microSDカードを使わないeMMC対応の4Kドラレコ YAZACO「P4」

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダーの記録媒体はmicroSDカードが一般的ですが、このところ内蔵ストレージeMMCを搭載するドラレコがぼちぼち見られるようになってきました。

今回ご紹介するYAZACOの「P4」も64GBのeMMCに対応するフロント4K+リアフルハイビジョンのハイエンド2カメラドライブレコーダーです。

個人的には4KとeMMCを組み合わせるのは時期尚早と感じているのですが、ざっくりと「P4」の特徴を見てみましょう。

「P4」のスペックと特徴

「P4」の特徴はこちらの表の通りです。

P4
21.0?発売
フロント:3840×2160/??fps/STARVIS
リア:1920×1080/??fps/STARVIS
レンズ視野角
フロント:対角170°
リア:対角??°
LED信号対応
microSD非対応/eMMC64GB
リアカメラケーブル8m
GPS内蔵
駐車監視モード
タイムラプス/自動起動
専用ケーブルはOP
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

フロントカメラは800万画素のSONY「IMX415」STARVISセンサーを搭載し4K出力、リアカメラは200万画素の「IMX307」STARVISセンサーでフルハイビジョン出力を行います。

カメラ性能的には充分期待できる内容ではありますが、64GBのeMMCと4K+リアカメラの組み合わせはお互いの長所を消し合うミスマッチであると個人的には感じています。

eMMCのメリットとデメリット

ドラレコにeMMCを使う際のメリットとデメリットを整理しておこうと思いますが…

まずはメリットはYAZACOの販売ページでも解説されている通り

・microSDカードを差し込む必要がない簡単運用
・microSDカードとの相性問題が発生しない確実性

の2点になろうかと思います。

一方でデメリットはこちらの3点が考えられます。

・動画をPCで再生する際に本体を外す必要あり(WiFiモデルなら不要)
・事故で証拠を提出する際の手順が面倒(本体を外してPCに吸出し→カードにコピペ)
・ストレージ容量が小さい(エントリーモデルなら良いですが)

4Kの高精細動画を出来るだけ劣化なく保存する為には、データの圧縮率を下げる必要があり、高いビットレートが要求されます。

現行機種の中で最も美しい映像が撮影できるドラレコは、VIOFOの4K+フルハイビジョンモデルである「A129 Pro Duo」ですが、本機種は最高画質で録画を行うと1時間の録画当たり、なんと32.8GBの保存領域を使ってしまいます。

この画質で録画を行った場合、64GBのeMMCでは2時間弱の録画データしか保存できない訳です。

4Kモデルの購買層の嗜好を考えると、これは致命的なデメリットだと思います。

駐車監視はタイムラプスモードに対応

駐車監視についてはこちらの専用ケーブルと合わせて使用する事で、エンジンOFFに合わせて自動でタイムラプスモードに入ると書かれています。

■ YAZACO 駐車監視ケーブル

タイムラプスモードの場合にはデータサイズが1/30程度まで小さくなりますので50~60時間の録画データの保存が可能かと思います。

まとめ

以上、「P4」の特徴について解説しました。

前後フルハイビジョンであれば録画時間も稼げると思いますし、同じくeMMC対応の製品でもmicroSDカードと併用できる製品もありますので(カード不具合時のみeMMCに書き込み)、ハイエンドモデルに採用するなら併用タイプが良いと感じました。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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