実機レビュー 新型 純正交換タイプミラー型ドラレコ AUTO VOX「V5 Pro」の評価

※2020年4月29日更新~実機レビューを追記しました。記事下にクーポンあります。

こんにちは!Omiです。

AUTO VOXの「X1 Pro」と言えば2018年に発売された純正ミラー交換タイプのスマートミラーの先駆け的な存在ですが、そろそろモデルチェンジの時期を迎えているようで、新型モデル発売の情報が入ってきました。

新型の「V5 Pro」は型番から推測すると、業界初の右ハンドル車用の右レンズタイプになるものと考えられます。

  1. 「V5 Pro」のスペック
  2. 「V5 Pro」の付属品とデザイン
    1. フロント筐体のデザイン
    2. リアカメラのデザイン
    3. 電源ケーブル
  3. 「V5 Pro」の取付について
  4. 「V5 Pro」のインターフェイスについて
  5. 「V5 Pro」のバックカメラとしての使い勝手
  6. 「V5 Pro」のスマートミラーとしての使い勝手
    1. 単体使用でのインプレッション
    2. 視野角と後続車両との距離感
    3. 昼間の逆光補正
    4. 夜間の明るさ
    5. 後続車両のヘッドライトの見え方
    6. スマートミラーとしての見え方のまとめ
  7. 「V5 Pro」のドライブレコーダーの画質と機能・性能について
    1. フロントカメラの画質
      1. 録画視野角について
      2. ナンバー読み取り精度について
      3. トンネル出口での逆光補正について
      4. 夜間のナンバー読み取り精度について
      5. 夜間の明るさについて
    2. リアカメラの画質
      1. 録画視野角について
      2. 昼間のナンバー認識について
      3. 逆光補正について
      4. 夜間の明るさについて
  8. 「V5 Pro」のフレームレートとLED信号の映り方について
  9. 動画の再生方法について
    1. ミラー液晶での再生
    2. PC専用ビュワーでの再生
    3. PC汎用ビュワーでの再生
  10.  駐車監視の仕様について
  11. 外部電源を使用した駐車監視の運用について
  12.  使用可能なmicroSDカードの最大容量
  13.  地デジへのノイズ干渉について
  14. 「V5 Pro」の総評
    1. 取り付けの簡易性
    2. バックカメラとしての使い勝手
    3. スマートルームミラーとしての使い勝手
    4. ドライブレコーダーのとしての画質と使い勝手

「V5 Pro」のスペック

「V5 Pro」のスペックは以下の表の通りです。

V5 Pro
※AUTO VOX製品の転売品が出回っていますが、正規ルート以外での購入はサポートの対象外となるそうです。正規販売店は、①amazon~I-carmore、②楽天市場~ALinks、③Yahoo!ショッピング~TA-Creative
■ amazon AUTO VOX「V5」
■ 楽天市場 AUTO VOX「V5」
■ Yahoo AUTO VOX「V5」
9.35型IPS液晶
フロント:1920×1080/27.5fps
リア:1920×1080/25fps
LED信号対応
レンズ視野角
フロント:
リア:
リアカメラケーブル
2.5m+6m+1.5m?
microSD付属なし/最大64GB
GPS外付け付属
駐車監視モード
衝撃検知
専用ケーブル付属
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

先行して販売されている右レンズタイプのミラー貼り付けタイプの「V5」と同様にカメラ解像度は前後フルハイビジョンとなります。

駐車監視については「X1 Pro」と同様に付属の3芯ケーブルを使用しての衝撃検知録画です。

なお、2018年モデルの「X1」「X1 Pro」ではリアカメラが別の物に差し替わっていましたので、 「V5 Pro」についてもカメラが別物になったり、ソフトウェアでの処理が変わってくる可能性はあります。

※説明書にはフロント・リアカメラともイメージセンサーの種類は記載されていませんでした。

「V5 Pro」の付属品とデザイン

レビュー概要や操作方法等については以下のレビュー動画でも解説しています。(1月作成の動画ですが、コロナの影響で生産が遅れた関係で公開もずらしました)

「V5 Pro」の付属品は以下の通りです。

①9.35型ミラー液晶

②リアカメラ+1.5mケーブル+ステー2種

③リアカメラ接続4芯6mケーブル

④3芯電源ケーブル2.5m

⑤GPSアンテナ(両面テープ)

