【2022年版】WiFi対応のおすすめドライブレコーダー

※2022年1月23日更新~2022年向けに内容を見直しました。

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

ドライブレコーダーの液晶サイズは2.0型~2.7型程度が一般的ですが、液晶サイズが大きくなれば動画を再生した際の視認性が向上するものの、それに伴って本体も大きくなってしまいます。

一方で本体のコンパクトさを優先した場合にはどうしても液晶が小さくなってしまうので、動画を再生した際の視認性が落ちます。

これら2つの問題点を同時に解決するのが、WiFi接続によるスマホアプリでの動画の再生が可能なWiFi対応モデルですが、この記事では2022年向けに基本性能や使い勝手に優れたWiFi対応対応のおすすめモデルと、話題性の高い大手メーカーの製品についていくつかご紹介します。

初めに押さえて起きたいWiFiドラレコのメリットとデメリット

先に述べたようにWiFi対応のドラレコにはメリットもありますが、デメリットもあります。

そこでまず初めにWiFi対応ドラレコのメリットとデメリットについて触れておきますので、メリットとデメリットを把握した上で購入を検討しましょう。

WiFi対応ドラレコのメリットはこちらの3点です。

・ドラレコ筐体の小型化、スタイリッシュ化が可能
・スマホの大きい液晶画面で動画の再生が出来る
・なんとなくハイテク製品を使っている気になる

この3点に魅力を感じられる方にはWiFi対応モデルがおすすめです。

逆にデメリットとしては、以下の3点が挙げられます。

・WiFi接続に本体のボタン操作が必要になる(全ての機種ではない)為、操作が面倒
・周囲の電波状況によっては接続が安定しない事がある
・動画の再生、ダウンロードに結構時間がかかる事がある

この3点が許容できる方にはWiFi対応モデルがおすすめですが、そうでないならば液晶を搭載したWiFiモデルを選ぶか、WiFiモデルそのものを諦めた方が良いでしょう。

中華ドラレコのWiFiは違法の可能性あり!

WiFi対応モデルを選ぶにあたって最初に知っておきたいのが、怪しい製品を選んでしまうと知らないうちにユーザーが法令違反を犯してしまう危険性がある点です。

日本にはWiFi、Bluetoothで使用される周波数に対応する通信機器は、技適認証を受けなければ使用出来ないと電波法で定められています。

amazonなどでは怪しい中華系業者から、この技適認証を通していない製品が多くに売られていますので注意が必要です。

※怪しくない中華メーカーでも時々技適認証が終わっていないのに販売されている製品もあります。

これは電波法では、電波を発する機器のうち、その大半が製品、もしくはその製品に使用されている通信モジュール単体のいずれかが、総務大臣の登録を受けた認定機関の検査により「技術基準適合証明」を取得した物以外をユーザーが日本国内で使用してはならない事になっています。

また、「技術基準適合証明」を取得したモジュール・製品に関しては、本体・外箱・取扱い説明書・アプリ・その機器に使用されているWiFiモジュールのいずれかに「技適マーク」の表示が必要となっています。

■ 総務省 電波利用ホームページ

ユーザー個人でも製品の認証を受ける事は可能ですが、コストや手間を考えると現実的ではありません。

問題は上記の条件を満たしていない製品を日本国内で「使用する事が禁止」されている点であって、その製品の販売に関しては法令で規制されていない点です。

仮に技適マークが表示されていないWiFi機器の通信機能を日本国内で使用してしまった場合について、総務省のホームページには以下のように記載されています。

技適マークが付いていない無線機を使用したらどうなりますか?

