2020年1月9日更新~3カメラ対応のMAXWIN「DVR-D022」について追記しました。

最近は前後2カメラタイプのドライブレコーダーの普及が随分と進んでいますが、スタンダードなのはリアカメラが別体となったセパレートタイプのモデルです。

これらのモデルのリアカメラはあくまでも車外後方を撮影する為のものであり、車内に向けてカメラを設置する事は可能ではあるものの、ある程度以上の明るさがないと夜間は車内が真っ暗に映ってしまいます。

ドライブレコーダーで車内撮影を行う目的は、デンジャラスドライバーの暴力行為の証拠確保や、警察の誤認検挙の抑止であったり、趣味的な使用、または教習所やタクシーなどでの業務使用が考えられますが、この記事ではドラレコで車内撮影を行う方法について、以下の4つの括りでご紹介致します。

①一体型の前後2カメラドラレコ

②セパレートタイプの前後2カメラドラレコ

③ナンバー認識能力が最強の3カメラドラレコ

④360°ドラレコ

一体型の前後2カメラドラレコ

車内撮影用のサブカメラを搭載しているドライブレコーダーは、フロントにメインのカメラ、裏側にサブカメラが設置されているものがほとんどです。

中には車内用のサブカメラの向きを上下左右に方向調整する事が可能なモデルもあります。

なお、この手のモデルについてはあくまでも車内の様子を撮影する事が目的となっていますので、ほとんどのモデルはダイナミックレンジはそれほど広くはありません。

その為、サイドガラス・リアガラスから車外を撮影した場合には、昼間の場合には外側が白く潰れてしまいますし、夜間は赤外線搭載のモデルでない限り、車内も車外も真っ暗になる可能性が高くなります。

VANTRUE「N2 Pro」

VANTRUE「N2 Pro」は、前後に200万画素のSONYのイメージセンサーを搭載し、フルハイビジョンの解像度で2カメラ録画を行います。

サブカメラの画質の特徴としては、補正はそれほど強くない為、外側が白飛びし易くなっていますが、赤外線LEDを搭載していますので、夜間の車内はまずまず明るく映ります。

実機レビュー一体型2カメラドライブレコーダー VANTRUE「N2 Pro」の評価

MAXWIN「DVR-D021」

MAXWIN「DVR-D021」は、2019年9月に発売されたハードウェア的には最新のトレンド構成で、フロント・リアカメラに200画素の暗視特化型のSONYのSTARVIS対応のイメージセンサー「IMX307」を搭載し、さらにリアカメラには4灯赤外線LEDを搭載した「N2 Pro」のライバル機です。

「N2 Pro」よりも後発なだけあって、昼間の白飛び・夜間の明るさ・録画視野角などの面で「N2 Pro」を上回る性能となっており、価格もリーズナブルです。

実機レビュー 前後STARVISの一体化2カメラドラレコ「DVR-D021」の評価

JAF「ドラドラまるっと」

JAFの販売する「ドラドラまるっと」は、筐体前後に超広角の水平180°×垂直80°のカメラを搭載するWiFi対応の液晶なしモデルです。

録画解像度は前後ともにフルハイビジョンで視野角がやたらと広い為、大雑把な周囲の状況の認識は得意ですが、おそらくナンバーの読み取り精度は他のフルハイビジョンには劣るでしょう。

室内側のカメラは車外撮影向けの特性になっているようなので、夜間の車内がどれくらい明るく映るかは不明ですが、事故の際の状況証拠の認識能力は非常に高いものとなりそうです。

JAFの一体型2カメラドライブレコーダー「ドラドラまるっと」がちょっと珍しい

CANSONIC「Z1」

CANSONICの「Z1」は筐体の左右に回転式のレンズを搭載した、前後フルハイビジョンの異色の2カメラドラレコです。

モノ自体は2017年発売なので古いと言えば古いです。

従って夜間の撮影能力などは最新モデルに比べるとしんどいと思いますが、こちらの公式動画を見る限り昼間は白飛びしていませんので、ワイドダイナミックレンジは結構広そうな印象を受けました。