⑥ミラーアタッチメント

⑦ヒューズ電源ケーブル×2(低背型)

⑧取扱説明書

フロント筐体のデザイン

9.35型のフロント筐体は9.66~9.88型と本体サイズはほとんど変わりません。

また、インチ表記は対角線の長さが基準となりますが、9.35型の「V5 Pro」は液晶部分の四隅のRが緩いカーブとなっている為にインチは稼げませんが、Rがきつい9.66~9.88型と液晶面積はほとんど変わりません。

サイズは純正ミラーよりもほんの少し高さがありますが、幅はほとんど変わりません。

ボタン類は一切なく、本体下部のカバーを開けるとmicroSDカードスロットと、開発者用のminiUSBポート(使わない)が出てきます。

ケーブルは背面から伸びていますので、上部はフラットです。

リアカメラのデザイン

リアカメラは「V5」と同様にスタンダードなバックカメラ形状となっており、ステーが2種類付属しますが、ミニバンのリアガラスのような垂直面には取り付けできません。

他社のリアカメラはケーブルの長さが0.5mが主流ですが、AUTO VOXの製品は1.5mと長めですので接続部の配線を隠すのに融通が利く仕様となっています。

リアカメラの接続端子は4芯となっており、中継ケーブルの長さは6mです。

因みに旧モデルの「X1 Pro」は5芯形状ですので、互換性はありません。

また、最近のスマートミラーのリアカメラは4芯のものが多いですが、芯の配列か映像の出力方式のいずれが微妙に異なるらしく他社の製品は認識されません。

電源ケーブル

電源ケーブルは車両側が赤(ACC)・黄(BATT)・黒(アース)の3芯でGPSジャックも一体化しています。

ドライブレコーダーの駐車監視用3芯直結ケーブルの接続方法のまとめ
...

ミラー筐体側は9芯ですので「X1 Pro」と同じですが、リアカメラ受けの部分が4芯ですので5芯の「X1 Pro」とは異なります。

「V5 Pro」の取付について

今回は初期型リーフに取り付けを行いました。

純正ミラーが「Murakami 7225/7227」などであれば、ミラーを外して台座にステーをはめ込むだけです。

ルームミラーの交換、取り外し方法
...

リーフの場合には特殊なリモコン受信機が内蔵されたミラーでしたが、ミラーを外した後の取り付けは「Murakami 7225/7227」と同様でした。

なお、ステーを固定するボルトを締めるのに「X1 Pro」では付属の六角レンチが必要でしたが、「V5 Pro」では通常のネジタイプとなります。

また、「X1 Pro」ではコードレールが付属していましたが、「V5 Pro」にはありませんでしたので、純正のコードレールを流用しました。(ピッタリははまりませんが違和感ない程度に)

【X1 Pro】

今回はリアカメラを車外リアスポ下に取り付けを行い、夜間の映像のみ車内に取り付けたバージョンでの比較も実施しています。

リアカメラ接続ケーブルは6mですが、カメラ部分の1.5mと電源ケーブル部分の2.5mを足すと総長は10mとなり、充分な長さになりますので、ミニバンなどでもマット下にケーブルを這わせる事が出来そうです。

「V5 Pro」のインターフェイスについて

「V5 Pro」の電源ONから録画開始までの起動時間は13秒程度で、2カメラドラレコとしてはやや遅い部類に含まれます。

インターフェイスは「V5」と同系統のもので操作性は良好ですが、「X1/X1Pro」の系統と比べるとメニューサイズが小さく、動きも項目送りのような形ですので、段付きなしでスマホのように滑らかにスライドする「X1/X1Pro」とは異なります。

主な設定項目の有無は以下の通りです。

・液晶の明るさの自動調整項目~あり

・車線逸脱表示機能~警報機能自体が存在しない

・GPSの方角表示~表示画面が切り替えで独立

・日時表示~表示のON/OFFあり(日時表示部分をタップ)

※実際の操作イメージは以下の動画で解説しています。

「V5 Pro」のバックカメラとしての使い勝手

「V5 Pro」のバックカメラ機能は、スマートミラーとしてはスタンダードなもので、リアカメラ中継ケーブルの赤線をバックランプの+線などに接続する事でバックギアに連動して画面が切り替わります。

映像の位置調整はドラッグ操作で行う事が可能で、ガイド線の調整も出来ます。

スマートミラー型のバックカメラ機能の弱点はバンパーが映らないので距離感が掴めない点が挙げられ、これは他のモデルも共通であり、純正バックカメラではこのように映るシチュエーションでは…

こう見えます。

なお、スマートミラーのバックカメラ機能には全般的に人によっては使いにくいと感じるような問題点もありますので、バックカメラ機能について真面目に考えている方はこちらの記事にも目を通しておいた方が良いです。

スマートミラーのバックカメラ機能はどこまで使えるものなのか?
...

