液晶なしのシンプルなレーダー探知機

※2021年5月21日更新~現状に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

最近のレーダー探知機と言えば、液晶画面に警報対象の位置や車両のOBD情報などが表示される製品が主流ですが、「液晶は邪魔だ!」と言う理由で、シンプルな液晶なしのレーダー探知機を好むユーザーもい定数いらっしゃるようです。

そこでこの記事では、2021年のレーダー探知機業界の情勢を踏まえて、液晶なしのコンパクトタイプのレーダー探知器をご紹介します。

レーダー探知機=GPSレーダー探知機が前提

個別の製品の紹介の前にお断りしてきますが、私も含めて昭和の人に馴染みが深いレーダー探知機と言えば、取締りの際に発せられるレーダー波を探知して警報をだすだけの代物です。(何十年前の話だ?)

現在では警察の取締りに使用される機器も多様化しており、2点間の通過時間で速度を割り出す光電管式の取締などは物理的にどうやっても探知が出来ません。

このような取締方式に対しては予め登録されたGPSデータに基づいた警報を行う他はありませんので、GPSに非対応の製品はお守り以下の効果しかなく、従ってこの記事からは除外します。

2021年の取締に使われる機器

警察のスピード違反取締方式にはここ数年で大きな変化があり、従来の主流であったXバンドのレーダー波やステルスレーダー波、光電管式、覆面パトカーなどの取締加えて小型オービスでの取り締まりが増えています。

この小型オービスにはレーダー波とレーザーによる2種類の取締方式の機器が存在しており、2017年以降に急速に各都道府県警への配備が進んでいるようです。

2021年現在での警察のスピード違反取締方式をまとめるとこのようになります。

・Xバンドのレーダー波、ステルス波を用いたネズミ捕り(探知可能)
・Kバンドのレーダー波を用いた小型オービス(探知可能)
・レーザーを用いた小型オービス、レーザーパトカー(探知可能)
・2点間の通過速度を計測する光電管式(探知不可なので目視とGPS頼り)
・覆面パトカー、白バイ(探知不可なので目視とGPS頼り)

レーダー探知機業界全体では、圧倒的に液晶アリのタイプの市場規模が大きい為、これら全ての取締に何らかの形で対応しているのは液晶アリのタイプのみになり、ここでご紹介する液晶なしの製品はこれら5つの取締方式の中には対応不可のものもあります。

レーダーが受信可能でGPSにも対応した製品はない

2021年現在では、レーダーが受信可能な上、GPSにも対応した製品は既に廃盤となってしまった為、存在していません。

最終モデルはコムテックの「ZERO 110」ですが、既に小売店にも在庫がないようで手に入りません。

これ以外の製品はレーダーを受信出来ませんので「レーダー探知機」と呼ぶには相応しくなく、「GPSレシーバー」と言った名前で売られています。

レーザーを受信可能でGPSにも対応した製品

こちらはセルスターから2021年4月に発売されている「GR-99L」のみとなります。

本製品はレーザー式の取締のみを受信可能で、レーダー式についてはXバンド・Kバンドの何れも受信出来ません。

なお、レーザー式・レーダー式の取締ポイントは光電管、覆面パトなどと合わせてGPSによる警報はサポートされていますので、全くの無力という訳ではありません。

・GPS+取締収録件数:6.9万件
「GR-99L」レーザーは受信できるけどレーダーは受信しないセルスターのGPSレシーバー
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レーダー、レーザーを受信出来ないが、GPSに対応した製品

こちらはレーダー式、レーザー式の取締の何れも受信する事は出来ませんが、前述の「GR-99L」と同様にGPSデータで各種取り締まりへの警報をサポートしており、コムテックとセルスターの2社から各1製品ずつが販売されています。

コムテック「ZERO 108C」

コムテックの「ZERO 108C」はシガーソケットに差し込むタイプのGPSレシーバーです。

このゾーンはもともとセルスターだけしが製品を展開していませんでしたが、セルスターの製品が意外と売れていたからなのか分かりませんが、2020年からコムテックもこのカテゴリーに参入しています。

・GPS収録件数:18万件
・取締収録件数:6万件

このカテゴリーの中では唯一液晶アリのモデルと同等のGPSデータ数を誇ります。

コムテックからレーダーとレーザを受信しないGPSレシーバー「ZERO 108C」発売
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セルスター「GR-91」

セルスターは長年このカテゴリーの製品を継続的に販売していますが、「GR-91」は2018年モデルに当たります。

・GPS+取締収録件数:3.3万件

コムテックの「ZERO 108C」と似たような機能構成となっていますが、GPS収録件数がかなり少なめです。

まとめ

以上、液晶なしのレーダー探知機(GPSレシーバー)についてご紹介しました。

GPSデータの収録件数で選ぶならコムテックの「ZERO 108C」がおすすめです。

コムテックからレーダーとレーザを受信しないGPSレシーバー「ZERO 108C」発売
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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

【2021年版】実機レビューの結果に基づくおすすめレーダー探知機
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コメント

  1. モモノモ より:

    液晶無しのレーダー探知機に
    興味があります。
    コムテックさんの100Lの後継機や
    セルスターさん、ユピテルさんで
    検討開発していないですかね?

    ・データ更新は無線LAN対応
    ・各種設定はスマホでする
    こんなのがあれば
    個人的には売れると
    思うんですが。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      モモノモ様
      過去にコムテックがRadar Phoneというものを発売しているのですが、OSのアップデートの際の不具合や動作の安定性のサポートが難しいようです。
      http://car-accessory-news.com/radar-smart/

      要はコスト対効果の部分で、もともとIT企業ではないメーカーがおそらく外注でソフトウェアの開発とメンテナンスを行い、その割には本体の価格が安く一体型よりも儲からない…という状態なのかと思います。

      どちらかというと、IT企業がレーダー探知機市場に参入してレーダー探知ユニットをOEM生産して販売した方が良さそうですね。
      まあ、レーダー探知市場自体が右肩下がりなので、敢えてこのゾーンに積極的に入ろうとする企業は少ないのかも知れません。

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