※2019年3月19日更新~2019年の情勢に合わせて全面的に内容を見直しました。

レーダー探知機はここ数年で多機能化が進んでいますが、人によっては不要と感じる機能も増えている事と思います。

この記事では初めてレーダー探知機の購入を検討している方、または久しぶりレーダー探知機の機種変更を検討している方向けにレーダー探知機を選ぶ際に考えておきたいいくつかのポイントついてご説明します。

レーダー探知機の基本機能

レーダー探知機の主な機能は①オービスやネズミ捕りなどの警察の取締りの際に発せられる「レーダー波」を探知して警報を発する機能、②登録されたGPSデータに基づいて、過去に取締りが行われた地点の周辺で注意を促す機能、の2つになります。

レーダー探知機の主要メーカーであるユピテル・コムテック・セルスターとも、この仕組みには大きな差はありません。

2019年モデルのレーダー探知機を選ぶポイント

基本機能については前述の通り各社ともに大きな差はありませんが、以下のポイントにおいてメーカーやグレードごとに差が出る場合がありますので、このポイントについて何を重視するのるか、予算はどれくらいまでなのかを決めておきましょう。

現時点ではOBDⅡアダプタからのデータの吸出しと表示は、1万円クラスのモデルでも可能ですので、ここはあまり気にしないで良いと思います。

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ポイントは以下の6点となります。

①メーカーごとの違い~ユピテル・コムテック・セルスターともに基本機能に個別の特徴がある

②取締りの探知能力の差~探知できる取締機の種類

③各種の便利機能の有無~WiFi通信によるデータ更新、フルマップレーダースキャン、静電式タッチパネルの操作性など

④周辺機器との連動性の有無~ドライブレコーダーやバックカメラと連動型、一体化型など

⑤筐体のデザイン~一体型・ミラー型・セパレート(分離)型など

⑥価格帯~1万円前後から3万円前後まで

 

これらの機能のうち、自分に必要なものがどれなのかを考える事で最適なモデルが見つかる事かと思います。

メーカーで選ぶ

レーダー探知機の基本性能は、ベースとなるレーダー波の受信機能とGPS警報の部分ではどのモデルもそれほどの差はありません。

ただし、メーカーごとに若干癖がありますのでその点を上げておきます。

①ユピテル~誤報が少なく自動で誤報キャンセルポイントが登録される、GPSの測位は早めで精度も高め

②コムテック~誤報が多くキャンセルポイントは手動での操作が必要(自動でボタンを押す画面にはなるが)、GPSの測位の早さと精度はユピテルに劣る

③セルスター~誤報は少ないがキャンセルポイントの登録は不可、GPSの測位の早さと精度はユピテルに劣る

 

特にコムテックのレーダー探知機は場合によってはやたらと誤報が多くなりますので、購入前にこの点は理解された方がよろしいかと思います。(まぁ、何だかんだ言って私はコペンにコムテックの「ZERO 704V」を積んでますけど)

コムテックのレーダー探知器の誤報についての見解

レーダー探知機 メーカー別の性能の比較実験 2017年7月版

また、インターフェイスの見易さや操作性に関してはユピテルが最も良いと感じていますし、面白さや遊び心が最も感じられるのもユピテルです。

因みに以下のような遊び心が全開のシリーズも販売していたりしますね。

ユピテルレーダー探知機「Lei03+」のレビュー、評価

取締りの探知能力で選ぶ場合

警察の主要なスピード違反の取締り方式を挙げると以下の通りとなります。

①固定オービス

②小型オービス

③ネズミ捕り

④白バイ・覆面パトカー

固定オービスの場合にはレーダー波を出そうが出すまいが、GPS警報がありますのでメーカーやモデルごとに差は出ません。

問題は小型オービスで、各メーカー&グレードとも最新モデルではGPS警報が実装されていますが、小型オービスのレーダー波を探知できるモデルはユピテルとコムテックのみでセルスターは対応していません。

小型オービスのレーダー波を探知するレーダー探知機の詳細については以下記事を参照して下さい。

小型移動オービス対応のレーダー探知機のまとめ

また、小型オービスの中にはレーダー波を発しない「レーザー」式の取締機も存在しており、こちらはユピテルの2019年最上位モデルのみが探知に対応しています。(多分、価格は滅茶苦茶高いと思います)

レーザーを探知するレーダー探知機「LS300」「G103」「A350α」「WR70」がユピテルから発売!