「V5 Pro」のスマートミラーとしての使い勝手

スマートミラーとしての使い勝手については、単体使用のインプレッション(印象・感想)を述べた後に以下の3モデルとの比較結果を報告します。

①AUTO VOX「X1 Pro」~左レンズ/9.88型液晶/リア100万画素

②AUTO VOX「V5」~右レンズ/9.35型液晶/リア200万画素

③MAXWIN「MDR-C005A/B」~左レンズ/9.66型液晶/リア200万画素

※「MDR-C005B」以外は全て原則としては車外設置を前提とした防水カメラですが、車外・車内の2パターンの設置状況でのテストを実施。

単体使用でのインプレッション

インプレッションは感覚的なのものですが、映像がパキッとクッキリ映し出され、非常に精細感が高いと言う印象を受けました。

夜間の映像については市街地では充分な明るさ、暗い場所でもそれなりに明るく映ると言う感想を持っています。

なお、リアカメラのフレームレートは25fpsで、他のスマートミラーと同等ですが、25fpsと言うのは1秒間に25コマの画面の切り替わり速度の事です。

過去に何度か25fpsのカクツキ具合についてご質問を頂いているのですが、初めてスマートミラーを使う方だと私がそうであったように若干違和感を覚えると思いますが、慣れるとカクツキは感じなくなると思います。

 

なお、前回「V5」をテストした時には気が付きませんでしたが、液晶の表面が従来のシルバーの「X1 Pro」から、黒っぽい色に変更されており、車内の映り込みは若干軽減されているように感じました。

この辺りは言葉でも映像でも伝えるのが難しいのですが、液晶を消した状態で「V5 Pro」の方が「X1 Pro」と比べて少しだけ周囲が暗く見えるのがお分かり頂けるでしょうか?

液晶とベゼルの境界線部分を見比べると「V5 Pro」の黒さと映り込みの少なさが分かり易いかも知れません。

ただし、車種や取り付け状況、またはドライバーの感覚によっては映り込みが気になる事もあるかも知れません。

反射を避けるため、画面をオフにした状態で着座位置からリアガラスが見えるような角度には設置しないようにしましょう。

内装が光を反射し易い淡色系の車は映り込みがきつくなりがちですが、反射防止フィルムを使用すると映り込みが軽減されます。

スマートミラーの反射防止フィルムの効果を4つ比較テスト
...

他のモデルとの比較ポイントは次の4つの項目です。

①視野角と後続車両との距離感

②昼間の逆光補正

③夜間の明るさ

④後続車両のヘッドライトの見え方

視野角と後続車両との距離感

「V5 Pro」のスマートミラーとしての視野角は、「V5」と全く同じでスマートミラーとしては最も広い部類に入る水平123°程度です。

視野角が広くなればなるほど、後続車両との距離感が掴みにくくなる反面、全体の状況が把握し易くなります。

「V5 Pro」の液晶をOFFにして平面鏡として使用した場合と、液晶をONした場合の視野の比較はこちらの通りです。

【平面鏡】

【液晶ON】

このようにサイドミラーよりも車が小さく映っています。

昼間の逆光補正

昼間の逆光補正能力に関しては、スマートミラーの中では標準的な部類に入ります。

※こちらの画像はiPhoneのカメラ性能のせいで白飛びしてますが、実際の映像はドラレコ動画に近いものとなります。

夜間の明るさ

夜間の市街地ではどれも充分に明るく映り、実用性に差は見られません。

暗視能力については、カメラを車外に設置した状態では「X1 Pro」「MDR-C005A」と同程度となっており、スマートミラーとしては標準的な明るさで、街灯がない場所でもそこそこ明るく映ります。

液晶を撮影した映像では液晶そのものの明るさの差があるので正確な比較は難しいのですが、元になるドラレコ動画はこのような見え方です。(若干「X1 Pro」が明るい印象ですがクラスとしては同等かと)

