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こんにちは!Omiです。

このところスマートミラー型ドラレコの新製品がバタバタと発売されており、先日は安全運転支援特化型モデルである「SMDR-A001」をテストしていますが、今回は4カメラ録画モデルの「SMDR-B001」についてご紹介します。

このカテゴリーはまだまだ発展途上中であり、商品更新のサイクルも早くなりますのでなかなか迷うところかと思いますが、本製品については「SMDR-A001」と並び、機能面では最先端のモデルになりますね。

因みにLaBoon!!ではMAXWINさんの製品レビューを開始してからそろそろ半年に近くなりますが、最近は中国メーカーよりも早めに新製品を仕掛けているようですので、ハイエンドなスマートミラー型モデルの購入を検討されている方は必ず候補に入れた方が良いメーカーです。

もくじ(クリック・タップで移動できます)

「SMDR-B001」のスペック

「SMDR-B001」のスペックは以下の表の通りです。

SMDR-B001
デジタルルームミラー 4カメラ 同時録画 デジタルスマートルームミラー 前後 左右 録画 ドライブレコーダー 純正交換 ミラー 前後フルHD リアカメラ サイドカメラ ウインカー連動 バック連動 GPS アンドロイド搭載 SMDR-B001 デジタルルームミラー 4カメラ 同時録画 デジタルスマートルームミラー 前後 左右 録画 ドライブレコーダー 純正交換 ミラー 前後フルHD リアカメラ サイドカメラ ウインカー連動 バック連動 GPS アンドロイド搭載 SMDR-B001
9.76型IPS液晶
フロント:1920×1080/20fps
リア:1920×1080/25fps
サイド:720×480/30fps
LED信号対応未確認
視野角
フロント:水平100°(レンズ)
リア:水平127°(レンズ)
サイド:水平90°(レンズ)
OIPサイドカメラ
デジタルスマートルームミラー SMDR-B001 専用 貼り付けタイプ サイドカメラ サイドビューカメラ ゴム製 2個 COMS IP67 SMDR-BCAM01 (サイドビューカメラ) デジタルスマートルームミラー SMDR-B001 専用 貼り付けタイプ サイドカメラ サイドビューカメラ ゴム製 2個 COMS IP67 SMDR-BCAM01 (サイドビューカメラ)
リアカメラケーブル10m
microSD付属なし
microSD最大128GB×2
GPS外付け付属
駐車監視モード
衝撃検知/自動起動
専用ケーブル
付属
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

最大の特徴としては、何より個人向けの製品としてはほとんど出回っていない4カメラモデルである点が挙げられます。

それぞれのカメラのスペックは以下の通り。

①フロントカメラ~1920×1080、レンズ視野角水平100°(録画視野角の実測値は水平124°)

②リアカメラ~1920×1080、STARVIS、レンズ視野角水平127°(録画視野角の実測値は水平100°)

③サイドカメラ×2~720×480、レンズ視野角水平90°(録画視野角の実測値は水平84°)

④OPサイドカメラ×2~~720×480、レンズ視野角水平110°(録画視野角の実測値は水平116°)

※OPで穴あけ加工が必要ない「SMDR-BCAM01」と言うサイドカメラも用意されています。

想定されている「SMDR-B001」の使い方

本機のサイドカメラはドアミラーにホールソーで穴開けして挿し込むタイプのようですが、基本はスマートミラー機能を優先した後方撮影です。

サイドカメラは左右のウィンカー信号線に接続するようで、バックカメラのバック信号線と合わせて設定次第では以下のような動作が可能です。

■ 「SMDR-B001」取扱説明書

①通常時はリアの映像、またはサイド+リア

②ウィンカーを出した時は該当する側のサイド映像のカットイン(ガイドラインは設定で消せるとの事)

