーダーとしてはそこそこ広めの水平117°程度でした。

レンズスペックは無印「A129」と同等の対角140°と書かれていましたので、これは良い意味での誤算です。

ナンバー読み取り精度について

この4つのモデルの有効画素数は、無印「A129」を1とすると、「Plus」「A119V3」が2、「Pro」は4となります。

ぱっと見の印象では、無印よりも高い精細感ではあるものの、無印と「Plus」の差よりも、「Plus」と「Pro」の差の方が大きいと言う印象でした。

とは言え、一般的なフルハイビジョンモデルと比べると随分ナンバーの読み取り精度は高いと言えます。

逆光補正能力について

逆光補正能力が高いドライブレコーダーは、画面内の明るい部分・暗い部分をどちらも見易く表現する事が可能ですが、ここはやはりまだまだ200万画素の無印「A129」に分があります。

「IMX335」の2モデルは全体の明るさを下げる事で白飛びを押さえていますが、外側部分がやや暗くなっています。

一方で無印「A129」はそれほを明るさを絞らなくてもそこそこ白飛びを押さえられており、周囲は明るいままです。

また、「Pro」については明るさを絞っていませんので周囲は明るいものの、真ん中が白く潰れます。

 

夜間には先行車にヘッドライトが反射すると、画面の明るい部分と暗い部分の明るさの差が大きくなるシビアなコンディションになりますが、無印「A129」のチューニングが最も優れています。

真ん中の部分はどれも近い見え方ですが、「Plus」「A119V3」「Pro」は露出を落して白飛を防いでいます。

…ので、周囲が暗くなります。

一方で無印は画面のどの部分もそこそこ明るくなっています。

なお、無印の方も周囲の明るさに応じて露出を絞る事があり、その場合には暗くなりますがその代わりにナンバーの白飛びが強烈に抑えられます。

 

「Plus」もこの画素数にしてはかなり頑張っていると思いますし、少なくとも同じセンサーを使った「A119V3」よりも進化はしているようです。

少なくとも「IMX335」をここまで上手く使えているメーカーは他にはないと思います。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜のヘッドライトが強く反射した状態のナンバープレートの読み取り精度はいずれも標準クラスに近いですが、やはり4Kの「Pro」がやや劣る形になります。

夜間の明るさについて

夜間と市街地ではどれも凄く良いです。(Proは暗い部分がやや暗いですが)

やはり全体的には無印が万遍なく明るく見易いですが、「Plus」についても国内メーカーのフルハイビジョンモデルと同等以上のダイナミックレンジの広さ、と言う印象です。

 

街灯がない場所をヘッドライトの光のみでの走行時には、どれも非常に明るく差はほとんどありません。

画面内が均一に暗い状況では、無印、「Plus」「A119V3」がそこそこ明るく、「Pro」は暗めです。

※無印はしばらく暗い状態が続くと更に露出を上げて明るくなる傾向があります。

他社モデルと比較

他社モデルとの比較はこちらの3つと実施しています。

・VIOFO「A129」~前後「1920×1080」IMX291 STARVIS
・セルスター「CS-91FH」~前後「1920×1080」IMX327 STARVIS
・コムテック「ZDR025」~前後「1920×1080」リアのみ型番不明のSTARVIS

録画視野角について

ここで比較している「ZDR025」の視野角はドラレコ全体でも最高レベル、セルスターの「CS-91FH」はそこそこ広いクラスです。

これら4つのモデルの前後合わせた録画視野角を広い順番に並べると次のようになります。

①コムテック「ZDR025」~前:水平138°+後:135°=273°
②セルスター「CS-91FH」~前:水平118°+後:114°=232°
③VIOFO「A129 Plus Duo」~前:水平117°+後:110°=227°
④VIOFO「A129 Duo」~前:水平104°+後:104°=208°

「A129 Plus Duo」の録画視野角は2カメラドラレコの中ではそこそこ広めとなります。

ナンバー読み取り精度について

「A129 Plus Duo」のセールスポイントのひとつが2.5Kのフロントカメラのナンバー認識精度の高さです。

【フロント】

フロントは「ZDR025」「CS-91FH」に比べるとかなり文字がハッキリ読み取れますね。

【リア】

リアについても「ZDR025」「CS-91FH」はアナログ接続、VIOFOの2モデルはデジタルなのでその差が出ている印象です。

逆光補正能力について

トンネル内の逆光補正は「ZDR025」が最も強烈なHDR処理が行われており、その他はやや白飛びがでますが、実用性の面ではそこまで差は大きくないでしょう。(ZDR025は周りが黒くなる)

【フロント】

【リア】

リアについても概ね同様の傾向です。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜のヘッドライトが強く反射した状態のナンバープレートの読み取り精度は、自動で露出が絞られた状況下での「A129 Duo」が最も高く、次いで「ZDR025」、「Plus」と「CS-91FH」はほぼ同程度と言ったところです。

