最近はスマートミラータイプのドライブレコーダーが人気で「ミラー型」と言えば「スマートミラー型」と思いこんでおられる方も少なからずいらっしゃるようですが、つい1年半くらい前まではミラー型のドライブレコーダーと言えばこのようなミラーの一部分のみが液晶画面になっているものを指していました。

そもそもドラレコがミラーと一体化していなければならない理由はそれほど多くはありませんでしたので、このようなタイプのミラー型モデルのシェアはそれほど高くはなく、ユピテルやセルスターなどのいくつかの日本のメーカーから各1機種は販売されていたものの、現在では市場から消えつつあります。

一方で冒頭でも述べたようにこのようなスマートミラータイプのドラレコは人気絶頂になりつつあり、それに合わせて製品の進化も着実に進んでいます。

この手のミラー型は、私も含めてですがドラレコ機能よりもスマートミラー機能に斬新さを感じるユーザーが多く、ドラレコ機能よりもスマートミラー機能の良し悪しで製品を選んでいるユーザーも多いのですが、残念ながら国産・日本製のスマートミラードラレコはありません。

そもそも日本にはドラレコ作ってる工場が…

なぜ国産・日本製のこの手のミラー型ドラレコがないのか?と言うと、そもそもドラレコを作ってる工場自体がセルスターの自社工場と、コムテック・ユピテルの一部のレーダー探知機やドラレコを生産している工場(自社じゃないと思いますが)、くらいしか存在しないと思います。

この手のガジェット類の生産は、基盤やケース、部品類はよその国でで生産し、組み立てだけをその工場で行うものが多く、最近話題になった華為のスマホも日本の部品が多く使われていますが、組み立ては人件費が安い中国ですね。

日本の工場でスマートミラー型ドラレコを作らない理由

日本の工場でスマートミラー型のドライブレコーダーを生産出来ない事もないのですが、単純に人件費などのコストが合わないと言うだけでなく、生産ロットもグローバル向けに生産している中国工場に負けます。

因みにパナソニックなどのドラレコ機能なしのデジタルインナーミラーをどっかの自動車メーカーと協業でどっかの国で生産してたかと思いますが、中国の工場はあらゆる国のメーカーの製品をOEM生産していますので、その技術は簡単に中国企画に転用されます。

なので、ドラレコ機能付きのスマートミラーなんかですと、中国工場が世界中のメーカーのオーダーを取って、工場企画の製品を大量生産、多少のマイナーチェンジを加えながら各国のメーカーに提供していると言う構図が成り立っています。

日本のメーカーは、スマートミラー型のドライブレコーダーを生産するノウハウすら持ってないですし、今から参入しようとしても既にこれらを生産している中国の工場に協力してもらうしかない訳です…そんな事をしても競争力が削がれるのでやらないでしょうけど。

因みに2年位前にスマートミラー型のドラレコがまだ日本で販売される以前の話ですが、東京オートサロンなどに液晶ミラーやドラレコを出店している結構大きい日本のメーカーさんに、今販売されているようなスマートミラー型のドラレコについて生産出来いものか尋ねてみたのですが「出来ません!」と即答されました。

その半年後に中華メーカーから華々しくスマートミラー型のドラレコが発売されましたので、今後も日本製のミラー型ドラレコは出て来ないでしょう。

ミラー型ドラレコのおすすめのメーカー

スマートミラー型のドラレコは、今のところAUTO VOXやMAXWINの製品を生産している工場が日本のほとんどのメーカー向けに商品を生産しており、ここの製品はイエローハットなどにも入っているようです。

向上によって完成度やソフトウェアの使い易さなどが結構変わってきますし、今まで来たスマートミラー型のドラレコの中ではやはり、以下記事でご紹介している製品が性能も一定以上で操作系も使い易いと感じています。

日本製じゃないですけど、品質はしっかりしている印象ですね。

後付けスマートルームミラーのまとめ

 

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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