※2018年5月10日更新~G-FACTORY 3カメラ切り替えスマートルームミラーについて追記しました。

最近気が付いたのですが、どうやらスマートルームミラー的なカメラ+ミラー機能を搭載した製品がこのところ急激に増えているようです。

個人的にはかなりの成長市場ではないかと感じているので、自動メーカーのOEMではなくアフターマーケット市場にも日本の大手メーカーからアプローチして欲しいと感じているのですが、今のところはほぼ中国メーカーの製品しか見つける事が出来ていません。

※いくつか日本のメーカーの製品もありましたが、一部を除き、仕様的に中国工場の日本向けローカライズ品と言った印象を受けています。

AUTO・VOXの「X1」は素晴らしいとは思うのですが

なお、現在AUTO・VOXの「X1」という2カメラドラレコ+バックカメラ+スマートルームミラーの3つの機能を搭載したモデルをテストしているのですが、読者様から他にも似た製品があるとの情報を頂いて色々調べている最中です。

実はAUTO・VOXの「X1」をテストしていて、問題に感じた点がいくつかあり、そのうち最も大きなものが、全ての機能をてんこ盛りにせずに、機能を分けて廉価モデルを発売した方がユーザー的には有り難いのではないかという点です。

「X1」の3機能一体型と言うものも素晴らしいとは思うのですが、中には①スマートルームミラー機能のみ、②バックカメラとスマートルームミラー機能だけ欲しい、③バックカメラと後方録画のドライブレコーダー+後付けスマートルームミラー機能が欲しい、と考えている方も多いのでは?と感じています。

なお、3機能一体型の「X1」は、フロント用のドラレコがミラー一体式の為、ドライバーが反射などの条件を加味してミラーの角度を変えてしまうと、カメラのレンズの向きも調整しなければならなくなります。

上述した全てのモデルが見つかっている訳では無いのですが、このページではスマートルームミラー的な機能を持ったミラー型液晶について、①スマートルームミラー機能のみ、②バックカメラとスマートルームミラー機能、③バックカメラと後方録画のドライブレコーダー+スマートルームミラー機能、④AUTO・VOXの「X1」のような全入りモデル、の4つのカテゴリーに分けて製品を紹介していこうと考えています。

なお、スマートルームミラー機能とバックカメラ機能の両立は厳密には難しい為、敢えて①スマートルームミラー機能のみという項目を設けています。

何故両立が難しいかというと、そもそもバックカメラの理想の設置位置と、スマートルームミラー用の理想の設置位置が異なるからです。

純正のバックカメラの設置位置は、大抵リアバンパーが映るようになっており、後方の距離感がつかみやすくなっています。

ところがスマートルームミラー機能を優先した場合には、カメラの設置位置は上の方になるかと思いますので、同じシーンでも以下のような見え方になってしまい、距離感が全く掴めません。(カメラを下に向けるとスマートルームミラー機能が死にます)

従ってスマートルームミラー機能+バックカメラ機能は、なかなか両立が難しいと感じている次第です。

スマートルームミラー機能のみのモデル

ミラー型の液晶はかなり前から普通に存在していましたが、スマートルームミラー機能を謳った製品は探せませんでした。

ただ、よくよく考えてみると、ほぼ全画面表示のミラー型液晶に広角のバックカメラやフロントカメラの映像を出力させれば解決できる問題であると気が付きました…いまさら感が強いですが、最近は広角でダイナミックレンジが広く、高解像度で高機能のバックカメラやフロントカメラが発売されていますので、この方法がもっとも自分の好みの見え方にカスタマイズし易いかと思います。

問題点としては社外品の組み合わせなので、映像出力範囲がどうなるのか試してみないと分からない点、解像度、録画視野角ともに現時点ではどれくらいのものが許容範囲なのか分からない点が挙げられます。

思ったより狭い範囲しか映らない事態が発生する事も考えられます。

RCA入力が可能な、ほぼ全画面表示のミラー型モニター

RCA入力が可能でほぼ全画面表示のミラー型モニターは以下の5つが主要モデルとなります。

液晶王国DWMAXWIN液晶王国DW
QUATTRO

B3102
MR1026
QUATTRO
B3000B

参考価格18.04.15
10,800円8,500円11,273円16,050円13,000円
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10.2型
640×480640×480800×256640×480640×480
460g470g480g480g500g
RCA×2系統RCA×4系統
12/24V

液晶側の解像度については640×480、800×256の2通りですが、単純に掛け算をすると640×480=307,200画素、800×256=204,800画素となります。

…が、640×480のものは個々のドットは正方形である筈なので、液晶に640×480のドットが存在する訳では無く、VGA規格のドットのサイズであると言いたいのかな?と思われます。

まぁ、同じ解像度でもモニターの大きさでドットのサイズも変わる筈なので、横に640のドット、縦に200のドットくらいなのかと勝手に解釈すると、128,000画素相当になりますね。

実際に物を見てみないと粗いかどうかは分かりませんが…。

 

因みにAUTO・VOXの「X1」の液晶モニターの解像度は1600×400だそうです。

リアカメラのCMOSセンサーは1280×960なので、よくよく考えると液晶のスペックをフルに活かすには横方向が1600以上必要になるので、「1600×900」以上のCMOSセンサーを搭載したカメラが必要になりますね。

 

カーナビの地図などを見ていると、10型モニターであれば1280×720の92万画素だと結構精細感が高く感じられ、840×480の40万画素では粗さが目立つようになります。

従ってAUTO・VOX以外のメーカーの場合、最大でも「800×256」ですので、10.2型のモニターでこの解像度だと、どれもそこそこ粗さを感じるものと思われます。

 

なお、現行の日産のスマートルームミラーについては130万画素となっているようですので、やはり100万画素くらいはないと粗さが目立つのかも知れません。(カメラの画素数は不明ですが)

…となるとここで話が終わってしまいますが、ルームミラーで後続車両のナンバーなどを確認する訳では無いので、若干粗さがあったとしても使い物にならない訳では無いかと思います。

上のモニターと組み合わせるなら、バックカメラは何万画素必要?

