※2020年10月18日更新~ドラレコ機能についてテスト終了しました。

こんにちは!Omiです。

今回はAIを搭載した安全運転支援システム「MINIEYE」について、開発元のPlay Wingsさんからレビューの依頼を頂きましたので後日テストを前提に取り急ぎ製品の概要のみお伝えします。

実はPlay Wingsさんはうちと同じ埼玉県の会社なので、情報交換と製品の説明を兼ねて一度訪問しているのですが、実際に「MINIEYE」が車に付いた状態での挙動を軽く見せてもらいました。

 

後付の安全運転支援システムは、ドラレコ付属のものからサイバーナビ搭載のものまで幅広い価格帯の製品を試して来ましたが、第一印象は「MINIEYE」が一番良かったのでテスト前から期待しています。

■ AI搭載衝突予防システム「MINIEYE」【ドラレコ機能・スマホ連動対応】

ドラレコ機能よりも安全運転支援機能に注目したい

以前から私は、既存のドライブレコーダーの安全運転支援機能は精度の問題で「オマケとして考えた方が良いですよ」とお伝えしていますが、「MINIEYE」についてはむしろドラレコ機能の方が「オマケ」な、AIによる高精度な安全運転支援システム…が基本コンセプトです。

一般的なドラレコの安全運転支援警報は、画面内の動きをざっくり捉えてドラレコ用のチップセットが警報のタイミングを判断しています…なので精度が低いと(笑)

【内部処理のイメージ】

「MINIEYE」はドラレコのチップセットとは別に支援機能専用の4コアCPUを搭載し、内部で3Dマッピングを行いながら精度の高い警報を出すシステムとなっており、こちらの7つの警報を発します。

・車間距離警報
・衝突注意警報
・歩行者検知警報
・歩行者接近警報
・車線逸脱警報
・発進遅延警報
・急加速/急コーナリング/急減速警報

詳しくはこちらの販売ページに書いてありますが、この手の安全運転支援機能で問題になるのが、感度の調整幅です。

人によって警報を出して欲しいタイミングが違うので、早過ぎればうるさく感じますし、遅過ぎると事故の予防としては意味を為さなくなりますが、本製品に関しては感度の調整幅がそこそこ広く、個々のドライバーの感覚に合わせ易いような配慮がなされているようです。

ドラレコはオマケだけどスペックはなかなか

ドライブレコーダー部分についてはセパレート構造になっており、一般的なシングルモデルのドラレコよりも断然スペックは上です。

・イメージセンサー:SONY IMX335 500万画素STARVIS対応センサー
・レンズ:F1.8/対角140°
・録画解像度:1920×1080/30fps
・ジャイロセンサー+加速度センサー
・GPS:対応
・WiFi:対応
・microSDカード:付属なし/最大128GBまでサポート

ドラレコとしては出力解像度が200万画素相当のフルハイビジョンですので、500万画素は不要ですね。

AIが映像を解析するのに500万画素の方が有利になるのでしょうか?(よく分かりません)

因みに本機は現在マーケットの主流になっている2カメラではなく1カメラですが、スマートミラー型ドラレコなどもリアカメラだけのリア専用ドラレコタイプが増えつつありますので、フロントカメラは「MINIEYE」、リアカメラはリアのみのスマートミラーなどと言う構成も面白そうですね。

