クラウド遠隔監視対応のドライブレコーダー

※2018年8月15日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

法人向けにはクラウド管理のドライブレコーダーは「サービスと合わせて」という形でかなり普及が進んでします。

一方で個人向けのクラウド対応ドライブレコーターとしては、ユピテルの2014年モデルで「DRY-WiFiV5c」と言う、ちょっと変わったコンセプトのドライブレコーダーがあったのをご存知でしょうか?

まあ、今でも販売は継続されているようですので「あった」と言う表現は正確ではないかも知れませんが、正式なメーカーのラインナップから消えて2年くらい経つかと記憶しています。

このモデルは当時としては車内のスマホから録画中の動画をクラウドサーバーに飛ばし、離れた場所にいる別のスマホアプリからほぼリアルタイムに録画映像を視聴できると言う、なかなか斬新な機能を搭載したモデルでありました。(100%趣味利用です)

まあ、おそらく思ったより売れなかったのとクラウドサーバーの管理などの手間や経費などの面で生産を打ち切っているのかと思います。

なお、「DRY-WiFiV5c」についてはSIMを搭載している訳ではないので通信はスマホのテザリングを利用する仕様でしたが、法人向けのモデルはSIM搭載でリアルタイムで管理センターで各車両の位置や運行状況などを確認するような仕組みとなっています。

個人向けのSIM搭載クラウドドライブレコーダー

個人向けのモデルではSIM搭載のモデルが100%ない訳では無く、パイオニアのサイバーナビなどは(厳密にはSIMを搭載していると言えるかどうかは分かりませんが)、単体で通信機能を持つモジュールが付属していますので、そのモジュールが車両の異常を検知してリアルタイムにメールで静止画をドライバーに送信する機能を搭載しています。

市販のドラレコにもこう言った機能があれば便利であると思うのですが、サイバーナビに関しては別途通信料が掛かりますし、ドラレコにSIMを搭載する事でユーザーの負担も増える割にそれほど高解像度な動画は送れないというデメリットもあり、なかなか個人向けにはこう言ったクラウド対応モデルは発売されないようです。

ただ、ユピテルの「DRY-WiFiV5c」がそれほど売れなかった要因は次の通りだと考えています。

このモデルは動体検知で異常を検知した場合にユーザーにデータを送信する仕様ではなく、100%趣味向けの用途で任意のタイミングで手動で通信を行うモデルだった為、実用性は全くなかった点。

一方でカーセキュリティの分野での市場規模はそこそこある筈であり、プロによる車両盗難や車両荒らしに関しては、現状のドライブレコーダーでの駐車監視や、セキュリティシステムでは100%防衛出来ない事から、このようなクラウド経由の警報システムは非常に有効であると考えてます。

WiFiテザリングやモバイルルーター対応の遠隔監視クラウドドライブレコーダー

2018年8月現在で、SIMを搭載したスタンドアローン型の個人向けクラウド対応ドライブレコーダーは存在していませんが、スマホやモバイルルーター、その他のWiFiアクセスポイントからクラウドサーバを経由して、動体検知・衝撃検知の告知や、リアルタイム動画・保存動画の視聴が可能な個人向けドライブレコーダーは、韓国のBLACKVUEと言うメーカーからいくつか発売されています。

※用途が遠隔監視の防犯目的なので2カメラモデルのみ紹介

BLACKVUE
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DR750S-2chDR900S-2ch
18.0?発売18.07発売
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
フロント:1920×1080/29.5fps
リア:1920×1080/59fps
フロント:3840×2160/29.5fps
リア:1920×1080/59fps
全国LED信号
フロント:水平録画視野角116°
リア:水平録画視野角116°
フロント:水平レンズ視野角136°
リア:水平レンズ視野角116°
付属16~32GB
最大128GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵
駐車監視モード
動体検知+衝撃検知
自動起動
専用バッテリー
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

これらの2モデルは良くあるIPカメラなどと同様に、アクセスポイント経由でスマホアプリに動体検知や衝撃検知の告知があるだけでなく、遠隔操作や動画のリアルタイム再生、録画ファイルの再生、音声の送信なども可能となっています。

なお、クラウド監視にはドライブレコーダーとテザリング用のスマホ、またはモバイルルーターと、外部電源が必要にはなりますが、通信データの使用量はそれほど多くはありませんでしたので、通常の運用なら月間1GBの格安SIMの契約で何とかなりそうな手応えです。

クラウド対応ドライブレコーダー BLACKVUE「DR750S-2CH」のレビュー・評価
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世界一高性能なドライブレコーダーBLACKVUE「DR900S」
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個人向けのクラウド対応のドライブレコーダーのまとめ

因みに過去に私が単身赴任していた際に、夜間にランエボ10にカラーコーンを乗せられていたり、醤油を掛けられるというイタズラに悩まされていたことがありました。

こんな感じのイメージで(これが赤だったらシャア専用ザクっぽい!)。

こう言ったイタズラに対してはLED付きのドラレコなども有効ではありますが、当時はそんなモデルが見つかりませんでしたし、普通にサラリーマンをしていたのでじっくり対策を練る事も出来ませんでしたが、このようなケースではクラウド対応のドラレコが非常に有効であると思いますね。(クラウドで現場を押さえたら、即警察に通報です!)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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コメント

  1. 最近のはいいですね より:

    複数台設置する場合はSim内蔵よりもwifiタイプのほうが対費用効果は高いかもしれませんね。
    アクションカメラでクラウド録画対応しているのは初耳です。ちなみに対応しているアクションカメラを教えてもらえないでしょうか?
    現状一番よさそうなのはプラネックスのカメラ一発シリーズですね。これは単体でクラウド録画できる代物なので。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      正確にはアクションカメラと言うより、360°カメラの類になります。
      また、クラウドと言うのも正確な表現ではなく、YoutubeやFacebook、Twitterなどのプラットフォームでストリーミングでライブ配信が可能なモデルという事になります(笑)

      ・THETA S
      ・Gear360
      ・Insta360 Nano
      ・Insta360 Air

      どちらかというと玩具的なものですが、個人的には気になっていますね。

  2. 私もお初はcowonAW1 より:

    blackvue DR750S というものがクラウド対応ということで、少々お高かったのですが、AW1から買い換えました。

    3000円程のwifiルータにUQのデータSIM、UPS300が在庫無しで買えない時期だったので、blackvue 純正のバッテリーも追加購入、自宅と会社駐車場以外で、クラウド駐車監視運用させています。

    当初は、クラウド経由でスマホへのイベント通知→スマホからクラウド経由でDR750Sに接続、リアル映像や録画ファイル確認が出来る、という機能位でしたが、F/W更新で、ベータ版の位置付けですが、イベント時に自動でクラウドにアップする機能がつきました。

    私は非公開にしてますが、リアルタイムの映像を他者に公開することも出来、買った当初は、海外ユーザの車窓の景色をしばし眺めさせてもらったりもしました。

    クラウドとして、あるといいなと思うのは、イベント時に静止画を2、3枚送ってくれるような機能ですかね。通信はモバイルルータになるのがほとんどなわけで、完全無制限になんぼでも通信可、というリッチな人もそうそういないと思うので。

    私など、せっかく新規導入したUQのSIM、ドラレコ通信だけでは勿体無いと思い、amazon fire tv stick を車中に設置、spotifyで昭和songを楽しんでます(笑)

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      blackvueのモデルは気になってはいるのですが、かなり高価格帯であるのと日本向けのローカライズの部分がどうなのかな~?と考えていました。
      因みにイベント時にクラウドに送信される機能が駐車監視中にも有効なのであれば、アフターマーケットのこの手のドラレコではかなり画期的な気がしますね。

      リアルタイムの映像は回線や通信料などの問題でかなりデータが圧縮されそうですが、どれくらいの画質ですか?

      • 私もお初はcowonAW1 より:

        そうなんですよね。cowonもですけど、韓国のものは皆、感覚的に1万円位高いですよね・・。

        ローカライズは、PC/スマホアプリ/本体FW/説明書/西日本LED対応(web上30fpsだかFW更新で対応したはず。東日本在住なので確認は出来ないですが)、皆問題ありません。FW更新情報や新製品のお知らせが英語ページのみ、位ですかね。

        クラウドの機能は、通常時でも駐車監視時でも、wifiで直接blackvue に接続しているのと同じ事ができます。

        blackvue の動作状態(クラウド接続・切断、通常・駐車モード切替、モーション・衝撃イベント発生、高温停止等)は、スマホにリアルタイムにバッジ通知されますので、通知を確認後、リアルタイム映像や録画済みファイルを確認したり、ファイルをクラウドに手動アップロードしたり、本体の設定を変更したりできます。

        これ以外に、通常時も駐車監視時も、衝撃検知時のみ、内蔵SDへの録画以外に、設定してある前後どちらかのカメラのリアルタイム映像が、自動でクラウド側に保管される、という感じです。

        リアルタイム画像のアップロード画質ですが、基本的に画質優先のようで、通信速度が十分でないとコマ落ちします。コマ落ちというか、数秒映像が止まったかと思ったら、パパパッと数秒間の映像が進んじゃったり。

        まぁ、光固定回線を除き、上り通信が下り同等に速いというインフラがそもそも無いですからね・・。5Gなどの次世代通信普及での帯域底上げまでは致し方ない所かと。

        あ。お伝えし忘れてましたが、クラウドサービスは、無料プラン/有料プランがあり、無料プランだとリアルタイム映像視聴は1日10分までとか、クラウド保管は5GBまで、などの制約があります。無料プランで十分と思いますが・・お知らせです。

        総合的に、blackvue のクラウドサービスは、私がAW1利用の頃から駐車監視で出来たらいいな、と思っていた事が概ね実現出来ていると思います。

        ただ、少し話逸れますが、駐車監視において、私が一番ネックなのは真夏の車内温度です。

        外も中も真っ黒な2ドアクーペなので、AW1の時は朝9時位には高温停止しちゃってました。DR750のほうが10℃ほど高くても大丈夫な仕様ですが、まず止まるだろうと。

        セパレートタイプのもので本体をトランク設置でもしないと無理だと思ってますが、私が望む仕様のものは、永遠に市場には出ないでしょうね・・。

        なお別件ですが、blackvue の新型バッテリー(B124)も機能は面白そうでしたよ。容量大、ヒューズボックス直結での高速充電、複数台連結、Bluetoothでのバッテリー状態監視など。

        日本未導入かつ、発売しても、そんなわけでエライお高いんでしょうけれど(笑)

        • 管理人Omi 管理人Omi より:

          ローカライズはそこそこ充実しているんですね。
          数年単位で考えると通信面はクリアできるかも知れませんので、時代を先取りしているという気もします(笑)

          個人的にはそれほど高額でなければ有料プランも試してみたいですね。あんまり使わないかも知れませんが。
          いずれにせよblackvueの製品は価格がかなり高いですが、なかなか面白そうなものが多いと感じます。

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