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先日、VANTRUEの4Kドラレコをご紹介したばかりなのですが、直近でMAXWINからフロント4K、リアフルハイビジョンの2カメラドラレコ「DVR-D019」が発売されています。

今回はMAXWINさんにサンプルをご提供頂きましたので、実機レビューと合わせて他社の2カメラドラレコ3モデルと比較してみました。

※テストに使用した個体は発売前の試作サンプルの為、デザインや一部の仕様が異なる可能性があります。

「DVR-D019」のスペックと特徴

「DVR-D019」のスペックは以下の表の通りです。

DVR-D019
19.0?発売
フロント:3840×2160/30fps/WDR
リア:1920×1080/30fps
録画視野角
フロント:水平128°
リア:水平97°
LED信号は東日本で同期
microSD付属なし
microSD最大128GB
GPS内蔵
駐車監視モード
動体検知
タイムラプス
手動起動
専用ケーブル
CAB-DVR03
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

最大の特徴はやはり4K録画が可能で、しかも録画視野角の実測値が水平128°の超広角のフロントカメラでしょう。

フロントカメラのイメージセンサーの画素数は販売ページには記載がありませんが、MAXWINさんに確認したところ800万画素との事です。(センサーの型番不明)

また、リアカメラは防水加工は施されていませんので車内設置が前提ではあるものの、PAPAGOの「GoSafe S70GS1」などと同様に、鏡像でリバースギアに連動して表示させる事も出来ますので、簡易バックカメラとして使用する事も可能となっている多機能モデルです。

レビューについては以下動画でも概要を解説しています。

セット内容とデザイン

「DVR-D019」のセット内容は以下の通りです。

①2.35型液晶のフロント筐体

②リアカメラ(0.5mケーブル)

③カメラ中継アナログケーブル(5.5m)

④吸盤マウント

⑤miniUSBシガー電源ケーブル

⑥PC接続用のminiUSBケーブル

⑦取扱説明書

フロント筐体はシンプルでスタンダードな箱型ですが、上部にGPSアンテナの出っ張りがあります。

液晶もスタンダードサイズの2.4型、正面に5つボタンの仕様です。

運転席側から向かって左側にはmicroSDカードスロットと電源ボタン

右側にはminiUSB電源ポートとminiHDMIの映像出力ポート

上部にはリアカメラ接続用のアナログ端子が配置されています。

マウントはつまみを回転させてガラス面に固定する吸盤タイプ

リアカメラは室内設置のコンパクトタイプで4PIN接続

リアカメラ接続ケーブルの長さは5.5mで、リアカメラ側からは赤いリバース信号線が伸びています。

車内への取付けについて

今回は初期型リーフに「DVR-D019」の取り付けを行いました。

本機はバックカメラ兼用タイプでが、出来るだけルームミラー裏に隠れるように設置しています。

リアカメラはリアガラス内側に設置していますが、リバースギアに連動させてバックカメラ機能を使用する場合には、バックランプなどにカメラ中継ケーブルの赤線を割り込ませる必要があります。

後退灯への接続方法は以下記事のバックカメラの取り付け時と同様の手順となります。

バックカメラの取り付け方法について

カメラ接続ケーブルは5.5m+リアカメラから伸びているケーブル0.5mの計6.0mですので、ルーリーフでは床を這わせても長さは足りましたが、ミニバンなどの車長が長い車の場合には上を這わせないとケーブル長が足りなくなりそうです。

インターフェイスと操作感について

インターフェイスについては、見た目は地味ですが比較的分かり易い作りとなっています。

「M」がメニュー呼び出し、「△▽」が項目の送り、「」が手動でのファイルロック、「OK」が決定です。

動画の再生については「M」ボタンを長押しで再生モードに入ります。

電源ONから録画開始までの起動時間は、2カメラとしてはまずまず早めの6秒程度です。

設定項目について

「DVR-D019」の設定項目には、他のドラレコにはない特殊な物がいくつかあります。

コーデックの選択

まずは録画ファイルの圧縮方式ですが、通常のドラレコでは使われていないH.265と言う比較的新しく圧縮効率の高いコーデックと、一般的なドラレコで使用されているH.264と言うコーデックのいずれかを選択する事が出来ます。

いずれのコーデックを選択しても、フロントカメラのみで1分当たり200MB強、1時間で1.3GB弱の録画容量を使用しますが、おそらくH.265が高画質、H.264はやや画質を落としてあると思われます。

使用するmicroSDの容量は変わらないので、高画質のH.265を選ぶべきでしょう。

レンズの歪みの補正

「DVR-D019」はかなり広角のレンズを使用してる為、録画視野角はかなり広いのですが、左右に歪みが発生します。

歪みの補正をONにしておくと、以下の様に左右の歪みが小さくなります。

ただし、視野角も7~8%程度狭くなりますのでドラレコ用途であれば、補正なしでの使用をおすすめします。

車載アクションカメラ的に使う場合には補正モードですね。

バックカメラとしての使用感

「DVR-D019」はギアをリバースに入れると自動的に後方映像に切り替わります。

販売サイトなどではガイド線が出ると書かれていますが、本個体はテストバージョンの為か、ガイド線は出ませんでした。(ガイド線はファームウェアで修正予定との事)

