車を購入する際に設置を検討しておきたいガジェット類として、「三種の神器」と呼ばれているのがレーダー探知機、ドライブレコーダー、カーナビですよね。

カーナビとドライブレコーダーに関してはその実用性は広く万人に高く評価されているものの、レーダー探知機はどちらかと言うとスピード違反をするドライバーが警察の取締り対策として使用するものであり、一般のドライバーには「必要ない物」と言う認識が一般的なのかも知れません。

おそらく、今までスピード違反で捕まった事がない人はレーダー探知機の必要性は全く感じていないと思いますが、この記事に辿り着いたあなたはおそらく多少なりともレーダー探知機の有用性について知りたいと考えている事でしょう。

私は必要性を感じていない人に無理にレーダー探知機の搭載をおすすめするほどお節介焼きではありません。

この記事では皆さんがレーダー探知機の必要性を判断する根拠として、スピード違反で警察に捕まった際のデメリットについてご説明しますので、自分の運転スタイルや車を運転する頻度、車の保険料などを加味して、その必要性についてご判断頂けると幸いです。

警察のスピード違反の取締手法はクソである!

スピード違反の取締り方式には、固定式のオービスや移動式の小型オービス、覆面パトカーや白バイなどの追尾、その他ネズミ捕りなどの方法がありますが、これらの取締りの大義名分はあくまでも「死亡事故などの重大事故を抑止する為」であるとされています。

ただし、現場の警察官には検挙件数のノルマが存在するようで、このノルマを達成する為に大義名分には全くそぐわないような場所で取締りが行われているのも事実です。

スピード違反でドライバーから徴収された反則金は国庫に納められた後に巡り巡って「交通安全対策特別交付金」として自治体に交付され、信号機や道路の整備などの経費に充てられます。

これにより、現場の警察官に何かしらの圧力が掛かっているのでしょう。

ノルマの有無についての警察組織による公式発言や文書はありませんが(そりゃ見せられないだろう)、この「交通安全対策特別交付金」は国の歳入予算に組み込まれていますので、ノルマが存在してもおかしくはない状況です。

…、と言うかネットで少し調べて見れば、匿名の元警察官を名乗る方が「ノルマがある」と公言されている記事は簡単に探せます。

■ ポリブロ(元警察官ブログ)

■ note「警察にノルマは存在するの?」 元警察本部警察官が本音で教えます。

このようにノルマが存在する事によって、「死亡事故などの重大事故を抑止する為」と言う本来の目的から外れた取締りが横行しています。

警察のスピード違反の取り締まりの酷い現実は改善されたか?

このような事実がありますので、確かに如何なる時であっても制限速度を10km以上超えなければ捕まる事はないものの、上の動画のような場所では周りの速度に合わせて走っていると捕まる可能性があります。

ただ、これは国や警察組織の仕組みの問題による部分が大きい為、現場の警察官に怒りをぶつけるのはクレバーではありませんね。どうせ言っても何も変わらないでしょうし、体力の無駄遣いです。

スピード違反で検挙されるとどれくらいのダメージを受ける?

スピード違反で検挙された時に被るダメージの中には、金額で表せるものと表せないものがありますが、具体的に言い表せない精神的なダメージを除くと以下の3つとなります。

①免許停止・免許取り消しなどの行政処分

②罰金・反則金による金銭的損失

③ゴールド免許取得の取得資格を失う事による、自動車保険料の上昇

罰金・反則金による金銭的損失と行政処分

スピード違反に対する反則金の額は、運転していた道路の種類と速度の超過度、運転していた車両の道路の区分により異なり、以下の表の通りとなります。

一般道普通車減点
50キロ以上簡易裁判12点
30キロ以上簡易裁判6点
25キロ以上30キロ未満18,000円3点
20キロ以上25キロ未満15,000円2点
15キロ以上20キロ未満12,000円1点
15キロ未満9,000円1点
高速道路普通車減点
50キロ以上簡易裁判12点
40キロ以上50キロ未満簡易裁判6点
35キロ以上40キロ未満35,000円3点
30キロ以上35キロ未満25,000円3点
25キロ以上30キロ未満18,000円3点
20キロ以上25キロ未満15,000円2点
15キロ以上20キロ未満12,000円1点
15キロ未満9,000円1点

一般道では15キロ未満のスピード違反であっても9,000円の損失となり、1点減点されます。

40km制限の道路で流れに乗って50kmで走っていても自分だけが捕まる可能性もありますし、55kmだと12,000円になります。

うっかりスピード違反で9,000円~12,000円ならまだ笑って済ませられる部分もありますが、更に厄介なのはゴールド免許の資格を失う事です。

ゴールド免許取得の取得資格を失う事による、自動車保険料の上昇

自動車保険の契約内容には、「ゴールド免許割引」というものが存在し、割引率は保険会社によって異なりますが、概ね6~18%程度となっています。

ゴールド免許の取得条件は「過去5年間に減点のつく違反が無い事」となっており、免許更新時年の誕生日の41日前にゴールド免許取得資格が確定します。

つまり、減点の時期次第では1回の減点で最低で3年間、最大で6年間ゴールド免許割引が受けられなくなる期間が増えるという事です。

ゴールド免許割引率は、平均すると10%程度になりますが、10%の保険料の割引が受けられなかった場合の損失を、年間の保険料ごとに比較すると以下の表の通りとなります。

年間の保険料36,000円60,000円120,000円180,000円
割引額10%/1年
3,600円
6,000円12,000円18,000円
割引額10%/3年10,800円18,000円36,000円54,000円
割引額10%/4.5年16,200円
32,400円54,000円81,000円
割引額10%/6年21,600円36,000円72,000円108,000円

毎月の支払保険料が3,000円(年間3.6万円)程度の人であっても、一度のスピード違反の為に年間の保険料が3,600円割り増しになる危険性があるという事ですね。

検挙のタイミングによってゴールド免許の割引が受けられない期間は変わりますが、3~6年の間になりますので平均では4.5年となります。

自分の車の保険料にもよりますが、年間で36,000円の保険料なら21,600円辺り、60,000円支払っているなら36,000円が4.5年の割増額になります。

これはかなり痛いですね…。

レーダー探知機の必要性のまとめ

以上をまとめると以下の通りとなります。

①警察の取締りはノルマの為に本来の目的から外れた運用がなされ、安全運転を心掛けて周囲の車の流れに乗って走っていても捕まる可能性がある

②スピード違反で捕まると、反則金だけでなく現在の保険料に保険料によっては金銭的に大きなダメージを被る恐れがある

 

人によって車を運転する時間や自動車保険の金額は異なりますので一概には言えませんが、車を運転する機会が多く、保険料が高い場合にはレーダー探知機を搭載する事によって受けられる恩恵は大きくなりますね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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