VANTRUE(ヴァントゥルー)は中国深圳エリアのドラレコ専門メーカーで、AUTO VOXなどと並んで品質の安定感とデザイン面での独自性をセールスポイントとしています。

私自身は2017年から緩くお付き合いさせて貰っていますが、安定性が高い反面、モデル数が少なく一つの機種を継続して長い期間売っていくスタンスが特徴的です。

モデル数が少ない=無駄がない事の裏返しでもあり、それぞれのカテゴリーでピリッとスパイスが効いたアイテムを展開している為、見ていてなかなか面白いメーカーでもあります。

今回はそんなVANTRUEのドライブレコーダーのうち、特長が分かり易い人気の5つのモデルについてご紹介します。

エントリーだが性能は充分、コスパ高の「N1 Pro」

「N1 Pro」はコンパクトですが最近のドラレコとしては特徴の薄いモデルです。

イメージセンサーは最近のドラレコの主流になっているSONYのIMX323、フルハイビジョンの解像度に対角160°のレンズ視野角、1.5型の小型液晶とスペックや仕様的に特徴が薄いものの、価格が滅茶苦茶安く、しかも安定のVANTRUE製品と言う事で人気となっているようです。

国内メーカーの1万円台前半クラスのモデルと性能的には良い勝負だと思います。

なお、VANTRUEのドラレコはどのクラスでもマウント内蔵型のGPSアンテナがOPで追加可能です。

駐車監視についても同様に基本は動体検知、タイムラプスの選択式となっており、ドラレコに必要な機能は一通り備わっています。

ドップラーセンサーで節電駐車監視の円筒型モデル「T2」

「T2」はVANTRUE特有の円筒型のデザインにフルハイビジョンのSONYのIMX323を搭載、対角で160°のレンズ視野角と言うところまでは割と普通のスペックですが、駐車監視の仕様に特徴があります。

通常のドライブレコーダーでは、周囲の動きを検知して録画を開始する「動体検知」と言うシステムが一般的に広く採用されていますが、「T2」の「動体検知」は画面内の動きの割合ではなく、マイクロ波を使ったドップラーセンサーを用いています。

通常の動体検知の場合にはドラレコに電源が入った状態で動体を検知しますが、「T2」の場合にはドップラーセンサー部のみ通電させ、ドラレコの主要機能は停止状態で監視を行いますので使用電力を節約できるのが最大のメリットとなります。

マイクロ波のドップラーセンサーで長時間の駐車監視向けのドライブレコーダーVANTRUE「T2」

ナンバー認識能力が最強の4Kモデル「X4」

VANTRUEのドライブレコーダーで最も新しいモデルが、正真正銘の4Kの解像度と800万画素のイメージセンサーの組み合わせてドラレコ史上で最高のナンバーの認識精度を誇る「X4」です。

過去にも4Kを名乗るドラレコはありましたが、解像度が4Kとは呼べない「2880×2160」であったり、イメージセンサー画素数が400~500万画素と4Kを表現するのに必要な800万画素を満たしていませんでした。

「X4」はそれらのインチキ4Kとは一線を画する正真正銘の4Kドラレコで、日本メーカーの高解像度モデルを大きく凌駕するナンバーの読み取り精度を誇ります。

ナンバー読み取り能力抜群!VANTRUE リアル4Kドライブレコーダー「X4」のレビュー、評価

一体型の2カメラエントリーモデル「N2」

「N2」は一つの円筒型筐体に2つのカメラを搭載した一体型の2かメラモデルです。

この手のモデルの中ではエントリークラスになりますので、2カメラ録画時の解像度は、フロント:1440×1080の150万画素、リア:1280×720の100万画素とやや低めですが、フロントカメラの方は通常の200万画素のフルハイビジョンモデルと比べてもナンバーの読み取り精度が目に見えて劣ると言う事はありません。

価格帯的にも2カメラモデル中ではかなり安い部類に入りますし、筐体が一つなので取り付けも楽チンなのが魅力ですね。

VANTRUE 前後2カメラドライブレコーダー「N2」のレビュー、評価

一体型の2カメラスタンダードモデル「N2 Pro」

「N2 Pro」は先程の「N2」をパワーアップさせた上位機種です。

2カメラ録画時の解像度は前後ともフルハイビジョンとなりますが、フロント単体の録画モードでは2560×1440の解像度での録画が可能です。

フロントのイメージセンサーは400万画素の定番であるOV4689、リア用にはフルハイビジョンの定番であるSONYのIMX323が使われています。

「N2」に比べると前後ともに解像度と明るさが向上しているような特性です。

まとめ

以上、ドラレコの中華人気メーカーであるVANTRUEの主要5機種についてご紹介しました。

どのモデルも他社にはない特徴を持っており、エントリー~ハイエンドとバランスの良い構成となっています。

安定性、信頼性も高いメーカーですので、気になる方は前向きに検討してみて下さい。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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