※2019年7月31日更新~レーザー探知モデル「ZERO 707LV」「ZERO807LV」について追記しました。

この記事ではレーダー探知機市場におけるコムテック立ち位置と、各モデルの概要・おすすめモデルをご紹介します。

コムテックのレーダー探知機は、かつては機能を絞り込んでやや価格を抑えていた点が最大の特徴でしたが、2018年までにドライブレコーダーとの連動機能、やWiFi機能を搭載したモデルがほぼ完成形となり、多機能化が進みました。(そして価格は上がった)

ただし、フルマップレーダースキャン機能を搭載したモデルは数年に一度しかモデル更新されず、2018年以降は欠番状態となっています。

2017年に発売されたフルマップ対応の最上位モデルは基本設計が古かった為にあまり売れなかったようで、2019年現在ではラインナップから姿を消しています。

2019年のトレンドはレーザー受信対応

小型移動オービスのレーダー波探知機能が2017年に実装されてから、しばらく大きな動きがなかったレーダー探知機業界ですが、2019年の春から夏にかけてユピテルとコムテックから相次いでレーザー式の取締りを探知するモデルが発売されています。

この影響でコムテックのレーダー探知機の大雑把なグレードや機能は、の3つに括られる事になります。

①2019年のレーザー探知モデル「ZERO 807LV」「ZERO 707LV」

②2017~2018年のハイエンド、小型オービスのレーダー波探知モデル

③ジャイロ・WiFi・ドラレコ連動機能なしのエントリーモデル

機能的な新しさを求めるなら「ZERO 807LV」「ZERO 707LV」

実はレーザー探知モデルである「ZERO 707LV」「ZERO 807LV」が発売される前までは、2019年モデルとして「ZERO 706V」「ZERO 806V」の2モデルが発売されているのですが、806Vは既に廃盤扱いとなっていますので、706Vの方も近いうちに無かった事にされるかも知れません。

これらの2モデルは今となっては最上位モデルではなくなっていますが、発売当初はそこそこ良いお値段で売られていましたので、買ってしまった人は涙目でしょう…。

なお、既に上位モデルである「ZERO 807LV」については実機テスト済みですが、過去のコムテックのレーダー探知機の中で、もっとも完成度が高く、失礼ながらかなり意外に感じています。

スペック的にはこのような感じになります。

ZERO 707LVZERO 807LV
19.08発売19.06発売
3.2型4.0型
リモコン
静電式タッチパネル
リモコン
感圧式タッチパネル
連動ドライブレコーダー
相互通信ケーブル ZR-13
GPSで小型オービスの種類の識別
可搬式・半可搬式識別探知
レーザー光線照射探知
WiFi自動更新・取締データ共有(OP)
取締手動登録ポイントのユーザー間共有
WSD16G-807LVWSD16G-707LV
フルマップレーダースキャンなし
GPS17.6万/取締6.0万

過去のコムテックのレーダー探知機は誤報が非常に多かった為、警報の信頼性には疑問符が付きましたが、2019年のレーザー探知モデル「ZERO 807LV」については、同じくユピテルの2019年レーザー探知モデルと比べると劇的に誤報が少なくなっています。

※ユピテルの方が過去モデルに比べると、誤報が大幅に増えてコムテックが減った

レーザーが探知出来るレーダー探知機の性能比較テスト

当初は価格帯的にかなりアッパーになるかと予測していたのですが、レーザーなしのハイエンドグレード自体か消えゆく運命のようなので、従来の700系・800系と大きな価格差はないかと思います。

なお、これら2機種は2018年モデルと比べると、レーザー以外にも以下の機能を新しく搭載しています。

・小型移動オービスのレーダー波(Kバンド)と、通常のレーダー波(Xバンド)を識別して警報を行う機能

もちろん、WiFi・ジャイロ・ドラレコ連動機能も搭載していますので、フルマップ以外は全アリですね。

価格が下がりきった2017~2018年の型落ちを狙う手も

2017年モデルでは既に小型オービスのレーダー波探知(Kバンド)機能が実装されてますので、以下の700系の3系統の機能差はほとんどありません。

ZERO705VZERO704VZERO703V
18.02発売17.07発売17.01発売
3.2型
リモコン
感圧式タッチパネル
連動ドライブレコーダー
相互通信ケーブル ZR-13
GPSで小型オービスの種類の識別-
WiFi自動更新・取締データ共有(OP)
取締手動登録ポイントのユーザー間共有--
WSD16G-705VWSD16G-704VWSD16G-703V
フルマップレーダースキャンなし
GPS16.5万/取締6.0万GPS16.0万/取締4.0万

