※2018年9月26日更新~使用半年後にタッチパネルが反応しなくなったので、顛末を追記しました。

最近はスマホとの連動性がイマイチで価格が高い、純正カーナビやアフターマーケットカーナビに代わって、取り付けや取扱いついて、にやや知識が必要ではあるものの、Android OSそのものを搭載して通常のAndroidスマホやタブレットのアプリがインストール可能なオーディオユニットが台頭し始めています。

音質などの面ではあまり評判は良くはないのですが、2万円くらいから変えてしまい、機能的にはかなり充実していますので、今後はこのようなAndroid OS搭載のオーディオユニットを、インダッシュカーナビの代わりに使用する方が増えて来そうな気がしますね。

今回はそんなAndroidオーディオの中でも、比較的価格が安く機能面でも充実しているATOTOと言うメーカーの「A6」と言うモデルの実機テストを行いました。

ATOTO A6の特徴

amazonの製品リンクを見て頂くと、A6の中にはサイズやタッチボタンの配置などが異なるモデルが10種類も存在しています。

製品販売ページに一覧表がありますので、そちらを見て頂きたいのですが…

あまりにも記載項目が多くて何だか良く分からないかも知れません。

 

これらのモデルの違いをざっくり説明すると以下の通りとなります。

 

・サイズは180mm幅と200mm幅の2種類ある

・操作系がタッチパネルだけのものから、一部ボタンを使用してるものがある

・USBやSD、AUXと言った拡張ポートの数が異なり、位置も背面だったり前面だったりする

・メモリとストレージは、1GB/16GB、1GB/32GB、2GB/32GBの組み合わせがある

・音声入力用の外付けマイクがあるもの、無いものがある(内蔵マイクは全てあり)

 

とりあえず、サイズが合わないとダッシュパネルの中には入りませんので、サイズ別に見て行きましょう。

2DIN~178mm幅サイズ(物理ボタンなし)

2DINの中でも物理ボタンがないモデルは以下の3つです。

・A6Y2710S ~メモリ1GB、ストレージ16G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージなし)、外付けマイクなし

 

・A6Y2721P~メモリ2GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

 

・A6Y2721PR-G~メモリ2GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

※最上位のA6Y2721PR-Gは液晶がIPS、Bluetoothは5.0(通常は4.2)、ビデオ入力は2系統、ジェスチャー操作が可能となっているようです。

2DIN~178mm幅サイズ(物理ボタンあり)

以下のモデルは物理ボタンありとなります。

・A6Y2710SB ~メモリ1GB、ストレージ16G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージなし)、外付けマイクなし

物理ボタン類は液晶下に配置、左側にはmicroSDの他、USBとAUXポートを搭載しています。

 

・A62711PB~メモリ1GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

※このモデルは左側にタッチボタンが配置されています。

 

・A62721PB~メモリ2GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×4(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

物理ボタン類は液晶下に配置、左側にはmicroSDの他、USBとAUXポートを搭載しています。

 

・A6Y2721PRB~~メモリ2GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×4(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

A6Y2721PRBはフロント左側にはmicroSDの他、USBとAUXポートを搭載しており、液晶がIPS、Bluetoothは5.0(通常は4.2)、ビデオ入力は2系統、ジェスチャー操作はなしです。

 

・A6Y2721PRB-G~~メモリ2GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

※A6Y2721PRB-Gは液晶がIPS、Bluetoothは5.0(通常は4.2)、ビデオ入力は2系統、ジェスチャー操作が可能となっているようです。

200mm幅サイズ

200mm幅サイズに関しては何れも物理ボタンなしの2モデルのみとなります。

・A6YTY710S~メモリ1GB、ストレージ16G、フロントmicroSDポート、USB×2(クイックチャージなし)、外付けマイクなし

 

・ A6YTY721P~メモリ2GB、ストレージ32G、フロントmicroSDポート、USB×3(クイックチャージあり)、外付けマイクあり

 

私はごちゃごちゃしてるのが苦手なので、物理ボタンなしの2G/32Gの2DINモデル、A6Y2721Pを購入しています。

ATOTO「A6」の取り付けについて

ATOTO「 A6」の取り付けに関しては、基本的には自分でやった方が幸せになれます…と言うか、そこそこ壊れるっぽいので、自分でいじれない人は買わない方が良いかと…。

