セパレート・分離型のドライブレコーダーのまとめ

※2020年1月1日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

この記事ではセパレート・分離型のドライブレコーダーをお探しの方に、いくつかおすすめモデルをご紹介します。

ドライブレコーダーの取り付け位置は、機種の特性に合わせてフロントガラスのルームミラー裏や、ルームミラー横が一般的ですが、理想はレンズが車のセンターになる位置です。

ところが、車のセンター付近にはルームミラーの台座があったり、車種ごとの安全運転支援機能のカメラやセンサー類が邪魔になる事もありますね。

従って取り付け位置の汎用性の観点から考えると、筐体はなるべく小さい方が良いと言えますが、それならばカメラ部と本体部が別々に存在するセパレート・分離型のドライブレコーダーを選んでしまうという手もありますね。

セパレート・分離型の1カメラタイプ

1カメラタイプのセパレートモデルは、セルスターから「 CSD-610FHR」「CSD-620FH」の2モデルが販売されています。

いずれもイメージセンサーSONYの200万画素のExmorを搭載しており、録画解像度はフルハイビジョンです。

ただし、過去に「 CSD-610FHR」をテストした限り、にじみが非常に強かった事が気になり、一度交換をお願いしているのですが症状が改善されず、それが仕様のようでしたので、これらの2機種はナンバーの認識は得意ではありません。

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なお、セパレートタイプのドライブレコーダーはあまり種類が多くありませんが、サイズ面での優位性を考えるのであれば小型の液晶なしのWiFiモデルを選ぶという手もあります。

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セパレート・分離型の2カメラタイプ

2カメラドラレコは通常の場合にはリアカメラがフロントから独立した2ピースセパレート構造になっていますが、ここではフロントカメラと液晶も分離している、3ピースの2カメラモデルについてご紹介します。

パイオニア「VREC-DS500DC」

パイオニアの「VREC-DS500DC」は前後カメラにSONYの夜間特化型STARVIS対応のイメージセンサーを搭載した、3ピースのセパレートモデルです

録画視野角は前後とも水平120°と充分な広さになっており、リアカメラは防水加工が施されている為、バックカメラ用途として車外設置にも対応しています。

3ピースセパレートモデル自体がレアな存在ですが、本機はそれだけでなく2カメラドラレコとしての撮影能力にも優れているのが最大の特徴ではないかと思います。

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スマートミラー型の3ピースセパレート

最近は2カメラでもスマートミラー型のモデルの人気が上昇していますが、ミラー型のドラレコはレンズ位置が筐体の左端に設定されているものが多く、車両のセンターにレンズをセットする事が出来ないモデルがスタンダードです。

この問題を解決するために、リアのみならずフロントカメラ部もセパレート構造になった3ピース型のスマートミラーモデルもいくつか発売されています。

これらのモデルはパイオニアのモデルと同様にリアカメラは防水加工が施されたバックカメラ兼用タイプとなります。

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まとめ

以上、セパレート・分離型のドライブレコーダーについてご紹介しました。

最近のドラレコは多機能・高性能化が進んでおり、セパレートという一つの機能だけを切り取って選ぼうとすると他の面を犠牲にしなければなりませんが、パイオニアの「VREC-DS500DC」は通常の2カメラドラレコとしても良い線を行っていると思いますし、価格も戦略的に下げられている気がしますので、コスパは高そうです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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