こんにちは!Omiです。
ここ1年くらいの間に日本の大手カーナビメーカーがCarPlay・Andriod Autoに対応したディスプレイオーディオの展開を本格化させており、これから1~2年くらいで日本国内でのディスプレイオーディオのシェアが急上昇しそうな勢いです。
CarPlay・Andriod Autoについては日本国内での普及率が低く、まだまだ得体の知れないもの、と捉えているユーザーも多かろうと考えられますが、実はこれらの機能を搭載した製品よりも便利な機能を持つディスプレイオーディオが従前から販売されており、それがこれからご紹介するAndroid OSを搭載するディスプレイオーディオです。
もくじ(クリック・タップで移動できます)
CarPlay・Andriod AutoとAndroid OS対応品のメリットデメリット
私自身、これまでにCarPlay・Andriod Auto対応の製品と、Android OSを搭載した製品をそれぞれ2機種ずつ使用してきましたが、スマホの機能の一部を使えるだけのCarPlay・Andriod Autoよりも、ほとんど全てを使う事が出来るAndroid OS搭載品の方が多機能です。
それぞれのメリット・デメリットはこちらの通りです。
・CarPlay・Andriod Auto:起動時間や動作が速く価格が安い。インターフェイスが車載使用に最適化されており、視認性・操作性に優れる。動画アプリなどは原則として使えない。
・Android OS:起動時間が遅く価格がやや高め。アプリの表示などは車載に特化していない為、やや難あり。動画やその他アプリも使用可能、動作の速度はハードウェアスペックに依存
車載での扱いやすさは車載前提に作られたCarPlay・Andriod Autoに分があるものの、対応アプリが限られますので動画アプリを再生したい場合にはAndroid OSを搭載した製品の方が向いています。
実機レビュー ミラーリングも可 激安1万円台のCarPlay、Android Auto対応のディスプレイオーデイオ ATOTO「SA102」の評価
ATOTO「S8」シリーズの特徴
ATOTOはおそらく先代の「A6」シリーズと合わせて日本国内のAndroid OSを搭載したディスプレイオーディオのトップシェアのメーカーかと思われ、私も3年前に同社の「A6」シリーズを購入しました。
最新の「S8シリーズ」はCPUが新しいものにアップデートされていますので、主に動作の快適性の面が「A6」から改善されているものと考えられます。
日本で販売されている「S8」シリーズはこちらの5製品になります。
S8 | Premium | Pro | Ultira | ||
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 7型 | 7型 | 7型ワイド | 7型 | 10型 |
画素数 | 60万画素 | ||||
筐体サイズ | 2DIN | ||||
CPU | SC9853i/8コア | ||||
メモリ | 2G | 4G | |||
ストレージ | 32G | 64G | |||
Bluetooth | 再生・通話/テザリング | ||||
WiFi | サポート | ||||
4G LTE | - | サポート | |||
CarPlay/Android Auto | 有線 | 有線・無線 | |||
仮想アラウンドビュー | サポート |
その他、「A6」と異なる点は、CarPlay・Andriod Autoに対応している点、バックカメラの仮想アラウンドビューに対応している点、4G LTE接続に対応している点、の3つになります。
※4G LTEはUltraのみ
価格帯がそこそこ高めなので…
「A6」シリーズは1万円台~と言う価格設定が魅力でしたが、性能・機能面ではアップデートされてはいるものの「S8シリーズ」は価格が高めです。
「A6」シリーズでもメモリ2G以上の製品であれば動作面でのストレスはほとんど感じませんでしたので、敢えて価格の高い「S8」シリーズを選ぶかどうかはユーザーの好みや考え方次第です。
ガジェット好きであれば新しいものを試してみたくはなりますが、コスパ有線なら「A6」シリーズがおすすめです。
個人的には新しい製品を試してみたいので、ProかUltra辺りのサンプルを依頼してみようかと考えています。
(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)
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