なお、ネズミ捕りについては以下の3つの取締り方式が存在します。

①通常のレーダ波を発するレーダー式(探知可能)

②直前でごく短時間のレーダー波を発するステルス式(探知可能だが、先頭だと間に合わない)

③レーダー波を発しない2点間の通過時間で速度を割り出す光電管式(探知不可)

 

いずれの方式に対してもメーカー、グレードに関わらずGPS警報では対応しており、この部分にはほとんど差はありません。(登録ポイントは各社で差はあるが)

ただし、ステルス式に関してはコムテックのWiFiモデルのみ、他の車が受信したレーダー探知ポイントを他の車両にクラウドサーバー経由で拡散送信するシステムが搭載されていますので、対ステルスではコムテックのWiFiモデルが最も探知能力が高くなります。

こちらの機能については以下の記事にて説明しています。

WiFi、無線LAN機能付きのおすすめレーダー探知機のまとめ

なお、白バイと覆面パトカーの取締りはメーターで速度を計測する方法が主流ですので、探知はほとんど不可です。(GPS警報はあり)

便利機能で選ぶ

レーダー探知機には各種便利機能が搭載されているもの、いないものがあります。

これはメーカーやグレードによって異なり、主に以下の項目で差別化されています。

①WiFi通信機能

②フルマップレーダースキャン機能

③静電式タッチパネル操作

 

WiFi通信機能では主にスマホのテザリングを使用して自動でGPS・取締り情報の更新が可能です。

その他、手動でユーザーが登録した取締りポイントをユーザ間で共有する機能、コムテックのみは前述の通り自動でレーダー探知ポイントをクラウドサーバー経由で周囲のユーザーに拡散送信する機能があります。

こちらの機能については以下の記事にて説明しています。

WiFi、無線LAN機能付きのおすすめレーダー探知機のまとめ

ユピテルとほぼ全モデルとセルスターの一部のモデルは、取締やGPSポイントを地図上に表示するフルマップレーダースキャン機能が搭載されています。

この機能はコムテックには搭載されておらずレーダー探知機としての必須機能ではありませんが、警報自体は現在走行している道を右左折した道路の分も含めて発せられますので、どの位置に警報対象が存在しているのかが把握し易くなります。

この機能はユピテルとセルスターで若干異なる部分があり、コムテックは地図の存在しないレーダースキャンで対応しています。

詳細に関しては以下の記事をご参照下さい。

フルマップ表示対応のレーダー探知機のまとめ

静電式タッチパネル操作の有無で選ぶ

ユピテルのほとんどのモデルと、コムテックとセルスターの一部の上位モデルは、感度の良い静電式のタッチパネルを搭載しています。

かつてはリモコンがレーダー探知機の操作方法では一般的でしたが、最近は操作性や利便性を重視した物が増えています。

詳細に関しては以下の記事をご参照下さい。

静電式タッチパネル搭載のレーダー探知機のまとめ

外部拡張性で選ぶ

コムテックとセルスターの一部のモデルではドライブレコーダーと連動するモデルや、バックカメラの映像を入力し、バックギアと連動して後方映像に切り替えるモデルが存在しています。

機能詳細については以下の記事をご参照下さい。

ドライブレコーダーとレーダー探知機の連動モデルのまとめ

バックカメラの映像を外部入力できるレーダー探知機のまとめ

さらに、ドラレコ連動型ではなくレーダー探知機筐体にドラレコ機能が内蔵されたモデルも発売されており、最新モデルではドラレコ機能・レーダー探知機機能ともになかなか洗練されて良い感じとなっています。

コムテック ドライブレコーダー+レーダー探知機一体モデル第二弾「CB-R02」発売!!

筐体のデザインで選ぶ

通常のレーダー探知機はアンテナ部分と液晶が一体化した「一体型」ですが、フロントガラスにUV加工が施されているような車の場合には、GPSの受信感度が悪くなる事があるそうです。

また、「一体型」のモデルの場合には設置位置がダッシュボード上以外に選べない為、ゴチャゴチャ感が苦手なユーザー向けにアンテナ部分と液晶部分が分離したセパレートモデルも存在します。

セパレートタイプのレーダー探知機のまとめ

また、ダッシュボード上に設置する事を避ける為だけであれば、ミラー型を選ぶと言う選択肢も有ります。

ミラー型レーダー探知機のまとめ メリット・デメリットは?

さらに液晶は必要ないので目だない物を…と考えるユーザー向けには、液晶なしのモデルも用意されています。

液晶なしのシンプルでコンパクトなレーダー探知機

価格帯で選ぶ

ここまではスタンダードグレード以上のレーダー探知機の機能についてご説明しましたが、これらの製品は発売開始時の価格が2.5~3.5万円とかなり高めです。

発売以後は徐々に価格が下がり、型落ちになって2年くらい経過すると1.5万円くらいまで価格が下がるものもありますが、1万円前後を狙うならモデルはかなり限られてきます。

ただし、エントリークラスであってもレーダー波の探知やGPS警報の精度などに関しては上位モデルとそれほどの差はありませんので、コスパ重視で考えるのであれば以下の1万円前後のモデルがおすすめです。

1万円前後の安いおすすめレーダー探知機のまとめ

レーダー探知機の選び方のまとめ

以上、レーダー波の探知機を選ぶ上で最初に考えておきたいポイントについてご説明しました。

ここでご説明した機能別のページにはレーダー探知機のメニューにリンクの一覧がありますので、そちらからもアクセスが可能です。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ レーダー探知機のメニュー入口

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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