※2019年2月28日更新~2019年モデル「CN-E310D」が発売されたので内容を見直しました。

ここ1年程度ののカーナビメーカーの決算内容を見ていると、アフターマーケットのカーナビ市場が縮小し続けており、今後もこの流れが続く事が予測される事から、最初の計画段階から気合が入っていない事が分かります。(笑)

だたし、メーカー純正ナビも合わせて見て行くと、カーナビ市場の売上規模はそれほど落ちているようには見えず、通信機能やアラウンドビューなどの車両と一体化した機能を搭載したメーカー純正ナビがボッタ値で売られており、各社ともOEM供給先の奪い合いに死力を尽くしていると言う感じがしますね。

アフターマーケット+OEMを合わせると、OEMカーナビが高額である為に、売上規模ではむしろ微増なのではないかと予測していますが、パイオニアなどのようにOEMで失敗して大ダメージを喰らうメーカーも出てきており、物凄いスピードで業界再編が進んでいるように見受けられます。

いずれにしてもここ数年間は各社ともにアフターマーケットについては従来ほど力を入れていませんし、今の情勢を考えると好調なOEM事業に開発資金を投入したいところかと思いますので、しばらくはこの面白味に欠けるアフターマーケットの情勢が続きそうです。

…という訳で、ここ2~3年はほとんど変わり映えのないパナソニックのカーナビではありますが、しばらくアフターマーケットのカーナビについて調べていなかった方向けに、各モデルの特徴をざっくり説明します。

2019年のパナソニックのカーナビは4+1グレード

2019年2月現在でのパナソニックのカーナビは、毎年機能が更新されているスタンダード以上の4グレードと、地図更新のみが行われている1グレードの合計5グレードになります。

・地図更新のみ~「CN-E310D」の1グレード

・機能も更新~「CN-RE/RA/RX/F1」の4グレード

 

どのグレードも旧モデルと比べて、機能的にはそれほど差がある訳ではありませんので、新モデルの発売で価格が下がっている型落ちモデルを購入するのも手ではないかと思いますね。

エントリークラス「CN-E310D」

パナソニックカーナビのエントリークラスに当たるのは、2019年1月に発売されている「CN-E310D」です。

パナソニック CN-E310D
19.01発売
7.0型液晶
180mm幅
VICS WIDE
ETC2.0×
ワンセグ
Bluetooth
DVD/SD/USB
CD録音×
HDMI×
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新不明
説明書リンク
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

このクラスではケンウッドが1年分の地図更新無料+最大5年間の安価で地図更新を行っていますので、そちらを検討した方が良いと思います。

また、エントリークラスでは最近デンソーテンが「SOLING」ブランドのナビの販売を開始していますので、こちらも注目です。

パナソニックのカーナビの売りは、フローティング大画面ナビとブルーレイ再生モデルのみとなりますので、基本的には操作性や地図更新コスト、機能のバランスを考えるとスタンダードグレードまでならケンウッドの彩速ナビ、またはSOLINGの製品をおすすめします。

ケンウッド彩速ナビ 2019年モデルの違いとおすすめモデル

デンソーテンが販売する「SOLING(ソーリン)」のカーナビってどうなの?

また、最近はandroid OSを搭載したオーディオユニットでも、安価でそこそこ良いものも出てきていますのでCDやDVD、テレビなどのメディアが必要ない方はこちらを検討されても良いでしょう。

Android OS搭載のカーナビとオーディオのまとめ

ブレーレイ非対応のスタンダードグレード

ブルーレイ非対応のグレードはREとRAが該当しますが、違いは地図更新の無料期間のみとなりますので、実質は1グレードですね。

CN-RE05D/CN-RE05WD
CN-RA05D/CN-RA05WD
18.10発売
7.0型液晶
180mm/200mm幅
フリーワード検索
VICS WIDE
ETC2.0
フルセグ
Bluetooth
CD録音
DVD/SD/USB
HDMI×
Navicon
連携ドラレコ
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新
RE/有料
RA/3年間で1回無料
取付・取扱説明書
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

このグレードは、従来型のカーナビに搭載されているスタンダートな機能はほぼすべて搭載されています。

・フルセグ地デジ

・VICS WIDE

・ETC2.0車載機連動

・CD録音

・DVD/SD/USBなどの各種メディア対応

・Navicon(スマホので設定したルート送信)

・バックカメラ対応

・ドライブレコーダー連動

・ピンチ、フリック操作可能

因みにVICS WIDEとは都内のタクシーなど、業務用車両の走行データをリアルタイムに分析して渋滞情報をカーナビに提供するサービスですが、対象は都内だけなので地方としては受信しません。

なお、このグレード以上では2018~2019年モデルから、以下の安全運転支援機能が追加されました。

・「逆走検知警告」~高速道路での逆走警報

・「信号情報活用支援システム」~光ビーコンの情報を受信して周囲の信号の切り替えタイミングの告知や、減速アナウンスなどを行う(これは面白そう)

