※2020年6月11日更新~実機レビューについて追記しました。

※2020年10月現在の最新ファームウェア、V4.47にはmicroSDカード相性の不具合ありとの報告がありますので現在問題が出ていない個体ではアップデートはしない方が良いようです。

https://minkara.carview.co.jp/userid/3131761/car/2984204/6038760/note.aspx

こんにちは!Omiです。

スマートミラーは一度使い始めると手放せない便利アイテムですし私も2年前から愛用していますが、全般的に「純正ミラーと比べると、視野角が広すぎる為に距離感が掴みにくい」と言う問題点を抱えています。

この問題に関しては一年くらい前からMAXWINさんにリアカメラ映像の拡大縮小が可能な製品の販売を要望していましたが、ようやく待望の拡縮対応モデル「MDR-A001」が出てきました。

※本製品は前後2カメラのドラレコ機能が付帯しますが、ドラレコ機能がない廉価製品も発売されています。

実機レビュー、コムテックドラレコなどとの組み合わせにおすすめ!廉価版!拡大可能なスマートミラー「MR-A002A」「MR-A002B」の評価

「MDR-A001」のスペックと特徴

この製品の特徴ですが、以前レビューを行ったドラレコ機能がない純正ミラー交換式のスマートミラー「MR-A001」の後継機と言う位置づけです。

以前はドラレコ機能がありませんでしたので、他社製品とは違ったカテゴリーとして扱っていましたが、今回はこちらのように特性が全く違った製品として生まれ変わっています。

①録画機能が追加され、前後2カメラでフルハイビジョン録画を行うようになった

②液晶の表示を拡大・縮小出来るようになった

③フロントカメラ・リアカメラともセパレートタイプのカメラとなった

ドラレコとしてのスペックはこちらの通りです。

MDR-A001A/A001B

8.88型IPS液晶 1920×480
フロント:1920×1080/27.5fps
リア:1920×1080/30fps
LED信号対応
レンズ視野角
不明
リアカメラケーブル6m
microSD付属32GB/最大128GB
GPS非対応
駐車監視モード
衝撃検知/自動起動
タイムラプス/自動起動
タイムラプス+衝撃検知/自動起動
専用ケーブル
付属
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

もともと先代の「MR-A001」はスマートミラーとしては非常に評価が高い製品でしたが、今回はドライブレコーダー機能も追加されましたので、スマートミラー・ドライブレコーダーとしての画質・機能について他社の7つの高性能スマートミラーと比較しました。

付属品とデザインについて

レビュー概要や操作方法等については以下のレビュー動画でも解説しています。

セット内容については以下の通りです。

なお、リアカメラは2つのバージョンがあり防水の車外用カメラが付属するのが「MDR-A001A」、車内用カメラが付属するのが「MDR-A001B」となっています。

今回は車外・車内用の2種類のカメラサンプルをお送り頂きました。

①ミラー型筐体

②リアカメラ(車外・車内)

③3芯電源ケーブル

④リアカメラ接続ケーブル

⑤その他ステー・カバー類

⑥取扱説明書

フロント筐体

フロント筐体のデザインはほぼベースの「MR-A001」と同様ですが、ドラレコ機能が追加されていますのでサイドにmicroSDカードスロットが搭載されています。(保護フィルムが貼られた状態で入荷)

