セパレートタイプのレーダー探知機のまとめ

※2021年5月20日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

かつてのセパレートタイプのレーダー探知機は、アンテナ部と液晶ディスプレイ部を分離させる事で、ディスプレイ部の設置の自由度が高まるものの、価格が非常に高い事から車内インテリアにとことんこだわる方向けのニッチ中のニッチアイテムと言う位置付けでした。

ところが2019年後半以降はこの情勢に大きな変化が見られ、最近ではセパレートタイプが主流になりつつあります。

そこで記事では2021年のレーダー探知機業界の情勢を踏まえて、最新のセパレートタイプのレーダー探知機おすすめモデルについてご紹介します。

何故セパレートタイプが主流になりつつあるのか?

2019年の初頭まではレーダー探知機3社のうち、セパレートタイプの製品を現行品として展開していたのはユピテル1社のみでした。

ところが2019年春以降には、次の2つの理由からセパレートタイプの製品が急激に増えています。(3社で展開)

・レーザー式の取締に対応した製品が主流となった
・取締りレーザーがダッシュボードの凹凸やデザインワイパーなどの障害物に遮られた場合には探知が遅れる可能性がある

従来はスタンダードな一体型のレーダー探知機をこのように運転席の右側に斜めに設置する方が多かったと思いますが…

このような設置の仕方だと先行車に光を遮られて警報タイミングが遅れる可能性があります。

 

また、レーザー対応の一体化モデルでは筐体の背面にレーザー受信部がありますので、ダッシュボードの中央が盛り上がっているような車だとレーザーを受信しにくくなる恐れがあります。

 

このようにレーザーの受信感度は車のダッシュボードの形状に左右され易いと言う特徴がありますので、その対策としてレーザー受信部を独立させた製品が増えてきている訳です。

スタンドアローンのレーザー受信機も発売

前述の通り、2019年からはレーザー探知に対応した製品が主流となった事から、それ以前のモデルは一気に市場価値が下がった時期がありましたが、現在ではセルスターとユピテルからこのようなスタンドアローンタイプのレーザー受信ユニットが発売されています。

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これらの製品が登場した事で2018年以前の型落ち製品もまだまだ現役で使い続ける事が出来るようになっています。

2021年モデルのセパレートはまだ買わない方が良い

セパレートタイプのレーダー探知機は、2020年までに3社からレーザー対応の新製品が出揃っていましたが、2021年モデルに関してはユピテルの「LS710」「LS20」、セルスターの「AR-33」のみが発売されている状況で、コムテックからは未発表の状態となっています。

例年であれば、先行して発売されているユピテル製品をおすすめしているところですが、2021年は事情が異なり、コムテック製品をおすすめしています。

何故なら、コムテックが2021年春に先行して発売している一体化モデル「ZERO 709/809LV」では、ここ数年来レーダー探知機業界で最大の問題となっていた小型オービスの誤報対策が実装されたからです。

ご存じの方も多いと思いますが、2017年からユピテルとコムテックのレーダー探知機では従来機種で受信できなかった24.15GHzのレーダー波の受信機能が実装されています。

この24.15GHzのレーダー波は、小型オービスであるスウェーデンのセンシス社「SSS」「MSSS」で使われている周波数で、セルスター以外の2社が2017年から受信に対応しています。

※セルスターは2021年モデルの「AR-33」から24.15GHzの受信に対応

ところが、この24.1GHz帯の周波数はコカ・コーラの人感センサー付き自販機や、マツダ車の後方探知レーダーにも使われている為、大量の誤報がセットになって付いてきました。

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2021年5月時点でこの問題を解決しているのはコムテックの「ZERO 709/809LV」だけで、ユピテルでは根本的な対策がなされていません。

従って2021年はコムテック以外のレーダー探知機はおすすめしていないのですが、コムテックのセパレートモデルの最新機種は2020年の秋に発売された「ZERO 909LS」となっており、この機種には24.1GHz帯の誤報対策が実装されていません。

ですから、2021年はコムテックのセパレートモデルが発売されるまでは購入を見送った方が良いと言うのが私の考えです。

「ZERO 709LV」「ZERO 809LV」の誤報カット機能の優位性について
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2021年時点の各社セパレートモデルの機能

2021年5月時点での各社セパレートモデルの機能をまとめるとこちらの通りとなります。

・コムテック 2020年モデル「ZERO 909LS」:レーザー式・レーダー式の小型オービスの取締を受信可能、24.1GHz帯に対する根本的な誤報対策は実装されていない。
・ユピテル 2021年モデル「LS710」:レーザー式・レーダー式の小型オービスの取締を受信可能、24.1GHz帯に対する根本的な誤報対策は実装されていない。
・セルスター 2021年モデル「AR-33」:レーザー式・レーダー式の小型オービスの取締を受信可能、24.1GHz帯に対する根本的な誤報対策の状況は不明

セパレートタイプのレーダー探知機のまとめ

以上、2021年の情勢を踏まえてセパレートタイプのレーダー探知機の特徴を解説しました。

おそらく秋にはコムテックから「ZERO 910LS」などの型番で、24.1GHz帯に対する根本的な誤報対策が実装されたセパレートモデルが発売されると思いますし、ユピテルもこの状況を長く放置する事は考えにくいので、場合によってはユピテルも異例の秋モデルで誤報対策を実施してくる事も考えられます。

このような状況を考えると、現時点ではセパレートタイプのレーダー探知機の購入は見送った方が良いと言えそうです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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