※2020年3月11日更新~2020年モデルが発表されましたので内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

車種専用の大画面カーナビの元祖であるアルパインのBIG Xシリーズが2月にフルモデルチェンジを行っています。

アルパインは大画面と車種専用モデルにより他社との差別化を打ち出してきたメーカーですが、ここ数年は各社とも大画面・高精細化に舵を切っている事からアルパインの特徴が薄まってしまった印象を受けていました。

今回のフルモデルチェンジでは、従来の「大画面&高精細」+「車種専用」に加えて3つ目の切り札として「音声操作」を実装しているようですので、アルパインカーナビ2020年モデルの特徴をざっくりと見て行きましょう。

アルパインカーナビは液晶のサイズ・タイプでシリーズが分かれる

アルパインのカーナビは車種専用モデルが多く、特定の車種から適合モデルを探すユーザーを想定している為、全体の商品構成が極めて把握しにくいメーカーですが、2020年モデルとしてはこちらの4つのシリーズが展開されています。

①「EXシリーズ」~9・10・11型スタンダード液晶、筐体が車種専用の設計

②「Xシリーズ」~8・9型スタンダード液晶、筐体は汎用

③「7D/7Wシリーズ」~7型スタンダード液晶、筐体は汎用

④「XFシリーズ」~11型フローティング液晶、筐体は汎用

表にまとめるとこのようになります。

シリーズEXX7D/7WXF
液晶タイプスタンダードフローティング
液晶サイズ9/10/11型8/9型7型11型
筐体車種別汎用

車種別の適合はこちらから確認出来ます。

■ アルパインカーナビ 車種別適合

2020年のフルモデルチェンジで実装された機能

2020年で実装された機能はこちらの通りです。

①7インチ~11インチまで全サイズで100万画素化

②操作系のボイスコントロール対応(全51ワード)

・周辺検索関連

・画面レイヤー切り替え

・オーディオメディア切り替え

・カメラ表示切替(バック・サイドカメラ等)

③スマホによる無線での地図更新

④オーディオチップの一新

⑤ハイレゾ再生に対応

全サイズで100万画素化

アルパインの大画面ナビは従来から100万画素の高精細化が進んでいましたが、パイオニアやケンウッドの一部の製品と同様に7型モデルでも100万画素化が実装されました。

操作系のボイスコントロール対応

最近のカーナビ・カーオーディオ業界には「Alexa」などの音声コントロールに対応して、ハンズフリーでの操作性を強化する流れが見られます。

ケンウッドからAlexa対応のオーディオが先に発売され、パイオニアがやるやる詐欺になりかけている

現時点での車載「Alexa」は、アプリ内部の対応スキルを動かす事により音楽再生のコントロールなどをハンズフリー行う、と言った使い方しか出来ませんが、アルパインの新型モデルでは全21系統/51ワードでのカーナビの操作が可能となっています。

対応コマンドはこちらの通りで、コマンド後にメニューが表示されさらに分岐でコマンドが表示されるものもあります。

■ アルパインカーナビ2020年モデル取扱説明書

①地図表示・・・地図画面表示

②オーディオ表示・・・オーディオ画面表示

③2画面表示・・・地図/オーディオ2画面表示

④音量ミュート・・・オーディオ音量ミュート、ミュート中にもう一度発話すると元の音量に戻る

⑤フロントカメラ・・・フロントカメラ映像画面表示

⑥サイドカメラ・・・サイドカメラ映像画面表示

⑦コーナーカメラ・・・コーナーカメラ映像画面表示

⑧ルート案内・・・ルート案内中に音声案内を行う

⑨広域表示・・・地図画面表示時、地図を縮小して広域地図を表示

⑩詳細表示・・・地図画面表示時、地図を拡大して詳細地図を表示

⑪ダブルゾーン・・・ダブルゾーンメニュー画面表示

⑫ルート消去・・・確認画面が表示され、「消去する」と発話するとルートが消去される

⑬自宅に帰る・・・自宅に帰るルートが検索され、確認画面で「設定する」と発話するとルートを設定

⑯周辺検索・・・現在地画面/オーディオ画面表示時、周辺検索メニュー画面表示

⑰近くのコンビニ・・・現在地画面/オーディオ画面表示時、周辺のコンビニリスト画面表示

⑱近くのガソリンスタンド・・・現在地画面/オーディオ画面表示時、周辺のガソリンスタンドリスト画面表示

⑲オーディオ変更・・・本機のオーディオ変更メニュー表示

⑳チャンネル変更・・・テレビのチャンネル変更メニュー表示

㉑キャンセル・・・交差点拡大図・ETC・VICSの割り込み画面表示時に割り込み画面解除/前の画面に戻る

例えば、再生メディアをラジオからBluetoothに変更したい場合には、一次コマンドとして「オーディオ変更」を発話すると、こちらのようなメニューが表示され、二次コマンドを受け付ける状態になるようです。

コマンド見る限り、結構実用性が高い機能のように感じます。

スマホによる無線での地図更新

スマホでの地図更新は他社でも既に導入が進んでいるところもありますが、アルパインの方式はパイオニアの2016~2018年までのサイバーナビと同様で以下のような手順となります。

①家庭のWiFi経由でスマホにダウンロード

②スマホからカーナビに送信(iPhoneはBluetooth、AndroidはWiFi)

③カーナビでバージョンアップ

 

因みに私は2016年サイバーナビでWiFi更新を行った事がありますが、スマホからカーナビへ数GBのデータを送信するのに物凄く時間が掛かる為、現在はPC経由で更新しています。

アルパインの商品説明には「オーナーの方は地図の更新作業を意識することなく、自動ですべての作業を完了できます。」と書かれていますが、普通なら「更新作業を意識することなく」なんて事は100%あり得ないくらい更新には時間が掛かると思うのですが…。(差分更新だけなら速いと思います)

その他の特徴

アルパインのカーナビ、2020年モデルのその他の特徴は以下の通りです。

・ハイレゾ再生に対応

・HDMI(IN/OUT)

・VICS WIDE

・フルセグ/CD録音/DVD/SD/USB/Bluetooth

・車専用のサウンドチューニング(EXシリーズのみ)

・フロント/サイド/バックカメラ/マルチビュー対応

・ドライブレコーダー連動

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アルパインのカーナビは全グレードとも他社で言うところの最上位クラスとなりますので、メディア対応については全て網羅となっており、HDMIポートもIN/OUTが搭載されている為、スマホのミラーリングとの相性も良さそうです。

特にマルチビュー機能についてはリア・フロント・サイド・コーナーなどの複数のカメラ出力をサポートしています。

これは他社にない部分ではありますが、それぞれのカメラの映像を個別に出力するだけの機能のようですのでここまでやるならな何故アラウンドビューにしないのだろうか?と感じます。

まとめ

以上、アルパインのカーナビ2020年モデルの概要について解説しました。

ボイスコントロールによるハンズフリーでの操作性は個人的にもなかなか気になるところですし、フローティング11型液晶は業界最大サイズですので「デカさは正義だ!」と考えている方におすすめです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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