ケンウッドから2019年モデルドライブレコーダーの第一弾、エントリースタンダードクラスの「DRV-240」「DRV-340」が発売されています。

同社のこのクラスのドライブレコーダーには「DRV-230/320/325」がありますが、概ねこの系統の後継といえる特徴を持っているようです。

まぁ…、個人的にはかなりガッカリなモデル更新である印象ですが、とりあえず「DRV-240」「DRV-340」の特徴を見て行きましょう。

「DRV-240」「DRV-340」のスペックと特徴

「DRV-240」「DRV-340」のスペックは以下の表の通りです。

DRV-240DRV-340
19.02発売
1920×1080/27.5fps
録画視野角 水平100°
HDR
microSD付属16GB
microSD最大32GB
GPS非対応GPS内蔵
駐車監視機能
衝撃検知+動体検知
自動起動
内蔵バッテリー25分
専用ケーブル
CA-DR150
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

見た目のスペックやレンズのF値、イメージセンサーのサイズや画素数などは先代の「DRV-230/320/325」と同様です。

録画視野角なども全く同じですので、中身はいじってない可能性がありますね。

 

異なる点は、マウントと筐体のデザイン変更によりレンズとフロントガラスとの距離が近くなる事でダッシュボードの映り込みが軽減される点と謳われています。

microSDカードの録画時間などは先代と変わらないので、おそらく内部のハードウェアとソフトウェアともに何も変わっていない可能性はありますね。(予測ですが)

ケンウッド エントリークラスドライブレコーダー「DRV-230/320/325」のレビュー・評価

おそらく…ですけど、偏光フィルターなどを使用しない限りダッシュボードの映り込みの軽減はそれほど期待出来ないのではないか?と考えています。(過去の経験上とある程度のシミュレーションをしてみた結果)

ドライブレコーダーのフロントガラスへのダッシュボードの映り込み対策について

「DRV-240」「DRV-340」の画質の特徴

「DRV-240」「DRV-340」の画質の特徴についてはまだはっきりとした事は言えませんが、「DRV-230/320/325」と同じであるとするとかなりの手抜きですね。

基本設計は2016年の9月のモデルですので、パイオニアの型番だけ変えて新商品として販売する手法よりはマシですが、何とも…と言ったところです。

「DRV-240」「DRV-340」の駐車監視の仕様

「DRV-240」「DRV-340」の駐車監視の仕様は、同社の動体検知モデルの系統と同様に、25分の駆動が可能な内蔵バッテリーまたは常時電源ケーブル「CA-DR150」を使用しての車のバッテリーからの常時給電を前提としています。

駐車監視のタイマーや電圧の設定は「CA-DR150」のディップスイッチで行い、以下の範囲で調整が可能です。

①タイマー設定(6時間・12時間・24時間)

②カットオフ電圧(12.0V・12.2V・12.4V・12.6V)

③電源のオン・オフのスイッチはない

 

ドライブレコーダーの駐車監視用の常時電源ケーブルを5つ紹介

ケンウッドの動体検知モデルの駐車監視の問題点は、動体検知+衝撃検知の録画を行う点は良いのですが、これらのファイルが一律で「パーキングフォルダ」に保存されてしまい、イベント扱いされない点です。

これの何が問題か?と言いますと…

駐車監視優先のmicroSDの領域割り当てを行ったとしても、動体検知と衝撃検知を合わせた録画時間は、サポート範囲内の最大容量のmicroSDカードを使用したとしても15分だけしかないので、そこそこ長時間の駐車監視を行うと、当て逃げ動画が上書されてしまう可能性があります。

これは3年位前からずっとこの仕様なのですが、そろそろ見直した方が良いと感じますね。

コムテックなどは少々仕様が分かりにくくなっても、短いスパンで細かい仕様変更を入れて来ますので、こう言った部分がここ2年くらいのドラレコマーケットでの盛大な逆転劇に繋がってると思うのですが…。(ケンウッド転落、コムテック・ユピテル浮上)

「DRV-240」「DRV-340」のまとめ

テストもしてない癖にかなり辛口の評価をしていますが、インターフェイスや使い勝手に関しては安定のケンウッドクオリティです…と言うかスタンダードなので特にどうと言う事もないですが。

考えてみれば過去に同社の2014~15年モデルを購入した層がそろそろ買い替え時期に差し掛かっているかと思いますので、そこを狙った商品かも知れませんね。

旧モデルは全体的に低スペックではあるものの、非常にバランスの取れた良モデルではあったので、多分ユーザーの満足度も高かったものと推察されます。

また、おそらくケンウッドのユーザー層は保守的な方が多いと思いますので「次もケンウッドにしよう」と考えるのは自然な流れですし、インターフェイスなどは2014~15年モデルとほとんど変わらない事から、色々新しい操作を覚えるのはしんどい、と感じているなら「DRV-240」「DRV-340」は充分おすすめ出来るモデルだと思いますね。

私自身もそろそろ自分の興味がない事に関しては全く覚えられない年齢になってますので、その気持ちは分かります。(興味の範囲外の事は全くインプットされないのは昔からのような気はしますが)

…、という訳で以前からケンウッドドラレコを使用してきて、特に不満を感じていないのであれば「DRV-240」「DRV-340」も全然アリだと思います。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

■ 偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?

この記事が気に入ったらいいね!しよう