※2018年6月16日~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

以前はこのカテゴリーではGPSなしの1万円前後のドライブレコーダーを主に紹介していましたが、最近ではGPS内蔵モデルや高解像度のハイスペックモデルでも1万円程度で手に入るようになって来ました。

中でも中国の欧米メーカーのOEM工場で生産されてモデルのコストパフォーマンスが際立ち始めています。

ユピテルやコムテックなど、日本のメーカーも通販専売モデルで価格を合わせて来ていますので、このクラスのモデルに選択肢の幅は大きく広がっています。

 

このページは「エントリー」という括りではありますが、私がドライブレコーダーを選ぶ上で最も重視している水平録画視野角100°以上で、フルハイビジョン以上の解像度、価格が1万円前後のモデルを7つ紹介します。

先におすすめモデルを見たい方は以下のリンクからページ後半に進めます。

■ エントリークラスおすすめモデル

エントリークラス スペック一覧

ここ数年で50台以上のドライブレコーダーをテストしてきた中で、これはコストパフォーマンスが高くておすすめ出来ると感じている1万円前後のモデルは2018年6月中旬の段階では以下の7モデルです。

AUKEYAUTO・VOXコムテック
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
DR02D6 PROZDR-012
17.11発売16.06発売16.06発売
AmazonAmazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080/30fps
1920×1080/30fps

1920×1080/29fps
LED信号対応西日本LED信号非対応LED信号対応
水平107~108°水平110°水平108°~109°
HDR+WDRWDRHDR/WDR
microSD付属なしmicroSD付属なし付属8GB
最大128GB最大64GB最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS(OPらしいが販売なし)GPS非対応GPS非対応
-Wi-Fi対応(「技術基準適合証明」取得済み)-
駐車監視モード
動体検知+衝撃検知
タイムラプス+衝撃検知
タイムラプス常時録画+衝撃検知
手動起動手動起動自動起動
専用ケーブルなし専用ケーブル
microUSBタイプ用
専用ケーブル
HDROP-05
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。
ユピテル
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店
WD300DRY-ST3000PDRY-SV1050c
17.08発売17.03発売18.05?発売
Amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazon
楽天市場
Yahoo!
amazon
楽天市場
Yahoo!
Amazonを頻繁に使うなら、是非とも作っておくべきカード
1920×1080/27.5fps1920×1080/30fps
1920×1080/27.5fps
LED信号対応
水平104°水平108°水平110°
HDR
付属8GB
最大32GB
64GB~128GBのmicroSDカードを使用する裏技
GPS内蔵GPS内蔵GPS非対応
駐車監視モード
常時録画+衝撃検知or動体検知
手動起動
専用ケーブル
OP-E863
OP-VMU01
専用ケーブル
OP-E487
OP-VMU01
専用ケーブル
OP-E1060
OP-VMU01
モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。
TA-Creative
TA-011c
TA-Creative 広角 150°400万画素 WQHD 1440P 超小型 西日本LED消失対応 ドライブレコーダー 常時録画 Gセンサー 駐車モード ナイトビジョン TA-011C TA-Creative 広角 150°400万画素 WQHD 1440P 超小型 西日本LED消失対応 ドライブレコーダー 常時録画 Gセンサー 駐車モード ナイトビジョン TA-011C
17.12発売
TA-Creative公式通販
amazon
Yahoo!
2560×1440 30fps
2304×1296 30fps
1920×1080 60fps
1920×1080 30fps
全国LED信号対応
水平視野角113°
WDR
付属カードなし
最大256GB
GPSなし
駐車監視モード
動体検知+衝撃検知
手動起動
内蔵電池15分程度
専用ケーブルなし
裏技で対応
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。

水平視野角は「TA-011C」がやや広め

私がドライブレコーダーを選ぶ上で最も重要視しているのが水平録画視野角です。(メーカによってはレンズ視野角しか表記していない事もあるので注意して下さい)

録画視野角が広ければ広いほど、横方向の車や歩行者の状況などが捉えやすくなります。

相手がウィンカー出してるのに直進してきてぶつかった…もしくはウィンカーを出さずに曲がってきてぶつかった、などのケースでは意外と視野角の広さが武器になります。

ここで紹介しているモデルは水平録画視野角が104~110°の範囲に収まっており、概ね同水準と考えられます。

※12月に発売された「TA-011C」のみ、本来のアッパーミドルクラスから価格を落として来ているので、113°程度の水平録画視野角があります。(戦略的に価格を下げているよう)