液晶サイズは8.88型でサイズ感は純正ミラーとほぼ同等です。

ボタン類は下部に電源ボタンが一つだけ装備されています。

フロントカメラ・リアカメラ

フロントカメラは上下にのみレンズの向きが調整可能な貼り付けタイプ、車外用のリアカメラはやや小振りなデザインとなっています。

車外用リアカメラから伸びているケーブル長は80cm、

車内用のリアカメラはフロントカメラとデザインは全く同じで、ケーブル長は45cmです。

電源ケーブル

電源ケーブルはリアカメラケーブル受けと一体化しており、車との接続部は10Aのミニ平型のヒューズが付いています。

リアカメラ中継ケーブルは6mですが、いくつか中継ケーブルを挟みますので、カメラから筐体までのケーブル総長は7m程度になります。

取付けについて

今回は初期型リーフに「MR-A001」の取付を行いました。

慣れている方にとっては取り付けは簡単かとは思いますが、通常は専門店に依頼した方が良いと思います。

液晶ミラー筐体

ミラー筐体の取付方法は通常の純正交換式のスマートミラーと大体同じです。

取り付け手順をざっくり説明すると…まずは純正のルームミラーを外します。

リーフの場合には特殊なリモコン内蔵のミラーですが、一般的によく使われているMurakami7225/7227と同様にそっくりそのまま交換可能でした。

この製品は通常はミラーの付け根の下にフロントカメラを貼り付ける事を想定してます。

ケーブルを収納する特殊なカバーが付属していますので、このカバーにフロントカメラのケーブルを収納しつつ、フロント筐体から伸びている電源ケーブルなどど合流させてルーフパネルに引き上げます。

ミラー筐体は台座に被せてドライバーで固定します。

ルーフに配線を引き込む際の配線カバーは、切り欠き部分をカットして使用します。

リアカメラ

リアカメラについては車内用・車外用と若干手順が異なり、一般的には車外用カメラの方が取り付け難易度が高くなります。

車外用リアカメラは80cmケーブルと一体化してますので、このように穴あけせずに配線をリアスポ奥に隠しながら車内に引き込む事が出来ました。

車内カメラの方はレンズの角度の調整範囲が広い為、リアガラス・ルーフパネルのどちらにも取り付けが可能でした。

ミニバンなどの垂直に近いリアガラスへの取付も問題ないでしょう。

リアカメラ中継ケーブルからは紫のバック信号線が伸びていますので、バックランプの+線に割り込ませます。

※バック信号線の取り方は車種によって大きく難易度が異なりますが、いくつかのパターン別に以下記事で説明しています。

バックカメラの取り付け方法について

電源の取り方

電源ケーブルは黄色・赤・黒の3芯でミニ平型10Aのヒューズが付いています。

自分の車のACC、常時電源のヒューズの形と容量が同じであればそのまま使えますが、そうでない場合にはエーモンなどのヒューズ電源取り出しケーブルが必要になります。

ドライブレコーダーの駐車監視用3芯直結ケーブルの接続方法のまとめ

インターフェイスについて

「本機の電源ONから録画開始までの起動時間は14秒程度と、2カメラドライブレコーダーとしては遅めです。

初期状態で画面に表示されている項目は、録画状態を示すアイコン、microSDの状態、その他メニューアイコンなどになりますが、10秒程度でこれらの表示は消えて右上の録画アイコンだけが残ります。(カレンダー表示はありません)

画面をOFFにすると通常の平面鏡としても使えますが、画面のON/OFFは液晶下のボタンの短押し、電源のON/OFFは長押しにて行います。

その他の操作はこちらの通りです。

①画面のタップでアイコンの呼び出しと非表示の切り替え

②画面右半分の上下ドラッグで映像範囲の調整

③画面左半分の上下ドラッグで液晶明るさの調整

④一番左のアイコンで前後映像の切り替え

⑤左から2番目のアイコンで前後分割表示

⑥3番目が録画のON/OFF

⑦4番目は静止画撮影

⑧5番目は手動イベント録画

⑨6番目がメニュー呼び出し

メニューからはリアカメラの画角の調整や駐車監視の設定などが可能です。

設定項目はそれほど多くはありませんが、操作性は非常に良好です。

スマートミラー機能の評価

本機のスマートミラーとしての最大の特徴は、映像の範囲を拡大・縮小出来る点ですが、任意の大きさと言う訳ではなく以下の設定から選ぶ方式となります。

①車外用カメラ~標準/1.2倍/1.5倍/2倍

②車内用カメラ~標準/1.14倍/1.33倍/1.6倍

車外カメラ「A001A」の特徴

この製品はレンズスペックなどの記載が探せなかったのですが、車外カメラの標準設定の視野角の実測値は水平118°程度とそこそこ広めでした。

【平面鏡として使用時】

【001A車外カメラ標準倍率】

【001A車外カメラ2倍拡大】

標準設定の場合には純正ミラーの縦横4.8倍の視野の広さ、2倍の設定だと縦横2.4倍の視野の広さとなります。(30m程度の距離のもの)

