※2020年1月12日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダーの駐車監視機能と言えば、車のバッテリーから直接給電する常時電源タイプが主流です。

駐車監視に特化したおすすめドライブレコーダー

常時電源タイプは車のバッテリーの充電状況によっては12時間を超えるような駐車監視が可能ですが、バッテリーに負荷が掛かり寿命が縮む危険性があり、バッテリーの性能が低下するとほとんど駐車監視が出来なくなり、最悪の場合にはバッテリー上がりを起こす恐れもあります。

一方で車のバッテリーの保護しながら駐車監視を行う為に内蔵バッテリーを搭載したドライブレコーダーも存在していますので、2020年向けに最新モデルをいくつかご紹介します。

ドライブレコーダーの内蔵バッテリーの役割

従来からドライブレコーダーの予備電源としては、①リチウムイオンの内蔵バッテリー、②コンデンサに蓄電するスーパーキャパシタ、③その他ボタン電池などの方式が存在します。

そもそもこれらの予備電源は、①事故などの際に電源が遮断された状況下でも録画中のファイルが壊れないように保護する為であったり、②カレンダーや各種設定情報などを保持する為に存在しており、駐車監視向けのものではありませんでした。

ところがドライブレコーダーでの駐車監視が一般に意識され始めた2014~2015年頃から、ケンウッドやパイオニアの一部のドライブレコーダーの中には容量が大き目のリチウムイオン電池を内蔵するモデルが散見されるようになりました。

2020年初頭の段階では、最新のケンウッドの一部のモデルやパイオニアのほとんどのモデルでは内蔵のリチウムイオンを使用して駐車監視を行う仕様となっています。

内蔵バッテリーのメリットとデメリット

ドライブレコーダーに搭載されるリチウムイオン電池は、キャパシタやボタン電池に比べると容易に大容量化が出来る点が最大のメリットです。

ただし、リチウムイオン電池は小型で容量が大きい物ほど、破裂や発火などの危険性が指摘されており、過去にユピテルのドライブレコーダーで設定保持用のリチウムイオン電池の液漏れや破裂などの問題が発生し、リコール案件に発展した事もあります。

電池自体はユピテルが生産している訳では無く、工場が電池メーカーから仕入れているものかと思いますが、リチウムイオン電池で外れのロットを引いてしまうと上記のような危険が発生する事から、ユピテルに関しては2016年以降のモデルはほぼキャパシタ電源に移行しています。

※同社はドラレコ用の外部電源「OP-MB4000」も取り扱っていますが、リチウムイオンよりも大型で充電・放電効率の悪い「ニッケル水素電池」が採用されています。

 

また、リチウムイオンの中でもEVやHV車の駆動用電源として使われている「LiPo4」などの安全性の高い製品もありますので、全てのリチウムイオンが「危険」と言う訳でもありません。

ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL「EN6000」「EN12000」

内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーの特徴

内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーは、車のバッテリーを傷める事なく純正のシガー電源ケーブルを使用して気軽に駐車監視が可能であり、この点が最大の魅力となっています。

一方で駐車監視が可能な時間が20~90分程度と短く、内蔵バッテリーの充電にも3時間程度とかなり時間が掛かる点が最大の弱点です。

従って外出先で毎回の駐車監視を行う用途には向いておらず、車はそこそこ使うけど駐車監視は週に1~2度だけ、と言うユーザーのみにおすすめのタイプとなります。

車に乗る時間が短い割に長時間の監視が必要な場合には、内蔵バッテリータイプではなく、以下記事の常時電源タイプのドライブレコーダーがおすすめです。

駐車監視に特化したおすすめドライブレコーダー

内蔵バッテリータイプのドライブレコーダー

ここでは内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーのうち、2019年以降に発売された比較的新しいモデルのみをいくつかご紹介します。

ケンウッド「DRV-240」「DRV-340」

ケンウッドの「DRV-240」「DRV-340」は、25分間の録画が可能な内蔵バッテリーを搭載した、「1920×1080」のフルハイビジョンで録画を行う、水平視野角100°のエントリースタンダードモデルです。

どちらもベースは同一のハードウェアを使用しており、下位グレードの「DRV-240」がGPSに非対応、上位の「DRV-340」がGPS内蔵モデルとなっています。

※駐車監視の録画方式は動体検知+衝撃検知です。

ハードウェアの基本構成は2016年モデルがベースとなっているマイナーチェンジモデルですので、その他の性能や機能はにはこれと言った特徴はありません。

他社の同価格帯のドライブレコーダーとガチで比較すると性能的にやや厳しい部分がありますが、廉価なケンウッドのモデルが欲しいと考えている方におすすめです。

ケンウッド エントリースタンダードクラスドライブレコーダー「DRV-240」「DRV-340」「GC-DK3」のレビュー、評価

パイオニア「VREC-DZ200」

パイオニアの「VREC-DZ200」は、50分間の録画が可能な内蔵バッテリーを搭載した、「1920×1080」のフルハイビジョンで録画を行う、水平視野角95°、GPS内蔵のエントリーモデルです。

※駐車監視の録画方式は動体検知+衝撃検知です。

ベースが2018年に発売された「ND-DVR40」のマイナーチェンジ版で、上位モデルに比べると視野角がやや狭いのが弱点となります。

パイオニアからエントリークラスドラレコ2019年モデル「VREC-DZ200」発表!

