※2019年1月11日更新~早くも2019年モデルが概ね出揃った感があるので、全面的に内容を見直しました。

最新の情報でレーダー光線による取り締まりを探知する「ZERO 807LV」と言うモデルの情報が出て来ています。

こちらの記事にはまだ載せていませんので、詳細については以下記事を参照して下さい。

コムテックのレーザー探知対応のレーダー探知機「ZERO 807LV」近日公開予定!

コムテックのレーダー探知機は、かつては機能を絞り込んでやや価格を抑えていた点が最大の特徴でしたが、2018年までにドライブレコーダーとの連動機能やWiFi機能を搭載したモデルがほぼ完成形となり、多機能化が進みました。(そして価格は上がった)

ただし、フルマップレーダースキャン機能を搭載したモデルは数年に一度しかモデル更新されず、2018年以降は欠番状態となっており、2017年に発売された最上位モデルは基本設計が古かった為、あまり売れなかったようで、現在では生産中モデルから姿を消しています。

レーダー探知機市場自体がカーナビと同様に、限られたユーザー向けの右肩下がりの状態が続いていますので、年々モデル数が絞られており、最近では比較的分かり易いモデル構成になりつつあります。

この記事では最近発売さたばかりの2019年モデルも含めて、コムテックのレーダー探知機をハイエンドクラス、エントリースタンダードクラスの2つに括って、その中でどれを選ぶとお得なのかをご説明します。(コスパを考えないなら最新モデル一択です)

ハイエンドモデルは2017~2019年モデルの全てを検討すべき

まずはハイエンドモデルの定義ですが、ここでは①ジャイロセンサーを搭載、②WiFi対応、③ドラレコ連動機能搭載の3つの条件を満たしているモデルとします。

昔はWiFiはあるが、ドラレコ連動機能がないモデルがあったり、その逆も存在していた為に非常に分かりにくい構成でしたが、現状では機能構成がほぼ一本化されているので、機能よりも年式と価格を中心に据えて選んで行きたいところです。

なお、小型移動オービスのレーダー波の探知については、コムテックのハイエンドモデルは全て2017年の初頭で対応を終えていますので、ここで紹介するモデルは対応済みとなります。

このカテゴリーを大雑把に分けると3.2型のスタンダード液晶の「ZERO 700系」、4.0型の大型液晶の「ZERO 800系」の2つの系統になりますが、液晶の大きさと操作性に関わる部分以外の機能や性能についての差はありませんので、好みで選んで下さい。

大型液晶の場合には若干本体サイズも大きくなりますので、設置の際の汎用性を考えると3.2型の「ZERO 700系」がおすすめです。

3.2型液晶の「ZERO 700系」年次ごとの更新ポイント

3.2型のスタンダード液晶の「ZERO 700系」は以下の4モデルが、機能面ではほぼ同等となっています。

ZERO706VZERO705VZERO704VZERO703V
19.01発売18.02発売17.07発売17.01発売
3.2型
リモコン
感圧式タッチパネル
連動ドライブレコーダー
相互通信ケーブル ZR-13
GPSで小型オービスの種類の識別-
小型オービスと通常のレーダー波の識別警報---
WiFi自動更新・取締データ共有(OP)
取締手動登録ポイントのユーザー間共有--
WSD16G-706VWSD16G-705VWSD16G-704VWSD16G-703V
フルマップレーダースキャンなし
GPS17.6万/取締6.0万GPS16.5万/取締6.0万GPS16.0万/取締4.0万

もちろん、年次ごとの細かいマイナーチェンジはありますが、あまり重要な付加機能ではないので、コスパ重視ならこだわらなくても良い部分です。

2017年1月モデルの「ZERO 703V」では、WiFi通信機能と小型オービスのレーダー波探知機能が実装され、重要なアップデートはこの時点で完了しています。(レーダー波の探知ポイントを自動で周囲のユーザーと共有する機能も含む)

以降の流れは以下の通りです。

2017年7月モデルの「ZERO 704V」では、小型オービスのGPS警報で可搬式・半可搬式・固定式を識別して警報する機能が追加されています。

2018年モデルの「ZERO 705V」では、WiFi通信機能を利用したユーザの手動による取締の登録ポイントが、周囲のユーザ間で共有されるようになりました。

2019年モデルの「ZERO 706V」では、小型移動オービスのレーダー波と、通常のレーダー波を識別して警報を行う機能が実装されています。

なお、「ZERO 703V」のみ取締ポイントが2万件少ないですが、704Vから、GPSポイント扱いだった踏切ポイントが、取締ポイント扱いとなっています。

4.0型液晶の「ZERO 800系」年次ごとの更新ポイント

4.0型のスタンダード液晶の「ZERO 800系」は以下の3モデルが、おすすめ可能ですが、800系については2018年モデルから静電式のタッチパネルが採用され、操作性が大幅に向上している上に本体が小型化されています。

