※2019年5月18日更新~2019年モデルが発表された為、内容を見直しました。

パナソニックのゴリラナビは主に初心者ドライバーや中高年をターゲットとしており、見易さ・使い易さと、運転初心者でも走り易い道路を選択するルート探索機能が他社とは一線を画すると言う特徴を持っています。

私も過去にサンプルをお借りしてテストしてみた事がありますが、他社のカーナビと比べると走り易いルートを選択する傾向が強いと感じました。

ゴリラナビはポータブルナビ市場全体から見ると地図更新にも対応したアッパーミドル~ハイエンドの位置付けですが、グレードは3段階ありますのでこの記事では2019年のゴリラナビの特徴をグレード別にご紹介します。

2019年モデルの更新ポイントと全体的な特徴

まずは2019年モデルでの更新ポイントについてですが、新たに追加された機能はわずかで、基本は2018年モデルから地図がアップデートされたマイナーチェンジとなっているようです。

具体的には交差点の看板や案内レーンのビジュアル表示が見易くなっている、と言ったところです。

他社モデルと比較した上でのゴリラナビの全体的な特徴としては、以下の機能を搭載している点が挙げられます。

①VICS WIDEを活用した渋滞回避と、走行中の自動ルート修正(スイテルート)

②バックカメラに対応(最上位機種のみ)

③2022年7月までの無料の地図更新(最上位機種のみ)

④高速道道路の逆走や事故多発地点の警報とアナウンス

⑤走り易い道を優先して選ぶ道幅有線探索

⑥速度連動の音量調整

⑦Gセンサー+ジャイロセンサーによる高精度測位

⑧24Vのトラックなどにも対応

⑨1DINの取付キットでカーナビバネルの前方に設置可能

エントリー~スタンダードモデル「CN-G530D」「CN-G730D」

エントリーモデル~スタンダードグレードの展開は以下の2モデルとなっています。

■ パナソニック公式 ゴリラナビ2019年モデル

パナソニックCN-G530DCN-G730D
パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G530D 5インチ ワンセグ SSD16GB バッテリー内蔵 PND 2019年モデル CN-G530D パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G530D 5インチ ワンセグ SSD16GB バッテリー内蔵 PND 2019年モデル CN-G530D
パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G730D 7インチ ワンセグ SSD16GB バッテリー内蔵 PND 2019年モデル CN-G730D パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G730D 7インチ ワンセグ SSD16GB バッテリー内蔵 PND 2019年モデル CN-G730D
発売日19.06
液晶サイズ5型7型
地図更新有料
カーナビ機能メディアSSD/16GB
住所検索3,870万件
電話番号1,930万件
周辺検索330万件
るるぶDATA3.5万件
ジャイロセンサー有り
1DIN取付キットCA-PT71D
AV機能地デジワンセグ
SDカード音楽/動画
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方

これらの2モデルの違いは「CN-G530D」が5型、「CN-G730D」が7型液晶を搭載しているのみで、機能的には同等品となります。

主な機能の特徴は以下の通りです。

道幅優先探索

道幅優先検索とは、い道路を優先してルート検索を行う機能で、一部のインダッシュナビにも搭載されているものですが他社のポータブルナビでは同様の機能は見られません。

スマホのナビアプリは最短距離や短時間で目的地に到達するルートを探すのは得意ですが、軽自動車やコンパクトカーならさほど問題に感じないものの、MT車やミニバンなどを運転する際にはちょっとしんどく感じる事があります。

到達時間はそれほど気にしないので走り易い道を案内して欲しい、と感じるユーザーにはありがたい機能ですね。(私自身は運転する車や、その時々の気分で細い道、広い道を選んでますが)

Gロケーション

Gロケーションとは、GPS・みちびき・グロナスの3種類の衛星とGジャイロと最新のCPUを組み合わせた高精度の測位システムです。

インダッシュのカーナビっであれば3種類の衛星とジャイロセンサーによる測位自体には、特にこれと言って特徴がある訳ではないですが、ユピテルのポータブルナビがジャイロセンサーを搭載していませんので、他社との差別化としての使い易さに関わる部分を強化している感じですね。