画質に関しては比較的ダイナミックレンジが広く、純正品のバックカメラなどに比べると白飛びなどには強そうです。

ドライブレコーダーとしての画質について

ドライブレコーダーとしての画質については、以下の3つのモデルとの比較を行いました。

①ユピテル「DRY-TW9100d」~リアのみSTARVIS

②パパゴ「GoSafe S70GS1」~フロントのみSTARVIS

③YAZACO「YA-670」

比較したポイントは以下の5項目です。

①録画視野角

②ナンバー読み取り精度

③トンネル出口での白飛び耐性

④夜間のナンバー読み取り精度

⑤夜間の明るさ

なお、本機のセールスポイントの一つである、H.265コーデックでのエンコードですが、おそらくH.264でエンコードした物よりも画質が高いと考えられます。

ただし、こちらの編集ソフトが「DVR-D019」で生成したH.265のファイルを受け付けない為、動画の比較は若干画質が落ちるかも知れない、H.264での設定で保存された映像を使用しています。(精細感が若干違うかも)

録画視野角について

フロントカメラの録画視野角は「超広角」の部類に入る水平128°、リアに関してはやや狭い水平97°でした。

【フロント】

【リア】

今回比較している全モデルの録画視野角一覧は以下の通りです。(狭い順)

①YAZACO「YA-670」★★★~F:水平116°、R:水平97°、計:213°

②MAXWIN「DVR-D019」★★★★~F:水平128°、R:水平97°、計:225°

③PAPAGO「GoSafe S70GS1」★★★★~F:水平98°、R:水平131°、計:229°

④ユピテル「DRY-TW9100d」★★★★★~F:水平117°、R:水平127°、計:244°

「DVR-D019」の録画視野角はフロントが非常に広く、リアがこの中で最も狭いモデルとなっています。

ただし、リアも広ければ広いほど良いですが、右左折時の横方向からの衝突の際に広い視野角が重要になるのはフロントの方ですので、視野角の重要度はフロント>リアとなります。

従ってパパゴの「GoSafe S70GS1」のように、フロントが狭くリアが広いモデルよりも、「DVR-D019」のようにフロントが広くリアが狭いモデルの方が好ましいと言えますね。

ナンバー読み取り精度について

「DVR-D019」の4Kフロントカメラは、広い視野角をカバーしている上に精細感が非常に高く、他のフルハイビジョンモデルと比べると明らかに格が違うと言う印象です。

リアについてはケーブルがアナログなので、ややにじみが出易いのですが、こちらは視野角が狭いのでナンバーの読み取り精度に関しては高めとなっています。

前後ともにナンバー認識能力は非常に高いです。

トンネル出口での白飛び耐性について

本機はWDRモデルですが、STARVIS対応機ではなく、フロントカメラはそれほど明るさ重視の調整はされていないように見受けられ、白潰れには比較的強めとなっています。(周りは黒くなる)

リアは逆に明るさ重視の調整となっているようで、白潰れが強く出るものの回りは黒くなりません。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜間のヘッドライトが反射した状態でのナンバー読み取り精度は、これらの中では明るさを最も絞っている為、読み取れるシチュエーションは多くなります。

ただし、ヘッドライトがガッツリ反射した状態では他のモデルと同様に厳しくなりますね。

リアに関してはやや白潰れし易いものの、距離によっては充分ナンバーは読み取る事が出来ます。

夜間の明るさについて

「DVR-D019」は前述の通りフロントカメラは明るさ重視の調整はされておらず、夜間の明るさはドラレコとしての標準レベルです。

ここで比較している他のモデルはどれも明るさ特化型ですので、これらと比べると暗く見えますね。(これは仕方ないかと)

ドラレコの標準値と比べると各モデルの特徴は以下の通りとなります。

①「YA-670」:最も明るいクラス~★★★★★★

②「DRY-TW9100d」「GoSafe S70GS1」:かなり明るいクラス~★★★★★

③「DVR-D019」:普通の明るさ~★★★

「DVR-D019」のリアカメラについては、フロントとは逆にISO感度を相当に上げているようです。

従って街灯が多い場所では最も明るく映りますね。

後続車のヘッドライトは絞られないが、ドラレコの場合そこまで気にしなくても良いと思います。

それよりもリアスモーク車などの事も考えると、明るい方が好ましく感じます。

街灯が少ない場所でヘッドライトの光のみで走行している場合には、やはりSTAVISモデルなどとの差は大きくなりますね。

ヘッドライトを消した状態での暗視能力はほぼありません。

リアに関しては暗い場所でも普通のドラレコよりは明るいものの、「暗視能力」と呼べるところまでは行ってないかな?と言った印象です。

LED信号の見え方について

本機はフロント・リアともに30fpsでの録画が行われていますが、電力周波数50Hzの東日本エリアでの信号の同期が確認されています。

出力されるファイルを分解してみたところ、どうも25fpsで撮影したものに対して、5フレームに1フレームのダブりコマを挟む事で30fps出力しているようです。

現時点では東日本エリアでの使用には注意が必要ですね。(ファームアップデート同期しないフレームレートに修正予定との事)