純正のフィルムが貼ってあるリアガラスの手前にリアカメラを設置し場合には、どれもそこそこ影響を受けて暗くなります。

※C005Aは室内用カメラのC005Bに差し替え





最近ではリアガラスのフィルムの影響を受けにくい調整が入った室内専用モデルも出て来ていますので、「V5 Pro」は車外設置専用と考えた方が良いでしょう。

後続車両のヘッドライトの見え方

後続車両のヘッドライトの防眩能力は、スマートミラーとして最も重視したいポイントです。

ミラーを撮影した映像は派手に白飛びしてしまいますので、ドラレコ映像を見てみましょう。

防眩能力は「V5」と全く同じで「MDR-C005A」とも同程度、「X1 Pro」よりも落ちています。

スマートミラーとしての見え方のまとめ

「V5 Pro」のスマートミラーとしての特徴をまとめると、ミラーに被せるタイプの「V5」と全く同じと言う結果でした。

①夜間の明るさは、車外・車内設置のいずれの場合でも標準クラスの「X1 Pro」とほぼ同程度

②後続車両のヘッドライトの防眩効果は低い部類

③視野角は水平123°で非常に広い部類に入り、広範囲の状況認識に向いている反面、距離感は掴みにくい

④リアカメラはフルハイビジョンなので、映像のクッキリ感は非常に強い

となります。

車内への設置には向いておらず車外向けですが、フルハイビジョンのスマートミラーとしては概ね標準的な画質で、広範囲を視野に収めたい人向けの超広角モデルと言えそうです。

なお、最近のAUTO VOX製品は保証期間が通常1年のところ、1年半に延長出来るものが増えており、品質やサポートに期待して選ぶのもありかな?と思います。

「V5 Pro」のドライブレコーダーの画質と機能・性能について

ドライブレコーダー画質は、次のポイントについてケンウッドの「DRV-340」とフロントカメラの比較を行い、その他のモデルとはリアカメラの動画のみを比較しました。

①録画視野角について

②ナンバー読み取り精度について

③トンネル出口での白飛び耐性について

④夜間のナンバー読み取り精度について

⑤夜間の明るさについて

フロントカメラの画質

フロントカメラの画質はケンウッドの「DRV-340」とのみ比較を行っています。

録画視野角について

視野角については、レンズ視野角が対角145°と記載されていますが、録画視野角の実測値はドラレコとしては広めの水平120°程度でした。

ナンバー読み取り精度について

フロントカメラのイメージセンサーの種類は不明ですが、録画視野角は広いもののナンバー認識精度はフルハイビジョンクラスの標準レベルを確保しています。

トンネル出口での逆光補正について

今回比較したケンウッドの「DRV-340」はHDR対応モデルですが、こちらに比べるとやや白飛びが強めに出ていますが、中国メーカーの一般的なWDRモデルと比べると良い方だと思います。