細かい設定はスマホのWiFiアプリで行いますので、スマホが必須になる点がこの製品の購買層と少しズレそうな気はしますが…。

セット内容とデザイン

セット内容はこちらの通りです。

・2.4型液晶筐体
・カメラ/AI筐体
・スライド式マウント
・電源通信ケーブル
・その他取り付け部品
・取扱説明書

※サンプルの為、取扱説明書は中国語版ですが、製品版では日本語になるそうです。

2.4型液晶筐体

2.4型の液晶筐体は正面は液晶とベゼルのみで操作ボタンはなく、上部にひとつだけボタンがあります。

下部にダッシュボード固定用の両面テープが貼られており、裏側には4PINの接続ポートがあります。

カメラ・AI筐体

カメラ・AI筐体は上部にスライド式のステーをはめ込む形となっており、金属端子が露出しています。

マウントの後ろ側には電源ポート+液晶接続ポートと、拡張ポートが一つ装備されています。

※拡張ポートについては、来年以降に追加の予定があるそうですが、今のところはどのようなものであるかは公表できないそうです。

microSDカードスロットはこちらの筐体の下側側面に装備されています。

電源・通信ケーブル

電源・通信ケーブルは根本はシガープラグにUSBが1ポート装備され

途中のターミナル部でカメラ部・液晶部の二又に分かれています。

接続時の全体イメージはこのようになります。

WiFiアプリについて

本機は液晶画面にメニュー項目などは表示されませんので、各種設定・操作はほとんどWiFiアプリ上で行う事になります。

■ 「MINIEYE」iOS版アプリ
■ 「MINIEYE」Android版アプリ~(現時点ではGoogle Playでの配布ではない為、Chromeなどのブラウザでダウンロード、後日Google Playでの配布予定)

WiFiアプリは現在のところ英語バージョンですが、後日日本語化されるそうです。

WiFi機能は自動でアクティブになりますので、スマホ側のWiFiアクセスポイントの設定次第では起動時に自動接続されます。

安全運転支援警報の設定項目

安全運転支援警報はそれぞれ4段階での感度とON/OFFの設定が可能です。

・LOW:熟練ドライバー向け
・Medium:一般的な設定
・High:初心者ドライバー向け
・Super High:テスト用

調整可能な項目はこちらの通りです。

・Change all:全ての項目の感度を一括
・Forward Collision Warning:車間距離警報
・Urban Forward Collision Warning:低速時車間距離警報
・Pedestrian Collision Warning:歩行者検知警告・歩行者接近警報
・Lane Departure Warning:車線逸脱警報
・STOP&GO :発進遅延警報
・Harsh Acceleation/Cornering/Deceleration:急加速・急コーナリング・急減速警報
・Headway Monitoring Wornig:前方監視警報
・Emergent Collision Worning:緊急衝突警報(衝撃イベント録画)

車間距離警告

先行車との車間距離・速度差を考慮し、衝突する可能性がありと判断した場合に警報する。時速30km以上でアクティブになる。

低速時車間距離警告報

車間距離警告の低速度版、同様に先行車との車間距離・速度差を考慮し、衝突する可能性がありと判断した場合に警報する。時速30km未満でアクティブになる。

歩行者検知警報・歩行者距離警報

前方の歩行者・自転車・電動カートなどを検知した場合、さらにこれらとの距離・速度から衝突の可能性があると判断した場合に警報する。時速30km以上でアクティブになる。

車線逸脱警報

走行中の車線を含めて最大で3車線を識別し、車線からはみ出るを警告する。時速60km以上でアクティブになる。

発進遅延警報

停車状態から先行車が一定距離以上離れると警報。

急加速・急コーナリング・急減速警報

ジャイロ・Gセンサーで急加速・急コーナリング・急減速を検知すると警報。時速140キロ以下をサポート。(140キロ以上での走行は想定外の為、警報せず)

前方監視警報

前方との距離をモニタリングし、数値で危険度を警告する機能。数値が小さいほど危険度が大きい。(数値は距離や到達時間などを表すものではなく、接近度合いの目安のよう)

緊急衝突警報

一般的なドラレコにおける衝撃イベントロックに当たる機能。なぜかドラレコではなく安全運転支援機能のメニューカテゴリー内に存在している。アプリ内に「時速140キロ以下をサポート」と書かれているが、これは誤記で速度制限はなしとの事。

その他キャリブレーション項目もありますが、こちらは取付け編にて解説します。

ドライブレコーダーの設定項目

ドライブレコーダーの設定項目はこちらの通りです。

①Resolution:録画解像度(この様に表示されますが、実際のデータ使用量は全く異なります)

・「2592×1944」、microSDの使用容量は16GB/1時間
・「2560×1600」、microSDの使用容量は13GB/1時間
・「2560×1440」、microSDの使用容量は12GB/1時間
・「1920×1080」、microSDの使用容量は7GB/1時間
・「1280×720」、microSDの使用容量は3GB/1時間