A:一部の無線機を除いて、技適マークが付いていない無線機を使用すると、電波法違反になる恐れがあります。

また、技適マークが付いていても無線局を開設するためには総務大臣の免許を受けなければならない無線機(アマチュア無線、パーソナル無線など)がありますので、使用には十分ご注意下さい。

(免許を受けずに無線局を開設若しくは運用した場合は電波法違反となり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となります。)

違法か合法かをユーザーが判断するのは困難なケースも多い

電波法違反に関しては罰則規定はあるものの、対象機器・外箱・説明書・アプリに表示があれば確認が違法か適法かの確認が可能ですが、内部のWiFiモジュールに表記があるケースも存在する為、適法である事を判断する事は可能ですが、ユーザーが違法である事を判断するのは極めて困難です。

また、「技適マーク」の表記の有無を製品購入前に確認する事も容易ではありません。

そもそも法令では「技術基準適合証明」を取得したモジュールを使用した製品においては、ユーザーに分かり易いように対象機器・外箱・説明書・アプリへの表記を認めているというだけで、強制力はありません。

※そもそも表記しなくても責任は100%ユーザーにある為、知らないで日本で使ったユーザーが悪いという考え方

WiFi対応ドラレコに関してはこのような背景がありますので、この記事ではメーカー側から技適認証済みの情報を取得、または説明書や本体等に記載のあるもののみ掲載しています。

※日本の大手メーカーの製品は、未認証はまずあり得ないので個別に確認しません。

WiFi対応のおすすめドラレコ

最近のドラレコ市場は完全に1カメラから2カメラ主導になっており、最新機能で高画質モデルは2カメラタイプに偏ってきていますので、ここでは2カメラ以上のWiFiモデルについていくつかご紹介します。

ディスプレイアリだが、画質が最強のVANTRUE「X4S」

VANTRUE「X4S」は2021年末に発売された、4K+フルハイビジョンのWiFi対応2カメラドライブレコーダーです。

一般的なWiFi対応ドラレコは液晶ディスプレイを搭載しない、または小型する事で本体もコンパクト化していますが、本機は3.0型の大型ディスプレイを搭載した上でのWiFi対応モデルです。

イメージセンサーは前800万画素/後200万画素で、4K+フルハイビジョンでの2カメラ録画を行いますが、この製品は同社から3年前に発売されている4Kドラレコの先駆けとなった「X4」の後継機となっており、高解像度による精細感の高さだけでなく、明るさが調整出来るPCビュワーによる補正能力が特徴的な機種です。

この画像を見て頂ければ分かる通り、夜間は圧倒的な明るさを実現しています。

2カメラ動体検知による駐車監視モードにも対応しており、夜間のナンバー認識精度も抜群に高めななのも、他社製品との差別化ポイントと言えるでしょう。

なお、本機は4Kモードでは28fpsのフレームレートでの録画を行いますが、フレーム調整が入っている為か、動画にカクツキが見られ、景色撮影向けの特性とは言えません。

また、2.5K/55fpsの録画モードにも対応しているものの、このモードでは視野角がかなり狭くなるのが残念ポイントです。(色目はキレイですが)

ドラレコとしての実用性の観点から考えるのであれば、2022年1月時点での2カメラドラレコの中では断トツのNo.1評価となっています。

実機レビュー「X4S」の評価 思ったより良く出来ていたVANTRUEの4K2カメラ+WiFi
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高解像度3カメラモデルのVIOFO「A139」

VIOFOの「A139」は2021年に発売されたWiFi対応の液晶なし3カメラドライブレコーダーです。

3カメラともにSONYの夜間特化型STARVISセンサーを搭載し、フロントカメラは2.5Kの高解像度とVANTRUEの「N4」によく似た仕様で、全体の状況認識、ナンバーの認識精度とも非常に高めとなっています。

※「N4」は2ピースセパレートだが、「A139」は3ピースセパレート構造なので、フロントカメラの設置の汎用性はこちらの方が高い。

VANTRUEのPCビュワーの性能を考えると、ドラレコとしての実用性で「N4」を上回る事は難しいと考えていますが、VIOFOのドラレコには景色撮影能力が高い製品が多いので、美しく綺麗な映像を撮影した方向けの製品になりそうです。

実機レビュー「A139 3CH」 VIOFO3カメラドラレコの評価
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4カメラまで対応可能な異色のネットワークドラレコ GARMIN「47Z」

