さらに最大・最速充電のドラレコ駐車監視バッテリー ikeep「iCELL」

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダー用の駐車監視バッテリーについてはMEDIKのUPS300、UPS400、UPS500や、ikeepのEN6000、EN12000などを紹介してきましたが、今回はikeepから発売される従来の製品の容量と充電速度を大きく上回るiCELLについてご紹介します。

ikeep「iCELL」プロダクトページ

最強!ドラレコ駐車監視の補助バッテリー 2021年最新機種 iCELL 「ZDR-015」「ZDR025」「ZDR026」「HDR963GW」にも使える!

※既にMIGHTYCELL購入済みのユーザー様には数量限定で割引販売実施との事です。

iCELL 発売イベントのお知らせ

MIGTHYCELLのEN12000なども今までの感覚からすると充分に大容量ではあるのですが、iCELLの容量は概ねこれの2.6倍程度に当たり、充電速度は1.5倍の超急速充電になります。

iCELLのスペック

iCELLのスペックはこちらの表の通りです。

 iCELL
EN12000
EN6000
容量
422Wh
153Wh
76.5Wh
充電方式
超高速
急速
急速
満充電時間
150分
100分
50分
使用時間(4W基準)
90時間
38時間
19時間
1時間充電時の使用時間
36時間
22時間
22時間
出力ポート数
311
バッテリー残量表示
サポート
--
認証
PSE
PSE
PSE
寸法(mm)
W225×D230×H50
W150×D214×H40
W150×D147×H40
電圧
12V

12V

12V

電池種類
Li-ion
LiFePO4
LiFePO4

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電池の容量は422Whで今までの業界最大値の153Whの約2.8倍です。

このWhという単位はあまりピンとこないかと思いますが、422Wの電子機器なら1時間動かせる容量です。

一般的な2カメラドラレコなら90時間以上の連続駆動

一般的な4W程度の電力を消費する2カメラのドラレコなら理論上は105時間の駆動時間ですが、バッテリー保護の為に10%程度の容量は使えないようにしてありますので、90時間程度の駆動時間になるようです。

因みにコムテックの「ZDR-015」で満充電からの駆動テストを行った結果では、98時間の駐車監視連続録画が可能で、383Whの電力量を消費したところで電源が落ちました。

従って使用可能な実質的な容量は383/153=EN12000の2.5倍と言う事になります。

仕様表だと控え目な数値になっており、4W×90h=360Whの実容量ですがこちらで試した結果ではこれよりも数%多い383Whでした。

12V×15A=180Wでの超急速充電

MIGTHYCELLでは12V×8A=96Wでの急速充電でしたが、iCELLでは最大で12V×15A=180Wと約2倍の超急速充電となっています。

※ただし、常に最高速度で充電される訳ではなく、充電開始時の2分程度の間と、満充電近い状態では電流が絞られます。

仕様表には1時間の充電で4Wドラレコ36時間駆動と書かれており、こちらがリアルに近い数値となるようですので、実質的にはMIGTHYCELLの1.6倍程の充電速度ですが…そもそもMIGTHYCELLについても他社製品と比べるとかなりの高速充電ですので、これのさらに1.6倍と言うのは常識外れと表現しても良いと思います。

出力ポートが3つに増えた

MIGTHYCELLではアウトプットポートは3芯の1ポートだけでしたが、iCELLでは以下の3ポート構成となっています。

・3芯ポート(MAX 2A/12V)
・2芯4Aポート(MAX 4A/12V)
・サブバッテリーポート(MAX 15A/12V)
・システム最大出力は15A/12V

3芯ドラレコ接続ポート

3芯ドラレコ接続ポートは3芯の専用ケーブルがあるドラレコとの接続用のポートです。

iCELL側にはこの様なケーブルが付属します。(ケーブルの先は私がギボシ処理しました)

※このケーブル長は5m

取り付け方法の説明の際にも触れますが、このケーブルの赤はACC INでり、OUTではありません。

MYGHTYCELLを含めて、通常のドラレコ用バッテリーは赤・黄色線の両方ともOUTPUTになっている事が多いですが、iCELLの場合にはドラレコのACC信号線、iCELL側のACC信号線ともに車両のアクセサリー系のヒューズに接続します。

これは重要なので何度も説明します。

2芯4Aポート

2芯4AポートにはこちらのOPシガーソケットケーブルを挿し込みます。(シガーソケット付いてないですが、製品版は付くそうです)

※このケーブル長は1m、4mのタイプ

サブバッテリーポート

サブバッテリーポートにはこちらのOPシガーソケットケーブルを挿し込みます。

※このケーブル長は1m

INPUT側は2芯

iCELLのケーブルは+-の2芯となっており、プラス極はバッテリー直、マイナスについてはボディアースも可能ですが実質的には両方ともバッテリー直での取り付けになろうかと思います。