③バックギアに入れた時は元の設定に関わらず、ガイド線ありのリアとサイド映像

サイドとリアカメラの鏡像・正像の切り替え

本機は、リアサイドカメラについても正像・鏡像の切り替えが可能となっており、スマートミラーよりもドラレコ機能を優先するならば、また違った使い方が想定可能です。

ドラレコ機能を優先するならフロントの左右の死角を潰す、この配置が最強でしょう。

ドライブレコーダーで全方位録画を行う為の2つの方法

カメラの配置を工夫すればドアパンチ対策として最強なんですが…

本機は車の横方向の撮影能力に特化している為、普通に考えればドアパンチ対策としては最強となります。

ただし、駐車監視の録画方式が衝撃検知後の録画開始となっており、この類のスマートミラー型モデルの衝撃センサーはドアパンチ程度の衝撃では反応しない可能性があります。

ドアパンチ対策としては衝撃検知ではなく、動体検知か常時録画の方が適していますので、どうにかして駐車中も常時録画を継続させる方法を考えた方が良さそうですね。

「SMDR-B001」の付属品とデザイン

MAXWINさんにサンプルをご提供頂きましたので実機レビューを追記しました。

概要や操作方法等については以下のレビュー動画でも解説しています。

「SMDR-B001」の付属品は以下の通りです。

①9.76型ミラー液晶

②リアカメラ&ステー

③サイドカメラ

④OPサイドカメラ

⑤リアカメラ接続10mケーブル(リバース信号線つき)

⑥サイドカメラ接続3mケーブル×2(ウインカー信号線つき)

⑦3芯電源ケーブル

⑧ステー&ケーブルレール

⑨GPSアンテナ(両面テープタイプ)

⑩ホールソー&レンチ

⑪取付説明書

※取扱説明書の方はウェブダウンロード版になります。

■ 「SMDR-B001」取扱説明書

フロント筐体のデザイン

9.76型ミラー液晶は純正ミラーよりも一回り大き目で、概ねスタンダードなスマートミラー型ドラレコと同程度です。

ボタン類は下部に液晶のON/OFFと再起動を行うものが一つだけ配置されています。

上部にはmicroSDカードスロットが二つ、miniUSBポートが一つ装備されており

左側がサイドカメラ用、右側が前後カメラ用となっています。

※miniUSBポートの用途は不明ですが、おそらくPC接続用かと思います。

リアカメラのデザイン

リアカメラは車外取り付け用となっており

ステーの可動範囲は90°です。

サイドカメラのデザイン

付属のサイドカメラはホールソーでドアミラー下に穴を空けて埋め込むタイプです。

可動部分は以下の3箇所になりますので、映像の調整幅は思ったより広くなっています。

OPのサイドカメラは両面テープで貼り付けるタイプとなります。

可動部分は以下のようになっていますので、埋め込みタイプと比べると映像の調整幅が狭くなります。(本体の取り付け位置で調整しましょう)

電源ケーブル

電源ケーブルはこのようなミニ平型15Aのヒューズがついた3芯タイプとなります。

赤をACC、黄色を常時電源、黒をボディアースに接続します。

「SMDR-B001」の取付について

今回は30系アルファードに「SMDR-B001」を取り付けました。

取り付け手順をざっくり説明すると…

①電源ケーブルのヒューズボックスへの接続

②ステーの装着&フロント筐体の設置

③リアカメラの設置

④サイドカメラの設置

となります。

電源ケーブルのヒューズボックスへの接続

赤は15AのACC系統のヒューズ、黄色は15Aの常時系統のヒューズと差し替えます。

ヒューズの容量が合わない場合には、車両側のヒューズの容量に合わせて電源取り出しケーブルなどを使用します。

ステーの装着&フロント筐体の設置

ステーは付属のネジで4箇所を固定します。

純正ミラーがMurakami 7225が/7227の場合にはポン付けが可能で、付け根をドライバーで固定します。

一応、汎用の配線レールが付属しますが、ケーブルの数が多く、ケーブルの経路も通常とは異なりますので、全部は収まりません。

リアカメラの設置

リアカメラについては仕様上は純正バックカメラ位置に設置する方法が推奨されていますが、スマートミラーとしての用途を重視する場合にはカメラを高めに設置した方が見易く感じるため、今回はリアスポイラー下に取り付けています。