【フロント】

【リア】

夜間の明るさについて

夜の明るさについては市街地ではフロントは「A129  Duo」>「Plus」>「CS-91FH」>「ZDR025」の順に明るくなります。

リアについてはどれも非常に明るく、大きな差はありません。

街灯が少ない場所でのヘッドライトのみでの走行時には、フロントカメラは「CS-91FH」が最も明るく、僅差で「A129 Duo」「Plus」、STARVISではない「ZDR025」は暗めです。

リアカメラは「Plus」のみ若干暗めとなっています。

暗視能力はフロントカメラでは「CS-91FH」が最も高く、ついで「A129 Duo」>「Plus」>「ZDR025」の順です。

リアカメラは「Plus」のみ若干暗めとなっています。

西日本LED信号の見え方について

現状のファームウェアでは30fps出力となっていますので西日本エリアではLED信号が同期する可能性あります。

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

駐車監視について

駐車監視については専用ケーブルを使用する事で、エンジンに連動していくつかの録画モードを起動させる事が出来ます。

取り付け方法は一般的なドラレコの3芯ケーブルと同様ですので以下記事をご参照下さい。

ドライブレコーダーの駐車監視用3芯直結ケーブルの接続方法のまとめ

駐車監視の録画モードはこちらの3種類で、このケーブルを正しく接続した状態ではエンジンに連動して駐車監視が開始・終了します。

・自動イベント検出(動体検知+衝撃検知)
・タイムラプス(1/2/3/5/10fps)+衝撃検知
・低ビットレートの常時録画+衝撃検知

その他、設定項目としてはこちらの4つがあります。

・タイマー設定(オフ=常時駆動/30分/1時間/2時間/3時間/4時間/6時間/8時間/12時間/24時間/48時間)

・降車時の90秒遅延タイマー(ドア開閉の検知を防ぐ)

・駐車監視の衝撃感度(3段階)
・駐車監視の動体検知感度(3段階)

なお、ややこしいですが専用のケーブルを使用しない場合に手動で①動体検知、②タイムラプス、③低ビットレート録画を起動させる事も可能ですが、これらのモードは駐車監視メニューの中ではなく、駐車監視メニューと並列に存在していますので誤って設定をイジらないように注意しましょう。

メニュートップツリーの直下にこの3つのモード設定がありますが、これをONにするとOFFにするまでこのモードが継続されます。(自動で出入りする駐車監視モードとは違います)

・動体検知
・タイムラプス
・低ビットレート録画

駐車監視モードに入っても液晶は自動で消えなくなっています。(画面のOFFにする為にスクリーンセーバーを設定しておく必要があり、どこまで仕様でどこまが不具合かが不明)

外部電源を使用した駐車監視について

ドラレコ用の外部バッテリー「UPS400」を使用しての駐車監視については、10fpsのタイムラプス+衝撃検知で7時間の録画が可能でした。

※専用ケーブルが必要です。

その他の外部バッテリーでの駆動時間の予測は以下の通りです。(駆動の可否のみ確認)

型番UPS300/400UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間7時間28時間18.5時間37時間
満充電180分240分50分100分

ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL「EN6000」「EN12000」

動画ファイルの再生方法について

動画の再生については以下の4つの方法をテストしました。

・スマホアプリでの再生
・ドラレコ本体での再生
・PC専用ビュワーでの再生
・PC汎用ビュワーでの再生

スマホアプリでの再生について

スマホアプリでの再生についてはストリーミングとスマホのアプリ内、またはアルバムにダウンロードしてから再生する方法があります。

データサイズは前/後1分当たり222MB/166MBでそこそこ大きく、ストリーミング再生でも再生が始まるまでにそこそこ時間が掛かり、時々カクつきます。

※ファームウェアバージョンによって速かったり遅かったりで挙動が不安定

完全ダウンロードの場合には222MBのフロントカメラ1分のファイルで1分30秒~3分程度の時間が掛かりました。

※ファームウェアバージョンによって速かったり遅かったりで挙動が不安定

ドラレコ液晶での再生について

ドラレコ本体での動画の再生は、液晶サイズが2.0型で液晶部分がフロントガラスの角度とほぼ平行になる為、スタンダードの箱型ドラレコと比べると画面がやや見にくくなります。(録画停止状態で▲ボタン長押しで再生モード)

PC専用ビュワーでの再生について

PCの専用ビュワーは他のA129シリーズと共用で以下のページからダウンロード出来ました。

■ A129ビュワー

このビュワーは専用ソフトではないようで、課金モードと無料モードがあり、無料モードでは一度に読み込めるファイル数が2つまでに制限されています。

英語版なのでハッキリ言って扱いにくいのですが、機能的には非常に充実してたりします。

①前後同期再生
②映像の拡大縮小
③地図への走行軌跡の表示
④速度の表示
⑤方位計の表示
⑥Gセンサーグラフの表示
⑦1/32~5倍速の間での再生速度調整
⑧明るさの調整