2倍の設定では概ねサイドミラーと同じ大きさに周りの車が映ります。

【001A車外カメラ2倍拡大】

なお、これはカメラ全般に言える事ですがレンズの視野角が広くなるほど近くのものは大きく、遠くのものは小さく映ります。

ドライブレコーダーに使われるようなレンズは広角ですので、近くのものは肉眼よりも大きく、遠くのものはより小さく見えます。

他の製品との比較はこちらの通りです。

クッキリ感について

「MDR-A001A」を含めて今回比較した全ての製品は200万画素のフルハイビジョンモデルです。

従ってクッキリ感についてはモデル間の差はありません。(A001Aを2倍に拡大すると50万画素相当の解像度になります)

視野角について

視野角についてはスマートミラーとしては広めの水平118°程度でした。(2倍に拡大すれば59°)

①MDR-A001A~水平118°~59°

②V5 Pro~水平120°

③YA-350~水平120°

④PR996~水平111°

【標準倍率】

【最高倍率】

過去にテストしたスマートミラーのうち、最も視野角が狭かったのがAUTO VOX「X1」の水平85°でしたので、「A001A」の水平59°はダントツの狭さと距離感の掴みやすさと言えます。

昼間の逆光補正

逆光補正は「MDR-A001A」が過去に見た事がないほどに優れており、白飛びと黒潰れには最強と言った印象を受けます。

液晶を撮影した映像は撮影側のカメラの性能が低い為に白飛びして見えますので、ドライブレコーダーの映像を参考にして下さい。

夜間のヘッドライトの防眩効果

ヘッドライトの防眩能力は明るさとトレードオフの関係にありますが、スマートミラーとしては最も重視したいポイントです。

ミラーを撮影した映像は派手に白飛びしてしまいますので、ドライブレコーダーの動画を見てみましょう。

この中では最も「A001A」の防眩能力が高く、おそらく従来のどの製品よりも高めとなっているように思われます。

夜間の明るさ

通常の製品は全体の明るさを絞る事で後続車両のヘッドライトの防眩効果を上げている為、市街地のネオンや街灯が多い明るい場所では明るさを絞る傾向がありますが、本機に関しては高い防眩効果と明るさを両立しています。

暗視能力について

街灯が少ないような場所では明るい部分が白飛びしないように露出を絞りながら、暗い部分はしっかり明るく映るようなチューニングとなっており、暗視能力は「YA-350」と同等のスマートミラー型としては過去最高レベルです。

実際の映像はドライブレコーダーの動画に近いものととなります。

車内カメラ「A001B」の特徴

車外カメラの「A001A」は水平118°程度の広角レンズを採用していますが、一方で車内カメラの「A001B」のレンズはドライブレコーダーではほとんど見かけない水平83°程度の狭角でした。

また、車内カメラの最高倍率は1.6倍と表示されていますが、検証した結果倍率は車外カメラと同じ2倍で、水平41°程度の視野角になります。

平面鏡として使用時との視野の範囲の比較結果はこちらの通りです。

【平面鏡として使用時】

【001A車外カメラ標準倍率】

【001A車外カメラ1.6倍拡大】

標準設定の場合には純正ミラーの縦横3.4倍の視野の広さ、最高設定だと縦横1.7倍の視野の広さとなります。

なお、先ほども説明した通り、レンズの視野角が広くなるほど近くのものは大きく、遠くのものは小さく映ります。

ドライブレコーダーに使われるようなレンズはカメラ全般から見ると広角ですので、近くのものは肉眼よりも大きく、遠くのものはより小さく見えます。

「A001B」の最高倍率で後続車両を撮影した場合、30mほどの距離があれば平面鏡と比べるとやや小さく、1/1.7程度のサイズに映ります。

ただし、距離が近くなればなるほど平面鏡の大きさに近づき、2~3mの距離では同じくらいの大きさに映ります。

因みにこの映像では車の大きさは大体同じですが、背景の木の葉の部分がスマートミラーの方では小さく映っているのがお分かりいただけるかと思います。

こちらはほぼゼロ距離でバンパー部分の隙間がほとんどない状態でです。

ここまで近くなると車の大きさは平面鏡よりも大きくなりますが、車の後方の木の葉はスマートミラーに映っているものの方が小さくなっています。

これはカメラの仕組み上、仕方のないところかも知れません。(平面鏡を撮影しているのは狭角のスマホカメラ)