西日本LED信号への対応状況

この問題はちょっと説明がややこしいですが比較表で西日本LED信号に非対応と記載していあるものは以下の図の60ヘルツエリアでは信号が長時間消えて映る可能性があります。

 

© 一般財団法人 日本原子力文化財団より 引用
日本の電気の周波数は、静岡県の富士川あたりを境に、東日本が50Hz(ヘルツ)、西日本が60Hzと異なっています。

 

従って西日本エリアでの使用を前提としているようであれば、LED信号対応と記載されているものを選ぶようにしましょう。

具体的には西日本ユーザーはAUTO・VOXの「D6 PRO」が西日本LED信号には非対応なので除外した方が良いでしょう。

夜間や逆光時の動画が見易い物

昼夜を問わず、周囲の状況をより鮮明に記録するには逆光時の補正や夜間の明るさが必要になります。

逆光補正に関してはHDR・WDRなどの表記がありますが、HDRはソフトウェアによる合成処理、WDRはハードウェアの性能による明暗差に影響されない視界の確保と言うのが一般的な区分です。

もう少し詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。

■ HDRとWDRって似てるけど何が違うの?

 

最近のドライブレコーダーは、ほぼ全てのモデルでこのどちらかの記載があります。

ただし、その中でもハードウェアの性能やソフトウェアの処理のプログラムによって大きく見え方は変わります。

夜間や逆光時の動画の見易さを考えると、頭一つ抜けているのがAUKEYの「DR02」です。

以下はこの7モデルのうち3モデルを比較した動画ですが、「DR02」が最も明るいのが分かると思います。

 

microSDカードの最大容量は多い方が良いけれど

ドライブレコーダーは「microSDカード」と言う記録メディアに動画を保存します。

こんなやつです。

 

容量が大きければ大きいほど保存しておける録画データの量が増えますが、事故の際に衝撃が加わると自動的にイベントファイルとして上書き不能なフォルダに保存されますので、長時間の駐車監視や趣味でドライブ動画を撮影するのでなければ32GBで問題ないかと思います。

32GBの録画時間は、個別の機種にもよりますが「1920×1080」の解像度で5~6時間程度となります。

なお、高解像度の「2560×1440」に対応した「TA-011C」については256GBまでのmicroSDカードまで対応しています。

GPSはあれば便利だが必須でもない

ここで紹介している7つのモデルのうち、AZDOMEの「GS63H」、ユピテルの「DRY-ST3000P」はGPSユニットを内蔵しています。

GPSを内蔵している事のメリットは、速度が録画データに記録されたり、走行軌跡を専用ソフトで確認出来るというものがあります。

また、1ヶ月くらい車に乗らないような人の場合には、ドライブレコーダーの設定保持用のメモリがクリアされてしまう事があり、日時を再度セットしなければならない事もあります。

従って2週間~1ヶ月に1度くらいしか車に乗らないような人の場合にはGPS内蔵モデルを選んだ方が良いでしょう。

駐車監視について

このページで説明してる7モデルのうち、駐車監視をする為に外部電源が必要になるのがAUKEY「DR02」、TA-011C」の2モデルです。

具体的にはモバイルバッテリーやマルチバッテリーを使用する事になります。

■ モバイルバッテリーから給電・充電出来るドライブレコーダー

 

それ以外のユピテル、コムテック、AUTO・VOXのモデルは、原則として車両のバッテリーから駐車中も電力を供給して監視を行います。

駐車監視をしない人は気にしなくても良いです。

エントリークラスおすすめモデル

何はともあれ、走行中の状況証拠を安定した視界を確保したいと考えている人には以下のモデルが最もおすすめです。

AUKEY DR02

AUKEY DR02は11月に発売されたばかりのドライブレコーダーで、高性能レンズとSONYのExmorという有名なCMOSセンサーを使用しています。(iPhoneなどもExmorを使っていたかと思います)

