※2020年5月1日更新~2020年の最近モデルのテスト結果に基づき、内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

ドライブレコーダーの夜間の撮影能力は、ここ2年くらいの間に劇的に進歩しています。

一昔前のドライブレコーダーは、近くに街灯があるような場所でもヘッドライトを点灯しなければ「真っ暗け」でしたし、街灯が少ない田舎道や高速道路などでもヘッドライトの正面だけは明るいものの、真ん中から外れると暗いと言ったものが多く、夜間の撮影能力に不安のあるものが多い状況でした。

その流れが変わったのが2018年からで、これ以降には防犯カメラなどに使用されている暗視特化型のSONYのSTARVISと言う技術に対応したイメージセンサーセンサーを搭載する事で、大幅に夜間の撮影能力が向上した製品が増えています。

ドライブレコーダーに搭載されているSONYのイメージセンサーごとの特徴

例えば道路の端を通行する自転車や歩行者、動物などの急な進路変更や飛び出しを回避する為の急ブレーキや急ハンドルにより、事故に至ったようなケースを考えた場合には、その原因が過失割合に及ぼす影響も大きくなります。

従って夜間の撮影時には、歩道側の様子もしっかり撮影出来るドライブレコーダーの方がより強力な証拠を残せます。

そこでこの記事では、実機による夜間撮影の比較テストの結果をもとに夜間の撮影能力に特化したSTARVISセンサーを搭載するドライブレコーダーについて、1カメラ・2カメラのカテゴリー別におすすめモデルをご紹介します。

1カメラドライブレコーダー

夜間特化型STARVIS対応のイメージセンサーを搭載した1カメラドライブレコーダーのうち、おすすめモデルは次の5モデルになります。

①VIOFO「A129」

②VIOFO「A119V3」

③ユピテル「SN-SV70c」

④ユピテル「SN-SV40c」

⑤ユピテル「WD250S」

VIOFO「A129」

VIOFOは欧米を中心に年間30万台のドライブレコーダーを販売しているドラレコの専門メーカーです。

「A129」は同社のドライブレコーダーの中ではエントリークラスになりますが、他社のスタンダードグレードと同等以上の機能・性能となっています。

レンズF値は1.6、イメージセンサーには200万画素のSONYのSTARVISセンサー「IMX291」を採用しており、GPSとWiFiもサポートしています。

本機は同社のドライブレコーダーの中では最も実用性の高いチューニングが施されており、STARVISセンサーが苦手としている逆光時の白飛び、ヘッドライトの光が反射した状態のナンバープレートの文字の読み取り能力に優れている上、夜間もあらゆるシチュエーションで最高クラスの明るさを誇っています。

録画解像度は「1920×1080」ですが、30fps/60fpsの2つのフレームレートでの撮影が可能ですので、景色も比較的キレイに撮影できる仕様となっています。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★★

②暗視能力~★★★★

車内の映り込み防止の為の偏光フィルターにも対応しており、STARVIS対応のドライブレコーダーの中では最も高い次元でのバランスが取れたモデルです。

実機レビュー 暗視特化のお手軽シングルドラレコ VIOFO「A129」の評価

VIOFO「A119V3」

「A119V3」は500万画素のSTARVISセンサー「IMX335」を搭載した「2560×1600」GPS対応の高解像度モデルです。

録画視野角はやや狭めの水平95°程度ですが、4Kに肉薄する抜群のナンバー読み取り精度を誇ります。

夜間の撮影能力は市街地、またはヘッドライトのみでの走行時の実用域の明るさを最も重視している為、暗視能力はそれほど高くはありませんが、高解像度と夜間の明るさを両立した良モデルと言えるでしょう。

なお、本機も「A129」と同様に偏光フィルター対応ではありますが、WiFiはサポートされていません。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★

②暗視能力~★★★

400万画素STARVISドラレコ VIOFO「A119V3」の実機レビューと評価

ユピテル「SN-SV70c」

ユピテルの「SN-SV70c」は2018年3月に発売された、大手日本メーカーとしてはの初のSTARVISモデルです。

イメージセンサーの型番は公開されていませんが、200万画素のSTARVISセンサーを採用し、出力解像度は「1920×1080」のフルハイビジョン、録画視野角は水平132°、GPS内蔵、WiFi対応というハイエンドな構成です。

ただし、STARVIS機としては初期モデルだけあって明るさ超特化の特性となっている為、ヘッドライトが当たった先行車のナンバーが読み取り不能になり易いと言う問題があり、賛否が激しく分かれています。

明るさについては充分ですが、昼夜ともにナンバー認識を苦手としています。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★

②暗視能力~★★★★

ユピテル WiFi対応 スーパーナイトビジョンドラレコ「SN-SV70c」のレビュー、評価

ユピテル「SN-SV40c」

ユピテルの「SN-SV40c」は前述の「70c」の廉価モデルで2018年の後半に発売されています。

本機にはおそらくハードウェア的に下のグレードのものが使用されているものの、明るさのチューニングを変更した事で「70c」よりもバランス型となっていますが、実用域での明るさには物足りない部分があります。

録画視野角は水平115°、GPSには非対応のフルハイビジョンと言うエントリーな構成ですが、市街地での明るさを上げ、暗い場所では逆に明るくなるような調整が入っています。