穴を空けたくないので仮止め状態ですが、綺麗に仕上げたい場合には専門業者さんにお願いしましょう…と言うかサイドカメラの取り付けも難易度高めなので、この製品自体DIYでの取り付けには向いてません。

リバース信号を取る赤線は後退灯のプラス線に割り込ませます

サイドカメラの設置

サイドカメラについては付属品の埋め込みタイプと、OPの両面テープタイプではカメラの視野角が若干異なっていたため、とりあえず左に埋め込みタイプ、右に両面テープタイプを取り付けました。

※穴あけしたくないので、今回は両方とも両面テープで固定しています。

サイドカメラのケーブルからは赤いウィンカー信号線が生えていますので、ドアミラーをバラしてウィンカーのプラス線に割り込ませるか

車内のコネクタ部分を検電テスターで調べて、ウィンカープラス線に割り込ませます。

「SMDR-B001」のインターフェイスについて

「SMDR-B001」はAndroidOSで動いていますので、普通のドライブレコーダーと比べると電源ONから録画開始まではやや時間が掛かり、20秒程度になります。

メニュー構成や基本操作に関してはスマホやタブレットに似た感じになりますので、見れば分かる系かと思います。

ひとつ注意すべきなのは、動画を再生するには録画を解除しなければならず、再生を終了してメニューに戻った際に自動で録画が開始される、録画アイコンを押す必要があると言う点です。

それ以外の操作では録画は中断されません。

※実際の操作感については以下動画で説明しています。

「SMDR-B001」のバックカメラとしての使い勝手

バックカメラ機能については、バック信号線をバックランプのプラス線に接続した状態でギアをリバースに入れると、以下のようなサイドとリアの分割画面に切り替わります。

ガイド線は調整できますが、リアカメラの映像は縮小されて下方向が映し出される固定映像となりますので、映像範囲の調整は出来ません。

ただし、バンパーは映らないものの、広い範囲の状況が確認出来ますので、スタンダードなスマートミラーと比べてもバックカメラ機能は使い易いと感じました。

※実際の操作感については以下動画で説明しています。

「SMDR-B001」のスマートミラーとしての使い勝手

「SMDR-B001」の最大のセールスポイントの一つが、2つのサイドカメラと合わせた3カメラのスマートミラーとしての映像出力です。

他のモデルとの比較の前に本機の固有の機能を説明しておくと

①左右のウィンカーランプの点灯に合わせてサイド画面がカットインする

②手動でサイド画面を左右に表示させる事が出来る

の2点になります。

特にミニバンなどの車高が高い車では、運転席・助手席の至近距離の下方向の死角が広くなり、アルファードの場合だと、このカラーコーンの範囲の延長線上は全く見えない状態なのですが…

サイドカメラにはバッチリ映ります!

リア・サイドカメラの映像出力は、はいずれも正像・鏡像のどちらかを選択出来ますが、通常の場合にはリア・サイドともに鏡像になります。

実際の動作イメージは以下の動画を見てもらった方が早いと思います。

※左側が付属の埋め込みタイプ、右側がOPの両面テープタイプですが、右側の方が視野角が広めになります。

①付属サイドカメラ:水平84°

②OPサイドカメラ:水平116°

なお、本機のサイドミラー機能は、純正のサイドミラーと比べると死角が少なくなる分だけモノが小さく映りますし、原則としてはウィンカー点灯後に映像がカットインするものですので、純正のサイドミラーと合わせて補助的に使うのが良いと思います。

通常は車線変更の際には、ルームミラー・サイドミラーで隣のレーンの後続車との距離と速度差を測りながら、ウインカーを点灯させて目視、と言う手順で車線変更を行いますが、「SMDR-B001」を使う場合にはルームミラーでは後続車両との距離は測れませんので、

