※2020年7月18日更新~2020年の情勢に合わせて全面的に内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダーとレーダー探知機はそれぞれの市場の情勢が全く異なり、ドライブレコーダーは安定的な成長市場、レーダー探知機は縮小市場となっています。

今も昔もレーダー探知機はどちらかと言うと車やガジェット好き向けのニッチアイテムという色が強く、ドライブレコーダーも4~5年前まではレーダー探知機と同様にマニア向けのカテゴリーでしたので「レーダー探知機+ドライブレコーダー」のような製品が業界で注目された事もありました。

ところが、ここ2年位の間にドライブレコーダーが一般化してマニア向けの製品ではなくなった事で、ユピテルやコムテック、セルスターなどのレーダー探知機メーカーは市場規模が大きいドラレコ単体の開発を優先し、連動モデルに関してはほとんど力を入れていない状況が続いています。

このような事情から連動モデルの進化は2~3年停滞していますが、車の買い替えを検討していたり、現状のダッシュボードやフロントガラス周りのゴチャゴチャっぷりに嫌気が差しているユーザーも少なからず存在する事とは思いますので、ここでは2020年向けにレーダー探知機連動型のドライブレコーダーについて再評価を行います。

なお、この記事では同メーカーのドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデルについて説明していますが、オービス警報のみを搭載したドラレコや、レーダー探知機と完全に一体化したモデルも販売されていますので、出来るだけ車載ガジェットを減らしてスッキリさせたい方は、以下の記事もおすすめです。

レーダー探知機とドライブレコーダーの一体化モデルのまとめ

ドラレコ・レーダー探知機の連動モデルのメリットとデメリット

過去にはドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデルのデメリットよりもメリットが目立った時期もありましたが、最近ではドライブレコーダーでは一般化している2カメラ化の障害になるなど、連動モデルのデメリットが目立つようになって来ています。

私も連動モデルをおすすめするかどうか、迷う部分もありますので、まず最初に「ドラレコ・レーダー探知機の連動モデル」のメリットとデメリットについて改めて考えてみましょう。

連動モデルのメリット

連動モデルのメリットについては以下の4つのポイントが考えられます。

①車内インテリアのゴチャゴチャ感を解消できる

②操作系をリモコンやタッチパネルに対応するレーダー探知機側に集約できる

③モデルの組み合わせによっては、ビュワーソフトでOBDから吸い出したデータを確認出来る

④レーダー探知機警報時にライブビュー映像を表示できる

特に恩恵が大きいのは①②で、通常はドラレコをミラー裏に設置する事が多いと思いますので、見た目と操作系がスムーズになります。

連動モデルのデメリット

以前は連動モデルのドラレコ性能が一般のハイエンドドライブレコーダーよりも劣っていた為、ドラレコの機能・性能が落ちると言うデメリットが存在していましたが、現在ではこの点は解消されており、以下の2点となりそうです。

①2カメラの連動モデルが限られているので、後方は別途単体モデルを設置する必要が出てくる

②レーダー探知機とドライブレコーダーのメーカーが同じになってしまう

デメリットは2点だけですが、これは「車内インテリアのゴチャゴチャ感を解消できる」と言う最大っぽいメリットを打ち消すのに充分なデメリットですね(笑)

従ってドラレコの2カメラ化を考えているなら、連動モデルは避けた方が良いでしょう。素直に2カメラドラレコとレーダー探知機を単体で設置した方が良さそうです。

※2カメラドラレコは操作系の連動は不可だが、映像と音声をレーダー探知機に出力する事は出来るものが多いです。(実用性はイマイチ?)

各メーカーごとの連動モデルの特徴

レーダー探知機メーカーであるユピテル・コムテック・セルスターの3社ともドラレコ・レーダー探知機の連動モデルを販売していますが、それぞれのメーカーの主な特徴は以下の通りとなります。

①ユピテル~ユピテルの連動モデルはドラレコ・レーダー探知機が完全固定の一式フルセットモデルとなり、業界で唯一2カメラタイプの連動となっている

②コムテック・セルスターは連動可能なドラレコ・レーダー探知機がそれぞれいくつか存在し、好みに合わせて両方を個別に選択が可能だが、2カメラモデルは連動しない

では、次に個別モデルの紹介を含めて各メーカーの連動モデルについて見て行きましょう。

ユピテルの連動モデル

ユピテルに関しては現行モデルとしては指定店向けの2カメラフルセットモデル「Z830DR」のみとなっています。

「Z830DR」は同社の以下の3つのガジェットが組み合わさった複合モデルです。

①ドライブレコーダー~2018年モデル「SN-TW80d」がベース

②レーダー探知機~2019年モデル「LS700/Z200L

③居眠り防止警報ガジェットOKITE

レーダー探知機、ドライブレコーダー機能ともに同社の現行品としては比較的新しい上位クラスの製品がベースとなっていますので、機能・性能面では妥協のない構成ではありますが、普通の人は「居眠り防止警報ガジェットOKITE」は要らないのではないでしょうか?

