パナソニックのカーナビ2022年モデルの違いとおすすめモデル

※2022年1月4日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

10月中旬にパナソニックからカーナビ2021~2022年向け最新モデルが発表されています。(12月~1月発売予定)

同社のカーナビにはインダッシュ型のStrada、9~10型のフローティングディスプレイのStrada Fシリーズがありますが、今回は同社のフラッグシップモデルである、9~10型のフローティングディスプレイのFシリーズ→一般モデルの順に、2021~2022年モデルの特徴について解説します。

Fシリーズ2021~2022年モデル

まずは上位クラスの9~10型のフローティングディスプレイのStrada Fシリーズです。

更新ポイントはハードウェアの高性能化

2021年は初頭から前年に引き続き、業界全体が半導体不足に悩まされており、商品供給が滞っているメーカーもあるようですが、しっかりモデルチェンジをしてきました。

今回のモデルチェンジは新たな機能の追加ではなく、100万画素の筐体に合わせたマップの高精細化と、高精細なマップを滑らかに動かす為のハードウェアの高性能化との事です。

従前からFシリーズには3つのグレードがありますが、昨年までは最下位グレードの9型が3万画素液晶でした。

2022年モデルでは全てのグレードが100万画素に統一され、マップも100万画素化されました。

マップが見易くなった?

カーナビのマップの見易さはどのメーカーの製品も既に必要充分なレベルにありますので、今回のマップの100万画素化は必ずしも必要な物ではありませんが、高精細であるに越した事はないでしょう。

ハードウェアもパワーアップした事で、このように3Dから2Dへの切り替えもシームレス化しています。

2020年モデルの地図と比べると見易くなったと感じるかどうかは人それぞれだと思いますが、同じ価格帯で売る前提であれば地味ではあるものの、ユーザーにとっては嬉しい更新ポイントではあると思います。(値段上がらなければ)

ただし、ここ2年位の間に他社のカーナビも100万画素化が進んでいますので、この更新ポイントが他社製品に対しての差別化ポイントになる事はないでしょう。

3グレードの違い

今回発表されているFシリーズは3グレードになりますが、それぞれのスペック概要はこちらの通りです。

CN-F1X10BHDCN-F1X10HDCN-F1D9HD
21.12発売
10有機EL 100万画素9型液晶 100万画素
VICS WIDE
ETC2.0対応車載機
フルセグ/DVD/SD/USB/Bluetooth/CD録音
ブルーレイ-
HDMI IN×1
HDMI OUT×1
ハイレゾ再生(FLAC/WAV)
高音質サウンドエンジン-
Navicon
連携ドラレコ
CA-DR03HTD
バックカメラ
CY-RC500HD
ステアリングリモコン
地図更新
全地図3年間で1回無料
取付・取扱説明書
車種別対応表
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

旧モデルと比較すると、一番下の9型液晶モデルが100万画素された上、HDMI IN/OUTが全てのグレードでサポートされました。(旧モデルでは最上のみ、IN/OUTをサポート)

これにより、全てのグレードでスマホのミラーリングや、Fire TVなどのネット動画再生ガジェットとの親和性が高いものとなっています。(動画のリアモニターの個別再生可)

この3グレードの違いを簡単にまとるとこちらの通りです。

・CN-F1X10BHD:ブルーレイ再生可能な全部アリ、10型有機EL、高音質エンジン
・CN-F1X10HD:ブルーレイ再生不可、10型有機EL、高音質エンジン
・CN-F1D9HD:ブルーレイ再生不可、9型液晶、高音質エンジンなし

因みに2020年モデルが出た際に私はこのように書いています。

一方で9型38万画素液晶モデルの「CN-F1D9VD」は、従来式の液晶モデルで昨年とほとんど代わり映えしてませんが、おそらくここがボリュームなのかな?とも感じます。

この製品は上位モデルにある、ハイレゾ再生・HDMI入力・音声認識機能が外されており、液晶だけが大型、AV機能はスタンダードとなってます。

このグレードにHDMI入力ポートが実装されていれば、今年もかなりおすすめしていたかも知れませんが残念です。

有機ELは万人向けではないですし、「CN-F1D9HD」が他社の同グレードの製品と比べて同等の価格であれば、おすすめし易くなりますね。

取り付けの汎用性やフローティング液晶の角度調整などの利便性を考えると、最も早く本格的なフローティング化を実装したパナソニックにアドバンテージがありそうですし、メーカーとしての成り立ちを考えると、汎用性を捨てた専門分野では他社とは戦えないと思います。

私個人的には軽自動車にも相性が良い9型の「CN-F1D9HD」推しですね。

後は全てのメーカーへの要望ですが、価格を上げずに下のグレードからCarPlay、Android Autoに対応させくれい!と言った感じでしょうか。

CarPlay、Android Autoの有無でラインを分けても良いと思いますが、上位モデルだけにCarPlay、Android Autoを入れるのはNGかと。

インダッシュ型2021~2022年モデル

次に従来型カーナビのインダッシュモデルについて解説します。

インダッシュの主力はCN-H系

フローティングモデルのFシリーズ登場以前には、インダッシュ型のモデル数がこんなに細かく括って機能分けしてどうするの?というくらいに多かったのですが、従来の主力だったインダッシュ型CN-R系は、CN-H系となって実質1モデルに集約され、Fシリーズの派生モデルのようなスペックになっています。

CN-HA01DCN-HA01WDCN-HE01DCN-HE01WD
21.12発売
7型液晶 100万画素
VICS WIDE
ETC2.0対応車載機
フルセグ/DVD/SD/USB/Bluetooth/CD録音
ハイレゾ再生(FLAC/WAV)
Navicon
連携ドラレコ
CA-DR03HTD
バックカメラ
CY-RC500HD
ステアリングリモコン
地図更新
全地図3年間で1回無料
取付・取扱説明書
車種別対応表
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

今回のフルモデルチェンジで、ディスプレイと地図の100万画素化、ハードウェアの強化、インターフェイスのブラッシュアップが行われました。

カーナビとしての機能面では、かつてのアッパーミドルのような構成となっており、HDMIのIN/OUTポートはないものの、ハイレゾ再生にも対応し、ブルーレイ以外の主要な全てのメディアの再生もサポートしています。

従来型のカーナビでOKという方には必要充分な機能構成でしょう。

弱点としては、このグレードのモデルは機能面で他社と差別化が難しく、地図更新費用が決め手になりがちですが、インクリメントPの地図を採用するパイオニア・ケンウッドの製品は、年間3,600円での地図更新が可能ですので、このコスト差が明暗を分ける事になるかも知れません。

エントリークラス「CN-E330D」

パナソニックカーナビのエントリークラスに当たるのは、2021年2月に発売されている「CN-E330D」です。

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このクラスは10年近く進化していない化石のようなスペックの製品で、価格の安さだけが魅力でしたが、現状では5万円台と価格面での優位性もありませんので、おすすめする理由がありません。

楽ナビやケンウッドのエントリーモデルを選んだ方が良いでしょう。

まとめ

以上、パナソニックの2022年モデルのカーナビについて解説しました。

フローティングディスプレイのFシリーズでは「CN-F1D9HD」がリーズナブルで本命ですが、インダッシュ型については機能面で他社との差別が難しく、インクリメントPの地図を安価に更新できるパイオニアとケンウッドの製品と比べるとトータルコストでは厳しいのが実情です。

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