①リアカメラで全体確認

②純正サイドミラーで後続車との距離と速度差をつかみ

③ウィンカーを出し、サイドカメラの映像をチラ見して死角に何もいない事を確認してから

④純正サイドミラーと目視で車線変更

と言う手順になろうかと思います。

ある程度、ドライバーが車線変更や右左折時の動作手順を決めておかないと逆に危険になるかもしれませんのでここは注意したいところです。

上手く使いこなせれば車線変更だけでなく、特に夜間や雨天の左折時の自転車やバイクの巻き込み対策として非常に有効に活用出来ると思います。

なお、フロントカメラ・リアカメラはIMX307のSTARVIS、サイドカメラのイメージセンサーは不明ですが、夜間は充分な明るさですので4カメラともに暗視特化と言っても良いレベルです。

他のモデルとのリア映像の比較

リアカメラの出力映像については、以下の3モデルと比較しています。(全て車外のリアスポ下に設置)

①MAXWIN「MDR-C002」~リア100万画素

②MAXWIN「MDR-C005A」~リア200万画素

③AUTO VOX「X1 Pro」~リア100万画素

比較ポイントは以下の4つです。

①視野角と後続車両との距離感

②昼間の逆光補正

③夜間の明るさ

④後続車両のヘッドライトの見え方

視野角と後続車両との距離感

「SMDR-B001」のスマートミラーとしての視野角は、やや狭い部類に入る水平100°です。

従って距離感は掴み易い部類に入ります。

スマートミラー全体から見ると視野角は狭いですが、純正ルームミラーよりも広い範囲が確認出来る代わりに物が小さく映ります。

以下は「SMDR-B001」の液晶を消して平面鏡として使用した場合と、液晶をONにした状態の視野の範囲、サイドミラーのものの大きさの比較です。

【平面鏡】

【液晶ON】

【サイドミラー】

サイドミラーよりも若干ものが小さく見えます。

なお、ミラーへの車内の映り込みは他社モデルと同程度です。

毎回書いてますが、画面をオフにした状態で着座位置からリアガラスが見えるような角度には設置しないようにしましょう。

内装が光を反射し易い淡色系の車は映り込みがきつくなりがちですが、反射防止フィルムを使用すると映り込みが軽減されます

スマートミラーの反射防止フィルムの効果を4つ比較テスト

昼間の逆光補正

昼間の逆光補正能力に関しては非常に高いです…と言ってもこのクラスのモデルはどれも問題のないレベルなので、ここはあまり気にしないでも良いでしょう。

※以下画像はiPhoneのカメラ性能のせいで白飛びしてますが、実際の映像はドラレコ動画に近いものとなります。

夜間の明るさ

夜間の明るさについては、市街地ではどれも充分な明るさで実用性には差は見られません。

気になる暗視能力ですがこちらは100万画素の明るさ上位モデル「MDR-C002」「X1 Pro」には及ばず、「MDR-C005A」に近い明るさになっています。

※以下画像ではやや暗いですが、実物は「C005A」と同程度です。

後続車両のヘッドライトの見え方

後続車両のヘッドライトの防眩効果は、「MDR-C002」に次いで高く、おそらくフルハイビジョンクラスでは最も高いもののように思います。

※実際の映像はドラレコ動画に近いものになります。

スマートミラーとしての見え方のまとめ

スマートミラーとしての見え方をまとめると、ウィンカーに連動するサイドカメラは特に夜間や雨の日の自転車や歩行者の巻き込み対策として非常に有効であり、リアカメラの映像は標準的なスマートミラーよりも視野角がやや狭い為、距離感の把握はしやすい部類に入ります。

 明るさ防眩視野角距離感精細感
リア100万画素
X1/X2★★★★★★★★★★★★
X1 Pro★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C002
MDR-C003
★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
リア200万画素
MDR-C004
MDR-C005B
★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C005A★★★★★★★★★★★★★★
MDR-D001★★★★★★★★★★★★★
MDR-E003★★★★★★★★★★★★★
MDR-G002★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-H001★★★★★★★★★
YA-350★★★★★★★★★★★★★★
MR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-B001★★★★★★★★★★★★★★★★
は2pt、☆は0.5pt