レンズ自体が対角100°くらいありますのでカメラとしては広角となり、それを拡大表示している為にこのように距離によって大きさも変わって来ます。

 

なお、3m程度の距離の後続車はこのように映りますので、車内が見え過ぎて怖いくらいです。

前方にスマートミラーが付いている車がいる場合には、見られて困るような事はしないようにしましょう。

他の製品との比較はこちらの通りになります。

クッキリ感について

車内カメラの「MDR-A001B」についても、今回比較した全ての製品は200万画素のフルハイビジョンモデルです。

従ってクッキリ感についてはモデル間の差はありません。(前述の通り、A001Bを2倍に拡大すると50万画素相当の粗さになります)

視野角について

視野角についてはスマートミラーとしては広めの水平83°程度でした。(最高倍率では水平41°)

①MDR-A001B~水平118°~59°

②V360S~水平117°

③X3GR~水平116°

④C007~水平111°

【標準倍率】

【最高倍率】

車外カメラの「A001A」と比べても更に1.5倍ほどの拡大率になりますので、距離感重視の方に最もおすすめなのが車内カメラの「A001B」になります。

昼間の逆光補正

逆光補正は「A001A」と同様に「A001B」が過去に見た事がないほどに優れており、白飛びと黒潰れには最強と言った印象を受けます。

液晶を撮影した映像は撮影側のカメラの性能が低い為に白飛びして見えますので、ドライブレコーダーの映像を参考にして下さい。

視野角以外の面では車外カメラと同様ですのでイメージセンサーとチューニングは同一、レンズのみが異なるようです。

夜間のヘッドライトの防眩効果

ヘッドライトの防眩能力は明るさとトレードオフの関係にありますが、スマートミラーとしては最も重視したいポイントです。

ミラーを撮影した映像は派手に白飛びしてしまいますので、ドライブレコーダーの動画を見てみましょう。

これら4つの製品ともHDRモデルですが、このうち「V360S」と「C007」は従来機としては非常に高い防眩を誇ります。

「A001B」の防眩能力はこれらの製品を上回るものとなっていました。

夜間の明るさ

通常の製品は全体の明るさを絞る事で後続車両のヘッドライトの防眩効果を上げている為、市街地のネオンや街灯が多い明るい場所では明るさを絞る傾向がありますが、「A001B」に関しては高い防眩効果と明るさを両立しています。

暗視能力について

街灯が少ないような場所では明るい部分が白飛びしないように露出を絞りながら、暗い部分はしっかり明るく映るようなチューニングとなっており、暗視能力は「X3GR」には若干劣りますが「V360S」と同等のスマートミラーとしては過去最高レベルです。

実際の映像はドライブレコーダーの動画に近いものととなります。

車外カメラ、車内カメラとも従来のスマートミラーと比べると明るさ・防眩能力の総合力では単独でNo.1であると言えそうです。

バックカメラ機能の評価

バックカメラ機能については車外設置の「A001A」でのみテストを行いました。

紫のバック信号線をバックランプのプラス線などに割り込ませておくと、リバースギアと連動して広角表示に切り替わりガイド線が表示されます。

画角的には非常に見易くなっていますが、リーフの場合にはハッチの傾斜が緩いのでリアスポにカメラを取り付けるとこのような視野の範囲になります。

ただし、ミニバンなどのリアガラスが垂直に近い車の場合にはバンパーなどの車両後部を映すと後方が映らなくなるでしょう。

なお、リアカメラは白飛び・黒潰れに非常に強くリーフの純正バックカメラと比べると性能差は歴然です。

車内カメラの方は画角が狭いのでバックカメラとしての用途を優先するなら広角の車外カメラの方がおすすめです。

なお、スマートミラーのバックカメラ機能には全般的に人によっては使いにくいと感じるような問題点もありますので、バックカメラ機能について真面目に考えている方はこちらの記事にも目を通しておいておいた方が良いです。

スマートミラーのバックカメラ機能はどこまで使えるものなのか?