各モデルの機能差は以下の通りです。

なお、「ZERO 703V」のみ取締ポイントが2万件少ないですが、704Vから、GPSポイント扱いだった踏切ポイントが、取締ポイント扱いとなっています。

 

4.0型液晶の「ZERO 800系」は、2018年モデルから静電式のタッチパネルが採用され、操作性が大幅に向上している上に本体が小型化されています。

ZERO806VZERO805VZERO803V
19.01発売18.02発売17.01発売
4.0型
リモコン
静電式タッチパネル
リモコン
感圧式タッチパネル
連動ドライブレコーダー
相互通信ケーブル ZR-13
GPSで小型オービスの種類の識別-
小型オービスと通常のレーダー波の識別警報--
WiFi自動更新・取締データ共有(OP)
取締手動登録ポイントのユーザー間共有-
WSD16G-806VWSD16G-805VWSD16G-803V
フルマップレーダースキャンなし
GPS17.6万/取締6.0万GPS16.5万/取締6.0万GPS16.0万/取締4.0万

※「ZERO 804V」はと言う型番は存在しません。

特筆すべき年次ごとの機能の差としては、「ZERO 805V」「ZERO 806V」では静電式タッチパネルが採用され、液晶周りのスペースが削られた事で本体もコンパクトになっている点が挙げられます。

以下、2017年モデルの「ZERO 803V」と2019年モデルの「ZERO 806V」を比較するとその違いが分かり易かろうと思います。

・・・と思ったのですが、画像が本体サイズに合わせて縮小されており、分かりにくいので液晶部分の大きさを合わせると以下のようになります。

静電式タッチパネル化した事で、余分なボタンを削ってスマートにした感じになります。

コムテックの感圧式タッチパネルの操作性はすこぶる悪いので、その差は結構大きい気がしますね。

ただ、現状の価格差を見ると「ZERO 803V」がかなり安くなっているのでお財布と相談しましょう。

その他更新ポイントは「ZERO 805V」で、WiFi通信機能を利用したユーザの手動による取締の登録ポイントが、周囲のユーザ間で共有されるようになり、「ZERO 806V」では小型移動オービスのレーダー波と、通常のレーダー波を識別して警報を行う機能が実装されています。

とにかく年次で価格差がかなり大きいので、割り切るべき部分をはっきりさせた方が良いでしょう。

ハイエンド「ZERO 700/800系」の共通機能

2017~2019年の700/800系で共通する機能は以下の通りです。

WiFi通信機能

これらのモデルはスマホのテザリングやモバイルルーターなど経由してインターネットに接続する事が可能です。

インターネット経由でのGPS・取締りデータの自動更新は無料ではありますが、WiFi通信機能を使用する為にはそれぞれのモデルで型番の異なる無線LAN SDカードが必要です。

※東芝のFlashairでも可能でした。

コムテックのレーザー探知対応のレーダー探知機「ZERO 807LV」のレビュー、評価

これらのモデルでのWiFi通信機能では、データの更新の他に取締りデータのユーザー間の共有が可能になっています。

周囲でレーダー波を探知した車両があると、その情報をコムテックのサーバー経由で他の車両に送信するという仕組みとなっていますが、通常のレーダー波であればデータを共有しなくても検知が可能ですし、光電管式の取り締まりに対応しては反応しません。

※2018年モデルの「ZERO 705/805V」以降では、これに加えて手動でのユーザーの投稿ポイントも反映されるように改善されています。

おそらく、ステルス式のネズミ捕りではかなり有効な機能ではないかと思われます。

まあ、コムテックのレーダー探知機は誤報が多いので、精度には疑問が残りますけれども…プロモーション動画では誤報はサーバーで自動で識別してるとアピールされてますね。

※最新の2019年モデルでは誤報が大幅にカットされています。

コムテックのレーダー探知器の誤報についての見解

ドライブレコーダーとの連動機能

ドライブレコーダーとの連動機能は以下の通りとなっています。

ドライブレコーダーへの電源供給

ドライブレコーダーの映像出力

ドライブレコーダーの動画に警報を重ねて表示

ドライブレコーダーへのGPSデータの提供

ドライブレコーダーのレーダー探知機からの操作

ドライブレコーダーへのOBDⅡデータの提供&ビュワーソフトへの一部データの表示

OBDⅡデータのドライブレコーダービュワーソフトへの表示についてですが、最新モデルのドラレコ「HDR-751G」の場合には、マップ上にレーダー波受信ポイント・オービスGPSポイントが表示されます。(「HDR-352系」など、他のドラレコとの組み合わせにはない)