夜間のナンバー読み取り精度について

先行車にヘッドライトの光が強く反射した状態でのナンバーの読み取り能力は「DRV-340」とそれほど変わりません。

最も強く反射した部分は読み取り出来ません。

夜間の明るさについて

夜の市街地では非常に明るく映り、ドラレコ全体の中でも明るさは最高クラスとなっています。

街灯が少ない場所でのヘッドライトのみでの走行時にも同様に明るさは最高クラスです。

暗視能力については僅かな光でもそれなりに明るく映りますが、それほど暗視が得意と言う訳でもありません。

リアカメラの画質

リアカメラの画質はこちらの3モデルと比較しました。

①AUTO VOX「X1 Pro」~左レンズ/9.88型液晶/リア100万画素

②AUTO VOX「V5」~右レンズ/9.35型液晶/リア200万画素

③MAXWIN「MDR-C005A/B」~左レンズ/9.66型液晶/リア200万画素

※「MDR-C005A」以外は全て原則としては車外設置を前提とした防水カメラですが、車外・車内の2パターンの設置状況でのテストを実施。

なお、リアカメラのドラレコ画像の一部がミラーにそのまま出力されていますので、スマートミラーの実際の見え方はドラレコ動画が参考になります。

録画視野角について

「V5 Pro」のリアカメラの録画視野角は、ドライブレコーダーとしては広めの水平123°程度です。

昼間のナンバー認識について

「V5」のリアカメラは視野角が広め目ですので、広範囲の状況認識に向いている反面、狭角モデルと比べると、ナンバー認識では不利になります。

100万画素の「X1 Pro」よりはナンバー認識精度が高いですが、視野角がやや狭い「MDR-C005A」と比べると若干にじみが出ます。

逆光補正について

トンネル内などの逆光補正については、どれも実用上は問題のないレベルですので、ドライブレコーダーとしてはあまり気にしなくても良いでしょう。

夜間の明るさについて

夜間の明るさに関してはスマートミラー機能で説明した内容と被りますが、いずれも市街地や後続車両がいる場合の明るさは充分です。

街灯がなく、後続車もいない状態ではこのような見え方となります。

【リアカメラ車外設置】

【リアカメラ車内設置】

明るさに関してはこの4モデルは標準的でほどんど同じクラスかと思います。

「V5 Pro」のフレームレートとLED信号の映り方について

「V5 Pro」のフロントカメラのフレームレートは27.5fpsですので、西日本・東日本の何れにおいても高速点滅して映るでしょう。

リアカメラは25fpsですので東日本で同期する可能性がありますが、後方ですので問題ありません。

ドライブレコーダーで信号は点滅して映った方が良い?
...

動画の再生方法について

「V5 Pro」の動画の再生については、ミラー液晶、PCの専用ビュワー、PCの汎用ビュワーでのテストを行いました。

ミラー液晶での再生

ミラー液晶での再生に関しては、他社モデルと同様に操作性は良好です。

「X1」「X1 Pro」などの製品とはインターフェイスが異なり、全画面ではないものの6~7インチ程度の液晶枠での再生が可能ですので、動画の視認性に優れています。

※詳細は以下動画で説明しています。

PC専用ビュワーでの再生

専用のPCビュワーのインストーラーはmicroSDカード内に自動生成されます。

ビュワーとしては使い易いですが、機能は必要最低限で前後の同期再生は出来ません。

機能をまとめると以下の通りとなります。

①前後同期再生~×

②前後個別再生~〇

③映像の拡大縮小~×

④地図への走行軌跡の表示~〇

⑤速度の表示~〇

⑥方位計の表示~〇

⑦Gセンサーグラフの表示~〇

⑧再生速度調整~×

⑨明るさの調整~×

※詳細は以下動画で説明しています。

PC汎用ビュワーでの再生

PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されているソフトでの再生も可能でした。

 駐車監視の仕様について

「V5 Pro」の駐車監視の録画方式は付属の常時電源ケーブルを使用した衝撃検知録画となります。

・設定をONにしておくことでエンジンOFF時に自動で待機モードに切り替わりますが、衝撃の数秒後からの録画開始になります。

ドアの開閉程度の衝撃で反応したりしなかったりですので、確実に衝突前後の状況を押さえるには外部バッテリーと組み合わせて常時録画を継続する運用がおすすめです。

駐車監視の面倒な操作から開放されるLaBoon!!企画の「iZONE」
...

外部電源を使用した駐車監視の運用について

外部電源を使用した駐車監視のテストは、「UPS400」「MIGHTYCEL」で行い、正常な動作を確認しました。

※いずれのバッテリーでも出力側の常時電源線に「V5 Pro」の赤線・黄線を接続します。

駐車監視の駆動時間の計測は走行中の常時録画モードで「UPS400」のみで実施しましたが、それぞれのバッテリーでの駆動時間の予測はこちらの表の通りとなります。

※こちらのテストでは「UPS300」での本製品の駆動に問題は出ていませんが、「UPS300/400/500」の出力は12V/1A/12Wまでとなっており、スマートミラー型での運用は電力不足で不具合が出る可能性があります。

従ってMEDIK「UPS300/400/500」では不具合が出る可能性がありますので、「本機」と合わせて使用する場合には24W~36Wと出力に余裕があるMIGHTYCELL、iCELLをおすすめします。

型番UPS300
UPS400
UPS500EN6000/B6AEN12000/B12AiCELL
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh422Wh
駆動時間4時間16時間10.5時間21時間52時間
満充電180分240分50分100分150分

ikeep「iCELL B6A/B12A」

ikeep「iCELL B40A」

ikeep MIGHTYCELL

 使用可能なmicroSDカードの最大容量

「V5 Pro」のmicroSDカードのサポート範囲は128GBまでとなっていますが、以下の200GB以上のカードでの1時間の録画・再生に異常は見られませんでした。(1時間当たりの録画容量は前後合わせて11~12GB)

■ サンディスク200GB Class10

■ サムスン256GB U3

偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?
...