このクラスではそこそこの視野角と昼夜ともに圧倒的な明るさを誇っており、価格もこの中では最も安い部類に入ります。

駐車監視については外部電源を必要としますが、付属のケーブルがもともとUSBシガーチャージャーから電源を供給するタイプなので、モバイルバッテリーなどとの相性も良いです。

■ AUKEYドライブレコーダー「DR02/DR02D」の修正モデル発売

AUTO・VOX D6 PRO

AUTO・VOXのD6 PROはパナソニック製のCMOSセンサーを搭載したWiFi搭載モデルです。

このモデルは液晶を搭載しないコンパクトモデルで設置場所を選ばないのがポイントですが、ハードウェアの性能が高く、水平視野角もこのクラスとしてはかなり広めです。

なお、国内でのWiFi通信に必要な技適認証は取得済みとのメーカーからの情報を頂いています。

■ 「AUTO・VOX」WiFi対応ドライブレコーダー「D6 PRO」のレビュー、評価

コムテック「ZDR-012」

コムテックの「ZDR-012」は、2016年後半から2017年後半までおよそ1年の間、このクラスでは不動の1位の人気モデルで、クラス的には最高の視野角と明るさ、価格の安さを誇っていました。

本体、液晶ともにやや大き目でコンパクトではないですが、他のモデルよりも動画の確認はし易いかと思います。

■ コムテック エントリークラスドライブレコーダー「ZDR-012」のレビュー、評価

ユピテル DRY-SV1050c

ユピテルの「DRY-SV1050c」は2018年5月に発売されたばかりの新製品です。

2017年までの円筒型タイプは、主要パーツが2016年以前の基準と同様だった為、逆光補正や夜間の明るさの面でやや古さを感じる作りとなっていましたが、2018年に関しては円筒タイプに関しても新基準でモデルの更新が進みつつあります。

視野角もそこそこ広くコンパクトなデザインですので、リアウィンドウへの設置にもおすすめです。

■ ユピテル円筒型2018年エントリーコンパクトドラレコ「DRY-SV1050c」

ユピテル DRY-ST3000P

このモデルは本来の括り的にはエントリーではないのですが、スタンダードクラスの「DRY-ST3000C」から説明書をオンライン化させて価格を抑えたモデルなのでコストパフォーマンスは間違いなく高いです。

紙の説明書が不要と言う人におすすめのモデルです。明るさ自体はコムテックの「ZDR-014」より少し落ちますが、精細感は「ZDR-014」より上かと思います。

■ ユピテル「DRY-ST3000c/3000p」のレビュー、評価

ユピテル「WD300」

ユピテルの「WD300」は規格が2017年夏以降の最新に近いものとなっており、GPS内蔵で1万円を切る、おそらく唯一の日本のメーカーの製品かと思います。

通販専売モデルなので、簡易箱で説明書は以下からダウンロードする形になりますが、主にネットで情報収集する方には非常にコスパが高いモデルかと思います。

■ 「WD300」取扱説明書

■ ユピテル通販モデルドライブレコーダー「WD300」のレビュー、評価

TA-Creative「TA-011C」

TA-Creativeの「TA-011C」はハイエンドモデルで人気の「TA-010C」の廉価モデルです。

このモデルはこの価格帯らしからぬスペックで、「2560×1440/30fps」「1920×1080/60fps,30fps」の録画モードに対応しており、更にハイスペックながら1万円台前半のかなり安めの価格設定となっています。

軽量コンパクトな手のひらサイズでマウントの形状もスタイリッシュで設置場所にも困らないコスパの高いモデルだと思います。

また、2018年7月に「1920×1080/30fps」モードで、かなり精度の高いHDR補正のファームアップデートが入りましたので、この価格帯のモデルの中ではかなり高バランスな出来となっています。(2018年7月31日まで1,000円割引クーポン発行)

■ TA-Creative「TA-011C」のレビュー、評価

エントリークラスのおすすめドライブレコーダーのまとめ

以上、1万円前後で買えるドライブレコーダーについて7つのモデルを紹介しました。

このところ、ドライブレコーダー市場の変化のスピードが急加速していますので、1年前とは随分おすすめモデルが変わってきています。

スペックで選ぶのか、雰囲気で選ぶのかは自由ですがここで紹介しているモデルはいずれもコスパが高いですのでどれを選んでも間違いはないかと思います。

(編集長 Omi)

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