・「ゾーン30警報」~生活道路などの時速30km以下の制限速度での速度超過をアナウンス(レーダー探知機で搭載されているやつです)

・「安全運転サポート」~事故多発ポイントや急カーブ手前などでのアナウンス(こちらもレーダー探知機で搭載されているやつです)

「信号情報活用支援システム」以外に関してはかなり前からレーダー探知機などに搭載されている機能で、うるさいと感じる方もいると思いますので、好みが分かれるところでしょう。

ブレーレイ対応のハイエンド

ブルーレイ対応のハイエンドモデルは「CN-RX05D」「CN-RX05WD」の2モデルとなります。

パナソニック CN-RX05D/CN-RX05WD
18.10発売
7.0型液晶
180mm/200mm幅
フリーワード検索
VICS WIDE
ETC2.0対応車載機
フルセグ
DVD/SD/USB
Bluetooth
CD録音
ブルーレイ
HDMI IN×1
HDMI OUT×1
Navicon
連携ドラレコ
バックカメラ
ステアリングリモコン
地図更新
全地図3年間で1回無料
取付・取扱説明書
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

ブルーレイ以外のスタンダードグレードとの違いは、音響のチップがアップグレード、HDMI端子(出力1・入力1)が搭載されている点となります。

※高音質ストラーダサウンドエンジンと記載があるが、詳しい説明はない。

HDMI端子も搭載されていますので、ブルーレイの再生だけでなく、スマホの画面のミラーリング出力も比較的簡単に出来るのがポイントです。(HDMI端子搭載のカーナビは、最近は少なくなりました)

カーナビでYoutubeを再生する方法のまとめ!

9インチフローティング液晶のスーパーハイエンド

このグレードは2016年に新設され、今年で3代目になりますが、最もパナソニックらしさが体現出来ている分かり易いモデルかと思います。

ストラーダCN-F1XVDCN-F1DVD
発売日18.10
液晶9.0型 フローティング
対応車種
寸法200mm
フリーワード検索
渋滞回避VICS WIDE
ETC2.0対応車載機
フルセグ地デジ
CD録音
ハイレゾ-
ブルーレイ-
DVD/SD/USB
HDMIIN×1、OUT×1-
Naviconスマホで登録したルートを転送
Android Autoカーナビからスマホのアプリを操作-
Bluetooth
連携ドラレコ連携ドラレコ
バックカメラ CY-RC90KD
フロントカメラ-
ステアリングリモコン 車種別適合表
オービスデータ-
地図更新全地図3年間で1回無料
説明書リンク未掲示
車種別適合表車種別適合表
※スペックは誤りがある可能性もありますので、念の為メーカーサイトでもご確認下さい。
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

下位に当たる「CN-F1DVD」については、2017年まではブルーレイの再生にも対応していたのですが、今年から非対応になったようです。(おそらく、それで価格を下げてくるのかと)

おそらく、2017年モデルでは上位と下位の差別化が中途半端で、下位グレードが全く売れなかったのでしょう。(笑)

ブルーレイはいらないけど、大画面が欲しい…と言う方には「CN-F1DVD」がおすすめなのですが、現在のところ2017年モデルでブルーレイに対応していた下位グレードの「CN-F1SD」と価格がほとんど変わらないので、注意が必要です。

この2つのグレードの特徴は手前にせり出している可変の9インチフローティング大画面液晶を搭載している点ですが、「F1DVD」「F1XVD」ともに3期目となるため、角度調整などの面ではかなり洗練されています。

他社の大画面モデルは10~11インチが主流となりつつありますが、このモデルは手前にせり出すフローティング構造である為、インチ以上に画面が大きく見える点と、取り付けがダッシュボード周りの形状に左右されにくい為、適合車種が350以上と非常に多いのが魅力ですね。

■ Fシリーズ装着対応車種一覧

この他、上位の「CN-F1XVD」ではブルーレイとハイレゾ音源の再生に対応し、ハイレゾ音源の再生も可能となっています。

また、スマホアプリをカーナビで操作できるandroidオートにも対応していますが、全てのアプリが使える訳では無く、対応アプリが微妙な感じがするので、ちょいとこれは微妙な感じですね。

 

パナソニックのカーナビのまとめ

パナソニックのカーナビの特徴は、やはりブルーレイを再生可能なモデルがある点、また他社やメーカー純正のナビに比べると9インチモデルもそれほど高くはなく、カーナビとしての基本性能もそこそこ高い点であると思います。

エントリーとスタンダードグレードは微妙かと思いますが、ファミリーユースでブルーレイを再生したい方は、RX系、安価で大画面を手に入れたい方は「CN-F1DVD」、更に大画面でブルーレイを再生したい方には最上位の「CN-F1XVD」がおすすめです…と言うか、ここは他社にはない差別化された機能なので、これしかないです。(笑)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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