ZERO806VZERO805VZERO803V
19.01発売18.02発売17.01発売
4.0型
リモコン
静電式タッチパネル
リモコン
感圧式タッチパネル
連動ドライブレコーダー
相互通信ケーブル ZR-13
GPSで小型オービスの種類の識別-
小型オービスと通常のレーダー波の識別警報--
WiFi自動更新・取締データ共有(OP)
取締手動登録ポイントのユーザー間共有-
WSD16G-806VWSD16G-805VWSD16G-803V
フルマップレーダースキャンなし
GPS17.6万/取締6.0万GPS16.5万/取締6.0万GPS16.0万/取締4.0万

※「ZERO 804V」はと言う型番は存在しません。

特筆すべき年次ごとの機能の差としては、「ZERO 805V」「ZERO 806V」では静電式タッチパネルが採用され、液晶周りのスペースが削られた事で本体もコンパクトになっている点が挙げられます。

以下、2017年モデルの「ZERO 803V」と2019年モデルの「ZERO 806V」を比較するとその違いが分かり易かろうと思います。

・・・と思ったのですが、画像が本体サイズに合わせて縮小されており、分かりにくいので液晶部分の大きさを合わせると以下のようになります。

静電式タッチパネル化した事で、余分なボタンを削ってスマートにした感じになります。

コムテックの感圧式タッチパネルの操作性はすこぶる悪いので、その差は結構大きい気がしますね。

ただ、現状の価格差を見ると「ZERO 803V」がかなり安くなっているのでお財布と相談しましょう。

その他更新ポイントは「ZERO 805V」で、WiFi通信機能を利用したユーザの手動による取締の登録ポイントが、周囲のユーザ間で共有されるようになり、「ZERO 806V」では小型移動オービスのレーダー波と、通常のレーダー波を識別して警報を行う機能が実装されています。

とにかく年次で価格差がかなり大きいので、割り切るべき部分をはっきりさせた方が良いでしょう。

ハイエンドクラスの共通機能

上記の7モデルで共通する機能は以下の通りです。

WiFi通信機能

これらのモデルはスマホのテザリングやモバイルルーターなど経由してインターネットに接続する事が可能です。

インターネット経由でのGPS・取締りデータの自動更新は無料ではありますが、WiFi通信機能を使用する為にはそれぞれのモデルで型番の異なる無線LAN SDカードが必要です。

※東芝のFlashairでも可能っぽいですが、私の場合にはFlashairの世代の問題なのか接続不可でした。(コメント欄でご報告頂いているので、出来た人もいるようです)

コムテック2017年第二弾レーダー探知機「ZERO 704V」のレビュー評価

これらのモデルでのWiFi通信機能では、データの更新の他に取締りデータのユーザー間の共有が可能になっています。

周囲でレーダー波を探知した車両があると、その情報をコムテックのサーバー経由で他の車両に送信するという仕組みとなっていますが、通常のレーダー波であればデータを共有しなくても検知が可能ですし、光電管式の取り締まりに対応しては反応しません。

※2018年モデルの「ZERO 705/805V」以降では、これに加えて手動でのユーザーの投稿ポイントも反映されるように改善されています。

おそらく、ステルス式のネズミ捕りではかなり有効な機能ではないかと思われます。

まあ、コムテックのレーダー探知機は誤報が多いので、精度には疑問が残りますけれども…プロモーション動画では誤報はサーバーで自動で識別してるとアピールされてますね。

コムテックのレーダー探知器の誤報についての見解

ドライブレコーダーとの連動機能

ドライブレコーダーとの連動機能は以下の通りとなっています。

  • ドライブレコーダーへの電源供給
  • ドライブレコーダーの映像出力
  • ドライブレコーダーの動画に警報を重ねて表示
  • ドライブレコーダーへのGPSデータの提供
  • ドライブレコーダーのレーダー探知機からの操作
  • ドライブレコーダーへのOBDⅡデータの提供&ビュワーソフトへの一部データの表示

OBDⅡデータのドライブレコーダービュワーソフトへの表示についてですが、最新モデルのドラレコ「HDR-751G」の場合には、マップ上にレーダー波受信ポイント・オービスGPSポイントが表示されます。(「HDR-352系」など、他のドラレコとの組み合わせにはない)