暗視能力は標準クラスではあるものの、防眩効果に優れていますので、スマートミラーとしての評価は非常に高いものとなります。

ドライブレコーダーの画質と機能・性能について

ドライブレコーダーとしての画質はフロントカメラはケンウッドの「DRV-340」、リアカメラは以下の3つのスマートミラー型ドラレコの外付けカメラと比較しています。

①AUTO VOX「X1 Pro」

②MAXWIN「MDR-C002」

③MAXWIN「MDR-C005B」

サイドカメラの動画については、①埋め込みタイプ、②両面テープタイプの比較、及びドラレコ機能重視で車両後方に設置したパターンでのテストも行っています。

フロントカメラの画質

フロントカメラの映像はスタンダードなフルハイビジョンのドライブレコーダー、ケンウッドの「DRV-340」と以下のポイントについて比較しました。

①録画視野角について

②ナンバー読み取り精度について

③逆光補正について

④夜間のナンバー読み取り精度について

⑤夜間の明るさについて

録画視野角について

視野角については、レンズ視野角が水平100°と記載されていますが、録画視野角の実測値は随分広く、水平124°程度でした。

ナンバー読み取り精度について

「SMDR-B001」のフロントカメラのビットレートは、フルハイビジョンとしては低めの5~6000kbps程度で、通常の1.2~3倍程度圧縮率が高いため、動画がモザイク状に崩れる事がありますが、それでもナンバー認識精度はフルハイビジョンの標準レベルにはあります。

逆光補正について

「SMDR-B001」に搭載されているイメージセンサーは、夜間特化型のSTARVIS対応となっていますのでトンネル出口などでは白飛びには強くありません。

夜間のナンバー読み取り精度について

逆光補正能力が高くないので、ヘッドライトが反射した状態のナンバープレートは読み取り出来ません。

夜間の明るさについて

「SMDR-B001」の夜間見え方についてはSTARVIS対応機らしい明るさで、市街地や街灯が少ない場所でのヘッドライトのみでの走行時、暗視能力の何れにおいても通常のドライブレコーダーの明るさを大きく上回っています。

リアカメラの画質

リアカメラの画質はドラレコ画像の一部がミラーにそのまま出力されていますので、スマートミラーの実際の見え方はドラレコ動画が参考になります。(全て車外のリアスポ下に設置)

録画視野角について

「SMDR-B001」のリアカメラの録画視野角はやや狭い部類に入る水平100°です。

他モデルとの比較は以下の通りです。(広い順)

①「MDR-C002」~水平126°

②「MDR-C005A」~水平113°

③「SMDR-B001」~水平100°

④「X1 Pro」~水平95°

昼間のナンバー認識について

「SMDR-B001」のリアカメラは視野角が控え目ですので、広範囲の状況認識には向いていませんが、解像度がフルハイビジョンですのでナンバー認識は得意です。

※C002・X1 Proは100万画素C005A・SMDR-B001は200万画素

逆光補正について

トンネル内などの逆光補正については、どれも実用上は問題のないレベルですので、ここはあまり気にしなくても良いでしょう。

夜の明るさについて

夜間の明るさについては、市街地ではどれも充分な明るさで実用性には差は見られません。

一方で街灯がほとんど無いような場所では、100万画素モデルの「MDR-C002」「X1 Pro」よりも明るさは落ちますが、200万画素クラスとしては標準的な「MDR-C005A」と同程度の明るさとなっています。

サイドカメラの画質

次に2種類のサイドカメラの画質の比較ですが、左側に付属の埋め込みタイプ、右側にOPの両面テープタイプを取り付けています。

結論から言うとOPカメラの方がグレードが上です。

動画を見てもらうと分かると思いますが、OPのカメラは付属のカメラよりも視野角が広く、防眩能力が高く、暗視能力ではやや落ちますが、おそらくHDR対応のセンサーを使っているように思います。

①付属のサイドカメラ~録画視野角の実測値は水平84°

②OPのサイドカメラ~録画視野角の実測値は水平116°

私ならOPのカメラを選びますね…迷わず。

OPのサイドカメラをドアミラー下ではなく、車両後方につけた場合の見え方はこのようになります。(映像出力は正像に変更)

