※2020年3月2日更新~現行のほぼ全機種のテストを行った為、内容を見直しました。

VIOFOは中国の大手ドライブレコーダーメーカーで、欧米中心に年間30万台の販売実績を持つグローバルメーカーです。

海外でのシェアが大きかった為か、以前は日本市場への進出には消極的でamazonなどで並行輸入品が販売されている程度で、WiFi対応モデルも日本国内での使用に必要な技適認証を受けていませんでしたが、2019年末頃から日本市場への参入に本腰を入れているようです。

展開モデルについても過去1年程度で全面的に入れ替えが行われていますが、現行モデルについては過去数か月で全て実機テストを行いましたので個別の製品について、それぞれの違いと特徴を解説します。

VIOFOのドライブレコーダーは6機種

VIOFOのドライブレコーダーの現行モデルは、シングルタイプが3機種、2カメラタイプが3機種の計6機種での展開となっています。

ここでは1カメラ/2カメラのカテゴリー別に各モデルの特徴を解説します。

シングルタイプ

シングルタイプはこちらの3機種の展開となっています。

A129A119V3A129 Pro
1920×1080/30fps2560×1440/30fps3840×2160/30fps
センサー:IMX291/2Mセンサー:IMX335/5Mセンサー:IMX317/8M
レンズ:対角140°/F1.6
レンズ:対角140°/F1.6レンズ:対角130°/F1.6
microSD付属なし/最大256GB
GPS(マウントに内蔵)
駐車監視モード
動体検知+衝撃検知/自動起動
タイムラプス+衝撃検知/自動起動
専用ケーブルはOP
WiFi対応-WiFi対応
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

スタンダードで最もバランスが良いのが「A129」、高解像度版が「A119V3」、4Kの超高解像度が「A129 Pro」となりますが、イメージセンサーは画素数が少ないほど明るさの面では有利になりますので全ての面で高解像度モデルの方が優れているとは言えず、バランス的な部分を考えると万人におすすめなのは「A129」となります。

A129

「A129」はVIOFOのドライブレコーダーの中でも、昼夜の撮影能力、ナンバー認識精度などのの面で最も高次元でのバランスが取れたWiFi対応のスタンダードモデルです。

イメージセンサーには200万画素のSONYの夜間特化型STARVIS対応の「IMX291」を採用し、ユピテルのSTARVISモデルなどと比べても、夜間の明るさだけでなく優れた補正で白飛びも効果的に抑えている良バランスモデルです。

同価格帯では国内大手のケンウッド、コムテック、ユピテルなどの製品と比べても圧倒的な高画質と言えます。

実機レビュー 暗視特化のお手軽シングルドラレコ VIOFO「A129」の評価

A119V3

「A119V3」はVIOFOの現行モデルの中ではやや中途半端な立ち位置の2.5Kの高解像度モデルになります。

「A119V3」単体で捉えるとナンバー認識精度が高く夜間も明るい優秀なモデルなのですが、上と下に挟まれてなおかつその2つがやたらと優秀な上にWiFi対応、「A119V3」は非対応だったりしますのでちょっと不遇なモデルのような気がします。

なお、500万画素の「IMX335」はSTARVIS対応センサーですがそこまで暗視を得意としているものではありません。

ドライブレコーダーに搭載されているSONYのイメージセンサーごとの特徴

ただし、「A119V3」の場合には他社の「IMX335」搭載モデルに比べると非常に明るく、この辺りが蓄積された技術の差であると感じています。(暗い場所での明るさは「A129」よりも落ちます。)

400万画素STARVISドラレコ VIOFO「A119V3」の実機レビューと評価

A129 Pro

「A129 Pro」はシングルモデルとしてはVIOFOの最上位となる800万画素のイメージセンサー、SONYの「IMX317」を搭載した正真正銘の4Kモデルです。(イメージセンサーが200~400万画素なのに4Kを謳っているインチキ4Kも多いので注意!)

本機の最大のセールスポイントは800万画素のイメージセンサーを使用しての4K録画による、ナンバー認識精度の高さで、現行モデルとしては異次元のレベルとなっています。

なお、「IMX317」はSTARVIS対応センサーではありませんが、夜間は市街地、街灯のない場所でヘッドライトのみでの走行時のいずれの場合にも明るさはドラレコとしては最高クラスですが、ヘッドライトをOFFにした状態での暗視能力はほとんどありません。

事故の際の状態認識ではスタンダードクラスの「A129」の方が優れており、「A129 Pro」はナンバー認識特化モデルとなります。

実機レビュー 4Kドライブレコーダー VIOFO「A129 Pro」の評価

2カメラタイプ

2カメラタイプはこちらの3機種の展開となっています。

A129 DuoA129 Duo IRA129 Pro Duo
前:1920×1080/30fps
後:1920×1080/30fps
前:3840×2160/30fps
後:1920×1080/30fps
センサー
前:IMX291/2M
後:IMX291/2M
センサー
前:IMX317/8M
後:IMX291/2M
レンズ
前:対角140°/F1.6
後:対角140°/F1.6
レンズ
前:対角140°/F1.6
後:対角160°/F1.6
レンズ
前:対角130°/F1.6
後:対角140°/F1.6
microSD付属なし/最大256GB
GPS(マウントに内蔵)
駐車監視モード
動体検知+衝撃検知/自動起動
タイムラプス+衝撃検知/自動起動
専用ケーブルはOP
WiFi対応
「ドライブレコーダーの持込取り付け」が出来るお店

ベースとなるフロントカメラは、「A129 Duo」と「A129 IR」が「A129」、「A129 Pro Duo」の方は「A129 Pro」となっています。

A129 Duo

「A129 Duo」は前後に200万画素のSONYの夜間特化型イメージセンサー、STARVIS対応の「IMX291」を搭載した同社のスタンダードクラスのモデルです。

フロントカメラ、リアカメラともSTARVISモデルの中でも特に明るめとなっており、ユピテルのSTARVISモデルなどと比べても、夜間の明るさだけでなく優れた補正で白飛びも効果的に抑えている良バランスモデルです。

【前】

【後】

暗視能力は軽くユピテルを超えた!?前後STARVIS2カメラドラレコ VIOFO「A129 Duo」のレビュー、評価

A129 Duo IR

「A129 Duo IR」はベースの「A129 Duo」のリアカメラに4灯の赤外線LEDを搭載した車内撮影にも対応した暗視特化モデルです。

フロントカメラは「A129 Duo」と同等ですが、リアカメラは室内撮影の他、赤外線をOFFにする事で車外の撮影にも対応可能で、純粋に「A129 Duo」の多機能版とも言える特性を持っています。

実機レビュー 赤外線対応の車内暗視カメラ付き WiFi STARVIS対応の2カメラドライブレコーダー VIOFO「A129IR」の評価

A129 Pro Duo

「A129 Pro Duo」は「A129 Pro」に「A129 Duo」のリアカメラを付属させた構成で、フロント4K、リアがフルハイビジョンの解像度での録画に対応しています。

立ち位置的には「A129 Duo」の上位に当たりますが、明るさや逆光補正能力はスタンダードクラスの「A129 Duo」の方が優れていますので、駐車監視や走行中のナンバー読み取りを重視する方向けのモデルと言えます。

WiFi対応の4Kの2カメラドラレコ VIOFO「A129 PRO DUO」の実機レビューと評価

まとめ

以上、VIOFOのドライブレコーダー、各モデルについてご紹介しました。

事故対策としてはバランス型の「A129」「A129 Duo」、ナンバー認識重視なら「A129 Pro」「A129 Pro Duo」をべースに検討すると良いでしょう。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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