ドライブレコーダーの画質について

ドライブレコーダー画質は、以下のポイントについてフロントカメラはケンウッドの「DRV-340」、リアカメラは車外用・車内用をそれぞれこちらのモデルと比較しました。

◆ 車外リアカメラ

①AUTO VOX「V5 Pro」~スタンダードなWDR

②YAZACO 「YA-350」~暗視特化のWDR

③PORMIDO「PR996」~高次元バランス型のHDR

◆ 車内リアカメラ

①AKEEYO「AKY-V360S」~高次元バランス型のHDR

②AKEEYO「AKY-X3GR」~暗視特化のHDR

③MAXWIN「MDR-C007B2」~防眩特化のHDR

比較ポイントはこちらの通りです。

①録画視野角

②ナンバー読み取り精度

③逆光補正能力

④夜間のナンバー読み取り精度

⑤夜間の明るさ

⑥暗視能力

フロントカメラの画質

フロントカメラの映像はケンウッドのエントリースダンダードモデルの「DRV-340」と比較を行いました。

録画視野角について

「MDR-A001」にはレンズスペックなどの記載はありませんが、録画視野角はドライブレコーダーとしてはスタンダードな水平112°程度でした。

ナンバー読み取り精度について

昼間のナンバー読み取り能力はフルハイビジョンのドライブレコーダーとしては標準的なレベルです。

逆光補正能力について

トンネル出口での逆光補正能力はかなり強めのHDR補正が効いており、白飛び・黒潰れともしっかり抑えられています。

ここまで高い精度の補正は日本メーカーの製品も含めて過去に見た事がないレベルです。

夜間のナンバー読み取り精度について

夜間のヘッドライトの反射についてもHDR補正が効いており、白飛びを効果的に抑えてナンバーを読み取る事が出来ています。

夜間の明るさについて

ネオンや街灯が多い市街地では明るさがやや絞られるものの、「DRV-340」と比べると随分明るめです。

街灯が少ないような場所では露出が解放され、一般的なSTARVIS機と同様にかなり明るめに映るようになります。

暗視能力について

暗視能力についてもそこそこ高く、一般的なSTARVIS機と同程度の明るさでした。

リアカメラの画質(車外カメラA001A)

車外カメラのA001Aについては、全て企画と生産背景が異なる別系統の製品と比較しています。

①AUTO VOX「V5 Pro」~スタンダードなWDR

②YAZACO 「YA-350」~暗視特化のWDR

③PORMIDO「PR996」~高次元バランス型のHDR

※リアカメラの映像は鏡像で保存されますが、比較の為に編集で正像に合わせています。

録画視野角について

「MDR-A001A」のリアカメラの録画視野角は、水平118°程度でしたのでドライブレコーダーとしては広めです。

昼間のナンバー認識について

ナンバー認識についてはフルハイビジョンのドライブレコーダーとしては標準的なレベルです。

逆光補正について

逆光補正についてはフロントカメラと同様に非常に高く、白飛び・黒潰れの制御は過去最高レベルです。

夜間のナンバー読み取りについて

夜間に後続車のヘッドライトが点灯した状態でのナンバー読み取り精度に関しては、昼間と同様にフルハイビジョンクラスとしては標準的なレベルです。

夜間の明るさについて

通常の製品は全体の明るさを絞る事で後続車両のヘッドライトの防眩効果を上げている為、市街地のネオンや街灯が多い明るい場所では明るさを絞る傾向がありますが、本機に関しては高い防眩効果と明るさを両立しています。

暗視能力について

街灯が少ないような場所では明るい部分が白飛びしないように露出を絞りながら、暗い部分はしっかり明るく映るようなチューニングとなっており、暗視能力は「YA-350」と同等のスマートミラー型としては過去最高レベルです。

リアカメラの画質(車内カメラA001B)

車内カメラのA001Bについては、以下の特徴が異なる3つの製品と比較しています。

①AKEEYO「AKY-V360S」~高次元バランス型のHDR

②AKEEYO「AKY-X3GR」~暗視特化のHDR

③MAXWIN「MDR-C007B2」~防眩特化のHDR

※リアカメラの映像は鏡像で保存されますが、比較の為に編集で正像に合わせています。

録画視野角について

「MDR-A001B」のリアカメラの録画視野角は、水平83°程度でしたのでドライブレコーダーとしては最も狭い部類です。

昼間のナンバー認識について

ナンバー認識については視野角が狭い事が有利に働き、フルハイビジョンのドライブレコーダーとしては最高のレベルです。

逆光補正について

逆光補正についてはフロントカメラと同様に非常に高く、白飛び・黒潰れの制御は過去最高レベルです。

夜間のナンバー読み取りについて

夜間に後続車のヘッドライトが点灯した状態でのナンバー読み取り精度に関しては、昼間と同様にフルハイビジョンクラスとしては最高のレベルです。

夜間の明るさについて

通常の製品は全体の明るさを絞る事で後続車両のヘッドライトの防眩効果を上げている為、市街地のネオンや街灯が多い明るい場所では明るさを絞る傾向がありますが、車外カメラと同様に高い防眩効果と明るさを両立しています。