※本来はこの仕様ですが、2020年10月7日の段階ではリア映像が再生されません。

PC汎用ビュワーでの再生について

PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されている「フォト」「映画&テレビ」での再生も可能でした。

microSDでの録画時間について

「A129 Plus Duo」の最高画質でのデータサイズは以下の通りです。(ビットレートは下げられますが画質も落ちます)

・「2560×1440/30fps」+「1920×1080/30fps」では、222MB/分+166MB/分なので、23.3GB/時
・「2560×1440/60fps」+「1920×1080/30fps」では、196MB/分+166MB/分なので、21.7GB/時

※60fpsモードは何故かビットレート(データサイズ)を落しているので私はおすすめしません。

 地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズの影響については以下のような結果となりました。

・ランエボ10+2015彩速ナビ~フルセグ映るが場所によってはアンテナ1本減
・30系アルファード+2016サイバーナビ~フルセグ映るが場所によってはアンテナ1本減

「A129 Plus Duo」の総評

最後に「A129 Plus Duo」の総評ですが、フロントカメラについては500万画素の「IMX335」をドラレコとして最も有効に使いこなせている印象で、前後とも「A129 Duo」よりも視野角が広がっている点が高評価です。

2020年点数視野角ナンバー昼ナンバー夜逆光明るさ暗視
ZDR02522.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
CS-91FH22.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 IR Duo22.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Duo21.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HDR963GW21.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★
PDR800FR21.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Plus Duo20.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
VREC-DZ700DLC19.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SN-TW80d19.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ZDR02619.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★
DRY-TW9100d19.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★
SN-TW9500dp18.5点★★★★★★★★★★★★★★★★
DR750S-2CH18.0点★★★★★★★★★★★★★★★
S117.5点★★★★★★★★★★★★★★★★
46Z17.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
A129 Pro Duo17.0点★★★★★★★★★★★★★★★
GoSafe S70GS117.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
ZDR-01515.5点★★★★★★★★★★★★
DRV-MR74514.0点★★★★★★★★★★★
YA-67014.0点★★★★★★★★★★★★
DRV-MR74012.5点★★★★★★★★
CSD-790FHG11.5点★★★★★★★★
=2pt、=1pt、☆=0.5pt

リアカメラの映像は補正が弱く、パキッとクッキリ映る印象なのですが、夜間の明るさの面では「A129 Duo」を含む最近の夜間特化モデルと比べると物足りなく、一昔前のSTARVISが出始めたころと似たイメージです。

…なので、全体のバランスを考えると「A129 Plus Duo」よりもまだ「A129 Duo」をおすすめしたいですね。

一方で駐車監視目的で考えた場合、「A129 Pro Duo」が8月のファームアップデートで駐車監視時のみ4K→フルハイビジョンに画質を落とす変更があった影響で、「A129 Plus Duo」の方がおすすめとなりそうです。

これによりVIOFOの2カメラドラレコのそれぞれの立ち位置はこのようになります。

・「A129 Duo」:超スタンダードで好バランス型
・「A129 Plue Duo」 :駐車監視向け
・「A129 Pro Duo」:景色撮影向け

今回のテストに当たりリアカメラが認識されないトラブルや、WiFiダウンロードの遅延、駐車監視の際の挙動の不安定さなど、不具合が散見され5回ほどファームアップデートを繰り返しています…ので少し落ち着くまで購入は待った方が良いかも知れません。

 

なお、正規ルート以外での「A129 Plus Duo」の購入はサポートの対象外となるそうです。以下は正規販売店です。

①amazon~VIOFO LTD JP、②楽天市場~ALinks、③Yahoo!ショッピング~TA-Creative

■ 正規販売店 amazon 「A129 Plus Duo」
■ 正規販売店 amazon「偏光フィルター」
■ 正規販売店 amazon「VIOFO駐車監視ケーブル」

■ 正規販売店 楽天市場 「A129 Plus Duo」
■ 正規販売店 楽天市場「偏光フィルター」
■ 正規販売店 楽天市場「VIOFO駐車監視ケーブル」

■ 正規販売店 Yahoo 「A129 Plus Duo」
■ 正規販売店 Yahoo「偏光フィルター」
■ 正規販売店 Yahoo「VIOFO駐車監視ケーブル」

■ 正規販売店 ALinks通販「A129 Plus Duo」
■ 正規販売店 ALinks通販「偏光フィルター」
■ 正規販売店 ALinks通販「VIOFO駐車監ケーブル」

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

VIOFOのドライブレコーダーの特徴をまとめて紹介

 

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