※2019年1月14日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

ここ10年位のレーダー探知機の主流はGPSを内蔵して液晶パネル上で警報ターゲットを表示するタイプとなっていますが、人によってはダッシュボードの上にガジェット類を設置しなくないと感じる事もあるでしょう。

インダッシュカーナビのようにダッシュパネル内に設置したり、スマホのようにエアコンの吹き出し口など設置してダッシュボードの上にはみ出さないような設置の仕方も可能であれば良いのですが、レーダー波を探知するユニットも液晶筐体に内蔵されいる為、レーダー波を探知し易いダッシュボード上に置くものが一般的になっています。

ただし、一部のメーカーからはレーダーを探知するアンテナとGPS受信器だけをセパレートタイプとして、ダッシュボートの上以外にもレーダー探知機の筐体を設置が可能なように配慮されたモデルも販売されています。

セパレートタイプのレーダー探知機のメリットとデメリット

セパレートタイプのレーダー探知機のメリットは、主に以下の2点と考えられます。

①ダッシュボードの上以外に筐体の設置が可能

②GSPの受信感度の上昇が期待出来る

ダッシュボードの上以外に筐体の設置が可能

セパレートタイプのレーダー探知機は、例えば車載のスマホホルダーなどを利用して取り付けも可能ですし、取り付け場所を選ばないのが第一のメリットでしょう。

出来るだけレーダー探知機を目立たせなくないという場合にはミラー型液晶なしタイプ、もしくは小型の本体とスマホを連動させて警告を表示させるコムテックの「レーダーフォン」を選ぶという選択肢もあります。

しかしながら、ミラー型にはルームミラーの視界が狭まるというデメリットがありますし、最近はミラー型のドライブレコーダーも増えており、ミラー型のレーダー探知機の人気は絶賛下降中かと思います。

セパレート型のレーダー探知機には、ミラーの視界を狭めずにミラー横に設置したり、ダッシュボード以外の車のインパネ廻りに設置出来るというメリットがあります。

GSPの受信感度の上昇が期待出来る

セパレートタイプのレーダー探知機は、以下のようにアンテナ部分と液晶部分が分離しています。

GPS受信機を本体から分離させる事で、測位の安定性が上昇し、断熱ガラスや熱吸収ガラスなどを使用している輸入車でも、通常の一体型のレーダー探知機よりも測位精度が安定して高くなる効果が期待できます。(検証はしてない)

仮に…、車内にアンテナ部を設置して測位精度が悪かった場合には、車外に出してしまうという方法もありますね。

 

なお、測位の精度についてはどれくらいの差があるのかは不明ですが、2016年モデルのセルスターのセパレートと一体型の間には体感できる程度の測位の速さや安定性が確認出来ています。

ただし、ユピテルに関しては一体型の測位精度が高い為、その差は体感出来ませんでした。

価格が高く取り付けも手間が掛かる

セパレートタイプのレーダー探知機のデメリットは、何よりもスタンダードな一体型のモデルと比べると2ランク程度価格が高くなる点となります。

また、発売時期が一体型と比べて半年遅れとなる為、半年くらいで翌年の一体型モデルが発売され、機能面では最新と言えなくなります。

もっとも、最近のレーダー探知機は2017年モデル以降は大幅な機能更新はありませんので、この点は気にしなくても良いでしょう。

取り付けに関してはアンテナユニットの配線の取り回しが増える為、車種によっては綺麗に配線を隠すとなるとそれなりに手間が増えると言うデメリットもありますね。

セパレートタイプのレーダー探知機はユピテルとセルスターのみ

2019年1月現在ではセパレートタイプのレーダー探知機は、ユピテルとセルスターのみの販売となっています。

ユピテルは2018年モデルが最新、セルスターは2016年モデルが最新です。

A730A720AR-373GS
18.05発売17.04発売16.04発売
3.6型3.6型3.2型
タッチパネル(静電式)リモコン
WiFi自動更新OPWiFi自動更新
WIFi情報共有OPWIFi情報共有
ファームウェア自動チェック-
小型移動式オービスレーダー波対応小型移動式オービGPSのみ
フルマップレーダースキャン
GPS14.0万件/取締5.4万件GPS13.6万件/取締5.3万件GPS12.8万件/取締4.3万件

ドライブレコーダーと連動するのはセルスター「AR-373GS」のみ

この3つモデルの違いですが、まずはドライブレコーダーとの連動機能があるのはセルスターの「AR-373GS」のみとなっています。

現時点でも私自身は複数の車に合計5台のレーダー探知機を搭載しており、「AR-373GS」もそのうちの一つです。

液晶がユピテルのモデルと比べるとやや小さ目で地図が見にくい点が気になりますが、大きな不満はありません。

セルスターレーダー探知機「AR- 373GS」のレビュー、評価

ただし、セルスターのレーダー探知機全般が小型移動オービスのレーダー波探知に対応していない為、そこが問題と言えば問題ですね。

ユピテルは小型移動オービスのレーダー波探知に対応

ユピテルのセパレートタイプのレーダー探知機は、2017年モデルの「A720」、2018年モデルの「A730」が選択肢となります。

ユピテルでは小型移動オービスのレーダー波の探知は、2017年の時点で主要モデルに実装済みとなっていますので、級モデルの「A720」と新モデルの「A730」の機能差は限定的です。

2018年モデルではインターフェース全般が見直されており、重要項目の視認性が高まっていたり、その他標高データの追加で高速道路と一般道が並走するエリアでの測位性能が上昇しているとの事ですが、そこまで重要な機能の更新ではありません。

【2017年モデル インターフェイス】

【2018年モデル インターフェイス】

機能的にはそれほど変わらない2017~2018年モデルですが、2019年1月時点では7~8千円の価格差となっていますので、おすすめは2017年モデルの「A720」です。

ただし、例年のパターンを考えると4~5月くらいにセパレートタイプの2019年モデルが発売されるかと思いますので、そのタイミングで更に型落ちモデルの価格が下がるのを待っても良いでしょう。

セパレートタイプのレーダー探知機のまとめ

セパレートタイプのレーダー探知機は、ますますニッチになりつつあるレーダー探知機市場の中でも更にニッチな存在になっており、その為価格がかなり高めになります。

従って特別な事情がない限りはあまりおすすめするものではありませんが、どうしてもセパレートタイプじゃないとダメ、という方には、現時点ではユピテルの2017年モデル「A720」がおすすめになります。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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