※ケーブル長はカメラ側1m、中継3mしかないので、汎用の4PIN/3mケーブルを継ぎ足しています。

車のサイド部分を映すとリアカメラとサイドカメラの間には若干死角が出来てしまいますが、360°カメラであってもどの道ピラー部分が死角になりますので、有効な視野角は全天球の720°モデルとそれほど変わらない印象です。

車のサイド部分を映さずにカメラを完全に横方向に向ければこのような視野の範囲になる筈です。

自転車・バイク・歩行者がらみのトラブルを考えると自車のサイド部分は映しておいた方が良いと思います。

 

それぞれのカメラの暗視能力もそこそこ高いので、夜間も視界は良好です。

「SMDR-B001」のフレームレートとLED信号の映り方について

「SMDR-B001」のフレームレートは

①フロント~20fps(撮影25fps)

②リア~25fps(撮影25fps)

③サイド~30fps(撮影30fps)

となっているようで、フロントカメラ・リアカメラに関しては電力周波数50Hzの東日本では同期して数秒間消灯します。

※ファームウェアでの調整提案しました。

動画の再生方法について

「SMDR-B001」の動画の再生については、ミラー液晶、PCの汎用ビュワーでのテストを行いました。

※PCの専用ビュワーは今のところありません。

ミラー液晶での再生

ミラー液晶での再生に関しては、他のスマートミラー型モデルと同様に操作性は良好です。

再生エリアは液晶画面の全域で、前/後/横/前+横/後+横の再生が可能な上、映像範囲の調整も可能です。

※前・後・左右はフレームレートが異なるので、動画にズレが発生します。

PC汎用ビュワーでの再生

PC汎用ビュワーでの再生については、Windows 10のメディアプレイヤー、OSにデフォルトで搭載されている「フォト」「映画&テレビ」での再生、Quick Time Playerでの再生も可能でした。

駐車監視の仕様について

「SMDR-B001」の駐車監視の仕様は他の純正ミラー交換型のモデルと同じく、衝撃検知後の録画開始を行うタイプとなっていますが、他のモデルがそうであるように感度を最高にしていてもドアの開閉では反応しませんでしたので、かなり強い衝撃がなければ録画が開始されないようです。

従って「SMDR-B001」で本気で駐車監視を行う為にはドラレコ用の外部電源を使用し、常時録画を継続する必要があります。

※降車前に操作ボタンで液晶を消します。

外部電源を使用した駐車監視の運用について

「UPS400」を使用した駐車中の常時録画のテストでは、2時間50分の録画が可能でした。

駐車監視の駆動時間の計測は「UPS400」のみで実施しましたが、それぞれのバッテリーでの駆動時間の予測は以下の表の通りとなります。

型番UPS300
UPS400
UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間2.84時間11.36時間7.5時間15時間
満充電180分240分50分100分

※「SMDR-B001」の赤・黄線を両方とも外部バッテリーの常時出力系に接続します。

「SMDR-B001」は4カメラ&AndroidOSだからなのか、かなりの電力を消費しますね。

液晶をOFFにした状態でも10Wくらいの電力を消費していますので、現行最大容量のEN12000でも15時間の常時録画が限界です。

使用可能なmicroSDカードの最大容量

「SMDR-B001」のmicroSDカードのサポート範囲は128GBまでとなっていますが、スロット1に前後カメラ、スロット2にサイドカメラの動画を保存しています。

それぞれのスロットの録画ファイルの大きさは以下の通りでした。

①フロント:43MB/m、

②リア:53MB/m

③サイド右:16MB/m

④サイド左:16MB/m

⑤前後計スロット1:5.8GB/h

⑥左右計スロット2:2.0GB/h

両方に128GBのmicroSDカードを挿した場合、スロット1は20時間程度、スロット2は58時間程度分の録画データを保存する事が出来る計算です。

なお、以下の200GB以上のカードでの1時間の録画・再生に異常は見られませんでした。

■ サンディスク200GB Class10

■ サムスン256GB U3

■ 上海問屋256GB U3

偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?