①夜間の実用域での明るさ~

②暗視能力~★★★★

ユピテル STARVIS対応エントリードライブレコーダー「SN-SV40c」のレビュー、評価

ユピテル「WD250S」

ユピテルの「WD250S」はコンパクトな箱型で、水平136°の超広角の録画視野角を誇るSTARVIS対応のWEB専売モデルです。

録画視野角は「SN-SV70c」に近いものの、画質のチューニングの面ではむしろ「SN-SV40c」に似ており、夜間の実用域では物足りない明るさとなっています。

①夜間の実用域での明るさ~

②暗視能力~★★★★

実機レビュー、ユピテル超広角ののSTARVIS廉価ドラレコ「WD250S」

2カメラドライブレコーダー

前後に夜間特化型STARVIS対応のイメージセンサーを搭載した、2カメラドライブレコーダーのおすすめモデルは次の5モデルになります。

①セルスター「CS-91FH」

②VIOFO「A129 Duo」

③セイワ「PDR800FR」

④パイオニア「VREC-DZ700DLC」

⑤ユピテル「SN-TW80d」

セルスター「CS-91FH」

セルスターの「CS-91FH」は2019年末に発売された、SONYの最新のSTARVISセンサー「IMX327」を搭載する超暗視特化モデルです。

「IMX327」はドライブレコーダーに使われている200万画素のイメージセンサーの中では、文句なしのNo.1の性能を誇っていますが、「CS-91FH」はその性能を上手く引き出しているバランス型です。

チューニング技術だけの面を見るとVIOFOやTHINKWAREなどの海外メーカーには及ばないものの、最新センサーの「IMX327」を前後に搭載しているのは2020年4月時点では本機だけですので、ハードウェアとソフトウェアの総合力を考えるとSTARVIS機としては「CS-91FH」が最高評価となります。

市街地での明るさはやや抑えられており、ヘッドライトが当たったナンバーの読み取りも得意ではありませんが、街灯が少ない場所での暗視能力は最強クラスです。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★★

②暗視能力~★★★★★★

実機レビュー セルスター夜間最強のSTARVIS2カメラドラレコ「CS-91FH」の評価

VIOFO「A129 Duo」

VIOFO「A129 Duo」は1カメラのところでご紹介した「A129」の2カメラバージョンで、前後に200万画素のSTARVIS対応イメージセンサー「IMX291」を搭載したGPSとWiFi対応の2カメラドライブレコーダーです。

画質的な部分では「A129」と全く同じく実用性の高いチューニングが施されており、STARVISセンサーが苦手としている逆光時の白飛び、ヘッドライトの光が反射した状態のナンバープレートの文字の読み取り能力に優れている上、夜間もあらゆるシチュエーションで最高クラスの明るさを誇っています。

性能と価格のバランスを考慮したコスパでは最も高い2カメラSTARIVSモデルと言えるでしょう。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★★

②暗視能力~★★★★★

暗視能力は軽くユピテルを超えた!?前後STARVIS2カメラドラレコ VIOFO「A129 Duo」のレビュー、評価

セイワ「PDR800FR」

セイワ「PDR800FR」はVIOFOの「A129 Duo」と同様に前後に200万画素のSTARVIS対応イメージセンサー「IMX291」を搭載した、GPSとWiFi対応の液晶なしの2カメラドライブレコーダーです。

生産元は韓国のドラレコ技術No.1と言われるTHINKWAREですので、セイワのオリジナル製品ではありません。

画質の特徴はVIOFOの「A129 Duo」と似ていますが、全体の明るさを若干落とした上で駐車監視モードに入ると1ランク明るさが上がる駐車監視ナイトビジョンモードにより、暗視能力は最新センサーを搭載したセルスターの「CS-91FH」と同等となっています。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★

②暗視能力~★★★★★★

セイワ 前後STARVIS搭載 2カメラドライブレコーダー「PDR800FR」のレビュー、評価

パイオニア「VREC-DZ700DLC」

パイオニアの「VREC-DZ700DLC」は、同社としては初の本格的なスタンドアローンタイプの2カメラドライブレコーダーです。

センサーの型番は不明ですが、前後に200万画素のSTARVISセンサーを搭載しつつWiFiとGPSをサポートするフラッグシップモデルとなっています。

画質の特徴はフロントが明るさ命のチューニングで、市街地は単独No.1の明るさを誇るものの現行STARVIS機としては最も白飛びに弱いと言う弱点があります。

リアカメラに関してはHDR補正が掛かっている上、暗視能力が非常に高く、リアの暗視能力だけに限定するならば現行で単独No.1であると言えます。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★★

②暗視能力~★★★★

パイオニア STARVIS対応2カメラドラレコ「VREC-DZ700DLC」「VREC-DZ700DSC」の実機レビューと評価

ユピテル「SN-TW80d」

ユピテルの「SN-TW80d」は前後に200万画素のSTARVIS対応イメージセンサーを搭載した、GPSとWiFi対応の液晶なしの円筒型2カメラドライブレコーダーです。

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前後の録画視野角が水平127°+127°と2カメラドラレコの中でもトップクラスの広さで、夜間の見え方については市街地での明るさを若干絞ったバランス型となっている為、暗視能力はやや抑えられています。

特性的には「VREC-DZ700DLC」と近いのですが、リアの明るさは「VREC-DZ700DLC」、フロントのバランスは「SN-TW80d」の方が良いのでなかなか難しいところです。

①夜間の実用域での明るさ~★★★★

②暗視能力~★★★★

実機レビュー ユピテル STARVIS対応2カメラドライブレコーダー「SN-TW80d」の評価

まとめ

以上、夜間が明るく撮影できるSTARVIS対応のドライブレコーダーを10機種ご紹介しました。

特に夜間の運転が多く、街灯が少ない田舎道を走行する機会が多い方、または夜間の駐車監視を行う方におすすめのモデルです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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