普通のカーナビに比べると、取り付けは面倒な部分と楽な部分があります。

ATOTO「 A6」は、地デジ非対応のモデルなのでピラーを外さなくても取り付けが可能な分、普通のカーナビよりは気が楽でした。(GPSアンテナの置き場所によってはピラーを外す方が綺麗に仕上がるが)

ただ、その一方でハーネスが一切キボシ処理されていない為、これらの処理に時間が掛かりました。

手順としては以下の通りとなります。

既存のオーディオを抜き取る

今回はL880Kコペン号に装着したのですが、この車にはもともとこう言った形でケンウッドの5年位前の1DINオーディオがはまっており、下段にタブレットホルダーを設置していました。

L880Kコペンの場合はカーナビの脱着はかなり楽な部類に入ります。(なんせパネルを1枚剥がすだけなので)

フロントパネルを外してからオーディオを固定している4本のネジを外します。

ネジを外したら背面のケーブルを全て抜きます。(今回はラジオのアンテナとカプラー1個、ボディアースだけでした)

なお、既存のカプラーがどのようなものか確認していなかった為、再使用出来ないようであれば以下のようなものを買いに走ろうと思っていましたが、幸いながら再使用が可能でした。(少し配列が違いましたがどうにかなるレベル)

因みに上のハーネスキットは10P+6Pなのですが、6Pの方はリアスピーカーの配線のみとなりますので、リアスピーカーのないコペンには不要です。

なお、付属品として以下のようなハーネスキットが入っていましたが(日産車用?)、コペンには使用出来ません。

取り付けステーは純正の物が問題なく使用できた

取り付けステーは以下のようなものが同梱されていますが、おそらく国産車でこの形状が合うものはほとんどないのではないかと思います。

幸いにして純正のステーがバッチリはまりましたので、不揃いになっていたネジだけ付属の物を使用しました。

各ケーブルの接続を行う

なお、「ATOTO A6」の裏から生えているケーブルは以下の18本になりますが、使用しないものもあります。

①オレンジ線…ラジオアンテナコントロール、アンテナブースターの電源の出力~キボシ処理を行い、カプラーに接続

②紫線…バック信号の入力~カプラーには含まれていなかったのでエレタップで割り込み

③茶色線…追加アンプ電源の出力~追加アンプはないので使用せず

④赤線…ACC電源入力~キボシ処理を行い、カプラーに接続

⑤白/オレンジ線…ステアリングリモコン-線~リモコンは使わないので使用せず

⑥赤/黒線……ステアリングリモコン+線~リモコンは使わないので使用せず

⑦黒線…アース、途中で2又に分かれていた為(1本はステアリングリモコン用の模様)、2本ともクワ型キボシ端子処理を行い、固定用のステーと車体のボルトに固定

⑧ピンク線…通常のカーナビの場合にはパーキング信号線につなげて停車中である事を認識させますが(マイナスコントロール)、説明書には接続しなくてもカーナビが操作できなくなる事はない旨の記載があった為、使用せず

⑨青/黒線…リア右側スピーカー-線…リアスピーカーがないので使用せず

⑩青/白線…イルミネーション信号を入力し、ライト点灯の時は画面の明るさを落とす~キボシ処理を行い、カプラーに接続

⑪緑/黒線…リア左側スピーカー-線…リアスピーカーがないので使用せず

⑫灰/黒線…フロント右側スピーカー-線~キボシ処理を行い、カプラーに接続

⑬白/黒線…フロント左側スピーカー-線~キボシ処理を行い、カプラーに接続

⑭青線…リア右側スピーカー+線…リアスピーカーがないので使用せず

⑮黄色線…スリープ状態保持の為の常時電源の入力~キボシ処理を行い、カプラーに接続

⑯緑線…リア左側スピーカー+線…リアスピーカーがないので使用せず

⑰白線…フロント左側スピーカー+線~キボシ処理を行い、カプラーに接続

⑱灰線…フロント→右側スピーカー+線~キボシ処理を行い、カプラーに接続

結局使用したのは、ACC・常時・イルミ・アース・バック信号・アンテナコントロール・スピーカー類のみで、車速パルス信号線などはもともと生えていませんでした。

キボシ処理をするのも面倒でしたが、使わない線の絶縁も数が多いので時間が掛かりました。

裏面は結構スッキリしており、刻印で何を指す場所なのかは見れば分かるようになっています。

因みにUSB-Aポートは3個ありますがケーブルが2本でそのうちの片方が二又に分かれています。

※二又のうちの片方は短いですがこれは専用のドラレコ接続ケーブルです。(今回は使用せず)