GARMINは言わずと知れたアメリカのGPSメーカーでガジェットメーカーとしては抜群の信頼性を誇ります。

同社の「47Z」は2019年6月に発売された、WiFiとBluetoothでネットワークを構築する2カメラドライブレコーダー「46Z」の2021年向けの後継機ですが、このネットワークリアカメラ相当の単品モデル「mini2」を2台まで追加する事で、最大で4台の構成が出来ます。

3台構成の場合には3台目を車内向きに、4台構成なら左右のクォーターガラスに外向きに取り付けるなど方法でユーザーの要望に合わせて撮影範囲を調整する事が可能です。

本機はSTARVISセンサーを採用している訳ではありませんが、ソフトウェアによるチューニング技術が優れており、昼間の白飛びを抑えながら夜間も比較的明るく撮影できるのが特徴です。

実機レビュー Garmin「47Z」の評価 最大4カメラ クラウド遠隔監視対応のネットワークドラレコ
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異色のクラウド対応 BlackVue製品

韓国のグローバル向けドラレコメーカーBlackVueは、WiFi対応だけでなく、日本では珍しいクラウドサーバーを活用してIPカメラ的に離れた場所からドラレコの映像を視聴できるドラレコを専門的に販売しています。

グレード的にはエントリーから4Kのハイエンドまで幅広い構成となっており、WiFiルータ―対応の製品、LTE対応の製品、3カメラ録画に対応した製品など、様々な製品がラインナップされていますので、遠隔駐車監視に興味がある方は同社の製品を検討されると良いでしょう。

クラウド対応が標準装備のBlackVueドライブレコーダー各モデルの違いとおすすめモデル
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国内メーカーでWiFiの先駆者はやはりユピテル

ユピテルは他社がドラレコ市場に参入する以前からWiFi対応モデルを展開している国内メーカーの先駆者ですが、現行品の最新WiFiモデルはこちらの「Y-400di/SN-TW90di」となります。

・「Y-400di」量販モデル
・「SN-TW90di」指定店モデル

いずれも性能・機能面では同一で液晶を搭載しない円筒タイプです。

画質の面では比較的新しいSTARVIS機なので画質はまずまず良いと思いますが、韓国系メーカーのOEM生産と思われる「Y-300R」の系統の方が画質が良いので、「Y-400di」はユピテル内での最高クラスの画質ではありません。

各種安全運転支援機能や、リアカメラデジタル機能など、付加機能はそれなりに充実しています。

なお、これらのモデルはタイムラプスによる駐車監視のみに対応している為、駐車監視向けのモデルではありません。

実機レビュー「Y-400di/SN-TW90di」の評価
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まとめ

以上、WiFi対応のドライブレコーダーについていくつかご紹介しました。

最近はWiFiモデルも高画質化、多機能化が進んでいますのでガジェット好きな方は是非検討してみて下さい!

コメント

  1. りく より:

    いつも参考にさせて頂いております。
    セイワのドラレコとBREX DRIVE RECORDER G-ON BCC505 は
    形が酷似しているのですが、セイワのドラレコを検討しており、
    後発のbcc 505の方が仕様が良ければこちらの方を検討したいのですがいかがでしょうか。また駐車監視メインでWIFIモデル必須で、2カメラ以上モデルでは、どれがお勧めでしょうか。

  2. tokumori2 より:

    そのうち、Y-400diがレビューされることを期待してます。
    (一応投票済み)
    中古で車両を買ったときから付いていたホンダ純正のドライブレコーダーでフォーマット要なのが面倒で・・・
    クルマのフロントウインドウがとてもとても小さいので、本体はコンパクトにしておきたいので、Y-400diに興味ありです。

    PDR800FR、このサイトで知って使ってますが、別に長押しは不要では。
    wifi接続モードにしておくと、ずっと接続待機している・・・と思います。

    • ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣 管理人Omi より:

      tokumori2様
      Y-400diは6~7月にはレビュー可能かと思います。
      PDR800FRの件ご質問ありがとうございます。
      後で確認してみます。

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