暗視能力について

街灯が少ないような場所では明るい部分が白飛びしないように露出を絞りながら、暗い部分はしっかり明るく映るようなチューニングとなっており、暗視能力は「X3GR」についで「V360S」と同等のスマートミラー型としては過去最高レベルに近いものとなっています。

動画の再生方法について

本体筐体での動画の再生は液晶全画面ではありませんが、比較的大きな領域で動画が再生されますので一般的なドライブレコーダーと比べると視認性は良い方です。

本機はGPS非対応のモデルですのでパソコンの専用ビューワーはありません。

Windows Media Playerや、その他パソコンにデフォルトで搭載されている汎用の再生ソフトも使用可能でした。

フレームレートとLED信号の映り方について

「MDR-A001」のフロントカメラのフレームレートは27.5fpsですので、西日本・東日本の何れにおいても高速点滅して映るでしょう。

リアカメラは30fpsですので西日本で同期する可能性がありますが、後方ですので問題ありません。

ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

ドライブレコーダーの画質の評価については長くなりますのでこの動画では割愛し、動画説明欄のリンク先のレビュー記事で詳しく解説しています。

駐車監視の仕様について

本機の駐車監視モードの録画方式はこちらの3つからの選択式となります。

①衝撃検知(衝撃を検知した後からの録画)

②タイムラプス(1fpsの常時録画)

③タイムラプス+衝撃検知

いずれも30分~24時間の範囲でのタイマー設定と11.3V~12.2Vの範囲でのバッテリー保護の為のカットオフ電圧を指定します。(オフの設定はないようです)

エンジンOFFで自動で駐車監視モードに入り、ドアの開閉で衝撃検知を行いました。

エンジンをONにすると自動で走行時の常時録画モードに戻りますが、衝撃検知によるイベント録画を行った場合にはこのようにメッセージが表示され、確認を促されます。

なお、衝撃検知モードではエンジンOFFから30秒のカウントダウン後に待機モードに入り、タイムラプスはエンジンOFFの直後に切り替わります。

外部電源を使用した駐車監視の運用について

外部電源を使用した駐車監視のテストは「UPS400」「MIGHTYCEL」で行い、正常な動作を確認しました。

駐車監視の駆動時間の計測は「UPS400」のみでタイムラプス+衝撃検知モードにて実施しました。

カットオフ電圧は最低の11.3Vです。

それぞれのバッテリーでの駆動時間の予測はこちらの表の通りとなります。

型番UPS300
UPS400
UPS500EN6000EN12000
容量28.8Wh115.4Wh76Wh153Wh
駆動時間3.75時間15時間10時間20時間
満充電180分240分50分100分

ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL「EN6000」「EN12000」

ただし、外部電源を使用して駐車監視を行う場合には一つ注意点があります。

それは本機には内蔵バッテリーやキャパシタなどの予備電源は全く搭載されておらず、電源OFF時にはカーバッテリーから設定保持の為の待機電力が供給される事が前提となっている為、外部電源を全て使い切ってしまうとカレンダーなどの初期設定が保持されずに再設定が必要になる点です。

これに関してはカットオフ電圧を高めに設定する事である程度対処が可能ですが、駆動時間は短くなります。

カットオフ電圧を高めに設定した場合の駆動時間については、LaBoon!!のレビュー記事の方に後日追記する予定です。

※UPS300/400/500についてはほとんど固定電圧の為、12.2Vに設定しても駆動時間は変わらず、設定は保持されませんでした。

EN12000ではカットオフ電圧を最低の11.3Vに設定したところ、22時間のタイムラプス録画を行った後に駐車監視が解除され、筐体下部のボタンが点灯しつつも録画は行わない状態になっていました。