これらのケーブルとWiFi・GPS・マイク(使わなくても本体前面にマイクはあるが)などを接続して起動チェックを行いました。

因みにバックカメラはAUTO・VOXのドラレコに映像を出力するタイプのものが付いていましたが、端子の形状が合わない為、変換コネクタを手配中です。

動作のチェック項目

バックカメラ以外の接続が終わった後は以下の動作の確認を行いました。

①FM・AMラジオの受信状況

②WiFiの接続状況

固定アクセスポイント・モバイルルーター・iPhoneのテザリングを行いました…アンテナなしでも繋がりますが速度は半分くらいになりました。

③Google mapでのGPSの測位状況

屋内だと測位に時間が掛かりましたが、外では特に問題は感じられませんでした。

④バックギアに入れた際の画面の切り替わり(バックカメラを接続していないので画面は切り替わったが、警告メッセージが出た)

※バックカメラは後日こちらのアイテムを装着し、正常に出力されました。

ナンバー共締め「PORMIDO」バックカメラのレビュー、評価

⑤内蔵マイクの音声認識状況

一通り動作の確認が出来た為、仮留めです。

周囲に若干隙間が出来るのですが、化粧パネルを被せると割と綺麗に見えます。

ただ、このパネル用の両面テープなどが付属していませんでしたので後で切り貼りするようですね。(笑)

⑦外付けマイクの動作確認

外付けマイクに関してはかなり感度が良いようで、ステアリング裏などに設置すれば小声で話してもしっかり音声が認識されました。

なくても大丈夫ですが、あった方が便利です。

起動時間は2秒なのだが、待機電流が気になる

通常のAndroid端末は完全に電源オフの状態から起動させるとそこそこ時間が掛かりますが、どうやらこのモデルはエンジンオフ(ACCオフ)でACCからの給電が途切れるとスリープモードに入り、常時電源からの給電でスリープ状態を保持するようです。

この状態からエンジンをオンにすると2秒で起動が可能なのですが、通常のスマホやタブレットの画面をオフにした状態と同じような状態なので、そこそこ待機電力を消費している可能性が懸念されました。

確かコペンのバッテリーは32Ahだったと記憶しており、1ヶ月程度車に乗らなかった時に一度バッテリー上がりに見舞われた事があります。

■ 車のエンジンが掛からない時に疑わしい原因と対策

今回、デフォルトの状態での暗電流と「ATOTO A6」をスリープさせた状態での暗電流を計測してみました。

デフォルト状態での暗電流は40~50mA、をスリープさせた状態での暗電流は60~70mAでした。

概ね「ATOTO A6」をスリープさせた時には12V/20mAの電流が流れている事になりますね。

 

週に何日か必ず乗る車なら問題ない範囲かと思うのですが、「ATOTO A6」を取り付けたコペンの場合には仮に満充電の状態からであっても、32000mAh/70mAhで457時間=19日でバッテリーが空になります。

空になる前にセルが回らなくなると思いますので、2週間放置すると結構ヤバい感じになるかも知れません。(まぁ、「ATOTO A6」スリープさせなくても3週間くらいでヤバくなりそうですが…)

 

対策としては2つの方法があり、1つ目は「ATOTO A6」の黄色線を常時電源ではなくACC系統に接続する方法、2つ目は黄色線とアース線の一つを外部バッテリーに接続する方法となります。

