「ZERO 709LV」「ZERO 809LV」の誤報カット機能の優位性について

※2021年8月7日更新~コムテックの2018年以降のレーダー探知機が電波法に違反すると総務省に判断されました。この記事では今年は一貫してコムテックの「ZERO 709LV」「ZERO 809LV」をおすすめして来ましたが、現在販売停止になっています。

悲報!毒電波 コムテックのレーダー探知機が電波法違反で壊滅!最悪回収も?
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こんにちは!Omiです。

2021年モデルのレーダー探知機業界では、コムテックの「ZERO 709/809LV」にKバンドの誤報識別機能が実装された事が最大のトピックとなっていますが、YouTubeで「ユピテルにもiキャンセルと言う誤報カット機能がありますけどどうですか?」的なご質問を頂きましたので詳しくない方向けに解説します。

2020年までの誤報の大半は新Kバンド

ごく最近の2020年までにレーダー探知機業界全体が抱えていた…と言うユーザーが「いい加減どうにかしてくれよ…」と辟易していたのが、「新Kバンド」と言う特定の周波数に対する誤報の増加です。

「新Kバンド」とは現在では、24.15GHzのセンシス社のレーダー式小型オービス「SSS/MSSS」で使用される周波数を指す言葉として使われています。

このセンシス「SSS/MSSS」への対策として、ユピテルとコムテックが24.15GHzのレーダー波の受信機能を実装したのが2017年ですが、当時は「新Kバンド」ではなく、もっと広い周波数帯を指す「Kバンド」と表記されていたように思います。

「新Kバンド」は「Kバンド」のうちのズバリ24.15GHzを指す用語ですが、ややこしい事に従来のレーダー探知機は広義の「Kバンド」のうち、24.15GHz以外の一部の周波数に対応していました。

そして24.15GHzに対応していないセルスターも、仕様表には「Kバンド」受信可能、小型オービス対応、と書かれていた上…

サポートにその旨を確認したところ、本来は受信出来ない筈の小型オービスのレーダー波を「受信できる」と言う答えが返ってきました。

もちろん、実際の受信テストでは反応しません。

このように業界全体がややこしい事になっていた事から、2019年モデルからユピテルが「新Kバンド」と表記し始めたようです。

新Kバンドの誤報の中身は自販機とマツダ車の後方レーダー

2017年にユピテルとコムテックで実装された、「新Kバンド」の受信機能ですが、実はこれによる弊害で誤報が従来機種よりも大幅に増えてしまい、本当の取締に遭遇した時のオオカミ少年化が懸念されていました。

この誤報の中身はコカ・コーラの人感センサー自販機とマツダ車の後方センサーに使われる24.1GHz帯のレーダー波が大部分を占めており、2020年まではユピテル・コムテックともにこれらの電波を「新Kバンド」として頻繁に誤警報してしまう状況でした。

コムテックとユピテルの誤報キャンセルの仕組みの違い

コムテックは2021年モデルから、誤報の大半を占める「新Kバンド」の誤報を切り分ける仕組みを実装、電波の識別IDを利用したなどの説も囁かれていますが、真相は不明であるものの、「ZERO 709LV」のテストではこのように超効果的に「新Kバンド」の誤報識別を行っているように感じられました。

一方でユピテルの誤報カット機能である「iキャンセル」は、同じ誤報ポイントを2度通過した際には自動でキャンセルポイントとして登録するものです。

このシステムは、普段から良く走行する道路であれば効果的に誤報がカット出来ますが、都内などのあまりにも誤報が多い場所では、キャンセルポイントで「MSSS」小型オービスによる取り締まりが行われる可能性もゼロではないと考えられ、そうなった場合にはレーダー波の探知が出来なくなるかも知れません。

また、普段は走らないような県外にドライブに出かけた場合には、誤報に慣れきってしまうと探知機が本物の取締を警報した際に反応が遅れてしまうかも知れません。

まとめ

以上、「ZERO 709LV」「ZERO 809LV」の誤報カット機能の優位性について解説しました。

この誤報カット機能の実装により、従来機よりも「新Kバンド」の探知距離も伸びていますので、今年はコムテックのレーダー探知機がおすすめです。

実機レビュー「ZERO 709LV」の評価
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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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