端子は+-ともリングが付いており、プラス側には30Aのヒューズボックスが挟まっています。

INPUT側にはACC信号を取るケーブルはなく、先に紹介したOUTPUT側の赤線がACC INになります。

※このケーブル長は6m

ディスプレイ表示について

ディスプレイ表示については手元にあるサンプルと製品版では表示項目が異なるそうですが、この様になる予定だそう。

MIGHTYCELLと比べると、バッテリー残量の目安、アクセサリー系統の入力状況が分かるようになっている為、不具合の際の状況把握が容易です。

表示項目が多過ぎて良く分からなくなりそうですが、特に不具合なく使用出来ている状態ではバッテリー残量以外は見る必要はないでしょう。

※不具合の際の原因の切り分けの為に表示項目が多いのだそう。

正面のスイッチ

iCELLには筐体正面にMIGHTYCELLにはなかったスイッチがあります。

このスイッチをOFFにすると、サブバッテリーポート以外からの給電は全て停止し、iCELLへの充電もされなくなります。

従ってこの状態でエンジンをONにしてもドライブレコーダーは起動しません。

それぞれのポートのスイッチ動作は以下の様になっています。

 スイッチONスイッチOFF
エンジン(ACC)ONOFFONOFF
iCELLへの充電×××
3芯ポートの黃線出力××
12V/4Aポート出力××
Sub Batポート出力

本来なら駐車監視をしない時にこのスイッチをOFFにする仕様ですが、サイズ的に座席下には置けないケースもありそうのでこのスイッチでの電源管理を行なう為のハードルは高そうです。

サイズについて

iCELLは大容量ですので、サイズもそれなりに大きくなっています。

幅が225mm、奥行きが230mm×、高さが50mmと結構デカイです。

過去に紹介してきたドラレコ用補助バッテリーとのサイズを比べるとこちらのようになります。

・iCELL:225×230×50mm=2,587c㎥(2.6リットル相当)
・EN12000:150×214×40mm=1.284c㎥(1.3リットル相当)
・EN6000:150×147×40mm=882c㎥(0.9リットル相当)

ランエボ10と30系アルファードでは、どうにか助手席下に置く事が出来ましたが、座席下には置けない車もありそうですね。

場合によってはトランクやラゲッジスペースに設置した方が良いケースも多そうです。

iCELLの車両への取り付け

取り付けは原則として業者さんにお願いする事をおすすめします。

■ LaBoon!!がおすすめする電装品の取付け店舗

■ ドライブレコーダーの取り付け店舗を探す方法

今回は既にEN12000が付いているランエボ10にEN12000と交換する形でiCELLを取り付けました。

取り付けはカーバッテリーが設置されているトランクルーム内としました。

 

iCELLにはこのような大きめのマジックテープが付属しますが、今回は仮設置なので市販の小さいマジックテープを使用しています。

取り付け手順はこちらの通りです。

①ケーブル類はiCELLに挿さない状態で作業を開始
②車両のACC(アクセサリー系)のヒューズから電源を取り出し、必要に応じて延長
③ドライブレコーダーのACC線、iCELLのACC線を②のケーブルに接続
④ドライブレコーダーの常時電源線、アース線をiCELLのOUT黄色・黒線に接続(車体アースは絶対にしない)
⑤iCELLのINPUT端子の+-をバッテリー直に接続
⑥iCELLのスイッチOFFの状態でIN・OUTのケーブルをiCELLに接続
⑦iCELLのスイッチON、エンジンONでドラレコの起動確認
⑧エンジンOFFでドラレコの駐車監視モード起動確認(駐車監視モードありの機種)
⑨余分な配線の処理

ACC電源の取り出し、接続

まずはヒューズボックスのACC(アクセサリー)系統のヒューズから、エーモンなどから販売されているヒューズ電源取り出しケーブルを使って電源を引きます。

※稀にACCやシガーのヒューズに常時通電している車が存在します。MIGHTYCELLでの話ですが、過去にディーラーでの取り付けで、検電による通電状況の確認を怠り、ACC信号を常時回路につないでバッテリー上がりを起こした事例がありましたので、検電は必ず行って下さい。

ACCと電源は二又に分岐させますが、トランク置きの場合にはその前に必要に応じてケーブルを延長し、分岐後にドラレコの3芯ケーブルの赤線とiCELLのACC線に接続します。

