※2019年1月24日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

「AUTO VOX」は中国深センエリアの欧州メーカーの液晶・カメラのOEM工場が立ち上げたカーエレクトロニクスのブランドです。

AUTO VOXをオートバックスと勘違いされて検索している方が多いですが、オートバックスとは関係ありませんので悪しからず。(笑)

 

さて、ここ2年くらいで通販サイトでは中国メーカーのドライブレコーダーの人気モデルが目立っていますが、amazonなどで出品されている中国メーカーの製品は良い物と悪いものの差が激しく、いまだにハズレを引くと痛い目を見る可能性があります。

一括りに中国製品と言っても、その生産と流通の背景は様々でその違いを理解すればハズレを引く確率は下がるでしょう。

AUTO VOXさんは過去に100台以上のドラレコのテストを行って来た私が最も安定性・先進性の高いドラレコメーカーだと感じています。

中国メーカー製品の良し悪しの見分け方

amazonなどで出品されている中国メーカーの製品は、生産の背景や流通経路別に括ると以下の3つのパターンがあります。

①工場が業界で出回っている汎用パーツの定番構成で生産したモデルを中国人セラーに卸し、中国人セラーがamazonで販売する

②工場が独自に企画を行い、オリジナルに近いパーツ構成でドラレコを生産し、中国人セラーに卸し、中国人セラーがamazonで販売する

③工場が独自に企画を行い、オリジナルに近いパーツ構成でドラレコを生産し、直接amazonで販売する

 

このうち、品質や性能的に最も不安定になるのが、①の「汎用パーツの定番構成で生産したモデルを中国人セラーに卸し、中国人セラーがamazonで販売する」パターンです。

これらのドライブレコーダーはグローバル向けに大量に生産した物を中国人セラーに安く供給したもので、安さが魅力なのは良いのですが、どこの工場で生産しているか分からないですし、セラー側もブランドを育てる意識が希薄ですので、デバッグ(不具合の修正)がしっかり行わない可能性が高いです。

また、ほとんどの中小の中国メーカーは日本の法令に詳しくない事が多く、amazonで販売されているWiFi対応モデルなどは、日本での使用に必要な技適認証を受けていない事が多く、超売れ筋モデルでもWiFi機能を使用すると違法になるものがあります。(確認したところ、売れ筋ランキングの上位モデルでもそう言うものがありました)

技適認証について詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。

WiFi対応のドライブレコーダー 12選 2018年版

逆に最も品質が安定し、オリジナリティが高くサポート体制も充実しているのが、③の「工場が独自に企画を行い、オリジナルに近いパーツ構成でドラレコを生産し、直接amazonで販売する」パターンです。

AUTO VOXは正にこのパターンで、元が車載の液晶やバックカメラを得意としていた工場であるだけに、日本でドラレコを販売している比較的知名度の高い中国系のメーカーの中でも信頼度や先進性が高いメーカーであると感じています。

AUTO VOXが日本で販売しているドライブレコーダーは10モデルくらいありますが、この記事ではその中でも特におすすめ出来る7つのモデルをご紹介します。

WiFi対応の液晶なしコンパクトモデル

以下の「D6 PRO」はおそらく2017年~2018年に掛けての一時期、amazonで最も売れていたWiFi対応のドライブレコーダーかと思います。

現状ではユピテルなどから安価なコンパクトモデルが発売されたり、ドラレコ市場全体で液晶なしのモデルも増えた事から以前ほどの絶大な人気はありませんが、コンパクトでスタイリッシュなデザインと基本性能の高さ、動作の安定性が魅力のモデルです。

D6 PRO
17.08発売
1920×1080/30fps/WDR
西日本LED信号は非対応の可能性あり
録画視野角水平107~110°
microSD付属なし
microSD最大64GB
GPS非対応
WiFi対応(製品として技適認証取得済み)
駐車監視モード
タイムラプス
手動起動
専用ケーブル
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

日本で販売している「D6 PRO」は、イメージセンサーにパナソニック製の物を採用しており、昼間・夜間ともに比較的明るく、ナンバー認識程度もそこそこ高いのが特徴です。

WiFiアプリの日本語へのローカライズは少し怪しい部分もありますが、使用上の問題はないレベルかと思います。

なお、駐車監視についてはライムラプスとなっています。

「AUTO・VOX」WiFi対応ドライブレコーダー「D6 PRO」のレビュー、評価

バックカメラ付きルームミラータイプ

スタンダードルームミラータイプは以下の2モデルとなっています。

M6M8
17.07発売18.0?発売
2304×1296/27.5fps/WDR
LED信号対応
録画視野角 水平100°不明
microSD付属なし
microSD最大64GB
GPSなし
駐車監視モード
動体検知
手動起動
専用ケーブル
AUTO-VOX
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

