ANKERと言えばスマホ関連のガジェット類の最大手で、グローバルな知名度も非常に高いメーカーですが、ドライブレコーダーについても1年半くらい前から市場に参入を開始し、現在では4モデルまで展開数を増やしています。
規模は非常に大きいメーカーですが、ドラレコ部門は数あるカテゴリーのほんの一部に過ぎませんので、個々の製品に対してのこだわり具合が気になるところではありますが、4つのモデルともにそれなりに市場にアピール出来るポイントがある良モデルであるとは感じています。
今回はそんなANKERのドライブレコーダーの各モデルの特徴についてご紹介します。
激安の部類に入るフルハイビジョンモデル「Roav A0」
「Roav A0」はANKERのドライブレコーダーの中では比較的新しく、2018年末に発売されたエントリーモデルです。
このクラスの価格は年々下がり続けており、ユピテルなどの国内大手メーカーの製品も1万円を割るものがありますが、「Roav A0」はそれよりも2ランクほど安い6,999円で販売されています。
この価格帯で対角170°でF値1.4のレンズ、WiFi対応と非常にコスパの高そうな構成となっており、夜間の明るさやナンバー認識精度などにそれほどこだわらないのでれば、スタンダードなドラレコとして万人におすすめ出来そうなモデルです。
SONYのExmor搭載のエントリーモデル「Roav C2」
「Roav C2」は2017年末に発売された、ANKERのドライブレコーダー処女作です。
イメージセンサーにはSONYのExmorを使用し、対角145°のレンズ視野角のフルハイビジョンモデルとなります。
動画の特徴に関しては可もなく不可もなくと言ったところになり、良く言えばバランスタイプですが、価格帯を考えるとコスパは非常に高い部類のモデルに含まれるでしょう。
スタイリッシュな平型WiFiモデルの「Roav C1」
「Roav C1」は型番を見る限り最も古そうなモデルに感じますが、実は「C2」よりも発売は後で、こちらもSONYのExmorイメージセンサーを採用したフルハイビジョンモデルとなります。
イメージセンサーは「C2」と同様ではあるものの、レンズのF値は「C2」がF2.0に対し、「C1」はF1.8、画像を処理するチップセットも異なりますので、画質は全く同じ物ではないでしょう。
ポイントとしてはWiFi対応である点、平型のスタイリッシュボディである点の2つになりますね。
夜間特化型STATVIS対応の「Roav C2 Pro」
「Roav C2 Pro」はANKERのドライブレコーダーの中で最新・最上位のハイエンドモデルとなります。
ANKER製品の中では唯一GPS対応モデルとなり、GPS内蔵のマウントが付属します。
本機はレンズ視野角が対角145°、WiFi対応のフルハイビジョンモデルですが、最大の特徴はやはり夜間の光源が少ない状況下での撮影能力に特化したSONYのSTARVIS対応のイメージセンサーを搭載している点でしょう。
動画を見た感じではSTARVISらしい夜間の明るさとなっているという印象を受けました。
https://car-accessory-news.com/roav-c2-pro/
まとめ
以上、ANKERのドライブレコーダー4製品についてご紹介しました。
基本的には国内メーカーよりも1~2ランク安い価格で似たようなスペックの製品を販売しており、メーカーの信頼度も高い為、どの製品もコスパは高いと思います。
AUKEYなどと比べるとデザイン的に洗練された感じが良いですね。
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