また、ビュワーのインジケーターにハンドル舵角・ウィンカー・ブレーキ状況・スロットル開度・タコメーター・インマニ圧などの表示項目も実装されています。

レーダー探知機とドラレコとの連動機能については、最新のドラレコ「HDR852G」と「ZERO 704V」の組み合わせを以下記事にてレビューしています。

コムテック超広角・超高解像度ドライブレコーダー「HDR852G」のレビュー、評価

小型移動オービスのレーダー波の探知

これは2017年以降に実装された機能で、小型移動オービスのGPS警報に加えてレーダー波の探知にも対応するようになりました。

※オービスのメーカーによっては対応しないものもあるとの事(オービス自体の種類が増え続ければ、当然一時的にはそうなる)

因みにコムテックのこれらのモデルは、「ZERO 704V」で試したところ、小型移動のレーダー波よりもGPS警報が優先される為、北本市深井の小型移動オービスの設置現場ではレーダー波警報は鳴りませんでした。(カウントダウン警報になる)

コムテック2017年第二弾レーダー探知機「ZERO 704V」のレビュー評価

なお、2017年夏モデルの「ZERO 704V」、2018年モデルの「ZERO 705/805V」については小型移動オービスの種類別のGPS警報が実装されています。(固定式・半可搬式・可搬式)

さらに2019年モデルの「ZERO 706/806」では小型移動オービスのレーダー波と通常のレーダー波を識別して警報する機能が実装されています。

コムテックの小型移動オービスの設置ポイントの収録データ数は、おそらく3社の中で最も多いと思われます。(体感的に)

ハイエンド「ZERO 700/800系」のまとめ

前述の通り、このクラスは性能・機能の差が少ないので価格で選んだ方が良いと思います。

現時点では3.2型なら2017年モデルの「ZERO 703/ 704V」、4.0型なら「ZERO 803V」がハイコスパですね。

エントリースタンダードクラスは「ZERO 304V」がおすすめ

ここではエントリースタンダードクラスを①ジャイロセンサー、②ドライブレコーダー連動機能、③WiFi通信機能を搭載しないモデルと定義しています。

このクラスのモデルはの差は、主に機能よりもデザインや液晶サイズの違いとなっています。何れも小型尾オービスのレーダー波探知・無線受信・OBDⅡ接続に対応していますが、液晶なしの「ZERO 105L」のみ車両情報の表示に対応していません。

ZERO 605VZERO 304VZERO 505MZERO 105L
19.01発売17.08発売18.06発売18.09発売
3.2型2.4型ミラー3.0型液晶なし
リモコンタッチスイッチボタンボタン
フルマップレーダースキャンなし
小型移動式オービスレーダー波探知
小型オービスGPS識別対応-
GPS16.5万/取締6.0万GPS16.0万件/取締6.0万

一体型液晶タイプ

一体型モデルは2019年モデル「ZERO 605V」、2018年モデル「ZERO 304V」の2つとなりますが、液晶のサイズや操作方法以外の面では性能・機能面で大きな差はなく、価格差を考えると「ZERO 304V」がおすすめです。

または上位グレードの型落ちである「ZERO 704V」辺りを検討しても良いでしょう。

ミラー型液晶タイプ

ミラー型液晶タイプは「ZERO 505M」となりますが、ドラレコをミラー型にするユーザーも増えており、各社ともにこのカテゴリーは年々絞られています。

他社では小型移動オービスのレーダー波を探知するモデルは、ユピテルから1モデルが発売されていますが、価格帯が全く異なりますので、コスパで選ぶなら「ZERO 505M」がおすすめです。

液晶なしのシンプルタイプ

GPSレーダー探知機で液晶を搭載しないモデルは、現状コムテックの「ZERO 105L」1モデルのみとなっています。

このモデルは2018年の年度更新で発売されていますので、機能・性能面で現行の一体型もモデルとの差はありません。

従って液晶なしなら「ZERO 105L」一択ですね。

コムテックレーダー探知機のまとめ

以上、コムテックのレーダー波探知の各グレードの特徴とおすすめモデルについてご紹介しました。

基本的には最新のレーザー探知モデルがおすすめですね。(笑)

レーザーが探知出来るレーダー探知機の性能比較テスト

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

■ レーダー探知機のメニュー入口

■ ネット通販で購入した持ち込みパーツの取り付け店舗の探し方

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