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

駐車監視にの仕様と運用について

本機の駐車監視は動体検知、タイムラプス(コマ数を落とす)の選択式となり、以下の専用ケーブルで常時ドラレコに電力を供給した状態で運用します。

miniUSB端子のドライブレコーダー用駐車監視タイマーケーブル MAXWIN「CAB-DVR03」の使い方

駐車監視の運用方法は、メニューで動体検知・タイムラプスの設定を有効にし、車を降ります。

この際、自動的に画面が消えたりはしませんので、電力を節約したい場合にはスクリーンセーバーの設定を有効にしておきます。

車に戻った際には同様の手順で動体検知・タイムラプスの設定を無効にします。

録画は2カメラ、検知はフロントカメラのみとなり、動体検知の録画件数等のアナウンスはありません。

外部電源「UPS300」を使用した駐車監視について

「UPS300」のバックアップポートに「DVR-D019」のシガーソケットを挿し込んで動体検知による駐車監視を行ったところ、6.5時間の監視が可能でした。

■ ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」の使い方

その他の外部バッテリーでの駆動時間の予測は以下の通りです。(駆動の可否のみ確認)

型番UPS300
UPS400
UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間6.5時間26時間17時間34時間
満充電180分240分50分100分

■ ドラレコ駐車監視用バッテリーMEDIK「UPS400」「UPS500」

■ ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL

動画ファイルの再生方法について

動画の再生については以下の方法をテストしました。

①ドラレコ液晶での再生

②PC汎用ビュワーでの再生

ドラレコ液晶での再生について

ドラレコ液晶での再生については、動画選択の際にサムネイルが表示されますので目当ての動画は探しやすく、液晶サイズはスタンダードな2.4型ですので、見易さレベルは標準です。

再生速度については1~128倍の範囲で調整が可能でした。

PC専用ビュワーでの再生について

PCビュワーはまだ非公開です。おそらく以下のページからダウンロードされるようになるでしょう。

■ MAXWIN PCビュワーダウンロード

PC汎用ビュワーでの再生について

PC汎用ビュワーについては、Win 7→10にアップグレードしたPCでメディアプレイヤー12での再生が問題なく可能でした。

仕様外のmicroSDでの録画・再生状況

microSDカードのサポート範囲は128GBまでのClass10となっています。

通常は4K製品の場合はU3が指定されている事が多いので、U3のカードを使用する事をおすすめします。

※Class10だと一部で不具合が出たカードがありました。

128GBを超える以下のカードでも同様に不具合が発生していますので、カードは128GBまでのものにした方が良いと思います。

■ サンディスク200GB Class10

■ サムスン256GB U3

■ 上海問屋256GB U3

前後録画で1時間当たり13~14GBのデータ容量でしたので、128GBでも8~9時間分の録画が可能かと思います。

地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズに関してはリアカメラケーブルがアナログである為か、一般的な中国メーカーのドラレコよりは弱めですが、状況によってはアンテナが1本程度減る事があります。

①リーフ+純正ナビ~時々ワンセグになる

②アルファード+2016サイバーナビ~場所によってはアンテナが1本減る

③ランエボ10+2015彩速ナビ~場所によってはアンテナが1本減る

一般的な中華2カメラはリーフで使用するとフルセグが全く映らないので、それらに比べればノイズは弱いです。

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

「DVR-D019」の総評

「DVR-D019」の総評としては、フロントカメラが4Kと言う事で精細感が非常に高く、録画視野角も水平128°の超広角ですので、昼間の状況証拠能力、ナンバー読み取り精度についてはいずれも現行ドラレコではトップクラスです。

ナンバー読み取り精度だけなら、視野角が狭いVANTRUEの「X4」の方がおそらく上であると予測されますが、純粋なドラレコ用途であればフロントカメラの録画視野角の広さも重視したいところです。

夜間動画については、明るさ重視のSTARVISモデルと比べると見劣りする部分はあるのですが、本機はフロントの視野角・ナンバー読み取り精度が非常に高い為、駐車監視用途でもかなり有力な候補になりそうですね。

夜間の明るさよりもナンバー読み取り精度を求めたい方には、「DVR-D019」の方がおすすめです。

「DVR-D019」の割引クーポンについて

10月31日までの期間で以下サイトで使用できる3,000円割引のクーポンを配布しています。

■ 「DVR-D019」販売ページ

クーポンコード:d019

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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