※2020年10月8日更新~実機レビューを追記しました。

こんにちは!Omiです。

MAXWINから、現在私がスマートミラー型ドラレコで一番気に入っている「MDR-A001AB」の廉価製品が発表されています。

廉価製品ではありますが、スマートミラーとしての性能を落した訳ではなくドラレコ機能を削っていますので、ある程度コストを掛けつつもドラレコはコムテックなどの指名買い、と言った方におすすめです。

 

「MR-A002A」「MR-A002B」のスペック

「MR-A002A」「MR-A002B」の主要スペックは以下の通りです。

・フロントカメラ~なし
・Aタイプ外付けリアカメラ:水平120°
・Bタイプ車内リアカメラ:水平80°
・リアカメラセンサー:SONY IMX307 200万画素
・液晶モニター8.88型IPS
・液晶解像度:1920×480
・カメラフレームレート:30fps
・カメラ中継ケーブル:7.5m

仕様的には完全に「MDR-A001AB」のフロントカメラとドラレコ機能なしバージョンと言えそうですね。

ついに拡縮可能なスマートミラーが登場! MAXWINセパレート2カメラドラレコ「MDR-A001A」「MDR-A001B」

セット内容とデザインについて

MAXWINさんにサンプル提供頂きました。こちらの動画でもレビューしています。

セット内容については以下の通りです。

・ミラー型筐体
・リアカメラ(車外用または車内用)
・ケーブル類
・その他アタッチメント類
・取扱説明書

フロント筐体

フロント筐体のデザインは見た感じ、ほぼ「MDR-A001」と同様ですが、ドラレコ機能がありませんのでmicroSDカードスロットは塞がれています。

ボタン類は下部に電源ボタンが一つだけ装備されています。

サイズ感は概ね純正ミラーと同じ程度

リアカメラ

リアカメラは型番で車外用・車内用と分かれています。

【MR-002A 車外カメラ】

【MR-002B 車外カメラ】

車外カメラはリアスポ下や、ナンバー上のガーニッシュなどに貼り付けるタイプ

車内カメラはリアガラスに貼り付けるタイプですが、ステーは「MDR-A001」と同じ平型と、左側の角度がついた2種類ステーの付属するそうです。

※角度がついたマウントが付属するのは次回以降のロットからだそうで、現行版は平型のマウントのみ付属との事

この角度がついたステーはレンズを上に向ける為のものですが、アクアでは上を向きすぎてしまいましたので、リアガラスが完全に垂直な車向けのものと言えそうです。

※こちらの上が通常のステー、下が角度ステーでの見え方です。これ以上下は映りません。

電源ケーブル

電源ケーブルは10Aのヒューズが付いたACCとアースの2芯

ドラレコ機能はありませんので、黄色の常時電源線は使わず、赤線をACC系統に繋げます。

リアカメラ中継ケーブルは7.5mですが、いくつか中継ケーブルを挟みますので、カメラから筐体までのケーブル総長は9.0mになります。

「MR-A002」の取付けについて

今回は初めにアクアに仮設置し、カメラをナンバー上に設置したパターンでの動画撮影後にランエボ10に本設置を行いました。

液晶ミラー筐体

ミラー筐体の取付方法は「MR-A001」と全く同様で、純正のMurakami7225/7227とそっくりそのまま交換可能です。

ルームミラーの交換、取り外し方法

純正ミラーを外して「MR-A002」のステーを台座に被せ、根元をドライバーで固定します。

 

リアカメラ

車外用「A」のリアカメラは、通常はリアスポ下に取付ける事が多いのですが、今回は初めにアクアのナンバー上のガーニッシュに取付けました。

この位置は地上から80cmの高さになります。

スマートミラーのカメラは低い位置に取付けると、防眩能力の高いHDRモデルでも後続車のヘッドライトが絞りきれない事がありますので、出来る限り高い位置に設置した方が良いでしょう。

電源の取り方

電源ケーブルは+-の3芯ですが、黄色の常時系統は使用しません。

赤のケーブルをヒューズボックスのACCやシガーの系統のミニ平型10Aのヒューズと差し替えるか、ヒューズの形や容量が違う場合には別売のヒューズ電源取り出しケーブルを使って電源を取りだし、そこに接続します。

ACCやシガーの系統は10Aではなく、15Aのヒューズが使用されている事が多いと思いますので、その場合には本機の10Aヒューズを使用してしまうと容量が小さくなり、ヒューズ切れの遠因となります。

ヒューズの容量は変えないようにしましょう。

マイナス側のケーブルは車体の金属部分のボルトに固定します。

「MR-A002」の操作

本機にはドラレコなどの機能がありませんので、起動時間は速く、概ね5秒程度と言ったところでしょうか。

操作は「MDR-A001」と同系統と思いきや、ドラレコ機能がない直系の先代モデルである「MR-A001」の方と同様にタッチバネル操作は出来ず、下部のボタンのみで各種操作を行います。

①電源のON/OFF(下部ボタンの長押し)
②液晶の明るさ調整(下部ボタンの短押し、最後は画面OFF)
③拡大倍率の調整(下部ボタンの2度押し、1.0/1.2/1.5/2.0倍)

なお、「MDR-A001」との最大の違いですが…「MDR-A001」では、液晶タッチパネルのドラッグ操作で、上下に映像範囲を調整する事が出来ましたが、本機は映像の位置調整が出来ません。