「M6」はちょっと変わったバックカメラ付属モデルで、リバース信号を検知する事でミラー内の4.5インチ液晶画面にバックカメラ映像が出力される仕様となっています。

録画に関してはフロントカメラのみになりますが、画質に関してはまずます明るく、精細感も標準レベル以上です。

このモデルはスペック表記では出力フレームレートは30fpsであるものの、録画ファイルは27.5fpsで生成されており、西日本LED信号にも対応しているとの事です。

駐車監視に関しては手動切り替えの動体検知となり、専用の常時電源ケーブルが別売されています。

「AUTO・VOX」2カメラ ミラー型ドライブレコーダー「M6」のレビュー、評価

M8はについてはM6の上位モデルと言う位置付けで、液晶部分が6.86インチとM6よりも大型になり、後方の視認性が向上しているようです。

このモデルは未テストではありますが、おそらく画質はM6に近いものであると考えられます。

AUTO・VOX バックカメラ付きドラレコ「M8」発売

スマートミラータイプの2カメラモデル

このカテゴリーは2018年の3月頃にAUTO VOXから「X1」と言うモデルが発売され、その後に一気にに他社からも類似モデルが発売されており、カテゴリーとして急成長しています。

AUTO VOXのスマートミラー型のドライブレコーダーは以下の4モデルとなっています。

X1 ProX1 X2A1
18.??発売18.03発売?18.??発売18.??発売
液晶解像度 IPS 400×1600(64万画素)
フロント:2304×1296/27.5fps
リア:1280×720/25fps
フロント:1920×1080/30fps
リア:1280×720/25fps
フロントのみLED信号対応
リアは東日本で同期
LED信号対応不明
フロント:水平120°
リア:水平85°
フロント:対角140°(レンズ)
リア:対角140°(レンズ)
リアカメラケーブル9mリアカメラケーブル8mリアカメラケーブル10mリアカメラケーブルの長さ不明
microSD付属なし
microSD最大128GB(メーカー推奨64GBまで)microSD最大64GB
GPS付属(外付け)GPS非対応
駐車監視モード
衝撃検知
自動起動
専用ケーブル付属専用ケーブルOP不明
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

「X1」「X2」

これらのベースとなるのは最初に発売された「X1」ですが、「X2」はリアカメラ中継ケーブルが10m(「X1は8m)のバージョンとなります。

ケーブルに関しては30系アルファードでカメラをリアガラス上部に設置し、配線をマット下に這わせても8mで足りており、リアカメラから伸びているケーブルも1m程度の長さがありますので、ほとんどのケースでは「X1」でもケーブル長は足りるかと思います。

フロントカメラの録画解像度は「2304×1296」、リアが「1280×720」となりますが、他社も含めたこのタイプのドライブレコーダーの中で、前後ともにかなり明るめの映像で、街灯がないような暗い道でも他のモデルと比べて抜群に後方の視認性に優れるのが「X1」「X2」の特徴となります。

スマートルームミラー型 2カメラドライブレコーダーAUTO VOX「X1」「X2」

「X1 Pro」

「X1 Pro」はベースは「X1」ですが、ミラー筐体が純正のルームミラー交換式となっており、リアカメラ中継ケーブルが9mとなります。

ケーブル類は全て付属のケーブルカバーからルーフパネルに引き込む事が可能で、設置後の車内インテリアの一体感に優れています。

画質面の特徴は、フロントカメラは「X1」と同様ですが、リアに関しては後続車両のヘッドライトの絞りが強めになっており、その分夜間の街灯がない道での視認性では「X1」に劣ります。

どちらかと言うとカメラをリアバンパーやナンバープレート付近の後続車両のヘッドライトが当たり易い位置に設置したい方向けかと思われます。

AUTO VOX ルームミラー交換型2カメラドラレコ「X1 Pro」のレビュー・評価

「A1」

「A1」はAUTO VOXのスマートミラー型のドライブレコーダーの中では、最も新しく価格が安い廉価バージョンとなります。

録画解像度はフロント「1920×1080」と他のモデルよりも低く、GPSにも非対応のようですが、フロントカメラがミラー下に飛び出しており、純正の運転支援システムなどで視界が遮られないような配慮がされているモデルです。

また、フロント筐体のカメラは車内向けにも回転させられますので、フロントには既設のドライブレコーダーを設置し、車内と後方は「A1」で撮影するという3カメラ体制の構築にも適したモデルとなります。

リアカメラのイメージセンサーはどうやら他のモデルと同様のようですので、スマートミラー型モデルの生命線とも言うべきリアカメラの画質を落としたバージョンではなさそうです。

AUTO VOXのドライブレコーダーのまとめ

以上、AUTO VOXのおすすめドライブレコーダーを7つご紹介しました。

最近のドラレコのトレンドは2カメラ化と多機能化となっており、市場的にもこれらのモデルが増えていますが、スマートミラー型に関してはリアカメラの画質がピンキリで、他社の安いモデルは視認性が悪い事が多いですが、実績のあるAUTO VOXのモデルについては、どれも比較的安定している為、安心しておすすめが出来ます。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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