※2018年7月14日更新~バックカメラ兼用可能な二刀流ドラレコ、パパゴ「GoSafe S36GS1」について追記しました。

最近はドライブレコーダーの注目度も上がり、様々な付加価値を持ったモデルが続々と発売されていますが、ドライブレコーダーにバックカメラの機能を持たせたモデルもそのうちのひとつです。

「どうせバックカメラもドライブレコーダーも搭載するのであれば出来るだけコストを抑えたい」であるとか、「あまり車内に色々な電装品を取り付けてゴチャゴチャさせるのは避けたい」と考えている人向けに、ここではバックカメラと兼用できるドライブレコーダーについていくつかご紹介します。

バックカメラと兼用のドライブレコーダーは4タイプ+1

バックカメラと兼用できるドライブレコーダーには次の4つのタイプが存在します。

  • ドライブレコーダーの液晶にバックカメラの映像を出力し、バックカメラの録画は行わないタイプ(バックカメラセットモデル
  • ドライブレコーダーの液晶にバックカメラの映像をデジタル出力し、バックカメラの録画も行うタイプ(バックカメラセットモデル
  • ドライブレコーダーの液晶にバックカメラの映像をアナログ出力し、バックカメラの録画も行うタイプ(バックカメラは別売
  • カーナビの液晶にドライブレコーダーとバックカメラの映像を出力し、バックカメラの録画も行うタイプ(バックカメラは別売

また、最近AUTO・VOXから発売された「X1」というモデルは、2カメラセットでバックカメラの録画を行った上、さらにスマートルームミラー的な機能まで搭載しており、2018年4月現在では最もホットなモデルとなっています。

ドライブレコーダーの液晶にバックカメラの映像を出力し、バックカメラの録画は行わないタイプ

このタイプが最も仕組み的には簡単で、同梱のバックカメラを新規に設置し、フロント部のドライブレコーダーに映像入力、リバース信号に連動してドライブレコーダーの映像をバックカメラに切り替えます。

メリットとしてはドライブレコーダーで録画するのはフロントカメラの映像のみとなる為、高画質を維持しつつmicroSDカードの使用容量も圧縮できる点です。

デメリットは後方の録画が出来ない為、リアの映像を録画するにはもう1台ドライブレコーダーが必要となる点が挙げられます。

「AUTO・VOX」2カメラ ミラー型ドライブレコーダー「M6」のレビュー、評価

ドライブレコーダーの液晶にバックカメラの映像を出力し、バックカメラの録画も行うタイプ(バックカメラセットモデル)

こちらは2018年6月に発売された、パパゴ「GoSafe S36GS1」が人気急上昇中です。

このモデルはフロントとリアに200万画素のSONY Exmor CMOSセンサーを搭載し、リアカメラ部分については防水加工が施されている為、車内・車外に設置が可能というマルチ仕様となっています。

フロントカメラは水平119~120°、リアカメラは驚異の水平132°の録画視野角(多分リアとしては業界最高)となっており、広範囲の状況証拠を記録する事が可能です。

パパゴ 2カメラドラレコ「GoSafe S36GS1」のレビュー、評価

 

ドライブレコーダーの液晶にバックカメラの映像を出力し、バックカメラの録画も行うタイプ(バックカメラは別売)

このタイプはパイオニアから最近発売されたばかりで現状では他のメーカーの製品は見当たりませんが、バックカメラの出力端子を分配器を経由してドライブレコーダーとカーナビに入力します。

ドライブレコーダーではフロントカメラとバックカメラのアナログデータを録画しますが、カーナビには別途バックカメラの映像が映ります。

バックカメラは同社対応品であれば既存の配線に割り込ませる事も可能です。

メリットはフロントカメラの解像度が「2304×1296」と高めであることから精細感の高い動画の記録が出来る点、バックカメラを有効活用できる点です。

デメリットはやはりアナログ入力で解像度の低いバックカメラの映像は(30万画素程度)精細感が低くなる点、装着にはカーナビの取り外しが必要となる点が挙げられます。

パイオニアが2カメラタイプドラレコ「ND-DVR30」を発表

カーナビの液晶にドライブレコーダーとバックカメラの映像を出力し、バックカメラの録画も行うタイプ(バックカメラは別売)

このタイプはイクリプスのカーナビセットモデルとなりますが、機能面では他のタイプに比べると最も優れています。

カーナビとフロントカメラのみのドライブレコーダーとのセットモデルになりますが、別売の同社のバックカメラを接続する事で2カメラの映像が録画可能となります。

メリットはフロントカメラ部が小型で目立たない点、カーナビでドライブレコーダーの操作・動画の視聴が可能な点などが挙げられます。

デメリットはバックカメラは30万画素そこそこである為、通常の2カメラタイプ(リアは100~200万画素)のドライブレコーダーよりも画質が落ちる点です。

カーナビと連動するドライブレコーダー

AUTO・VOXの「X1」は2カメラ録画を行い、更にスマートルームミラー的な機能を搭載

最近テストしたAUTO・VOXの「X1」は、バックカメラの映像をフロントと合わせてデジタル録画するだけでなく、ミラー全面が液晶となっており、後方の映像を広範囲に渡って液晶画面に出力します。

現在のマーケットの情勢を考えると2カメラドラレコは続々と発売されていますが、全画面表示の後付けスマートルームミラーの存在が希少である為、ドライブレコーダーではなくルームミラーとしての機能性を最優先して選びたいモデルです。

ただし、このモデルは2カメラドライブレコーダーとしてもかなり優秀な面があり、特に夜間の明るさについてはフロントカメラが夜間特化型のモデルに次ぐレベル、リアカメラについては視野角は狭いものの、夜間特化型と同等以上の明るさを誇っています。

価格的にはかなり高い部類に入りますが、それぞれの機能の完成度が思ったより高く、正直なところ少し驚いています。

問題点としてはバックカメラとして使いたい場合と、スマートルームミラーとして使いたい場合では、ミラーに出力したい撮影位置が異なりますが、カメラの向きを調整したとしてもどちらもベストに映る位置への設定が難しい点が挙げられます。

後付け「スマートルームミラー」的な2カメラドライブレコーダーAUTO・VOX「X1」「X2」

バックカメラと兼用のドライブレコーダーのまとめ

以上、5つのタイプのバックカメラと兼用のドライブレコーダーを紹介しましたが、どれも一長一短がありますので「これがおすすめ!」と言うものはありません。

予算と目的、カーナビとの組み合わせを考えながら選ぶべきカテゴリーではないかと思います。

「特にこのような機能があれば欲しい!」と言った要望があればいくつかのメーカーさんに提案してみますのでお気軽にコメント欄にでも書き込んでください。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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