※2019年5月27日更新~2019年の情勢に合わせて全面的に内容を見直しました。

最近はドライブレコーダーの搭載率も上がり、レーダー探知機を搭載するユーザーも減少傾向にありますので、ドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデルを検討している方は以前と比べて減少しているように思います。

また、ドライブレコーダーも2カメラ化が進んでおり、一時期に比べると連動モデルの性能は格段に上昇しているものの、またもやデメリットが目立って来たかなと言う感は否めません。

ただし、これから車の買い替えを控えていたり、現状のダッシュボードやフロントガラス周りのゴチャゴチャっぷりに嫌気が差しているユーザーも少なからず存在する事とは思いますので、ここでは2019年向けにレーダー探知機連動型のドライブレコーダーについて再評価を行います。

なお、この記事では同メーカーのドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデルについて説明していますが、オービス警報のみを搭載したドラレコや、レーダー探知機と完全に一体化したモデルも販売されていますので、出来るだけ車載ガジェットを減らしてスッキリさせたい方は、以下の記事もおすすめです。

レーダー探知機+ドライブレコーダーが合体したガジェット

ドラレコ・レーダー探の連動モデルのメリットとデメリット

過去にはドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデルのデメリットよりもメリットが目立った時期もありましたが、最近では2カメラ化の障害になるなど、連動モデルのデメリットが目立つようになって来ています。

私も連動モデルをおすすめするかどうか、迷う部分もありますので、まず最初に「ドラレコ・レーダー探知機の連動モデル」のメリットとデメリットについて改めて考えてみましょう。

連動モデルのメリット

連動モデルのメリットについては以下の4つのポイントが考えられます。

①車内インテリアのゴチャゴチャ感を解消できる

②操作系をリモコンやタッチパネルに対応するレーダー探知機側に集約できる

③モデルの組み合わせによっては、ビュワーソフトでOBDから吸い出したデータを確認出来る

④レーダー探知機警報時にライブビュー映像を表示できる

特に恩恵が大きいのは①②で、通常はドラレコをミラー裏に設置する事が多いと思いますので、見た目と操作系がスムーズになります。

連動モデルのデメリット

以前は連動モデルのドラレコ性能が一般のハイエンドドライブレコーダーよりも劣っていた為、ドラレコの機能・性能が落ちると言うデメリットが存在していましたが、現在ではこの点は解消されており、以下の2点となりそうです。

①2カメラの連動モデルが存在しないので、後方は別途単体モデルを設置する必要が出てくる

②レーダー探知機とドライブレコーダーのメーカーが同じになってしまう

デメリットは2点だけですが、これは「車内インテリアのゴチャゴチャ感を解消できる」と言う最大っぽいメリットを打ち消すのに充分なデメリットですね(笑)

従ってドラレコの2カメラ化を考えているなら、連動モデルは避けた方が良いでしょう。素直に2カメラドラレコとレーダー探知機を単体で設置した方が良さそうです。

特に最近はコムテックの2カメラドラレコの「ZDR026」などは、単体モデルの最上位機種を部分的に上回った性能になっています。

コムテック STARVIS対応 前後370画素2カメラドライブレコーダー「ZDR026」のレビュー・評価

…という訳で、連動モデルがおすすめなシチュエーションは、①既にフロントかリアに単体モデルのドラレコが設置されているか、または②2カメラ化を全く検討していない場合、後は③遊び心を満たしてくれる連動モデル万歳!という方向けでしょう。

私はむしろ③を大事にしたい人ですが、そこは個人の趣味なのでその基準で人におすすめはしません。(笑)

リア用におすすめのドライブレコーダー5選!!

各メーカーごとの連動モデルの特徴

レーダー探知機メーカーであるユピテル・コムテック・セルスターの3社ともドラレコ・レーダー探知機の連動モデルを販売していますが、それぞれのメーカーの主な特徴は以下の通りとなります。

①ユピテル~ユピテルの連動モデルはドラレコ・レーダー探知機が完全固定の一式フルセットモデルとなります。

②コムテック・セルスターは連動可能なドラレコ・レーダー探知機がそれぞれいくつか存在し、好みに合わせて両方を個別に選択が可能です。

では、次に個別モデルの紹介を含めて各メーカーの連動モデルについて見て行きましょう。

ユピテルの連動モデル

ユピテルに関しては現行モデルとしては指定店向けのフルセットモデル「Z820DR」のみとなっています。

レーダー探知機ユニット部分に関しては、2018年モデルがベースで小型オービスのレーダー波探知に対応、レーザー探知と小型オービスの識別警報には非対応となります。

また、ドラレコ部分についてはスペックを見る限り2014年モデルの基本設計を踏襲しているように見受けられ、画質もイマイチよろしくないように思われます。(2017年の連動モデルはテストしました)

デザイン的には他社にないコンパクト仕様ではあるものの、駐車監視にも非対応ですし、そもそもユピテルのレーダー探知機を買うなら最新モデルなんじゃないのかな?とも感じます。

ユピテル ドライブレコーダー+レーダー探知機「Z820DR」発売!!