分岐にはエレクトロタップでは接触不良のリスクが高いので、このようなY字ギボシケーブルをおすすめします。

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ドラレコの常時電源線、アース線を接続

次にドライブレコーダーの常時電源線(通常は黄色)と、アース線(通常は黒)をiCELLのOUT側の黄色・黒線に1対1で接続します。

MIGHTYCELLでは誤って黒線を車両にアースしてしまった事例が散見されたそうですが、ここは必ず1対1の接続とします。

なお、車両にアースすると想定外の電流がこの回路に流れる可能性があり、故障の原因となりますので注意して下さい。

これでドラレコとの接続は完了です。

INPUT端子をバッテリー直に接続

次にiCELLのINPUT端子をそれぞれカーバッテリーの+-に接続します。

作業中にショートさせないように、プラス側の端子はバッテリーのマイナス側のターミナルケーブルを外した状態で接続する事をおすすめします。

マイナス側のターミナルケーブルを外さない状態で素人がプラス側に工具を使うと、結構な確率で火花を散らすかと思います。(私も何度かやってます)

バッテリーはなぜマイナスから外すべきなのか?
...

IN・OUTのケーブルをiCELLに接続

iCELLのスイッチがOFFの状態で、IN・OUTのケーブルをiCELLに接続します。

ドラレコの起動・駐車監視の動作確認

iCELLのスイッチをONにすると、バッテリー残量が完全にゼロでなければインフォメーションディスプレイが点灯します。

※この写真の表示内容はサンプルバージョンなので製品版とは若干異なります。

エンジンを掛けるとドライブレコーダーの電源が入り、常時録画が開始されます。

駐車監視の設定をアクティブにした状態でエンジンをOFFにすると、駐車監視モードが起動します。

iCELLのスイッチがOFFの状態では、エンジンのON・OFFに関わらずドラレコの電源が落ち、iCELLにも充電はされません。

 スイッチONスイッチOFF
エンジン(ACC)ONOFFONOFF
iCELLへの充電×××
3芯ポートの黃線出力××
12V/4Aポート出力××
Sub Batポート出力

ここで正常に動作しない場合には接触不良が原因ですので、以下のポイントを確認してみて下さい。

・ACCのヒューズ切れ
・ヒューズ電源取り出しケーブルのヒューズ管切れ
・ギボシ部分の圧着失敗
・バッテリー端子と接続部分の汚れ(塗装面へのアースは不可)

余った配線の処理

余った配線は通常はタイラップなどでまとめますが、INPUT側のケーブルには15Aとかなり大きい電流が流れ、結構熱を持ちます。

温度は測ってませんが、40~50℃位はありそうですのでこのケーブルは束にせず、なるべく外周を大きく取る形で車内を這わせて収納します。

今回はトランクの外周を這わせてマットで隠しただけですが、ビビリ音防止の為にこの耐熱テープを巻いています。

その他のケーブルについてはこのような扱いとなります。

・3芯ポートケーブル(束ねてOK)
・12V/4Aケーブル(ドラレコのみの使用なら束ねてOK)
・サブバッテリーケーブル(容量が大きいので束ねない)

基本動作のチェック

繰り返しになりますが、iCELLの本体・3つのアウトプットポートの挙動はこちらの通りです。

 スイッチONスイッチOFF
エンジン(ACC)ONOFFONOFF
iCELLへの充電×××
3芯ポートの黃線出力××
12V/4Aポート出力××
Sub Batポート出力

本体の充電動作

本体の充電は赤線からのACC(アクセサリー)信号がスイッチとなります。

エンジンをOFFにしてACC(アクセサリー)信号が途切れると本体への充電は停止します。

従ってエンジンOFFの場合にはカーバッテリーとの接続は切断され、カーバッテリーへのダメージはなくなります。

※本体のスイッチがOFFの場合には充電を受け付けません。

3芯OUTポートの動作

3芯OUTポートの動作はこちらの通りです。

・黄色の常時電源線:エンジンのON/OFFに関わらず、13V程度に昇圧して常時通電、最大2A/24W

・赤のACC(アクセサリー)信号線:ここは信号を貰う方のケーブルですので、ACCがONの時だけ信号を受け付けます。ドライブレコーダーも同じACCヒューズから電流を貰います。

従ってiCELLを使用しない場合と同様に、エンジン(ACC)と連動して駐車監視モードが起動・終了します。

※本体のスイッチがOFFの場合には黄色線・赤線とも電源が遮断されますので、ドラレコの電源は入りません。

12V/4Aポートの動作

12V/4Aポートには1mまたは4mのシOPガーケーブルが接続可能です。こちらはサンプルなのでシガーソケットがありませんが、シガーケーブルタイプのドラレコを接続する際に使います。

