こんにちは!Omiです。

アフターパーツのカーナビはスマホやタブレットのカーナビアプリや、車両と一体化してカーナビレスの選択肢がないメーカー純正ナビにシェアを喰われまくって年々市場規模が縮小しています。

カーナビ市場は衰退期に入ってから久しいですが、ポストカーナビの流れとしてユーザー目線で最も期待しているのがパイオニアの「DMH-SF700」や、アルパインの「BIG DA」を含む「ディスプレイオーディオ」と言うカテゴリーです。

因みに「ディスプレイオーディオ」はユーザー目線では大いに期待したいカテゴリーではあるものの、カーナビメーカーから見ると儲かりにい薄利多売で稼ぐしかない苦肉の策から生まれたものかも知れません。(笑)

最近はカーナビ、オーディオ関連であまり興味を引くようなアイテムがなかったのですが、ハイオニアに続いてアルパインも市場に参入していますし、今後は「ディスプレイオーディオ」のカテゴリーが伸びてくる可能性がありますので、その特徴を見て行きたいと思います。

ディスプレイオーディオの定義と歴史

ここで言うところの「ディスプレイオーディオ」とは、車載カーナビからカーナビソフトの部分を切り捨てたディスプレイ付きのマルチメディアプレイヤーを指し、この狭義の「ディスプレイオーディオ」としては2013年10月に発売されたスマホとのミラーリンク機能付きのパイオニア「SPH-DA99」が初物ではないかと思います。

7年前にこう言った製品にチャレンジするパイオニアの「冒険心」はなかなか素晴らしいものがあると感じますが、2年に一度くらいの頻度でモデルチェンジを繰り返しつつ、「SPH-DA99」の基本コンセプトは2020年5月に発表されている「DMH-SF700」や「FH-7600SC」に受け継がれています。

パイオニアは世の中のマスになる前の新しい発想の製品を仕掛けてくる傾向が強く、その中には不発に終わって黒歴史化するものもあるようですが、「SPH-DA99」は発売時期が早過ぎた為に大部分のユーザーがついて来れなかったようで、2017年くらいまではこの手の「ディスプレイオーディオ」はほとんど売れていなかったようです。

因みに2017年以降は「ディスプレイオーディオ」がそんなに売れてるのか?と言われると…、ケンウッドがその時期から市場に参入して2020年時点では既に撤退している事から、あまり売れていないのだろうと推察されます。

売れなかった理由は、スマホユーザーにとっては5~6万円台と言う価格帯が高すぎたから…だと思います。

ここ3年くらいでカーナビ各社のエントリーモデルは上位モデルからの機能の落とし込みが進み、必要十分な機能を搭載した上で4万円台で推移していましたので、カーナビ機能を外したにも関わらずカーナビよりも高い「ディスプレイオーディオ」はいらない!と言う評価だったと言う事でしょう。

一方で2018~2019年の掛けてのパイオニア「FH-9400DVS」シリーズ(2020年に廃盤)に限っては4万円前後の価格帯で売られていましたので、そこそこ調子が良かったのか、2019年にはグレードが増えて「FH-8500DVS」と合わせて2グレードでの展開となりました。

さらに2020年にはこれらが3系統に分化して、①ポン付けタブレット型の「SDA-700TAB」+「FH-7600SC」、②9型100万画素のフローティング1DINモデルの「DMH-SF700」、③6.8型インダッシュ2DINモデルの「DMH-SZ700」の展開に至ります。

ディスプレイオーディオの仕組み

「ディスプレイオーディオ」はカーナビソフトを搭載しないマルチメディアプレイヤーですので、地図アプリはスマホのものを使用する事になり、スマホの通信費が余分に掛かります。

また、これらの「ディスプレイオーディオ」の中には、Android OSを搭載してGoogle Mapなどを含みむ各種アプリを直接インストール&動作させる事が可能な中華企画の「Androidオーディオ」も存在し、コスパが非常に高い事から一定の人気を得ていますが品質が安定しないので万人向けとは言えません…全く。(私のも一回壊れた)

一方でパイオニアの3つのシリーズやアルパインの「BIG DA」は、CarPlayやAndroid Autoに対応する事により地図アプリを含む一部のスマホのアプリを動作させる事が可能となっています。

2020年最新モデルではパイオニアが優勢

品質面で安定性の低い中華企画の製品を除くと、残るはパイオニアの3製品とアルパインの「BIG DA」の計4製品となります。

このうち最もユーザーの関心が高くガチで競合するのが、いずれも9型100万画素フローティング液晶を採用した1DIN筐体のパイオニアの「DMH-SF700」、アルパインの「BIG DA」の2機種です。

【パイオニア「DMH-SF700」】

【アルパイン「BIG DA」】

何れもCarPlayやAndroid Autoをサポートし、CD/DVD/地デジを切り捨てている点では共通していますが、細かく見て行くとこのような違いがあります。

 パイオニア
DMH-SF700
アルパイン
BIG DA
液晶サイズフローティング9型フローティング9型
液晶画素数100万画素100万画素
筐体1DIN1DIN
Bluetooth
USB
ハイレゾUSB/Bluetooth(LDAC)USB
WiFi-
WEBブラウザ-
HDMI IN-
AV IN-
バックカメラIN
CatPlay
Android Auto
Alexa-

最も大きな違いは動画メディアの扱いです。

と言うのは、CarPlayやAndroid Autoは車内で安全にスマホを使う事が最大のコンセプトなので、運転中の安全性を重視しており動画アプリが使えません。

「DMH-SF700」は「CarPlay/Android Auto」の外側の機能としてWEBブラウザを搭載しており、WiFiテザリングを行う事でYouTubeなどの動画をブラウザ再生する事が出来ます。

一方で「BIG DA」は原則として動画再生は不可のようです。(裏技的にやる方法があるらしいが)

アルパイン「BIG DA」はメーカー直販サイトからのみの販売となっており、ノウハウのない状態から手探りで作った必要最小限の構成の製品と言う印象ですが、パイオニアの「DMH-SF700」については過去の経験と技術の蓄積とユーザーからのフィードバックをベースに、直近のサイバーナビのノウハウも盛り込んだアリアリ仕様となっています。

「DMH-SF700」の価格帯が気になるところですが、個人的に使ってみたいと思える仕様です。(つまり純粋に1ユーザーとして買いたいと言う事ですが付ける車がない)

また、「DMH-SF700」には2DIN版で機能的には同等の6.8型液晶「DMH-SZ700」も存在し、更に新しい試みとしてポン付けタブレットタイプの製品も発表されていますので、「ディスプレイオーディオ」のカテゴリーではしばらくパイオニアの一人勝ちになりそうですね。

パイオニアからついにポン付けタブレット式ディスプレイオーディオ「FH-7600SC」「SDA-700TAB」が発売!

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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