「CN-G530D」が5型、「CN-G730D」が7型になる訳ですが、使い易さを考慮するならやはり7型が良いんじゃないかなぁ~と。

なお、このグレードの地図更新費用はダウンロード版で9,000円、SD版で21,000円になりますので毎年地図を更新したい方は3年間の地図更新が無料の「CN-G1300VD」がおすすめです…と言うかせっかくパナソニックを選ぶならやはりこれかと(笑)

ハイエンドモデル「CN-G1300VD」

「CN-G1300VD」は現行のポータブルナビの中では最も多機能で、特に年配者の方には使い勝手が良いと感じるモデルです。

パナソニックCN-G1300VD
パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G1300VD 7インチ VICS WIDE ワンセグ SSD16GB バッテリー内蔵 PND 2019年モデル CN-G1300VD パナソニック ポータブルカーナビ ゴリラ CN-G1300VD 7インチ VICS WIDE ワンセグ SSD16GB バッテリー内蔵 PND 2019年モデル CN-G1300VD
発売日19.06
液晶サイズ7型
地図更新有料
カーナビ機能メディアSSD/16GB
住所検索3,870万件
電話番号1,930万件
周辺検索330万件
るるぶDATA3.5万件
ジャイロセンサー有り
1DIN取付キットCA-PT71D
AV機能地デジワンセグ
SDカード音楽/動画
工賃が安い「カーナビの持込取り付け」が出来るお店の探し方

基本的な機能は下位モデルと変わりませんが、「CN-G1300VD」にのみ以下の機能が追加されています。

①VICS WIDEを活用した渋滞回避と、走行中の自動ルート修正(スイテルート)

②バックカメラに対応(最上位機種のみ)

③2022年7月までの無料の地図更新(最上位機種のみ)

VICS WIDEを活用したスイテルート

「CN-G1300VD」は東京都内を走行中のタクシーなどの業務用車両から走行データを収集し、リアルタイムで渋滞情報をカーナビに配信する機能です。(2020年までに関東6県にエリア拡大とのニュースも見かけた事がありますが、続報がないので現状は都内のままかと)

スイテルートは「渋滞考慮のオートリルート」ですが、ポータブルナビ業界では本機のみに実装されている機能となります。

過去に2017年モデルの「CN-G1100VD」と、ケンウッドの2015年彩速ナビの「VICS WIDE」+スマートループの2台乗せで都内をテスト走行した事がありますが、彩速ナビの方がよりアグレッシブに渋滞を回避するものの、走り易くない道も提示してくる頻度が高いのに対し、「CN-G1300VD」は渋滞を回避しつつ、走り易い道を選択すると言う印象でした。

バックカメラに対応

ユピテルのポータブルナビはバックカメラには非対応ですが、「CN-G1300VD」は同社のバックカメラ「CY-RC90KD」に対応しており、合わせて1DINの取付キット「CA-PT71D」を使用する事でインダッシュタイプのカーナビに近い使用感となります。

なお、実機テストについては2019年モデルとほぼ変わらない2017年モデルにて実施していますので、使用感等については以下記事をご参照下さい。

■ パナソニック ゴリラ「CN-G1100VD」のレビュー、評価

2022年7月までの無料の地図更新

「CN-G1300VD」をおすすめする最大の理由は、地図の更新が発売から3年間無料である点です。

価格帯を考えると発売当初は高いですが、7月に入れば4万円台に落ち着くと思います。

タブレットやスマホ+カーナビアプリも良いですが、3回地図を更新して4年間使用できる事を考えると1ヶ月当たりの使用料金は1,000円程度になりますので、場合によってはこちらの方がコスパが高くなる可能性があります。

まとめ

ポータブルナビの競合は主にユピテルになりますが、パナソニックのゴリラナビは測位の精度と渋滞回避能力が高い代わりに価格が高く、エントリーモデルがユピテルのハイエンドモデルと同程度の価格となります。

都心部などでは渋滞も多く、道路の本数や交差点も多いですが田舎道ではそうでもないと思いますので、首都圏や都心部周辺での利用が多いならパナソニック、そうでなければユピテルのモデルがおすすめかと思います。(ざっくり言えば)

また、ポータブルナビ自体がスマホやタブレットと最も激しく競合するカテゴリーですので、他の選択肢も検討してみる価値はあるかと思います。

■ カーナビアプリはどこまで便利に使えるのか?

■ android OS搭載のカーナビとオーディオ

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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