※2020年3月22日更新~2020年最新機種発売につき、全面的に内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

今回は最近はやりのandroid OSを搭載したオーディオユニットについて、2020年時点でのの最新機種を中心にご紹介します。

車載オーディオはカーナビレスを含めて選択肢の幅が増えていますので、これからカーナビやオーディオの新規導入・載せ替えを検討している方は「android オーディオ」も候補に入れてみて下さい。

「android Auto」や「Carplay」も徐々にシェアを伸ばしているようだが?

海外では新車販売時に「android Auto」や「Carplay」など、スマホをメインユニット側からコントロールできるシステムが組み込まれているケースが増えており、これらが一般化しつつあるようです。

一方で日本国内においては数年前から車外カーナビのハイエンドモデルに「android Auto」「Carplay」が搭載され始めていますが、こちらは鳴かず飛ばず…だったようです。

海外ではカーナビ機能そのものを「android Auto」「Carplay」の地図アプリに担わせているのに対して、日本では高額なカーナビのオマケ機能としてこれらの機能を付帯させてしまった為、「地図はスマホのアプリで充分!」と考えるスマホユーザーに全くアプローチが出来ていなかったとみられます。

業界としてのこのような失敗の反省から、ここ最近ではカーナビではなく安価なオーディオユニットに「android Auto」「Carplay」を搭載するような流れに切り替わっており、このカテゴリーは密かに人気上昇中です。

CarPlay対応のカーナビ、オーディオのまとめ

一方でこちらも海外が中心の流れではありますが、「android Auto」「Carplay」によってオーディオでスマホをコントロールするのではなく、オーディオそのものを「android OS」で動かしているような製品も急速に増えています。

これらの製品にはスマホやタブレットなどと同様に、年次でCPU・メモリ・ストレージ・OSのバージョンなどがアップグレードされているものもありますので、2020年の最新情勢を踏まえて各メーカーの製品を比較の上、おすすめモデルをご紹介します。

「android Auto」とは何が違うのか?

「android Auto」とこれらのオーディオユニットとの違いは、「android Auto」がスマホやタブレットの制御をオーディオ側の画面から行っているのに対して、これらのオーディオユニットは端末自体が「android OS」で駆動します。

つまり、オーディオユニットにタブレット端末がボルトオンされた状態である、またはandroid端末の中身を2DINのケースに入れてラジオチューナーや入出力ポートを搭載しているものとでも言いましょうか。

「android Auto」や「CarPlay」は対応するアプリが少ない点がマイナスポイントですが、「android OS」を搭載したこれらのオーディオユニットは、OSのバージョンなどの制約はあるものの、基本的にはほとんどのandroidアプリが使用可能であると思われます。

 

一方でメディア対応に関しては、ラジオの受信は可能ではあるものの、CDやDVD、地デジの再生機能などは上のグレードにしか付帯せず、microSD・USB・Bluetoothなどが最低ラインとなっています。(スマホユーザーのニーズを考えるとあるべき姿だと思います)

通信機能の面については、端末そのものにはネットと接続する機能はないWiFiモデルとなりますが、スマホのテザリングやモバイルルーターなどを使用する事でネットと接続する事が可能です。(USBテザリングとWiFiテザリングのモデルがある模様)

※未確認ですが、USBポートにドングルを使用してスマホと接続すると、android AutoやCarPlayの機能やアプリも使用が可能になるようです。(日本だとボッタ値なので、海外から個人輸入した方が良い気がします)

カーナビアプリについては、Yahoo!カーナビなどを使用する事になろうかと思いますが、確かにカーナビメーカーのナビ機能と比べると案内精度や案内の分かり易さの面で劣ります。

ただし、普段からスマホの小さい画面でナビを使用しているようなユーザーにとっては乗り換えの価値はあるのではないかと思いますね。

なお、オーディオの音質はかなり微妙なものもあるようですので、手放しでおすすめ出来るという訳でもありません。

エントリーからハイエンドまで、スペックは差がある

通常のカーナビはハードウェアのスペックではなく、対応するメディアの種類・機能で細かくグレード分けされていますが、「android オーディオ」については①端末のハードウェアスペック、②対応するメディアの種類・機能の2つの観点からグレードが分かれています。

スペックで括ると少々ややこしくなりますので、この記事では液晶サイズごとに各社の製品をご紹介します。

特に断りがない場合にはメディア対応はBluetooth/USB/microSD/ラジオの4つとなっていますのが、スマホの地図アプリをメインに使いたいと考えているユーザーには必要充分な構成かと思います。

ATOTO A6シリーズ

ATOTOのA6シリーズはいずれも7インチ液晶を搭載した2DIN(180mm)とワイド(200mm)の2サイズ構成で、計6モデルでの展開を行っている業界での人気No.1の製品です。

①標準グレード~2DINサイズ/Cortex-A7×4コア/メモリ1GB/ストレージ16GB/Android 6.0/物理キー無し

②標準グレード~2DINサイズ/Cortex-A7×4コア/メモリ1GB/ストレージ16GB/Android 6.0/物理キーあり

③プログレード~2DINサイズ/Cortex-A7×4コア/メモリ2GB/ストレージ32GB/Android 6.0/物理キーあり

④プログレード~2DINサイズ/Cortex-A7×4コア/メモリ2GB/ストレージ32GB/Android 6.0/物理キーあり/ジェスチャー操作

⑤標準グレード~ワイドサイズ/Cortex-A7×4コア/メモリ1GB/ストレージ16GB/Android 6.0/物理キー無し

⑥プログレード~ワイドサイズ/Cortex-A7×4コア/メモリ2GB/ストレージ32GB/Android 6.0/物理キー無し

amazonでは既に2年くらい前には販売が開始されており、私も2018年の春にこの製品を購入しています。

Android OS搭載のオーディオユニット ATOTO「A6」の実機レビュー

売れているモデルではありますが、私が使用していた個体は半年でお亡くなりになりましたのでそこそこ故障率は高いかも知れません。(取り付けが自分で出来ない方にはリスクがそこそこ高そうな?)