また、本機は指定店舗向けの製品ですので工賃を合わせると10万円位になるのではないかと予測します。

価格が一番のネックかと思いますね。

ドラレコ+レーザー探知機+安全運転支援機能の複合ガジェット「Z830DR」がユピテルから発売

コムテックの連動モデル

コムテックはドラレコ・レーダー探知機ともに最も連動モデルのバリエーションが豊富で、ドラレコ単体の機能・性能を見て行くと連動を売りにしている訳では無く、マーケットの売れ筋モデルに連動機能がオマケで付いた形となっています。

ドラレコ・レーダー探知機の連動機能は、モデルの組み合わせにもよりますが概ね以下の通りとなっています。

①レーダー探知機からドラレコに電力供給(駐車監視時は除く)

②レーダー探知機でライブビュー視聴や動画再生が可能

③ドラレコの映像をレーダー探知機画面上に重ねて警報表示

④操作系をレーダー探知機側に集約

⑤GPS情報をドラレコに供給

⑥OBDⅡ情報をドラレコに共有

型番的には「ZDR-013」「HDR-103/203G」「HDR752G」「HDR-852G」の4系統のモデルとなります。

発売された順に説明していくと、「ZDR-013」は液晶なしのエントリーモデルで、価格は安いもののドラレコとしての性能面では大きく他のモデルに劣ります。(機能は大差ないですが、画質と視野角が全く異なる)

レーダー探知機相互通信ドライブレコーダー「ZDR-013」の評価、レビュー

「HDR752G」は板状マウントの同社の一番の人気モデルです。

ドラレコの実用面を追求した画質のチューニングが施されており、価格的にもリーズナブルですので単体ドラレコとしては2020年6月時点でも私の評価が最も高い機種です。

迷ったらこれを買えって感じですね。

実機レビュー コムテックのドラレコ王「HDR752G」の評価

「HDR-852G」はコムテックの単体ドラレコの中では最上位に当たるモデルで、他のモデルよりもWDRモードの録画視野角が広く、景色も綺麗に撮影出来るのが特徴ですが、HDR対HDRモードでの比較だと「HDR752G」の方が実用性が高い味付けですので、景色撮影の目的がなければ「HDR752G」で充分かと思います。

コムテック超広角・超高解像度ドライブレコーダー「HDR852G」のレビュー、評価

最新モデルの「HDR-103/203G」についても「HDR-852G」の劣化バージョンと言った形で、「HDR-752」と比べると夜間の明るさや逆光補正能力が劣ります。

コムテック2019年モデル超広角ドライブレコーダー「HDR103」「HDR203G」のレビュー、評価

なお、これらのモデルと合わせるレーダー探知機にいては、「ZERO700/800系」が該当モデルとなりますが、以下の記事で2017~2020年の更新ポイントを説明していますので、価格を見ながらコスパの高い年式をお選び頂けるとよろしいかと思います。

コムテックレーダー探知機 各モデルの違いとおすすめモデル

セルスターの連動モデル

セルスターの連動モデルは単眼モデルが「CSD-500FHR」「CSD-600FHR」の2つ、2カメラ対応の製品が「CS-51FR」となります。

いずれも液晶なしのモデルですが、「CSD-500FHR」は2015年の1カメラモデル、「CSD-600FHR」は夜間明るめの2016年1カメラモデルとなります。

価格的にはこれらのモデルが1万円前後とリーズナブルですが、古い製品なので画質面では最新モデルと比べるとそこそこ差があると思います。

一方で2カメラ対応の「CS-51FR」についてはリアカメラをOPで追加するタイプとなっており、フロントカメラには最近流行りのSONYの夜間特化型STARVISセンサーを搭載していますので、画質面では前の2機種を上回る事でしょう。

また、OPのリアカメラを追加する事も可能ですし、ユピテルのように余計なものがセットになっていなのいので価格的にもこちらの方がおすすめし易い状況ですね。

レーダー探知機連動型の2カメラドライブレコーダー「CS-51FR」がセルスターか発売!

以下記事ではセルスターレーダー探知機の2017~2020年モデルの年次更新ポイントをご紹介しています。

【2020年版】セルスターレーダー探知機の違いとおすすめモデル

セルスターの連動機能は以下の通りです。

①レーダー探知機からドラレコに電力供給(駐車監視時は除く)

②レーダー探知機でライブビュー視聴や動画再生が可能

③ドラレコの映像をレーダー探知機画面上に重ねて警報表示

④操作系をレーダー探知機側に集約

⑤GPS情報をドラレコに供給

⑥OBDⅡ情報をドラレコに共有

なお、セルスターのレーダー探知機は2020年モデル時点でも小型オービスのレーダー波探知機能が実装されてませんので、レーダー探知機、ドライブレコーダーの機能にこだわるならコムテックがおすすめです。

予算に滅茶苦茶余裕があるならユピテルの「Z830DR」でも良いと思います。

まとめ

以上、2020年時点でのドラレコ・レーダー探知機連動モデルの情勢とおすすめモデルについてご紹介しました。

レーダー探知機の部分が三者三様の特徴がありますので連動モデルを選ぶのもなかなか難しい所がありますね。

レーザーが探知出来るレーダー探知機の性能比較テスト

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ 完全版!ドライブレコーダー メニュー入口

■ レーダー探知機のメニュー入口

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