この状態でEN12000の出力電圧は13.7Vとなっていましたので、本起動させるエネルギーは残っていないものの、待機させるだけならまだまだ頑張れそうと言ったところです。

この7時間後に再起動を行ったところ、設定は保持されている状態でした。

使用可能なmicroSDカードの最大容量

「MDR-A001」のmicroSDカードのサポート範囲は128GBまでとなっていますが、当初64GB以上のカードでは不具合が出ておりテスト中にファームウェアでの修正を行っています。

この機種に関しては今のところ128GBを超える容量のカードは使用しない方が良いと思います。(ファームアップデート後の128GB以下のカードのテスト時間も充分ではない為)

1時間当たりのデータ使用量は7.2GB程度です。

地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズ干渉については、ギリギリでフルセグが映る場所で電源をオン・オフにしても映像に変化は認められませんでしたが、車種やカーナビの種類、アンテナの位置で状況は変わる事がありますので結果は参考程度に捉えて下さい。

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

「MDR-A001」の総評

最後に「MDR-A001」の総評ですが、スマートミラーとしては明るさ・防眩の総合力は車外・車内カメラとも単独でNo.1の性能です。

 明るさ防眩視野角距離感精細感
9型リア200万画素の前後セパレートカメラ
MDR-A001A★★★★★★★★★~★★★★★★~★★★★★~★★★★
MDR-A001B★★★★★★★★★★~★★★★★★★★★★~★★★★★★~★★★★
12型3カメラリア200万画素のセパレート右レンズ
AKY-X3GTL 車内カメラ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X3GTL 車外カメラ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素の中央レンズ/フロント360° 500万画素
AKY-V360S★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素のセパレート中央レンズ
MDR-C009★★★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素の右レンズ
PR996★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
G850★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C007B2★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X2GR★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X3GR★★★★★★★★★★★★★★★★
12型リア200万画素の左レンズ
MDR-G002★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C006A2★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X2★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AKY-X3G★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
G840S改★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
G840S★★★★★★★★★★★★★★
10型リア200万画素の右レンズ
MDR-C003A1X★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
V5
V5 Pro
★★★★★★★★★★★★★★★
PR992★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
10型リア200万画素の左レンズ
YA-350★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C004B3★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C004
MDR-C005B
★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-C005A★★★★★★★★★★★★★★★★
MDR-D001★★★★★★★★★★★★★
MDR-E003★★★★★★★★★★★★★★
MDR-H001★★★★★★★★★★
MR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-B001★★★★★★★★★★★★★★★★★
10型リア100万画素の左レンズ
MDR-C002
MDR-C003
★★★★★★★★★★★★★★★
X1/X2★★★★★★★★★★★★
X1 Pro★★★★★★★★★★★★★★★
SMDR-A001★★★★★★★★★★★★★★★★★★
は2pt、☆は0.5pt

視野角に関しては車外用の「A001A」、「A001B」の間に1.5倍ほどの差がありますが、私は純正ミラーの距離感に近い狭角の「A001B」を継続して使って行きたいと考えています。

最近はリアスモークの影響を考慮して車外にカメラを取付けていましたが、車内カメラのBの方は明るさではスモークの影響で車外のAには劣るものの、AUTO VOX「V5 Pro」を車外に取り付けた状態とそれほど変わらない明るさです。

【A001A車外】

【A001B車内】

それよりも以前から希望していた、距離感の掴みやすさを重視したいところです。

因みに広角タイプのスマートミラーからの乗り換えだと正直なところかなり違和感があり、後続車両の圧迫感を感じるシチュエーションもありますが、これは慣れの問題なのかも知れません。

狭角の「A001B」でも視野角を広げたければここまで広がりますので、リアワイパーがない車でなければ広角の「A001A」をおすすめする理由はほとんどないので、車内カメラの「A001B」をおすすめします。

GPSに非対応なのが物足りない部分ではありますが、この基盤自体が非対応のものかと思いますので今後対応になる事はないと思います。

そう言ったご意見は今後の製品開発への要望としてこちらから直接MAXWINさんにお伝え下さい。

■ MAXWIN 製品に関するお問い合わせ

本製品についてはLaBoon!!読者さんによるモニターレビューも掲載しています。

読者レビューMAXWIN「MDR-A001B」プリウスPHV GR SPORT編

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 後付けスマートルームミラーのまとめ

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