12V/4Aポートの動作はこちらの通りです。

・エンジンのON/OFFに関わらず、13V程度に昇圧して常時通電、最大4A/48W

※本体のスイッチがOFFの場合には黄色線・赤線とも電源が遮断されますので、ドラレコの電源は入りません。

サブバッテリーポートの動作

サブバッテリーポートにはこちらのOPの1mケーブルを接続します。

このポートの動作はこちらの通りです。

・エンジンのON/OFF、スイッチのON/OFFに関わらず、電池の電圧をダイレクトに出力、最大15A/180W

このサブバッテリーポートでは、12Vで動作する車載用の電気毛布や冷蔵庫などが動作します。

試しに3.5~4A程度のシートヒーターを4つ動かしてみましたが、問題なく動作していました。

※このケーブルも結構熱を持つので、束ねない方が良いと思います。

なお、DC/ACインバーターを使うと交流製品も動かす事が出来るそうですが、サブバッテリーポートは昇圧機構を経由せずにバッテリーの電圧をダイレクトに出力しますので、通常の車載インバーターではすぐにインバーター側が電圧不足と判断して電源を遮断してしまいました。

8V程度の直流から交流に変換出来るようなインバーターでないと安定動作は望めないようです。

1時間充電後の駆動時間チェック

急速充電後の駆動時間の計測は外出時のついでに行った為、1時間の間に一度立ち寄り先での休止を挟んでいます。

コムテックの「HDR963GW」を駆動させながら、走行時に合計60分の充電を行いました。

充電量がほぼゼロの状態からのスタートで…6%の表示が出ています。

2分くらいで蓄電量の表示が20%台になりますが、これは電池の電圧で残量を計算していますので電池の残量が少なく、かつ充電を受けている状態だと10~20%程度高めに表示される事があるそうです。

40分弱の走行で充電量は58%まで上昇しましたが、実際には40%弱の筈です。

5分くらいの用事を済ませてからバッテリーの残量をチェックすると43%程度の充電量でした。

ここからエンジンONで本格充電が始まる2分後には、さきほどと同じ58%の表示になりました。

そこから22分後、合計で60分間の充電後には残量表示が67%まで上昇しています。

ただ、実際には充電中に20%程度多めに表示され、6%くらいで放電停止になる事を考えると40%くらいの実質残量かと思います。

 

この後、iCELLで「ZDR-015」の連続監視駆動テストを行いましたが、45時間35分、132Whの電力を消費したところで電源が落ちました。

4Wのドラレコなら33時間の駆動時間となり、仕様表の36時間よりも9%少ないですが、この電力メーターを動かす電力と、途中でエンジンをオフにした2分のロスもありますし、アイドリング中とそこそこ回転数が上がった時の入力電圧には最大で1.5V程度の差が出ていましたので、走行状態によって多少の誤差は出ると思います。

結果をまとめると…

①使用可能な実容量は383Wh程度
②1時間走行時の充電量は132W程度

でしたので、満充電には150~180分くらいの時間を見た方が良いかも知れません。

それでもMIGHTYCELLの96Wと比べると1.4倍近い充電速度なのでかなり速いと言えます。

まとめ

以上、ikeepの「iCELL」についてご紹介しました。製品版では若干液晶パネルの仕様が変わるそうですが、充電・放電性能はこのままだそうです。

3W程度の省電力タイプの2カメラドラレコなら、連続で125時間(5日以上)の駐車監視が可能ですし、土日しか車に乗らない方でもどうにか平日の5日間はカバーできる容量です。

また、通勤時間が短い方でも片道20分の運転で概ね24時間程度の駐車監視が可能な計算ですのでMIGHTYCELLの容量と充電時間に不満のある方におすすめのバッテリーと言えます。

※以下販売店では、OPの12V/4Aシガーケーブル1m/サブバッテリーシガーケーブル1mが同梱されます。(期間限定)

正規販売店 楽天市場

正規販売店 Yahoo!

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL「EN6000」「EN12000」
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コメント

  1. オデハイ乗り より:

    いつも楽しく拝見させていただいています。
    現在、EN12000を使っていますが、走行時間が短いため十分な性能を生かしきれていません。
    買い替えを検討していますが、おいくらでしょう?(^_^;)

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      オデハイ乗り様
      79,800円(税別)でMIGTHYCELLお買い上げのユーザーには20%引きで販売すると聞いています。(割引率は確定ではないかも知れません)

      • オデハイ乗り より:

        返答ありがとうございました。
        やっぱりいい値段ですね(^_^;)
        再考します(>_<)

        • 管理人Omi 管理人Omi より:

          オデハイ乗り様
          この手の製品は電池のセル代が原価の大部分を締めており、容量が増えると概ね価格も比例して上がっていきますね。

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