カメラの角度をベストな位置に一度調整してしまえば、そこから動かす事はほとんどないので、「まあ良いか」と思えなくもないですが、画面の拡縮を行う際には地平線が上下に移動してしまいますので、カメラの角度と倍率は固定で運用する前提の作りとなっています。

例えば、2.0倍に合わせてカメラの向きを調整した場合、倍率を下げると徐々に地平線が上に移動していきます。

因みにこれはナンバー上のカメラをこの向きに設置した場合の見え方です。

かなり下に向けた状態でも上の方が映っていますので、本来のカメラの視野の上の部分だけを出力している感じですね。

スマートミラーとしての見え方

スマートミラーとしての見え方そのものについては、ドラレコ機能付きの「MDR-A001」と全く同じです。

車内カメラについては「MDR-A001AB」のレビューの方で解説していますので、今回は車外カメラを中心にテストしました。

アクアで地上高80cmのナンバー上に取付け

初めに車外カメラをアクアのナンバー上、地上高80cmと言う低い位置に取り付けていますので、この位置での見え方についての所感を述べます。

こちらは最大倍率での見え方になりますが、私は普段カメラを上の方に付けていますので低い位置では後続車両が近づいて来た時に圧迫感が大きくなります。

HDR補正がかなり強めに入りますので、トンネルや屋内駐車場などでの視界は良好です。

ただし、夜間には後ろから車高が高いクルマが近づいて来るとこのようにヘッドライトの光が広がる距離があります。(倍率を下げるとそうでもないですが、最高倍率の場合にはヘッドライト周りが拡大されるので)

なお、この映像はカメラで液晶を撮影したものなので、実物以上に白飛びが強く出ています。

後続車と一定以上離れていればそうでもないのですが、カメラは出来るだけ上の方に取付ける事をおすすめしますし、取り付け位置が80cm未満になる場合には車内カメラタイプを検討した方が良いように思います。

ランエボ10で地上高125cmのリアスポ下に取付け

次にランエボ10の高さ125cmのリアスポ下に車外カメラを移設してみました。

因みに以前はこの位置にHDRバックカメラ「CAM21」が付いていたのですが、ナンバー横に移設しました。

それぞれの倍率での見え方はこんなイメージです。

まずは平面鏡での見え方です。エボは羽が大きいので、距離によっては赤灯が回っているパンダカラーの車が後ろにいても認識が遅れる恐れがあります。

【倍率1倍】


1倍だと視野はそこそこ広めで後ろの車も小さく見えます。

【倍率1.2倍】

 

【倍率1.5倍】

 

【倍率2.0倍】

カメラは一番下に向けているのですが、リアスポの取付面が上に跳ね上がっていますので、倍率2倍では下の方が見えなくなってしまいます。

リアスポが跳ね上がってる車は結構多いと思いますので、もう少しステーの角度の調整幅があると良い感じだと思います。

このような事情から出来れば2倍で使用したかったのですが、今回は1.5倍で運用する事にしました。

 

普段は130cm以上の高さにスマートミラーのカメラを取付ける事が多いので、やはりこの高さの見え方がしっくりきます。

 

因みにランエボはエンジンの振動が大きいのでアイドリング中はリアスポもかなり揺れているらしく(タービンより後ろの排気系は全部変えてあるから、と言うのもあるかも?)、画像が軽く揺らめいていますが、普通の車ではこんな風には映らないです。

夜間はやはり高い位置の方がヘッドライトの直撃を受けにくく、良い感じに見えます。

距離によってはヘッドライトの光が広がる事もありますが、まあ許容範囲かと思います。

なお、この映像はカメラで液晶を撮影したものなので、実物以上に白飛びが強く出ています。

 

また、このカメラは暗視も得意なのですが、このような場所でも…

これくらい明るく映ります。

この明るさだけでも皆さんに是非体感して貰いたい、と個人的には感じています。

後ろにバイクが止まると顔が見えすぎてヤバいですね(笑)

地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズ干渉については、ランエボ10+彩速ナビの組み合わせでチェックしましたが、ギリギリフルセグが映る場所で電源をオン・オフにしても映像に変化は認められませんでした。(車種やカーナビの種類、アンテナの位置で状況は変わる事があります)

ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

「MR-A002」の総評

最後に「MR-A002」の総評ですが、最初に予想していた「MDR-A001」の廉価版というよりも「MR-A001」の進化版でしたので「MDR-A001」に慣れてしまった私としては操作面で物足りなさを感じる部分はあります。

◆「MR-A002」で可能な操作

・電源OFF
・液晶の明るさ調整/画面OFF
・画面の拡大と縮小

この3つの操作についてはボタンの長押し・短押し・二度押しの操作となりますが、ドラレコ機能がある「MDR-A001」では録画を停止してからメニューを開いて操作、という流れであるものが多い状況です。

一方で、「MR-A002」ではメニュー画面などが存在しない為、ダイレクトに操作が可能であるという面では、操作方法に慣れさえすればこちらの方が便利であると感じます。

ただし、「MR-A002」では画面の表示位置は固定ですので上下に視野を動かしたい場合にはカメラの向きを調整しなければなりません。

…と言うデメリットが確かにあります。

とは言え、私の場合には一度倍率と映像範囲を調整した後は全く変更していませんので、複数のドライバーが運転する車でそれぞれ別の角度や倍率で使用したいケース以外にはあまり問題にはならないかとも思います。

画質面ではもともと実績があり、完成度が高い製品ですし、最近ではドラレコ機能もスマートミラー機能もこだわりたい、と言うユーザーも増えていますので、コストよりも車全体の完成度を優先したい方におすすめの製品と言えそうです。

 

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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