クラウド遠隔監視対応のドライブレコーダー

※2021年5月1日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

この記事では法人ではなく、個人向けのクラウド遠隔監視対応のドライブレコーダーについて解説しています。

法人向けのクラウド管理のドライブレコーダーは「サービスと合わせて」という形でかなり普及が進んでいますが、その一方で個人向けのクラウド対応ドライブレコーターとしては、ユピテルの2014年モデルで「DRY-WiFiV5c」と言う、ちょっと変わったコンセプトのドライブレコーダーがあったのをご存知でしょうか?

この製品は車内でスマホを使って録画中の動画をクラウドサーバーに飛ばし、離れた場所にいる別のスマホアプリからほぼリアルタイムに録画映像を視聴できると言う、当時としてはなかなか斬新な機能を搭載したモデルでありました。(100%趣味利用ですが)

おそらく…ですが、この製品が思ったより売れなかった上にクラウドサーバーの管理などの手間や経費などの問題で生産を打ち切ってしまったのだろうと考えられます。

その後、パイオニアのサイバーナビでMAユニットと言うOPを選択するとクラウドドラレコ機能が使えるようになりましたが、これはドラレコと言うよりカーナビの付加機能ですので、この記事ではドラレコが主体になってクラウド機能が使える製品についていくつかご紹介します。

ドコモ「DDR01」

個人向けのクラウド遠隔監視対応のドライブレコーダーとして、最も知名度が高いのはドコモから発売されている「DDR01」と言う製品です。(OPでリアカメラあり)

この製品はケンウッド製のドラレコ筐体と、おそらくドコモのeSIMを組み合わせたもので「ドコモ ドライバーズサポート」と呼ばれるこちらの6つの機能をサポートしています。

・事故通知
・緊急通知
・駐車異常時通知
・現在地共有
・運転警告履歴
・交通情報受信

どちらかと言うと、遠隔監視ではなく走行時の異常発生を家族に知らせる事に主眼を置いた機能構成となっていますが、駐車監視中も一定以上の衝撃を検知するとこのような動作を行います。

・衝撃検知後の10秒間の映像をクラウドサーバーにアップロードするとともに、登録したスマホのアプリに位置情報や映像を送信する

なお、この遠隔駐車監視は最大待機時間が24時間までとなっている上、録画を行うのは衝撃を検知した後の数秒後から、となっていますので、イタズラ対策としては微妙ですし、当て逃げ被害に遭った際にも衝突前から衝突の瞬間までは映らない点が弱点となり、今後のバージョンアップが望まれます。

BlackVue「DR750S-2CH」「DR900S-2CH」

韓国のグローバル向け専門のドラレコメーカーBlackVueでは、早くからクラウド対応のドラレコメーカーを世界に先駆けて販売していますが、同社の「DR750S-2CH」はクラウド対応のモデルの中ではスタンダード、「DR900S-2CH」はハイエンドの括りに入る2カメラドラレコです。

いずれもモバイルルーターやスマホのテザリングなど、周囲に接続可能なアクティブなアクセスポイントがある状況では、アクセスポイント経由でこのような機能を利用する事が可能です。

・ライブビュー機能~ドラレコのリアルタイム映像を遠隔地から視聴
・双方向の音声通話機能~ドライブレコーダーのマイクを通してスマホと音声通話
・緊急アラーム~事前に設定した衝撃感度を超えると、スマホにアラームを通知。駐車監視時の動体検知、衝撃検知時もアラームを通知
・動画のクラウドへのバックアップ~手動でクラウドサーバーに動画をバックアップ
・スマホで車の位置確認~リアルタイムの車の走行位置や経路をスマホで閲覧
・動画のリモート再生~遠隔地からドラレコのmicroSDカードの動画を再生

元々が海外向けの製品なのでドコモの製品に比べると分かりにくい部分も多々あるのですが、動体検知+衝撃検知による駐車監視時には検知時にスマホにアラームを送る機能がありますので、当て逃げ・イタズラ対策を考慮する場合には現行で最も高い実用性を誇る製品となっています。

クラウド対応ドライブレコーダー BLACKVUE「DR750S-2CH」のレビュー・評価
...

録画解像度は「DR750S-2CH」が前:1920×1080/59fps+後:1920×1080/29.5fps、上位の「DR900S-2CH」が前:3840×2160/29.5fps+後:1920×1080/29.5fpsとなります。

なお、BlackVueの製品にはOPでSIMをセットできる外付けモジュールに対応した「DR750X 2CH」「DR900X 2CH」、LTEモジュールを内蔵して本体にSIMをセットできる「DR750-2CH LTE」などもあり、これらの製品を使えばルーターなしのSIMの契約だけでクラウド監視が可能となっています。

個人向けのクラウド対応のドライブレコーダーのまとめ

因みに過去に私が単身赴任していた際に、夜間にランエボ10にカラーコーンを乗せられていたり、醤油を掛けられるというイタズラに悩まされていたことがありました。

こんな感じのイメージで(これが赤だったらシャア専用ザクっぽい!)。

こう言ったイタズラに対してはLED付きのドラレコなども有効ではありますが、当時はそんなモデルが見つかりませんでしたし、普通にサラリーマンをしていたのでじっくり対策を練る事も出来ませんでしたが、このようなケースではクラウド対応のドラレコが非常に有効であると思いますね。(クラウドで現場を押さえたら、即警察に通報です!)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

コメント

  1. 最近のはいいですね より:

    複数台設置する場合はSim内蔵よりもwifiタイプのほうが対費用効果は高いかもしれませんね。
    アクションカメラでクラウド録画対応しているのは初耳です。ちなみに対応しているアクションカメラを教えてもらえないでしょうか?
    現状一番よさそうなのはプラネックスのカメラ一発シリーズですね。これは単体でクラウド録画できる代物なので。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      正確にはアクションカメラと言うより、360°カメラの類になります。
      また、クラウドと言うのも正確な表現ではなく、YoutubeやFacebook、Twitterなどのプラットフォームでストリーミングでライブ配信が可能なモデルという事になります(笑)

      ・THETA S
      ・Gear360
      ・Insta360 Nano
      ・Insta360 Air

      どちらかというと玩具的なものですが、個人的には気になっていますね。

  2. 私もお初はcowonAW1 より:

    blackvue DR750S というものがクラウド対応ということで、少々お高かったのですが、AW1から買い換えました。

    3000円程のwifiルータにUQのデータSIM、UPS300が在庫無しで買えない時期だったので、blackvue 純正のバッテリーも追加購入、自宅と会社駐車場以外で、クラウド駐車監視運用させています。

    当初は、クラウド経由でスマホへのイベント通知→スマホからクラウド経由でDR750Sに接続、リアル映像や録画ファイル確認が出来る、という機能位でしたが、F/W更新で、ベータ版の位置付けですが、イベント時に自動でクラウドにアップする機能がつきました。

    私は非公開にしてますが、リアルタイムの映像を他者に公開することも出来、買った当初は、海外ユーザの車窓の景色をしばし眺めさせてもらったりもしました。

    クラウドとして、あるといいなと思うのは、イベント時に静止画を2、3枚送ってくれるような機能ですかね。通信はモバイルルータになるのがほとんどなわけで、完全無制限になんぼでも通信可、というリッチな人もそうそういないと思うので。

    私など、せっかく新規導入したUQのSIM、ドラレコ通信だけでは勿体無いと思い、amazon fire tv stick を車中に設置、spotifyで昭和songを楽しんでます(笑)

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      blackvueのモデルは気になってはいるのですが、かなり高価格帯であるのと日本向けのローカライズの部分がどうなのかな~?と考えていました。
      因みにイベント時にクラウドに送信される機能が駐車監視中にも有効なのであれば、アフターマーケットのこの手のドラレコではかなり画期的な気がしますね。

      リアルタイムの映像は回線や通信料などの問題でかなりデータが圧縮されそうですが、どれくらいの画質ですか?

      • 私もお初はcowonAW1 より:

        そうなんですよね。cowonもですけど、韓国のものは皆、感覚的に1万円位高いですよね・・。

        ローカライズは、PC/スマホアプリ/本体FW/説明書/西日本LED対応(web上30fpsだかFW更新で対応したはず。東日本在住なので確認は出来ないですが)、皆問題ありません。FW更新情報や新製品のお知らせが英語ページのみ、位ですかね。

        クラウドの機能は、通常時でも駐車監視時でも、wifiで直接blackvue に接続しているのと同じ事ができます。

        blackvue の動作状態(クラウド接続・切断、通常・駐車モード切替、モーション・衝撃イベント発生、高温停止等)は、スマホにリアルタイムにバッジ通知されますので、通知を確認後、リアルタイム映像や録画済みファイルを確認したり、ファイルをクラウドに手動アップロードしたり、本体の設定を変更したりできます。

        これ以外に、通常時も駐車監視時も、衝撃検知時のみ、内蔵SDへの録画以外に、設定してある前後どちらかのカメラのリアルタイム映像が、自動でクラウド側に保管される、という感じです。

        リアルタイム画像のアップロード画質ですが、基本的に画質優先のようで、通信速度が十分でないとコマ落ちします。コマ落ちというか、数秒映像が止まったかと思ったら、パパパッと数秒間の映像が進んじゃったり。

        まぁ、光固定回線を除き、上り通信が下り同等に速いというインフラがそもそも無いですからね・・。5Gなどの次世代通信普及での帯域底上げまでは致し方ない所かと。

        あ。お伝えし忘れてましたが、クラウドサービスは、無料プラン/有料プランがあり、無料プランだとリアルタイム映像視聴は1日10分までとか、クラウド保管は5GBまで、などの制約があります。無料プランで十分と思いますが・・お知らせです。

        総合的に、blackvue のクラウドサービスは、私がAW1利用の頃から駐車監視で出来たらいいな、と思っていた事が概ね実現出来ていると思います。

        ただ、少し話逸れますが、駐車監視において、私が一番ネックなのは真夏の車内温度です。

        外も中も真っ黒な2ドアクーペなので、AW1の時は朝9時位には高温停止しちゃってました。DR750のほうが10℃ほど高くても大丈夫な仕様ですが、まず止まるだろうと。

        セパレートタイプのもので本体をトランク設置でもしないと無理だと思ってますが、私が望む仕様のものは、永遠に市場には出ないでしょうね・・。

        なお別件ですが、blackvue の新型バッテリー(B124)も機能は面白そうでしたよ。容量大、ヒューズボックス直結での高速充電、複数台連結、Bluetoothでのバッテリー状態監視など。

        日本未導入かつ、発売しても、そんなわけでエライお高いんでしょうけれど(笑)

        • 管理人Omi 管理人Omi より:

          ローカライズはそこそこ充実しているんですね。
          数年単位で考えると通信面はクリアできるかも知れませんので、時代を先取りしているという気もします(笑)

          個人的にはそれほど高額でなければ有料プランも試してみたいですね。あんまり使わないかも知れませんが。
          いずれにせよblackvueの製品は価格がかなり高いですが、なかなか面白そうなものが多いと感じます。

タイトルとURLをコピーしました