仮に「800×256」のモニターを使用する前提で考えるのであれば、カメラの画素数は横方向に800以上必要になりますので、「800×450」=36万画素程度が目安となります。

市販のバックカメラは概ね30万画素が基準になっているので、画素数はあまり考えなくて良さそうですね。

…となると、ダイナミックレンジ広く、夜間が明るく、視野角が広いものがベターになるのですが、普通のバックカメラは夜間は明るめの特性に振ってはいるものの、逆光補正が弱い為、ダイナミックレンジがかなり広く、CMOSセンサーでHDR補正を掛けられるようなモデルが望ましいと思います。(そこまでのものはないかも?)

補正に関して謳われているバックカメラは探せていないので、今のところ視野角が広いデータシステムのマルチビューカメラを第一候補として考えています。(97万画素ありますが)

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※バックカメラの中には常時電源を入れっぱなしにすると壊れるものもあるようなので、意外とチョイスは難しいかも知れません。

液晶王国のバックカメラとスマートルームミラー機能のあるモデル

このカテゴリーはルームミラーとバックカメラがセットになったモデルと言う位置付けにします。

ただし、スマートルームミラー的に使いたいのであれば視野角はやや広めの方が良いと思いますが、色々見ている限りは出力される映像の視野角がかなり狭いような気がします…。

それ以前にバックカメラは出来れば車両のバンパーが映るように設置したいですし、スマートルームミラーはもっと上の方から水平に近い形でやや下に向けたいところなので、そもそもどちらかの機能で妥協をする必要があるのではないかと感じます。

…という訳なので、おそらくセットになっているモデルはバックカメラ機能に特化していると考えられ、スマートルームミラー的な使用方法が可能かどうかは今のところ不明です。

※ここで紹介するモデルは夜間の明るさや、後方車両のヘッドライトの映り方は不明ですので、実際にどれくらいの実力があるのやら…といった感じではあります。公式サイトではあくまでもバックカメラの映像をミラー液晶で見る…となっているので、スマートルームミラーとしては怪しい気がしなくもない。

この手のモデルは液晶王国が上で紹介したミラーとセットで3種類のバックカメラを販売しています。

■ 液晶王国公式通販サイト CMDバックカメラ

…と思ったらこれらのカメラはCMDでしたので、CMOSセンサータイプのセットはこちらでした。

■ 液晶王国公式通販サイト CMOSバックカメラ

こちらのバックカメラは水平視野角120°とまずまず広めですので、スマートルームミラー的な運用方法でどこまで通用するか試してみたいと考えています。

その後データシステムのカメラと差し替えてどうか?と言う感じですね。

何れにしても両方の機能を100%の状態で運用する事は出来ないと思うので、どちらかの機能では妥協が必要かと思います。

G-FACTORY 3カメラ切り替えスマートルームミラー

液晶王国のモデルはスマートルームミラーとしては謳われていませんでしたが、G-FACTORYのモデルについては「スマートルームミラー」とサイドカメラの映像を切り替えて表示するものであるようです。

 

ミラーごと交換タイプで、全画面表示ではない点が気になるところではありますが、ウィンカーの表示に合わせて映像がサイドカメラに切り替わるようですので、画期的な製品であるとは言えます。

モニター解像度は「1280×400」ですので、ドットの大きさはAUTO・VOX「X1」とほぼ同じでしょう。

一方でリアカメラは「1280×720」、サイドカメラは「960×576」ですので、そこまで粗さは感じないかと思います。

純粋な「スマートルームミラー」機能という観点では、現行品で最も利便性が高いモデルでしょう。

※6~7月頃を目途にテストしたいと考えています。

バックカメラと後方録画のドライブレコーダー+スマートルームミラー機能

このカテゴリーは基本はセパレートタイプのバックカメラの映像を録画するミラー型ドライブレコーダーと言う位置付けです。

AUTO・VOXの「X1」との違いはフロントにカメラが付いていない点になります。

…と思ったら該当モデルが見つかりませんでしたので、見つかり次第後日追記します。

AUTO・VOXの「X1」のような全入りモデル

このカテゴリーについては現在テスト中のAUTO・VOX「X1」以外には、かなり価格の安い以下のモデルが挙げられます。

 

 

実際に「F900」をテストしてみましたが、ミラー型ドラレコ+バックカメラとしてはそこそこ使えてコスパは高いでのですが、この記事の主題であれる「スマートルームミラー」として考えると微妙でした。

■ CUagainのスマートルームミラータイプドラレコ「F900」のレビュー、評価

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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