※2020年5月7日更新~2020年4月に発売された3カメラSTARVISのVANTRUE「N4」について追記しました。

こんにちは!Omiです。

「赤外線」や「暗視」と言ったキーワードでドライブレコーダーを探している方がいらっしゃるようですが、赤外線を照射して車外を暗視しようと言う考えは、今のところ実現不可能です。

通常のケースでは赤外線を照射する事で全く光源のない場所でもある程度の視界が確保できる為、「駐車監視には有利になる」と考えている方もいるかも知れませんが、残念ながらドライブレコーダーの場合にはそれは期待できません。

ただし、駐車監視が目的ではなく車内向けに赤外線を照射して車内の様子を撮影する目的においては、赤外線の照射は非常に有効ですし、最近では防犯や警察による交通取締りの誤認検挙の抑止を目的とした赤外線搭載の車内撮影モデルが増えているのも事実です。

と言う訳ですので、この記事では赤外線による車外暗視撮影が有効ではない理由と、その代替え案、車内撮影に特化した赤外線搭載のおすすめモデルについてご紹介します。

車外に向けての赤外線照射が有効ではない理由

私がドライブレコーダーによる車外に対する赤外線の照射が有効ではないと考える理由は、今まで使用してきた車外向けの赤外線搭載モデルにおいて、赤外線のオン・オフ時の見え方に全く差が感じられたかった事に尽きます。

問題はドライブレコーダーからの供給電力・LEDの出力の大きさ・ガラスによる反射にありますが、現状のドライブレコーダーに搭載が可能な赤外線LEDは出力に限りがあり、有効な射程距離はせいぜい1m程度です。

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付けて赤外線を車外に照射したとしても、その光がボンネットの先までは届かないので全く以て意味が感じられないばかりか、下手をすると赤外線がフロントガラスに反射して、映像が真っ白になって見えにくくなります。

赤外線はないが暗視能力が高いドラレコはある

2018年以降は夜間特化型のSONYのSTARVIS技術に対応した低照度イメージセンサーを搭載したドライブレコーダーが増えており、赤外線を搭載していなくてもある程度の明るさがあれば明るく撮影出来るモデルも増えつつあります。

全てのSTARVISモデルの暗視能力が高いと言う訳ではありませんが、以下記事でまとめている製品についてはSTARVISモデルの中でも暗視に強い特性を持っています。

夜間が明るいドライブレコーダーをまとめて紹介!!

赤外線LEDで車内を撮影するモデル

赤外線LEDを車内に向けて照射し、インナーカメラで車内撮影を行うモデルの場合には夜間でも車内がしっかり明るく映ります。

ここ数ヶ月で車内撮影の要望が増えた事から、新モデルも続々と登場しているところです。

VANTRUE「N2 Pro」

VANTRUEの「N2 Pro」は一体型の筐体の前後にレンズを搭載した車内撮影用のLEDモデルの草分け的な存在です。

常磐道での煽り運転からの暴力事件の際に被害者の車に搭載されていたのがこの「N2 Pro」で、前後にSONYの「IMX323」イメージセンサーを搭載し、インナー側には4灯の赤外線LEDが装着されています。

最近のモデルと比べるやや室内側の明るさでは劣る印象ですが、スタイリッシュなデザインが特徴的です。

実機レビュー一体型2カメラドライブレコーダー VANTRUE「N2 Pro」の評価

MAXWIN「DVR-D021」

MAXWINの「DVR-D021」は「N2 Pro」の上位互換的な性能を持つ一体型の2カメラモデルで、前後にSONYの夜間特化型イメージセンサーIMX307と搭載し、インナー側には強力な4灯LEDを備えています。

夜間の撮影能力、逆光補正能力などの多くの面で基本性能が高いモデルです。

実機レビュー 前後STARVISの一体化2カメラドラレコ「DVR-D021」の評価

 

AUTO VOX「Aurora」

AUTO VOXの「Aurora」も前述の「DVR-D021」と同様に前後にSTARVIS対応の「IMX307」を搭載した夜間特化モデルです。

特性としては「DVR-D021」と似たものであると予測されますが、実機テストについては1月中を予定しています。

実機レビュー 横方向の撮影に強い 赤外線LED搭載の一体型2カメラドライブレコーダー AUTO VOX「Aurora」

VIOFO「A129 IR」

VIOFOの「A129 IR」はセパレートタイプの2カメラ車内撮影タイプです。

一体型と比べると取り付けの敷居が高そうなイメージですが、車内撮影用のサブカメラの接続ケーブルはロングとショートの2種類が用意されており、短い方のケーブルを使用してフロントカメラと接続する方法であれば一体型とそれほど取り付け難易度は変わりません。

セパレートタイプだけあって、車内・車外の撮影能力はいずれも高めとなっています。

実機レビュー 赤外線対応の車内暗視カメラ付き WiFi STARVIS対応の2カメラドライブレコーダー VIOFO「A129IR」の評価

MAXWIN「DVR-D022」

MAXWINの「DVR-D022」は一体型の2カメラ筐体にセパレートのリアカメラが付属する脅威の3カメラモデルです。

フロント・インナー・リアともに800万画素・200万画素・200万画素のSTARVISイメージセンサーを搭載しており、インナーカメラには強力な4灯赤外線LEDが付帯します。

価格的にはアッパーにはなりますが、高いナンバー認識精度・広い視野角を両立させていますので、事故・煽り運転対策・駐車監視のいずれにも高い証拠能力を発揮出来る万能モデルと言えます。

実機レビュー、煽り運転対策に最強の3カメラドラレコ MAXWIN「DVR-D022」の評価

VANTURE「N4」

VANTRUEの「N4」も2020年4月発売のインナー赤外線LEDを搭載した3カメラドラレコ最新モデルです。

前述の「DVR-D022」と似たような構成で、フロント+リアカメラと赤外線LEDを搭載したインナーカメラが付帯する3カメラの高解像度STARVISモデルですが、ほぼ全ての面で「DVR-D022」の画質を上回っていますので3カメラドラレコの本命と言えます。

実機レビュー VANTRUEの3カメラSTARVISドラレコ「N4」の評価

まとめ

以上、車外の暗視特化ドライブレコーダーと赤外線による車内撮影が可能なモデルをいくつかご紹介しました。

煽り運転対策や夜間の防犯対策としてのドライブレコーダー導入を検討している方におすすめのカテゴリーです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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