※2019年3月18日更新~2019年モデルの発売に伴い、内容を見直しました。

最近ユピテルからレーザー式の小型移動オービスを探知するモデルが発売されましたが、おそらく価格がクソ高いものになりそうなので、レーザー非対応モデルも含めて各社の2017~2019年モデルの小型オービスへの対応状況についてまとめました。

コスパを考えると2017年のレーダー波だけ探知できる型落ちも良いと思います。

 

小型移動オービスへの対応は2016年までは各社ともにGPSのみでの警報でしたが、2017年初頭にユピテル・コムテックが小型移動オービスのレーダー波の探知に対応するモデルを続々と発売しており、その影響で未対応のセルスターのモデルの人気が大幅に落ちているようです。

ユピテルとコムテックの小型移動オービスのレーダー波探知に対応したモデルがかなり売れているようですね。

各社ともに2019年モデルの発表・発売が始まっていますが、3月現在ではセルスターの2019年モデルは小型移動オービスのレーダー波探知に対応していません。

そもそも小型移動オービスの仕組みはどうなっているの?

2019年初頭の段階で運用されている小型移動オービスは固定式・半可搬式・可搬式の3種類が存在します。

固定式については、スウェーデンの「Sensys社」の製品が中心に運用されているようです。

このうち埼玉県北本市に先行導入されている無人式のタイプがこちらです。

ポールが地面に埋め込まれており、固定されていますので厳密にいえば固定式なのですが業界としてはこのタイプを小型移動式オービスの括りの中に入れています。

また、これ以外にも有人式の3脚タイプのものが存在します。

速度違反に新装置=移動し摘発、生活道路も-「固定化」改善へ・警察庁

速度違反の取り締まり場所が固定化されているのを改めるため、警察庁は30日、持ち運びや狭い所に設置が可能な自動取り締まり装置の運用を始めると発表した。特定の幹線道路に偏っていた摘発が、住宅街などの生活道路でも大幅に増えると同庁はみている。

idousiki

11月4日から約2カ月間、埼玉県内で試行。効果や住民の反応を確かめた後、全国展開する。科学警察研究所が精度を確認済みで、新装置に撮影された違反者は刑事・行政処分を受ける。

装置は3種類で、スウェーデンやオランダの製品を一部改良した。持ち運びできる装置は、三脚の上にレーダーやカメラなどを収めた測定部がある。高さ約1メートルで本体の重さは約8キロ。バッテリーで約10時間動かせるが、盗難や破損を防ぐため無人にはしない。(2014/10/30-10:08)

どうやらこれらの小型移動オービスは光電管式のように2点間の通過時間で速度を計測するのでは無く、レーダー波を発するタイプのようです。

こちらの動画の「Sensys社」の小型移動オービスの解説によると、150m手前から秒間21回の周波数のレーダーを照射し、速度の計測を開始するとの事です。

また、「Sensys社」の固定式以外にも可搬式・半可搬式の小型移動オービスの運用が拡大されており、中にはレーダー波を発しないレーザータイプの厄介な取締り機も存在しています。

2019年モデルまでの各社の小型移動オービスへの対応状況

小型移動オービスへの対応は、2016年モデルから各社ともにGPS情報に基づいた警報が実装されています。

その後、2017年からはユピテル・コムテックで小型オービスのうち、レーダー波を発するタイプの取締り機の探知が可能なモデルが発売されています。

レーザー式の取締機に対して、は2019年3月に発表されているユピテルの新グレードの最上位モデルのみが探知可能となっています。

レーザーを探知するレーダー探知機「LS300」「G103」「A350α」「WR70」がユピテルから発売!

まとめると、固定式・半可搬式・可搬式のレーダー波タイプと、半可搬式と可搬式に関してはレーザー照射タイプも存在すると思われますが、2017~2019年の各社の小型オービスへの対応状況をまとめると以下の通りとなります。

◆ユピテル

①2017年モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり

②2018年モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり

③2019年モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり、レーダー波については小型オービスを別警報として識別、最上位のみレーザー警報もあり

 

◆コムテック

①2017年春モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり

②2017年夏モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり、GPSで固定式・半可搬式・可搬式を識別して警報

②2018年モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり、GPSで固定式・半可搬式・可搬式を識別して警報

③2019年モデル~GPS警報とレーダー波の警報あり、GPSで固定式・半可搬式・可搬式を識別して警報、レーダー波については小型オービスを別警報として識別して警報

 

◆セルスター

①2017年モデル~GPS警報のみ

②2018年モデル~GPS警報のみ

③2019年モデル~GPS警報のみ

レーザー照射への対応を考えるとユピテルの最上位一択か?

個人的にはこれはあまり好ましくない状況ではあると感じるのですが、現時点ではレーザー式の小型オービスを探知できるのはユピテルの最上位モデルのみになり、他に選択肢はありません。

レーザーを探知するレーダー探知機「LS300」「G103」「A350α」「WR70」がユピテルから発売!

レーザー探知は捨てる場合

レーザー探知は割り切って諦めるのであれば、かなり選択肢の幅が広がります。

ユピテル・コムテックともに2017年からレーダー波の探知自体には対応していますので、現時点では2017年モデルの型落ちがコスパが高くおすすめになりますね。

細かい部分の2017~2019年モデルの年次更新ポイントに関しては以下の記事で説明していますのでそちらを参照して下さい。

ユピテルのドライブレコーダー 各モデルの違いとおすすめモデル

コムテックレーダー探知機 各モデルの違いとおすすめモデル

小型移動オービスのレーダー波に対応していてもスピード違反は禁物

小型移動オービスのレーダー波の射程距離は150m程度だそうなので、光らせるような速度で走っていると7~8秒で通過してしまいます。

制限速度が60kmの道路を時速90kmで走行した場合、6秒で通過します。

光るタイミングがどの位置かは分かりませんが、おそらく警報から5秒以内に撮影されると思いますので、小型移動オービスのレーダー波を探知するレーダー探知器を搭載していても光る時は光るでしょう(笑)

レーザー式は更に距離が短くなるそうなので、警報が出たタイミングで減速してもおそらく間に合わずに御用となる確率が高そうです。

まぁ、以前から光電管式はレーダー探知は不可能ですし、ステルス式も先頭を走っていると減速が間に合いません。

レーダー探知機でどれだけ武装しようとも、探知できない取締り方式はなくなりませんので、安全の為にも周囲の速度に合わせて走るように心掛けましょう…と言うか、運が悪いと流れに乗って走っていても自分だけ捕まる可能性もありますので、制限速度を守って走りましょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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