黄色線を常時電源ではなくACC系統に接続した場合

この場合にはACCをオフにすると「ATOTO A6」がシャットダウンされ、オンで一から起動を開始します。

起動には50秒ほど掛かります。

12V外部電源を使用した場合

今回はドライブレコーダーの駐車監視用バッテリー「UPS300」を使用してのテストを行いました。

ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」が便利過ぎて泣けた

「UPS300」に「ATOTO A6」の黄色線、アース線を接続する為には以下のようなプラグが必要です。

接続手順は非常に簡単で、上記のプラグの+線に「ATOTO A6」の黄色線を接続、-線に「ATOTO A6」の二又に分かれたステアリングリモコン用の黒アース線を接続します。(アース線を分岐させても良いと思います)

後はエーモンのプラグを「UPS300」のバックアップソケットに挿し込み、背面のバックアップ出力のスイッチをオンにするだけです。

この方法でACCオフ時のスリープ用電力を「UPS300」から供給する事が可能でした。

まあ、「UPS300」は3.7V/7800mAhなので12V換算では2405mAh程度となります。

20mAhのスリープ状態を継続すると120時間でバッテリーが空になりますので、5日間程度しか維持できないと思いますが、初回の起動は時間が掛かったとしてもコペンでナビを使う時はそこそこ距離を走りますので、駐車→発車時の復帰に関してはクイック起動が維持できるかと思います。

AV機能についてはそこまで悪くはない印象

アマゾンのレビューを見ているとBluetooth経由の音質が酷いとの評価がありますが、私の場合イコライザー設定を変更すればそこまで酷いとは感じませんでした。

そもそも私のコペン自体がスピーカーがかなりショボいようで(純正なのか社外品なのかは不明)、ツイーターに至っては音量を上げると音割れするような状態なのでもともと音質はショボいのですが、くぐもったような「酷い!」と言う感じではないと思います。(音の聞こえ方は車のスピーカーにもよりますし、年齢で大きく異なり、個人差も大きいので参考までに)

コペンの場合にはどちらかと言うとスピーカーの方がボトルネックになっていると感じます。

CDとDVDドライブはありませんが、音楽に関してはモバイルルーター・スマホ経由で通信を行い、以下のような音楽配信アプリを使用すれば良いと思います。

■ Amazon Prime Music

■ Amazon Music Unlimited

■ レコチョク

■ SMART USEN

動画に関しては通常のスマホやタブレットと同様にAmazonプライムビデオなどの視聴が可能ですが、動画のダウンロードは自宅のWiFiルーターなどを使用したいところですね。

■ Amazonプライムビデオ

因みにプライムビデオについては規約上複製不可となっていますし、他のタブレットでプライムビデオのアプリを使用してmicroSDカードにダウンロードした動画を「ATOTO A6」で再生する事は出来ませんでした。

従ってダウンロード自体を「ATOTO A6」で行う必要があります。

なお、パソコンなどで動画をキャプチャーしてmicroSDやUSBに保存したファイルを再生する事は可能かと思いますが、プライムビデオに関してはこの方法は違法ではないものと思われるものの、規約違反に当たります。

従って自宅駐車場で「ATOTO A6」で直接ダウンロードするか、規約上複製可能なダウンロードコンテンツをメディアに落として再生するしかないですね。

※未確認ですがAndroidAutoやCarPlayなどを使用可能になるドングルなども販売されていますので、こう言ったものを使用すればスマホなどに保存した動画なども再生が可能になるのではないかと考えられます。

操作性については若干難アリ

操作性に関してはタッチパネルの感度の面はさほど問題があるようには感じられませんが、液晶の解像度の問題でアプリなどの文字が小さく表示されたり、タップしたいリンクなどをうまく押せない場合があります。

また、正面から端末を見る訳では無いのでコントラストの弱い文字などはかなり近づいて見ないと認識が困難です。

文字の大きさを変更してもアプリには反映されていない感じです。(アプリ個別に設定がある場合も?)