②Time watermark:録画映像へのタイムスタンプ表示(ON/OFF)
③Speaker volume:スピーカーボリューム
④Operating sound:操作音(ON/OFF)
⑤Power on/off Tone:起動・シャットダウン時の音声(ON/OFF)
⑥Sound Recording:動画への録音(ON/OFF)
⑦Auto-Brightness:スクリーンの明るさ自動調整(ON/OFF)
⑧Night Mode:ドラレコのナイトモード(ON/OFF)
⑨Parking monitoring:駐車監視モード(拡張ケーブルが必要らしい)
⑩Voice Control:音声操作(未実装、後日実装予定)
⑪Strage:microSDカードの使用状況の確認とフォーマット
⑫Factory Setting:設定の初期化
⑬Authorization Record:(WiFi認証)
⑭About:バージョン情報

通常、500万画素センサーを使った場合には「2560×1440」の有効画素数368万画素までの解像度に対応した製品が多いのですが、本製品では「2592×1944」の解像度で500万画素をきっちり使いきっています。

取付けについて

今回は「MINIEYE」をランエボ10に取り付けて安全運転支援機能とドラレコ機能をテストしました。

カメラ・AI筐体

カメラ・AI筐体についてはフロントガラスに貼り付けますが、このようなガラス保護フィルムが同梱されています。


このフィルムを使用すると「MINIEYE」を取り外す際に苦労しなくて済みそうですが、今回はカメラ部分をルームミラー真下の車両センターに取付けたかったのでこのシートは使用しませんでした。

なお取付けの際には同梱の水平器を背面に貼り付け、泡がセンターに来るように取付面の向きを調整します。

液晶筐体

液晶筐体をダッシュボードのどの位置に付けるか悩んだのですが、本機は映像と音声で警告を行う製品ですので、出来るだけ運転中に画面の変化が認知し易い位置に設置するのが理想かと思います。

今回はこちらの3箇所に仮設置してみました。

①ダッシュボード手前センター
②ダッシュボード奥センター
③ダッシュボード手前運転席寄り

ダッシュボード手前センター

ダッシュボード手前センター付近は視認する為には運転時に視線をずらす必要があり、前方を注視している状態では画面の変化が視界に入りにくい為に却下しました。(液晶撮影用にはここが一番良いですが)

ダッシュボード奥センター

次に運転中に視線をずらさなくても液晶が視野に入りやすそうな、ダッシュボードセンター奥に設置してみましたが、こちらも液晶が小さくて警報内容が分かりにくそうだった為に却下しました。

ダッシュボード手前運転席寄り

最後に設置したのがダッシュボード手前運転席寄りです。運転中にはこの位置が一番視野にや入りやすいのでこちらに決定しました。

なお、ダッシュボードに角度が付いており、画面が見にくかったため、今回はこちらの汎用ステーを使用して液晶角度を調整しました。

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これを使うと高さも上がってなかなか良い感じです。

ケーブルはもう少し長さが欲しかった

次にケーブルの取り回しについてですが、このケーブルはシガープラグからターミナル部分で二又に分かれており、それぞれ液晶部・カメラ部に120cm・170cmのケーブルが伸びています。

カメラケーブルが120cmと短い為、ケーブルをフロントガラスとダッシュボードの隙間に押し込むルートでは長さが足りませんでした。

この様にターミナル部分が中途半端な位置に来てしまいます。(ケーブルが太いのでダッシュボード上からピラーに押し込むには切り欠きを入れる必要がありそうです)

あと1m程度このケーブルが長いと配線の取り回しが楽でした。

このような事情から今回はやむなくケーブルをダイレクトに手前に下ろしました。

カメラ側の1.7mケーブルは助手席側のピラー内にを通してグローブボックス裏に引き込める長さです。

各種安全運転支援警報の挙動、精度について

コンテンツ準備中

ドライブレコーダーの画質について

ドライブレコーダーの画質についてはこちらの2つの製品と比較しました。

・VIOFO A129 Plus:MINIEYEと同じSONYのIMX335イメージセンサーを使用

・KENWOOD DRV-340:スタンダードなフルハイビジョンドラレコ

録画視野角について

MINIEYEの録画視野角はドライブレコーダーとしてはそこそこ広めの水平111°程度でした。

ナンバー認識精度について

録画解像度はこちらの設定です。

・MINIEYE:「2592×1944」(有効画素数504万画素)
・A129 Plus:「2560×1600」(有効画素数410万画素)
・DRV-340:「1920×1080」(有効画素数207万画素)