 地デジへのノイズ干渉について

「V5 Pro」の単体使用では、初期型リーフ+純正ナビの組み合わせで影響は確認出来ず、ミラー型のモデル2台の同時起動でアンテナが1本減りました。(車種やカーナビの種類、アンテナの位置で状況は変わる事があります)

ラジオへの干渉は確認出来ませんでした。

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策
...

「V5 Pro」の総評

「V5 Pro」の評価をまとめると以下の通りとなります。

取り付けの簡易性

本機は純正ミラーとの交換式となりますので、取り付け難易度はスマートミラーの中でも高めになります。

自信のない方は専門業者さんに取り付けをお願いした方が良いでしょう。

なお、リアカメラ中継ケーブルの総長は、1.5m+6m+2.5mの計10mですので、ミニバンなどでもマット下などに這わせる事が出来るかと思います。

バックカメラとしての使い勝手

バックカメラとしては、視野角が水平123°とやや広めではあるものの、バンパーを映す仕様ではありません。

従ってスマートミラータイプのドラレコ全体の中では標準的な使い勝手と言えるでしょう。

スマートルームミラーとしての使い勝手

「V5 Pro」のスマートミラー機能は「X1 Pro」と良く似たものではありますが、各項目の評価をまとめるとこちらの表の通りになります。

 明るさ防眩視野角距離感精細感
9型リア200万画素の前後セパレートカメラ
MDR-A001A★★★★★★★★★~★★★★★★~★★★★★~★★★★
MDR-A001B★★★★★★★★★★~★★★★★★★★★★~★★★★★★~★★★★
12型3カメラリア200万画素
AKY-X3GTL 車内カメラ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X3GTL 車外カメラ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MRC-PRO1G★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素の中央レンズ/フロント360° 500万画素
AKY-V360ST車外カメラ★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-V360S車内カメラ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素のセパレート中央レンズ
MDR-C010★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C009★★★★★★★★★★★★★★★★★★
PR998★★★★★★★★★★★★★★★★★★
10型リア200万画素のセパレート中央レンズ
X6★★★★★★★★★★★★★★★★
HYM-GS350★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素の右レンズ
H612R★★★★★★★★★★★★★★★★★
PR996★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
G850★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C007B2★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X2GR★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X3GR★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素の左レンズ
MDR-G002★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C006A2★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X2★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X3G★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
G840S改★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
G840S★★★★★★★★★★★★★★
10型リア200万画素の右レンズ
MDR-C003A1X★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
V5
V5 Pro
★★★★★★★★★★★★★★★★★
PR992★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
10型リア200万画素の左レンズ
YA-350★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C004B3★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C004
MDR-C005B
★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C005A★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-D001★★★★★★★★★★★★★
MDR-E003★★★★★★★★★★★★★★
MDR-H001★★★★★★★★★★
MR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-B001★★★★★★★★★★★★★★★★★
10型リア100万画素の左レンズ
MDR-C002
MDR-C003
★★★★★★★★★★★★★★★
X1/X2★★★★★★★★★★★★
X1 Pro★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
は2pt、☆は0.5pt

純正ミラー交換式としては「X1 Pro」よりも視野角が広く、精細感が高く、明るさでは同等、防眩能力では下回っています。

他社品の純正交換式で200万画素左レンズタイプ「MDR-C005AB」と画質面では概ね同程度と言った印象です。

純正ミラー交換式では、これを明らかに超えるような製品は今のところ見ていませんが、ミラーに被せるタイプの場合には強烈な防眩効果のあるものが増えていますので、そちらも検討する価値はあるでしょう。

まだ付けてないの?後付けスマートミラー型ドラレコのまとめ
...

