※2020年7月19日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

セパレートタイプのレーダー探知機と言えば、レーダーを探知するアンテナとGPS受信機が一体化したユニットをダッシュボードなどに個別に設置出来る為、液晶部分の設置の自由度が高い事から車内インテリアにとことんこだわる方向けのニッチ中のニッチアイテムでした。

ところが2019年後半以降はこの情勢に大きな変化が見られ、今後はセパレートタイプが主流になる可能性があります。

何故セパレートタイプが主流になりそうなのか?

ここ何年かはGPSレーダー探知機の機能のうち、GPS登録ポイントに基づいた警報機能の部分はスマホの無料アプリでも代替えが効くようになり、レーダー探知機そのものの需要も落ちている状態が続いていた事もありますので、2019年時点でのセパレートタイプのレーダー探知機はユピテル1社のみでした。

ところが2019年以降には、①レーザー式の取締に対応した製品が主流となった事、②取締りレーザー光がダッシュボードの凹凸やデザインワイパーなどの障害物に遮られた場合には探知が遅れる可能性がある事などから、GPSレーザーやレーダー受信部は従来のままに、レーザー受信部だけを独立させたセパレートタイプの製品が急激に増えています。

従来はスタンダードな一体型のレーダー探知機をこのように運転席の右側に斜めに設置する方が多かったと思いますが…

このような設置の仕方だと先行車に光を遮られて警報タイミングが遅れる可能性があります。

 

また、レーザー対応の一体化モデルでは筐体の背面にレーザー受信部がありますので、ダッシュボードの中央が盛り上がっているような車だとレーザーを受信しにくくなる恐れがあります。

このようにレーザーの受信感度は車のインテリアの状況に左右され易いと言う特徴がありますので、その対策としてレーザー受信部のみを独立させた製品が増えてきている訳です。

スタンドアローンのレーザー受信機も発売

2019年からはレーザー探知に対応した製品が主流となった事から、それ以前のモデルは一気に市場価値が下がった時期がありましたが、現在ではセルスターとユピテルからこのようなスタンドアローンタイプのレーザー受信ユニットが発売されています。

ユピテルから後付けレーザー探知ユニット「LS10」発表!

後付け可能!セルスターレーザー探知機「AL-01」発表!

これらの製品が登場した事で2018年以前の型落ち製品もまだまだ現役で使い続ける事が出来るようになっています。

セパレートタイプのレーダー探知機はユピテルとセルスターのみ

2020年7月の時点では、セパレートタイプのレーダー探知機はユピテルとセルスター2社からのみの販売となっています。

ユピテルとセルスターのレーダー探知機の大きな違いは次の2つのポイントとなります。

①ユピテルはレーダー波を使った小型オービスのKバンド電波を受信して警報するが、セルスターはこの周波数の電波を受信出来ない(GPSポイントとして警報)

②セルスターはGPSレーザーデータの更新が無料だが、ユピテルは年間5,000円程度のコストが掛かる

小型オービスにはレーザー式とレーダー式の2種類の取締方式がありますが、レーダー式の方は従来の周波数とは異なるスウェーデンのセンシス社製の取締機が採用されており、レーダー探知機3社のうちセルスターだけはこのバンドを受信出来ません。

一方でユピテル・コムテックはこのKバンドを受信できるものの、この周波数がコカ・コーラの動体検知自販機に使われているものと同じ帯域なので滅茶苦茶誤報が多いと言う問題もあります。

誤報が多いと気が緩んで警報をスルーしちゃいそうな人はセルスター製品でも良いと思いますが、私は少々うるさくてもKバンドの警報が欲しいのでユピテル製をメイン機として使っています。

レーザー受信部のみが分離タイプ

このカテゴリーは2019年末から2020年初頭に出てきた新しいカテゴリーで、先にご紹介したスタンドアローンのレーザー探知機と従来式のレーダー探知機の筐体を組み合わせたような構成となっており、2020年7月時点ではセルスターからのみ次の4つの製品が販売されています。

①「AR-1」~レーザー別体・スタンダード液晶

②「AR-2」~レーザー別体・スタンダード液晶・WiFi

③「AR-3」~レーザー別体・スタンダード液晶・WiFi・ドラレコ連動

④「AR-5」~レーザー別体・ミラー液晶・WiFi・ドラレコ連動

ドラレコ連動を考慮しなければ、「AR-2」が主力になりそうですね。

レーザー&GPS&レーザー受信部が分離タイプ

このカテゴリーは従来型のセパレートモデルのアンテナ部分にレーザー受信部を追加したような構成となっており、一般モデルではユピテルとセルスターからそれぞれ1モデルが販売されています。

①ユピテル「LS700」~スタンダード液晶・WiFi

②セルスター「AR-7」~スタンダード液晶・WiFi・ドラレコ連動

基本仕様はどちらもほとんど同じですが、先に説明したようにユピテルはKとバンド対応、セルスターは非対応である点が大きな違いです。

セパレートタイプのレーダー探知機のまとめ

以上、セパレートタイプのレーダー探知機について現行モデルをご紹介しました。

ユピテルの商品構成を見る限り、2020年はまだ過渡期にあるような気もしますので2017年~2018年のKバンド対応機を使っているユーザーの方はレーザー探知ユニットの「LS-10」を追加して様子を見た方が良いかも知れません。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ レーダー探知機のメニュー入口

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