なお、Z1シリーズはレンズの視野角やズーム機能の有無などで3種類の型番が用意されていますので、興味のある方は以下の記事もご参照下さい。

一体型の2カメラドライブレコーダー CANSONIC「Z1」シリーズ

セパレートタイプの前後2カメラドラレコ

最近までは車内撮影用のカメラと言うのは、基本的に教習所やタクシーなどのクレーム対応、防犯目的で使用されている事が多かった為、個人向けのこの手のモデルはあまり見かけなかったのですが、2018年の4月にコムテックから「HDR-951GW」、2019年11月にはVIOFOから「A129 IR1」と言うモデルが発売されています。

コムテック「HDR-951GW」

「HDR-951GW」は型番が最上位の「HDR」となっている事から、他のHDR系のモデルと同様に超絶逆光補正+夜間が明かるフロントカメラと、赤外線搭載のサブカメラの構成である可能性もあったのですが、Youtubeなどの動画を見る限りフロントカメラは下位グレードの「ZDR系」に似たものであると感じています。

価格帯から考えるとハイエンドではなさそうですので、他の2カメラタイプとの違いはリアカメラに赤外線を搭載している点のみになろうかと思います。

コムテックドライブレコーダー2018年モデル第二弾「HDR-951GW」発表

VIOFO「A129 IR」

VIOFOの「A129 IR」は2019年11月に発売された、前後にSTAVIS対応の「IMX291」イメージセンサーと、サブカメラには4灯の赤外線LEDを搭載したハイエンド2カメラモデルです。

カメラの基本性能に優れており、フロントカメラはSTARVISモデルの中でも暗視能力が高く、赤外線搭載のサブカメラは車内・車外向けのいずれの用途でも昼夜を問わない高い撮影能力を誇っています。

実機レビュー 赤外線対応の車内暗視カメラ付き WiFi STARVIS対応の2カメラドライブレコーダー VIOFO「A129IR」の評価

ナンバー認識能力が最強の3カメラドラレコ

ここで紹介するMAXWIN「DVR-D022」は車内向け2カメラドラレコと、通常の2カメラドラレコの機能が一体化した超高解像度の3カメラモデルです。

フロントカメラには800万画素、インナーカメラ・リアカメラには200万画素の夜間特化型のSONYのSTARVISセンサーを搭載し、インナーカメラには4灯の赤外線LEDを装備しています。

前後車両のナンバー認識精度が非常に高い上、車内と横方向も幅広く撮影可能ですので、煽り運転対策や駐車監視などにおすすめの特性となります。

実機レビュー、煽り運転対策に最強の3カメラドラレコ MAXWIN「DVR-D022」の評価

360°ドライブレコーダーで全てを撮影する

ここ1年くらいでユピテルやカーメイト、その他の中小メーカーから360°ドライブレコーダーが発売されていますが、事故の際の車外の状況と車内をバランスよく撮影する場合には、360°ドライブレコーダーが最適である場合もあります。

価格帯は1万円台後半~7万円程度まで幅広く、それぞれ特徴が異なります。

ドライブレコーダーとしての本来の機能面でやや妥協が必要な部分もありますので、詳しくは以下の記事をご参照下さい。

360°ドライブレコーダーと全方位録画ができるドラレコのまとめ

車内撮影が出来るドライブレコーダーのまとめ

以上、車内撮影ができるドライブレコーダーについていくつかご紹介しました。

手軽に取り付けが可能なのは一体型となりますが、機能性能面では「DVR-D021」がおすすめになります。

実機レビュー 前後STARVISの一体化2カメラドラレコ「DVR-D021」の評価

セパレートタイプでひょっとしたらサブカメラで車外後方を撮影したい事があるかも知れない場合には、「A129 IR」がおすすめになります。

実機レビュー 赤外線対応の車内暗視カメラ付き WiFi STARVIS対応の2カメラドライブレコーダー VIOFO「A129IR」の評価

さらに後方の撮影能力を強化したいのであれば3カメラモデルの「DVR-D022」がお勧めになります。

実機レビュー、煽り運転対策に最強の3カメラドラレコ MAXWIN「DVR-D022」の評価

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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