こんにちは!Omiです。
セイワから5型液晶を搭載した、前後カメラがセパレート構造になった360°+リアカメラのドラレコ「PDR900SP」が発表されています。
360°ドラレコには諸々の弱点があった為、私が積極的におすすめするようになったのはここ1~2年の間ですが、「PDR900SP」についても従来品と比べると2つの弱点が克服された上、前後カメラがセパレートとなるなどの付加価値を持っているのが特徴と言えそうです。
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「PDR900SP」のスペック
「PDR900SP」のスペックはこちらの表の通りです。
PDR900SP |
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21.04発売 |
1920×1920/29.1fps/STARVIS 1920×1080/29.1fps/STARVIS/HDR |
LED信号対応 |
前:180°×240° 後:水平130° |
microSD付属32GB/最大64GB |
GPS内蔵 |
駐車監視モード |
動体検知+衝撃検知 タイムラプス |
専用ケーブル OP |
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店 |
実はセイワからは以前から360°+リアカメラの大型液晶モデルは販売されていましたが、解像度などの問題で比較の土俵に上げた事すらありませんでした。
360°ドラレコが出始めた頃はこのような問題点があり、私も積極的におすすめして来なかった経緯があります。
・垂直方向の視野角が180°と狭すぎて上・横方向がしっかり映らない
このような背景により、2年位前から録画解像度を400万画素弱、垂直方向の録画視野角を240°まで広げた製品が主流となっていますが、録画解像度の面ではナンバーが読み取れないと言う根本的な問題は解決されていないままで、最近では4Kモデルも増えつつあります。
また、360°ドラレコ全体の問題として、筐体部分をコンパクトにすればするほど液晶サイズが小さくなり、動画の視認性が悪くなると言うデメリットが発生します。
いくつかの製品ではスマホのWiFiアプリに対応する事で、この問題を解決していますが、「PDR900SP」は録画解像度は370画素相当とスタンダードではあるものの、最近のスタンダードな360°+リアカメラのドラレコと比べるとこのようなセールスポイントを持っています。
・カメラ部分をセパレートとする事でカメラの取り付け自由度が向上
駐車監視モードについて
「PDR900SP」の駐車監視モードは、専用ケーブル「DOP」を使用する事で、こちらのモードから選択可能です。
・タイムラプス
この駐車監視モードの仕様と、録画ファイルの方式を見る限り韓国系の製品のような気がしますし、セイワは従来からTHINKWAREのODM製品である「PDR800FR」を展開していますが、THINKWARE自体が商社的な機能が強く、開発と生産は下請けに投げる事が多いので「PDR900SP」についてはTHINKWAREを通しているかどうかは分かりませんが、韓国の下受けメーカーのOEM生産品である可能性が高いと感じます。
まとめ
以上、「PDR900SP」の特徴について解説しました。
レビューを希望される方はこちらからご投票頂けますと幸いです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
コメント
個人的に気になっている商品ですね。今PDR800FRとCS-360fhを使っていますが駐車監視する時はPDR800FRだけにしています。セルスターの方が360°監視できるから本当はそっちがいいんですけど画素数が低くなってあまり使えないので仕方なく…なので今回PDR900SPが出てコレは駐車監視用として使えるかな…?と思って狙っています。^^;
こういった360°タイプのドラレコだと駐車監視には向いてないんですかね?
ちなみにパソコンなど持っていない為ドラレコの映像確認などは全てSDカードリーダで見ています。
そういえば先日パイオニアから新しくVREC-DH300Dが発表されましたよね!アレも中々良さそうでした!
田中様
仕様が定かではないのですが、韓国系なら駐車監視に使えそうですね。
ただ、ナンバー抑えるなら最低でも半天球で4Kは欲しいですね。
コムテックのZDR037は4Kで昼間ならナンバーは読めます。100~150万画素の1カメラドラレコて感じの見え方ですね。