結果はこちらの通り、画素数なりの高いナンバー認識精度となっています。

ただし、現状のファームウェアでは録画データサイズの圧縮の為に必要以上にビットレートを下げており、動きの激しい状況では画質の劣化が目立ち、モザイク状のノイズが入ります。

※今後のファームアップデートでビットレートを上げる予定だそう。

逆光補正能力について

ドライブレコーダー機能はオマケと聞いていましたが、逆光時の明るさのチューニングが素晴らしく、500万画素のIMX335だけでなく、夜間特化型STARVISセンサーを採用したドラレコ全般の中でも白飛び・黒つぶれの少なさは最高クラスです。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜のヘッドライトが強く反射した状態のナンバープレートの読み取り精度も同様に補正技術の高さが光っています。

こちらもSTARVISセンサーの中では現行トップクラスの補正の精度です。

夜間の明るさについて

夜間の市街地ではA129 Plusよりも若干暗めですが、標準的なSTARVISセンサーの明るさは確保出来ており、バランスは非常に良いと感じます。

対向車のヘッドライトもしっかり絞れていますね。

明るさを落とさないでここまで白飛びを押さえられている製品は他にないような気がします。

街灯がない場所をヘッドライトの光のみでの走行時にもA129 Plusよりも若干暗めですが、標準的なSTARVISセンサーの明るさは確保出来ています。

暗視能力では一般的なSTARVIS機よりも落ちますが、全体のバランスでは過去に高評価だった「IMX335」を超えるものとなり、目から鱗が落ちた感じがしました。

オマケ機能と聞いていたドラレコ画質のガチ評価はこちらの通りです。

 点数視野角ナンバー昼ナンバー夜 逆光夜明るさ暗視
MINIEYE23.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HDR752G23.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HDR852G21.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
A12921.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
DRV-83020.0点★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HDR203G19.5点★★★★★★★★★★★★★★★★★
A119V318.0点★★★★★★★★★★★★★★★
SN-SV40c18.0点★★★★★★★★★★★★★★★★
A129Pro16.5点★★★★★★★★★★★★★★★
SN-SV70c16.5点★★★★★★★★★★★★★
WD250S16.5点★★★★★★★★★★★★★★★
ZDR02215.0点★★★★★★★★★★★★
DRY-ST1700c15.0点★★★★★★★★★★★★★
DRV-650/W65014.0点★★★★★★★★★★★
DRV-34012.5点★★★★★★★★★

総合評価では23点と首位のドラレコ王「HDR752G」と並び、現行ドラレコとしては最高評価でした。

西日本LED信号の見え方について

現状のファームウェアでは30fps出力となっていますので西日本エリアではLED信号が同期する可能性あります。

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

駐車監視について

駐車監視については現段階ではサポートされていませんが、専用のケーブルを使用して電源を供給し続ける事で駐車中も録画を継続する仕様のようです。

常時録画と1fpsのタイムラプスモードが選べるようです。

 

こちらで挙動を確認した限りでは、駐車監視の設定をONにした状態で10分程度振動を検知しない状態(エンジンOFF、ACCのみONでテスト)が続くと自動で液晶が消え、駐車監視モードに入りました。

録画方式は常時録画・ライムラプスですが、安全運転支援機能やWiFi機能を停止して節電状態になっていると考えられます。

ドアの開閉で衝撃を検知しましたが、検知後は通常録画に戻りましたのでここから10分間は常時録画が継続されそうです。

外部電源を使用した駐車監視について

ドラレコ用の外部バッテリー「UPS300」を使用しての駐車監視については、7時間の録画が可能でした。(1カメラにしては結構電力喰います)

その他の外部バッテリーでの駆動時間の予測は以下の通りです。(駆動の可否のみ確認)

型番UPS300/400UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間7時間28時間18.5時間37時間
満充電180分240分50分100分

microSDでの録画時間について

ドラレコ画質の説明でビットレートが低いと述べていますが、録画データサイズはWiFiアプリでの表記とは異なり、以下の通りでした。

・「2592×1944」、microSDの使用容量は5~6GB/1時間

通常は15~16GB程度必要な解像度ですので、モザイク状の動画の乱れが出てしまいます。

※ファームウェアアップデートでビットレートの調整が入る予定だそう。

地デジへのノイズの影響について

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MINIEYEの総評

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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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