コムテックの連動モデル

コムテックはドラレコ・レーダー探知機ともに最も連動モデルのバリエーションが豊富で、ドラレコ単体の機能・性能を見て行くと連動を売りにしている訳では無く、マーケットの売れ筋モデルに連動機能がオマケで付いた形となっています。

ドラレコ・レーダー探知機の連動機能は、モデルの組み合わせにもよりますが概ね以下の通りとなっています。

①レーダー探知機からドラレコに電力供給(駐車監視時は除く)

②レーダー探知機でライブビュー視聴や動画再生が可能

③ドラレコの映像をレーダー探知機画面上に重ねて警報表示

④操作系をレーダー探知機側に集約

⑤GPS情報をドラレコに供給

⑥OBDⅡ情報をドラレコに共有

型番的には「ZDR-013」「HDR-352系」「HDR-751系」「HDR-852G」「HDR-103/203G」の5系統のモデルとなります。

発売された順に説明していくと、「ZDR-013」は液晶なしのエントリーモデルで、価格は安いもののドラレコとしての性能面では大きく他のモデルに劣ります。(機能は大差ないですが、画質と視野角が全く異なる)

レーダー探知機相互通信ドライブレコーダー「ZDR-013」の評価、レビュー

「HDR-352系」と「HDR-751系」については、視野角と画質は全く同等品の超広角の高画質モデルです。

筐体のデザインが「HDR-352系」はスタンダード、「HDR-751系」は板状マウントとなり、利便性に関わる駐車監視の機能が「HDR-751系」の方が断然上になります。

2019年時点でも連動機能を外して考えた場合でも「HDR-751系」は完成度の高いおすすめモデルですので、性能・機能で選ぶなら「HDR-751系」一択で良いのではないか?と感じる程です。

コムテック 2018年モデルドライブレコーダー「HDR-751G」のレビュー、評価

また、「HDR-352系」も画質的には「HDR-751系」と同等で駐車監視の利便性が落ちるモデルとなりますので、駐車監視を考慮しないのであれば「HDR-352系」も良いと思います。

コムテック「HDR-351H」「HDR-352GH」「HDR-352GHP」のレビュー、評価

「HDR-852G」はコムテックの単体ドラレコの中では最上位に当たるモデルで、他のモデルよりもWDRモードの録画視野角が広く、景色も綺麗に撮影出来るのが特徴ですが、HDR対HDRモードでの比較だと「HDR-352系」「HDR-751系」の方が実用性が高い味付けですので、景色撮影の目的がなければ「HDR-352系」「HDR-751系」で充分かと思います。

コムテック超広角・超高解像度ドライブレコーダー「HDR852G」のレビュー、評価

最新モデルの「HDR-103/203G」についても「HDR-852G」の劣化バージョンと言った形で、「HDR-751系」と比べると夜間の明るさや逆光補正能力が劣ります。

コムテック2019年モデル超広角ドライブレコーダー「HDR103」「HDR203G」のレビュー、評価

なお、これらのモデルと合わせるレーダー探知機にいては、「ZERO700/800系」が該当モデルとなりますが、以下の記事で2017~2019年の更新ポイントを説明していますので、価格を見ながらコスパの高い年式をお選び頂けるとよろしいかと思います。

コムテックレーダー探知機 各モデルの違いとおすすめモデル

セルスターの連動モデル

セルスターの連動モデルは単眼モデルが「CSD-500FHR」「CSD-600FHR」の2つ、1筐体に2レンズを搭載した「CSD-690FHR」となります。

いずれも液晶なしのモデルですが、まずは「CSD-690FHR」は車内撮影用の赤外線カメラが装備されたモデルなので、特別な事情がなければ避けた方が良いでしょう。(機能の割に高いですし)

セルスター2カメラドライブレコーダー「CSD-690FHR」発表

残りの「CSD-500FHR」と「CSD-600FHR」ですが、「CSD-500FHR」は2015年の廉価モデル、「CSD-600FHR」は夜間明るめの2016年末モデルとなります。

どちらも最近のドライブレコーダーに比べると性能、機能面はイマイチですが、「CSD-500FHR」は価格の安さが魅力ですので、セルスターレーダー探知機の型落ちと組み合わせると低コストでセットが組めると言うメリットもあります。

以下記事ではセルスターレーダー探知機の2017~2019年モデルの年次更新ポイントをご紹介しています。

セルスターレーダー探知機 2019年モデルの違いとおすすめモデル

セルスターの連動機能は以下の通りです。

①レーダー探知機からドラレコに電力供給(駐車監視時は除く)

②レーダー探知機でライブビュー視聴や動画再生が可能

③ドラレコの映像をレーダー探知機画面上に重ねて警報表示

④操作系をレーダー探知機側に集約

⑤GPS情報をドラレコに供給

⑥OBDⅡ情報をドラレコに共有

なお、セルスターのレーダー探知機は2019年モデル時点でも小型オービスのレーダー波探知機能が実装されてませんので、レーダー探知機、ドライブレコーダーの機能にこだわるならコムテックがおすすめです。

まとめ

以上、2019年時点でのドラレコ・レーダー探知機連動モデルの情勢とおすすめモデルについてご紹介しました。

なお、今年はユピテル・コムテックからレーザー式の取締りを探知するモデルが発売、または発売予定ですのでこの辺りも考えて行くと無理に連動モデルをを選ばない方が良いような気もしますね。

コムテックのレーザー探知対応のレーダー探知機「ZERO 807LV」近日公開予定!

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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