まあ、この辺りは「ATOTO A6」と言うよりもAndroid OSの仕様かと思いますので今のところ改善は難しいのかも知れませんね。

そう言った部分を勘案すると、インターフェイスなどの部分でAndroidAutoやCarPlayなどの車載専用システムも見るべき部分はあるのかも知れません。

その他もろもろの気になるポイント

アマゾンの評価でマイナスポイントとして指摘されている項目がいくつかあるのですが、そのうち確認が出来たものについての状況を報告します。

WiFiのつながりが悪い

WiFiのつながりが悪いと言う指摘がありますが、こちらでテストした限りでは2種類のモバイルルーター、iPhone 7でのテザリングのいずれのケースでも通常のWiFi接続と同様に数秒でつながっています。

ただし、iPhone 7でのテザリングの際については初回時のみ接続やたらと時間が掛かりました。

なお、そのようなケースでは以下のような処理が推奨されています。

A6が携帯電話のホストに接続できない場合は、ツールのようなピンを使ってフロントパネルのリセット穴からATOTOヘッドユニットをリセットしてください。その後、システムが再起動し、Wi-Fi接続がインターネットにアクセスできるかどうかを確認します。

起動の際に毎回ラジオが立ち上がる

ラジオを停止し、何れのアプリを起動していた状態でも再起動の後には必ずラジオが立ち上がります。

アプリごとの音量が大きく異なり、特にラジオの音量が大きい為、そのままでは再起動の度にラジオが大音量で流れるという事になります。

アマゾンのレビューでAUXアプリを立ち上げておくとラジオの音声が流れないとの記載がありましたので試してみたところ、AUXアプリを立ち上げた状態ではラジオが起動しない事が確認出来ました。(AUXアプリがバックグラウンドで起動していても同様)

ただし、バックアップ用の電源を繋いでいないと、毎回最初から再起動を始めますので、起動に時間が掛かる上に大音量でラジオの音声が流れます。(笑)

GPS測位の精度とカーナビとしての使用感について

5月に入ってボチボチ本格的にテストを行っています。

カーナビアプリの問題もあるかと思いますが、巷で言われているようなGPSの測位の精度の低さは感じられず、そこそこ便利に使えていると言う印象です。

Yahoo!カーナビ自体が渋滞情報を考慮してルート提示を行いますが、おそらく渋滞方法の変化に対してオートリルートは行わないので市販のスタンダードクラス以上のカーナビと比べると案内精度は落ちるかと思いますが、そこまでシビアに所要時間を考えないのであれば、ほとんど問題ないレベルかとは思います。

測位の精度と言うより、案内が不親切と言うか、目的地のお店の裏側に案内されたり…という事は時々ありますね。

これは案内のアルゴリズムの問題かと思います。

諸々の精度や使い勝手を上げるなら有料のカーナビアプリを使用する方法が手っ取り早そうです。(後日テストします)

 

マイクに関してはフロントの剥き出しの物を使っていますが、音声認識精度はそこまで悪くなく、ケンウッドの音声認識アプリ「VOIPUT」なんかよりは全然良いと思います。(「VOIPUT」自体が微妙ではあるのですが)

カーナビアプリ案内時のミュート機能について

ミュート機能に関しては、基本的にOS上で複数のアプリを動かした際の挙動の組み合わせの問題になるかと思います。

今のところ…

①ラジオ起動時+「Yahoo!カーナビ」・「Google map」の起動時には案内音声が流れる際にラジオの音声が絞られます。

②iPhoneの「Bluetooth音楽再生」+「Yahoo!カーナビ」・「Google map」の起動時には、Bluetoothの音声が絞られます。

③Androidアプリの「レコチョクBestライトプラン」の音楽再生+「Yahoo!カーナビ」・「Google map」の起動時には、「レコチョクBestライトプラン」の音声が完全に0になります。

④Androidアプリの「パイオニアMCC2」の音楽再生+「Yahoo!カーナビ」・「Google map」の起動時には、「パイオニアMCC2」の音声に変化はありません。

音声が消える、絞られる、変化なしの3つのパターンが存在しますので、一概には言えないところですし、今後のファームアップやアプリの仕様変更でも変わって来るところでしょうか。