パイオニア「VREC-DH400」

パイオニアの「VREC-DH400」は、50分間の録画が可能な内蔵バッテリーを搭載した、「1920×1080」のフルハイビジョンで録画を行う、水平視野角105°、GPS内蔵のスタンダードモデルです。

ベースが2016年前半に発売された「ND-DVR10」ですので、最近のドライブレコーダーと比べるとサイズがやや大き目です。

※駐車監視の録画方式は動体検知+衝撃検知です。

なお、内蔵バッテリーの満充電には3時間程度掛かります。

パイオニア エントリー~スタンダードクラスドラレコ「VREC-DH400」「ND-DVR10」のレビュー、評価

パイオニア「VREC-DH600」

パイオニアの「VREC-DH600」は、50分間の録画が可能な内蔵バッテリーを搭載した、「2304×1296」の高解像度で録画を行う、水平視野角110°、GPS内蔵のアッパーミドルモデルです。

ベースが2017年前に発売された「ND-DVR20」ですので、最近のドライブレコーダーと比べるとサイズがやや大き目ですが、フロントガラスの映り込みを軽減する偏光フィルターが附属します。

また、賛否はあろうかと思いますが、急加速・急減速・急ハンドルなどの異常な挙動を検知した場合には自動で録画を行いますので、自分以外の第三者(例えば初心者や高齢ドライバー、運転の荒い配偶者)の運転特性を客観的に評価する事も可能かと思います。

※駐車監視の録画方式は動体検知+衝撃検知です。

なお、内蔵バッテリーの満充電には3時間程度掛かります。

パイオニアが高解像度ドライブレコーダー「VREC-DH600」を発表

パイオニア「VREC-DH700」

パイオニアの「VREC-DH700」は、前述の「VREC-DH600」から偏光フィルターをオプション扱いにする代わりに、バックカメラなどの外部入力の映像を2カメラ目としてダブル録画を行うモデルです。

目の付け所はなかなか良いと思いますが、バックカメラの映像を分岐させてドラレコに取り込む為にはカーナビの脱着が必要になりますので、サイバーナビや楽ナビを新規購入時に合わせて取り付けるのがおすすめです。

パイオニアの2カメラ録画可能なドライブレコーダー「VREC-DH700」「ND-DVR30」

パイオニア「VREC-DZ600」「VREC-DZ600C」

パイオニアの「VREC-DZ600」「VREC-DZ600C」は、ベースが同一のSONYの夜間特価型STARVISイメージセンサーを搭載した「1920×1080」フルハイビジョンのGPS内蔵、水平128°の超広角モデルです。

このうち「VREC-DZ600」はシガーソケット接続モデルで、内蔵バッテリータイプのドラレコとしては最大の90分の駐車監視モードに対応します。

※90分の内蔵バッテリーによる駐車監視モードでは、衝撃の前後の録画を行います。

「VREC-DZ600C」の方はバッテリー直結ケーブルが付属し、90分の監視後に一旦スリープモードに入り、衝撃を検知した後の起動&録画を行う長時間監視モードに切り替わります。(待機にはほとんど電力を消費しません)

パイオニアが超広角STARVIS対応ドラレコ「VREC-DZ600」「VREC-DZ600C」発表!!

パイオニア「VREC-DZ700DLC」「VREC-DZ700DSC」

パイオニアの「VERC-DZ700DLC」「VREC-DZ700DSC」は、内蔵バッテリーで40分間の録画を行う珍しい2カメラタイプのドライブレコーダーです。

どちらも前後に200万画素の夜間特化型STARVIS対応のイメージセンサーを搭載し、録画視野角は前:水平130°、後:水平112°の広角録画を行うGPS内蔵のWiFi対応モデルですが、リアカメラの接続ケーブルが9mと長いのがDLC、0.6m/3m/6mの3種類が付属するのがDSCとなります。

何れもシガー電源ケーブルではなく、バッテリー直結の常時電源ケーブルが付属し、40分の監視後に一旦スリープモードに入り、衝撃を検知した後の起動&録画を行う長時間監視モードに切り替わります。(待機にはほとんど電力を消費しません)

※内蔵バッテリーが空の状態から満充電までは3時間程度掛かります。

パイオニア STARVIS対応2カメラドラレコ「VREC-DZ700DLC」「VREC-DZ700DSC」の実機レビューと評価

内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーのまとめ

以上、充電式内蔵バッテリータイプのドライブレコーダーを7つ紹介しました。

録画時間は最大で90分、充電時間が3時間とかなり長い時間が掛かりますのでもう少し長い時間の録画を行いたいのであれば、外部電源を使用するモデルや車のバッテリーから給電するモデルを選んだ方が良いでしょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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