なお、最近のAUTO VOX製品は保証期間が通常1年のところ、1年半に延長出来るものが増えており、品質やサポートに期待して選ぶのもありかな?と思います。

ドライブレコーダーのとしての画質と使い勝手

ドライブレコーダーとしては、前後ともに一般的なドラレコと比べると夜間が非常に明るく、視野角もそこそこ広い為、かなり優秀なモデルだと思います。

なお、AUTO VOX製品の転売品が出回っていますが、正規ルート以外での購入はサポートの対象外となるそうです。

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④ALinks通販

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クーポンコード:LABOONV5PRO

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■ 正規販売店 Yahoo AUTO VOX「V5 Pro」
■ 正規販売店 ALinks通販 AUTO VOX「V5 Pro」

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 後付けスマートルームミラーのまとめ

■ 完全版!ドライブレコーダー メニュー入口

■ 初心者必見!ドライブレコーダーを選ぶ上で押さえておきたい7つの重要なポイント

■ ドライブレコーダーの取り付け方法をまとめて解説

コメント

  1. こーやん より:

    これはレビューが楽しみです!
    マックスウィンのMDR-C007B2レビューを拝見して、それに決めてしまおうかとも考えていたのですが、純正ミラー被せのゴムバンド止めがイマイチ好きになれないため二の足を踏んでました。
    3月の頭に長距離旅行を計画していて、それまでには付けたいなと色々物色中なので、2月発売なら間に合うかも!
    いつもいろんなレビーを拝見させて頂き、購入の参考にさせて頂いており大変助かってます。レビュー作成はとても大変かとお察します。有難うございます。よろしくお願い致します!

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      こーやん様
      AUTO VOXは中国メーカーの中でも最近は保守的と言うか、品質重視のような方向性が目立ちます。
      単純な性能だけだと、チャレンジ精神旺盛な野心的新興メーカーの方が良いですね。
      「V5 Pro」も今週~来週にレビュー出来ますが、新しさを感じるモデルではないです。

      • こーやん より:

        omi様
        ご返信有難うございます。
        なるほど、目新しさを求めず安定を求める方向けという事ですね。
        やはり先進的な機能を載せてこられると唆られちゃいますよね(笑)
        愛車がCX-8でフロントガラスにセンサーユニットがドーンと鎮座してしまっているので、ミラーの下中央にカメラが設置されていて、センサーユニットが映り込まないタイプのミラー交換型が出てくれれば即飛びつくのですが…
        そんなのが出てくるのを待ってたら永遠に買えなさそうで困ってます(苦笑)
        最近は次々と新しい機種が色々出てきてるみたいなので、レビュー楽しみにしています。

        • 管理人Omi 管理人Omi より:

          こーやん様
          AUTOVOX製品は保証期間を1.5年にしているものが多く、安定性と保証を売りにして1モデルを長く売りたいように見えますね。
          前後レンズがセパレートのモデルもありましたが、あまり売れなかったようで今は消えちゃってます。

  2. トンちゃん より:

    当方7.5mのキャンピングカーを所有しています。どのミラー型ドライブレコーダーを見ても、延長ケーブルが10mと短いのばかりです。15mから17m位まで延長できるミラー型ドライブレコーダーってAUTOVOX製品でないですかね?ご存知でしてら、ぜひ教えていただけると助かります。よろしくおねがいします。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      トンちゃん様
      AUTOVOX製品は現行だとV5/V5Proになりますが、いずれもカメラ部分のOUT側は4芯です。
      以下のような汎用の4芯延長ケーブルを使用すれば延長可能な可能性がありますが、具体的にどれが適合するか分かりません。
      https://amzn.to/2t5wLEu

  3. 神父村 より:

    いつも楽しく拝見しております。
    本体下部の「開発者用のminiUSBポート」は、モバイルバッテリーを繋いで駐車監視用の給電をできるのでしょうか?
    USB300などは使用したくない車両(軽量化)なので、年に数回の長時間駐車はモバイルバッテリーで監視できればと思い、お尋ねした次第です。
    V5はtypeC端子からモバイルバッテリーで稼働できる事は確認済なのですが、配線や取付方法はproが魅力的で…
    ご回答を宜しくお願いいたします。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      神父村様
      「開発者用のminiUSBポート」からは給電出来ませんでしたので、Cから給電時にデータの送受信だけを行うためのポートだと思います。

  4. ヤマモト より:

    V5 Proの時刻表示が正常でないのは何故かお聞きしたいです。

    V5 Proと外部バッテリーikeep MIGHTYCELL「EN12000」を接続しスイッチを設置しています。
    駐車場監視モードからエンジンONにより常時監視モードに移行する時。
    エンジンONする前にドアの開閉により、V5 Proは駐車監視モードによるロックが掛かる。ロックが終了してからエンジンONにすると時刻表示が正常な時を示すが直ぐに初期時刻10/10/2019を示してしまう。正常な時刻を表示しない。
    この時接続スイッチをOFF/ONで刺激を与えると正常な時刻を表示する。
    自宅では接続スイッチをOFFにして駐車監視モードにしない。が、接続スイッチをONにしてから、エンジンONし走行しても、時刻が初期時刻10/10/2019のままになる。暫くして正常時刻に変わる時もあるが、変わらない時もある。かませスイッチを何度かON/OFFして刺激を与えることにより正常時刻を示すことが多い。
    時刻の表示が不安定なのは何故でしょうか?

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      ヤマモト様
      EN12000とV5Proの接続は
      ①EN12000の白 to V5 Pro 黃
      ②EN12000の赤 to V5 Pro 赤
      ③EN12000の黒  to V5 Pro 黒
      でしょうか?

      それとも
      ①EN12000の白 to V5 Pro 黃
      ②EN12000の白 to V5 Pro 赤
      ③EN12000の黒  to V5 Pro 黒
      とし、赤線の手間にスイッチを入れている感じですか?

      • ヤマモト より:

        スイッチの嚙ませ方
        を参照にエーモンの貼り付けスイッチ3228を使用し

        ①MIGHTYCELLの白とスイッチの赤を接続
        ②MIGHTYCELLの赤とドラレコケーブルの赤を接続
        ③MIGHTYCELLの黒とスイッチの黒、ドラレコケーブルの黒をY字に接続
        ④スイッチの黄色とドラレコケーブルの黄色を接続
        をしましたが、

        私が接続を違えていることもあり得るでしょうか?

        • 管理人Omi 管理人Omi より:

          ヤマモト様
          この接続方法だと駐車監視は通常通りの衝撃検知になりますよね?
          待機中はほとんど電力消費しないので、EN12000を使う意味がほとんどないように思います。

          こちらで想定している外部電源と組み合わせた使い方は、常時録画による駐車監視になり接続方法は以下のとおりです。
          ①EN12000の白 to V5 Pro 黃
          ②EN12000の白 to V5 Pro 赤
          ③EN12000の黒 to V5 Pro 黒
          ④EN12000の赤 絶縁

          スイッチは入れるならここが良いです。
          ②EN12000の白 to V5 Pro 赤
          これでスイッチをOFFで微電力待機の衝撃検知、スイッチONなら常時録画になります。

  5. ヤマモト より:

    ご指導ありがとうございます。
    この時のスイッチは1A以下のエーモン貼り付けスイッチ3228の使用でEN1200側にはヒューズのかませ無で良いでしょうか。接続は
    ①エーモンスイッチ赤とEN1200白、
    ②エーモンスイッチ黄色とV5 Pro赤色
    ③エーモンスイッチ黒色を絶縁 か ボデイアース
    これでよろしかったですか。ご返事をまって、
    配線をし直し、スイッチをOFFで微電力待機の衝撃検知、スイッチONなら常時録画としてみます。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      ヤマモト様
      ①②はokです。
      この手の3芯は黒を繋がなくても使えるんでしたっけ?
      説明通りだと
      ③エーモンスイッチ黒色をEN12000のOUT側の黒線に割り込ませる
      となります。

      V5 Proはキャパシタモデルですが、本来は消費電力の大きいスマートミラーとキャパシタの組み合わせは微妙です。安全面を重視しての構成かと思いますが、この製品は黄色線は常時通電状態が前提となっており、スイッチで黄色線を遮断してなおかつ駐車監視を運用してしまうとキャパシタに蓄えられた電力を使い切ってしまい、時刻設定が飛ぶ可能性があります。

  6. ヤマモト より:

    Omi様
    ご指導ありがとうございます。
    EN1200白とV5 Pro赤の間にエーモン貼り付けスイッチ3228を入れる配線の仕方がよく理解できました。
    EN1200赤を絶縁にすることは意外でしたが、
    今回ご指導の接続に変えて様子を見ます。

    キャパシタ電源の件は理解できました。大変納得しました。

    当初接続におけるEN1200とスイッチの嚙ませ方では、
    ドアの開閉による衝撃検知のあとの不具合(エンジンONによる時刻の不正確表示、常時録画の停止(補足しました))が
    生じてしまうのですネ。

    ありがとうございました。

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