Bluetoothテザリングについてのテスト

Bluetoothテザリングについてご質問を頂いたのですが、通常のAndroid端末とは若干接続手順が異なります。

ATOTOのBluetooth接続には、通常のスマホとの接続などに使用するポートと、テザリングに使用するポートが別の扱いになっている模様で、Bluetoothテザリングには「Bluetooth 2」と機器名が表示されるポートを使用します。

iPhone 7でのペアリングの場合には、2系統とも接続させる形になりますね。

「ATOTO」と表示されているのが通常の音楽再生や通話で使用するポート、「Bluetooth 2」がテザリング用のポートとなります。

この状態で「Bluetooth 2」のポートと接続し、ペアリングを行う事でBluetoothテザリングが使用可能になります。(スマホのWiFiテザリングはオフ設定にする)

なお、スマホのキャリアによってはBluetoothテザリングとWiFiテザリングの契約が別途必要になる事もあるようです。

pingが272ms、通信速度は1.3Mbps程度なので動画の再生は厳しいですが音楽配信やカーナビソフト程度であればそれなりに使えます。

半年でタッチパネルが無反応になった

amazonのレビューではタッチパネルの故障が1~2件報告されているのですが、それは私のところにもやってきました(笑)

「ATOTO A6」を起動させても、サイドの音声ボタンも液晶本体も全く反応せず、巨大な文鎮と化してしまいました。

何かの接触の問題か?と思い、軽くバラしてみたのですが、マザーボードと液晶はノートパソコンのようにテープ状のケーブルで繋がっています。

片方が表示と電源系、もう片方が操作系かと思うのですが、ケーブルを抜いて挿し直しても症状は改善されません。

…という訳で自力ではどうにもならなそうだったので、amazon経由でサポートに連絡しました。(保証期間は360日と同梱の書面には書いてあります)

 

「ATOTO」さんの対応はかなり迅速ではありますが、基本的には日本語が分からない方が、Google翻訳を使用して返信してくる感じで、英語と日本語の両方で返信が送られてきます。

日本語だけ見えるとちょっと意味が分からない部分もある感じなので、英語と両方見ながら内容を理解する感じになります。

めんどくさいので途中からこちらは英語で返信したところ、英語のでのやり取りになりました…Google翻訳を使って、おかしな英語表現にならないような日本語を英語に変換するのが最も楽かと)

 

結果としては私が購入した2GB/32GBの「A6Y2721P」の液晶パネルは在庫切れなので、1GB/32GBの「A62711」の液晶パネルは生きているが、音声が再生出来ない部品取り用と「A62711」の新品が送られてきました。

部品取り用の液晶を移植してみましたが、「A6Y2721P」と「A62711」ではボタンの配置が若干違うので、1ヵ所だけボタンの表示と操作が事なるところもあるのですが、まぁあまり使わないので許容範囲かなと…。

「A62711」の新品が浮いた状態にはなるのですが、また壊れた時の部品取り用にしておこうかと思います。

ATOTO「A6」の総評

このカテゴリー自体が今までなかったものなので、私にとっては非常に斬新で面白いガジェットであり、価格もカーナビと比べると非常に安いのが魅力です。

ただし、Android OSで動かしている為、バックアップ電源を接続していない状態からの起動は通常のタブレット並みに時間が掛かりますし、バックアップ電源電源を接続する場合には週に2~3回程度乗らない車の場合にはバッテリーの消耗度が気になるところではあります。

また、タブレットやスマホを使用した事がないユーザーにはほとんどおすすめ出来ない部分もありますね。

 

逆にスマホやタブレットを使い慣れているユーザーで、取り付けも自分で出来てしまうような方にはコスパが圧倒的ですし、なかなか面白いアイテムだと感じるのではないでしょうか?

普段、あまり乗らない車に取り付けるなら、バックアップ用に外部電源を積んでおくか、スイッチでバックアップの系統をオンオフ出来るようにするなどの工夫が必要かと思います。

例えば、以下のようなスイッチを使用して、出かける時だけオンにしておけば、その日の1回目の起動は時間がかかりますが、2回目以降はクイック起動になります。

家に着いた時にオフにしておく事で無駄なバッテリー消費を押さえる事も可能です。

※スイッチを使用したケースでは起動が不安定になりましたので、現状では「UPS300」で運用しています。(5~6日で「UPS300」のバッテリーが切れるので、車を使う日だけバックアップをオンにしています)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

Android OS搭載のカーナビとオーディオ

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