また、ビュワーのインジケーターにハンドル舵角・ウィンカー・ブレーキ状況・スロットル開度・タコメーター・インマニ圧などの表示項目も実装されています。

レーダー探知機とドラレコとの連動機能については、最新のドラレコ「HDR852G」と「ZERO 704V」の組み合わせを以下記事にてレビューしています。

コムテック超広角・超高解像度ドライブレコーダー「HDR852G」のレビュー、評価

小型移動オービスのレーダー波の探知

これは2017年以降に実装された機能で、小型移動オービスのGPS警報に加えてレーダー波の探知にも対応するようになりました。

※オービスのメーカーによっては対応しないものもあるとの事(オービス自体の種類が増え続ければ、当然一時的にはそうなる)

因みにコムテックのこれらのモデルは、「ZERO 704V」で試したところ、小型移動のレーダー波よりもGPS警報が優先される為、北本市深井の小型移動オービスの設置現場ではレーダー波警報は鳴りませんでした。(カウントダウン警報になる)

コムテック2017年第二弾レーダー探知機「ZERO 704V」のレビュー評価

なお、2017年夏モデルの「ZERO 704V」、2018年モデルの「ZERO 705/805V」については小型移動オービスの種類別のGPS警報が実装されています。(固定式・半可搬式・可搬式)

さらに2019年モデルの「ZERO 706/806」では小型移動オービスのレーダー波と通常のレーダー波を識別して警報する機能が実装されています。

コムテックの小型移動オービスの設置ポイントの収録データ数は、おそらく3社の中で最も多いと思われます。(体感的に)

ハイエンドクラスのまとめ

前述の通り、このクラスは性能・機能の差が少ないので価格で選んだ方が良いと思います。

現時点では3.2型なら2017年モデルの「ZERO 703/ 704V」、4.0型なら「ZERO 803V」がハイコスパですね。

エントリースタンダードクラスは「ZERO 304V」がおすすめ

ここではエントリースタンダードクラスを①ジャイロセンサー、②ドライブレコーダー連動機能、③WiFi通信機能を搭載しないモデルと定義しています。

このクラスのモデルはの差は、主に機能よりもデザインや液晶サイズの違いとなっています。何れも小型尾オービスのレーダー波探知・無線受信・OBDⅡ接続に対応していますが、液晶なしの「ZERO 105L」のみ車両情報の表示に対応していません。

ZERO 605VZERO 304VZERO 505MZERO 105L
19.01発売17.08発売18.06発売18.09発売
3.2型2.4型ミラー3.0型液晶なし
リモコンタッチスイッチボタンボタン
フルマップレーダースキャンなし
小型移動式オービスレーダー波探知
小型オービスGPS識別対応-
GPS16.5万/取締6.0万GPS16.0万件/取締6.0万

一体型液晶タイプ

一体型モデルは2019年モデル「ZERO 605V」、2018年モデル「ZERO 304V」の2つとなりますが、液晶のサイズや操作方法以外の面では性能・機能面で大きな差はなく、価格差を考えると「ZERO 304V」がおすすめです。

または上位グレードの型落ちである「ZERO 704V」辺りを検討しても良いでしょう。

ミラー型液晶タイプ

ミラー型液晶タイプは「ZERO 505M」となりますが、ドラレコをミラー型にするユーザーも増えており、各社ともにこのカテゴリーは年々絞られています。

他社では小型移動オービスのレーダー波を探知するモデルは、ユピテルから1モデルが発売されていますが、価格帯が全く異なりますので、コスパで選ぶなら「ZERO 505M」がおすすめです。

液晶なしのシンプルタイプ

GPSレーダー探知機で液晶を搭載しないモデルは、現状コムテックの「ZERO 105L」1モデルのみとなっています。

このモデルは2018年の年度更新で発売されていますので、機能・性能面で現行の一体型もモデルとの差はありません。

従って液晶なしなら「ZERO 105L」一択ですね。

コムテックレーダー探知機のまとめ

コムテックのドライブレコーダーは、2017年の時点でほぼ重要な機能が網羅されており、以降のモデル更新では細かいマイナーチェンジが続いています。

レーダー探知機は毎年モデル更新が行われていますので、型落ちの値崩れが激しく、現状であれば2017~2018年モデルがおすすめとなります。

なお、コムテックのレーダー探知機の購入を検討されている方は、誤報が多いという問題点もありますので、以下の記事にも目を通しておくと購入後に満足度が上がるでしょう。(笑)

コムテックのレーダー探知器の誤報についての見解

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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