地デジへのノイズ干渉について

「SMDR-B001」の単体使用では2016サイバーナビ+30系アルファードハイブリッドの組み合わせで影響は確認出来ませんでした。(車種やカーナビの種類、アンテナの位置で状況は変わる事があります)

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

おまけのWiFi機能

「SMDR-B001」はAndroid OSを搭載しており、タブレットのWiFiモデルの様に各種アプリをインストールして起動指せる事が可能です。

もっとも、スマートミラーの導入目的は第一に安全性の向上ですので、個人的には運転中のアプリの起動はおすすめしません。

ただ、バックグラウンドで起動させられるようなオービス警報などは「SMDR-B001」との相性が良さそうですが、どうもGPS情報をアプリに反映させられないようです。

※そもそもバックグラウンドで起動させられるかも不明ですが。

アプリに関してはGPSの吸出しに対応しているものと非対応のものがあるようで、改めて確認したところ、オービスナビ、GoogleMapについてはGPSの吸出し、バックグラウンドでの動作が可能でした。

バックグラウンドでの動作についてもアプリ側の特性に依存する模様ですが、オービス系のアプリは運用上の相性が非常に良いですね。

「SMDR-B001」の総評

「SMDR-B001」の評価をまとめると以下の通りとなります。

 取り付けの簡易性

取り付けに関してはスマートミラーの中では難易度最高ですので、基本的には業者さんに取り付けを依頼したいところです。

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

腕に覚えのある方はDIYでの取り付けにチャレンジしてみても良いかも知れません。

バックカメラとしての使い勝手

バックカメラとしては映像の範囲を調整する事は出来ませんが、広範囲が映し出されますのでスタンダードなスマートミラーと比べると使い勝手は良い方ではないかと思います。

スマートルームミラーとしての使い勝手

スマートミラーとしての使い勝手は非常に良く、個人的な感想にはなりますが、スマートミラー型ドラレコがAUTO VOXから初めて発売された時に次ぐ新鮮さを感じました。

 明るさ防眩視野角距離感精細感
リア100万画素
X1/X2★★★★★★★★★★★★
X1 Pro★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C002
MDR-C003
★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
リア200万画素
MDR-C004
MDR-C005B
★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C005A★★★★★★★★★★★★★★
MDR-D001★★★★★★★★★★★★★
MDR-E003★★★★★★★★★★★★★
MDR-G002★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-H001★★★★★★★★★
YA-350★★★★★★★★★★★★★★
MR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-B001★★★★★★★★★★★★★★★★
は2pt、☆は0.5pt

テスト車両のアルファードは家族も運転する車ですので、視野角を重視して今まで水平95°の「X1 Pro」を固定で使用して来ましたが、今回は「SMDR-B001」に入れ替える事にしました。

なお、スマートミラーのスタンダードとしてのベンチマーク基準は、従来通り「X1 Pro」から変更するつもりはありませんので、「X1 Pro」はリーフに移設し、しばらくアルファードでのスマートミラーのテストは封印します。

ドライブレコーダーのとしての画質と使い勝手

ドライブレコーダーとしては全カメラとも夜間の録画に強く、OPのサイドカメラを使用する事でほぼ720°の全方位録画が可能になりますので、こちらも評価は非常に高いものとなります。

ただし、フロントカメラのフレームレートの変更は必要だと思いますね。

と言う訳ですので、既に気になっている方は買いで後悔しないと思います…私がテスト車両を入れ替えてまでしばらく固定モデルとして使い続ける気になったくらいなので(笑)

割引クーポンについて

12月31日までの期間で以下サイトで使用できる割引クーポンを配布しています。(SMDR-B001のみ)

商品をカートに入れてからクーポンをご使用ください。割引額は時々変動します。

■「SMDR-B001」販売サイト

コード:SMDR-B001

■「OPのサイドカメラ」販売サイト

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 後付けスマートルームミラーのまとめ

■ 完全版!ドライブレコーダー メニュー入口

■ 初心者必見!ドライブレコーダーを選ぶ上で押さえておきたい7つの重要なポイント

■ ドライブレコーダーの取り付け方法をまとめて解説

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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