また、ハードウェア的にはCPUにARMの「Cortex-A7×4コア」が使用されるなど、最新の製品と比べるとスペックが厳しくなっている感があります。

①ARM省電力型CPU:Cortex-A35(1世代前がA5/A7)

②ARMバランス型CPU:Cortex-A53(1世代前がA9)

③ARMパフォーマンス型CPU:Cortex-A57/72(1世代前がA15/A17)

「Cortex-A7」はARMの1世代前の電力型のCPU上位クラスで、パフォーマンス的にはそれほど高いものではありません。

2020年現在では「android オーディオ」の主力CPUは「Cortex-A53/A72」に移行しつつあり、下位の「Cortex-A53」ですら、「A7」の1.8倍程度の処理能力とされています。

更に最新・最上位の「Cortex-A72」は「Cortex-A53」の1.8倍の性能なので、「A7」と比べると3倍以上の性能となります。

従って「少しでも高性能のものを!」と考えているなら、最新ハードウェアの「XTRONS」の製品をおすすめします。

ハイエンドな7型なら「XTRONS」

「XTRONS」の「TQ709」はATOTOの製品を大幅にパワーアップさせた最新モデルです。

CPUは「Cortex-A72×2コア」+「Cortex-A53×4コア」の6コア構成で、メモリ4GB/ストレージ64GB、Android 9.0搭載と圧倒的なハイパフォーマンスが期待出来そうなスペックです。

価格もATOTO製品と比べてそれほど高い訳ではないので、7型ハイエンドモデルなら「TQ709」一択で良いと思います。

なお、「TQ709」シリーズについてはオフラインのゼンリン地図ソフト、さらに地デジチューナーがセットになったモデルも販売されています。

10型のハイエンドモデルもあるよ

最近3~4年で9型以上の大画面ナビが人気ですが、「android オーディオ」についても大画面モデルが販売されています。

現行品として最も高性能なハードウェアを使用しているのが「XTRONS」の「TQ109P系」で、「TQ709」と同様にCPUは「Cortex-A72×2コア」+「Cortex-A53×4コア」の6コア構成で、メモリ4GB/ストレージ64GB、Android 9.0搭載と圧倒的なパフォーマンスが期待出来そうなスペックです。

メディア対応はBluetooth/USB/microSD/ラジオに加えてCD/DVDの再生にも対応しており、HDMI出力ポートを搭載してますのでリアモニターとの相性も良さそうです。

おすすめと言うよりも、個人的に一番に気になっている製品ですね。

なお、「XTRONS」の製品はこれ以外にも下位グレードや1DINモデルもありますので、興味のある方はこちらの記事をご参照ください。

XTRONSのカーナビのまとめ

取付けは通常のカーナビ・オーディオ類に準ずる

おそらく、7インチスタンダードサイズのうち、現時点でamazonで最も売れているandroid OS搭載のオーディオはATOTOとの「A6」シリーズではないかと思います。

私が購入したのもこちらになります。

ATOTOの「A6」シリーズは、かなりサイズ・スペック・デザインによる展開の幅が広く、現時点では6モデルとなっていますが、全てCD/DVD/地デジには非対応となっています。

サイズに関しては2DINとワイドになっていますが、車種によっては若干の干渉や隙間が発生する可能性はあります。(日本のメーカーのモデルでも車種によっては化粧パネルをつけないと隙間が空くものはある)

  • ワイドモデル~20.5cm(幅)×10.4cm(高さ)
  • 2DINモデル~17.3cm(幅)×10.4cm(高さ)

今回はタブレットっぽいデザインのボタンなしの17.3cm/2G/32Gのモデルを選択しました。

付属品は分岐ハーネス、USBケーブル×2、GPSアンテナ、WiFiアンテナ、外部マイク、ブラケットなどになります。

なお、車両との接続の際には車両から出ているカプラーと接続するためのメーカー別のハーネスカプラーキットが必要になります。(製品には日産用のハーネスが付属するとのレビューがあり)

※OEM車種になどは別のメーカーの物が必要な事もある。(日産モコ→スズキMRワゴンのOEMなど)

接続については本体付属のハーネスにはギボシ処理がされていませんので、電工ペンチでギボシ処理が必要になります。

Android OS搭載のオーディオユニット ATOTO「A6」の実機レビュー

android OS搭載のカーナビとオーディオのまとめ

以上、android OS搭載のカーナビ、オーディオについて紹介しました。

おそらく、生産地の背景や価格の面などを考えると、日本のカーナビメーカーは今後も手を付けないゾーンかと思います。

パイオニアなどは海外向けにもナビ機能を搭載しないandroid AutoやCarPlay対応モデルを販売して行くようです。(OSはandroidではない筈)

CarPlay対応のカーナビ、オーディオのまとめ

現状の選択肢は中国メーカーの物しかありませんので品質面での安定性は疑問符が付きますが、価格は安いので自分で取り付けが出来る方には安い買い物になる可能性はあります。

取り付けに関してはハーネスなどを用意すれば店舗などに依頼する事も可能なケースはあるかと思います。

ただし、これらのユニットは今のところ取り付け店舗にとってはやや特殊なパターンかと思いますので、事前に内容をよく確認した方が良いでしょう。

また、品質面での安定性は怪しい部分がある為、不良品を引く可能性があります。

その際の取り付け・取り外し工賃は自腹になる事は覚悟しておいた方が良いでしょう。

■ 工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

■ カーナビの取り付けは意外と簡単

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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