※2020年10月17日更新~最新の情勢に合わせて内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

9月のパナソニックに続いて10月上旬にはパイオニアからからも最新サイバーナビ・楽ナビ・カーナビ連携ドライブレコーダーの発表されています。

サイバーナビ・楽ナビともに昨年にフルモデルチェンジを実施していますので、今年は軽微なマイナーチェンジとなっているようです。

パイオニアの方向性は昨年のフルモデルチェジでより明確になり、それを端的に表現すると「車載WiFiを使用してのネット環境の構築と活用」と言った具合になります。

2020~2021年モデルの更新ポイント

パイオニアの報道情報によると、今年の更新ポイントはそれほど大きなものではなく主に以下の2つのポイントになるようです。

・レコーター遠隔再生対応機器が増えた

・最新2カメラドライブレコーダー「VREC-DS800DC」との連動に対応(旧サイバーも連動自体は出来るらしい)

因みにここには書かれていませが、MCC2(ミュージッククルーズチャンネル2)は2021年3月をもってサービス終了となります。

MCC2はスマホの音楽配信アプリに取って代わられる形で役目を終えた感がありますね。割と大往生な感はあります(笑)

昨年大規模な変更を行っていますので、今年はほとんど変わってないですね。

ただ、昨年フルモデルチェンジから漏れてしまった車種専用大画面モデルについては今年もフルモデルチェンジはお預けで残念な事になっています。

サイバーナビは「オンラインナビ」

では、ここからは2019年モデルから実装された機能のおさらいです。

現行サイバーナビの最大の特徴は、ドコモの専用WiFiアクセスポイントを使用してカーナビ自体が高速インターネット通信を使用できるだけでなく、スマホなどのガジェット類もWiFiアクセスポイントに接続が可能、車載WiFi機能が一体化したカーナビであると言えそうです。

まあ、この発想自体は特に新しいものではなく、その気になれば車載WiFi環境はモバイルルーターを使用する事で簡単に構築出来てしまいますし、そもそも各自のスマホがLTE通信やテザリングに対応しているのに、カーナビにWiFi機能を持たせる事が必要なのか?と感じるところもありますよね。

車載WiFiにおすすめのモバイルルーターをズバリ3つ紹介

サイバーナビのWiFi環境は、基本的にはモバイルルーターを活用した車載WiFiの構築と変わらないのですが、サイバーナビならではの通信面での付加機能もいくつか存在しています。

サイバーナビの通信付加機能

現行新型サイバーナビのWiFi環境の付加機能は、主に以下の5つのポイントです。

①回線がドコモのLTEで安定感と速度は充分…らしい
②回線使用料金が爆安!(1日500円/30日1500円/365日12,000円)で、1年は無料
③Youtubeを直接再生する為のブラウザを搭載
④全地図更新が完全WiFiで可能
⑤自宅のWiFiネットワーク経由で、家庭のレコーダー内の動画を再生可能

ドコモのLTEで安定感と充分な通信速度

ドコモのLTE回線については、昨年の発表時点で私はこんな表現をしています。

ドコモのLTEの通信圏の広さは議論の余地はなく、私は昨年すべてのモバイル回線をドコモに切り替えていますが、速度に関してはパイオニアがどれだけドコモの回線のキャパを押さえているかにもよりますので、実際に製品が出回ってみなければ読めないところもあります。

ただ、今回の製品発表会ではドコモとがガッツリ取り組んでますよ的なアピールに、全体の1/4程度の時間が割かれていますので、これで回線がカクカクだったらマジでウンコですな。(ドコモの担当の方からも準備は万端!との説明あり)

※ドコモの担当の方はプレゼンの資料にも登場するくらいの力の入れようです。

…なので、回線は高速であると言う前提となり、この前提が崩れるのであれば話はここで終わりになってしまいます。

価格.comなどの人柱レビューを見ていると常時20~30Mbpsは出ているとの事なので速度の面は問題なさそうですね。

回線使用料金が爆安!

車載WiFiや、スマホを使っての車内での動画アプリなどの使用は通信費が気になるところですよね。

サイバーナビで使用可能なドコモの回線は、定額使い放題で以下の価格設定となっています。

・1日~500円
・30日~1500円
・365日~12,000円

最近はガースーの意向で大手キャリアの通信費が下がりそうな気配ですが、例えばYoutubeを100万画素の解像度で1時間再生した場合、概ね1GBの通信データを使用します。

現段階だと通信量1GB当たりのコストは500円程度が世間の相場ですので、1ヶ月に3時間以上の動画を再生するのであれば、ドコモのin Car Connectの方が安くなる計算ですね。

因みにモバイルルーターを使用した場合には、WiMAXなら回線速度は充分ですがエリアが狭く、その他のルーターの場合には速度が遅くなりがちです。

毎月の支払いも3,000~4,000円になる事を考えばドコモのin Car Connectの方が断然お得です。

※最近は3,000以下の価格帯でも、ソフトバンク回線を使用した100GBクラスの大容量プラン、速度も10Mbps程度で安定している格安SIMも出て来ていますので、サイバーナビでなくとも車載WiFi環境の構築のハードルは下がっていますが、パイオニア×ドコモのコラボのコスパ面での破壊力は凄いと思います。

車載WiFiにおすすめのモバイルルーターをズバリ3つ紹介

Youtubeを直接再生する為のブラウザを搭載

以前からカーナビでYoutubeを再生したいと言う要望は非常に多く、それに付随してカーナビでスマホをミラーリングする方法などに対しての世の中の関心が高まっていますが、現行サイバーナビではYoutube再生用の専用ブラウザを搭載しています。

因みにサイバーナビではないですが、私はディスプレイオーディオ「DMH-SF700」の方でこの機能を試しています。

■ 「DMH-SF700」YouTube ブラウザ機能について

 

車内で視聴したい動画アプリがYoutubeだけであれば、これは他社に対しての大きなアドバンテージになりますね。

因みにFire TVも使用する事が出来ますが、これは旧モデルと同様にHDMI入力ポートにFire TVを接続する方式で、通信面のみがスマホのテザリングなどではなく、サイバーナビのWiFiを使用すると言う形になります。

Fire TVをカーナビで使ってみた!

ChromecastやApple TVについても概ね同様かと思います。

「Chromecast」をカーナビで使用してみた!

全地図更新の完全WiFi化

地図更新は差分更新であれば2018年以前の従来型のサイバーナビでもスマホのアプリ経由で可能でしたが、現行モデルは直接太いネット回線に接続された状態になりますので、全地図までがWiFiで自動更新可能となっています。

カーナビの地図更新はお金も掛かる上に結構面倒だったりしますので、これは嬉しいところですね。

自宅のWiFiネットワーク経由で、家庭のレコーダー内の動画を再生可能

これはサイバーナビの最大の差別化ポイントですので最も開発コストが掛かっている部分かと思うのですが、現行サイバーナビでは家庭内のWiFiネットワーク経由で、レコーダーのストレージに保存されている動画をストリーミング再生する事が出来ます。

パイオニアの調査によると、動画メディアの種類別の視聴スタイルの構成は、①リアルタイムのTV番組の次に②TV番組の録画、となっており家庭のレコーダーに録画した動画を再生したいユーザーは多いとの事でした。(2019年の製品発表会の資料ですけど)

レコーダーについては以下の製品が対応機種となり、現時点ではSONY製品は含まれないとの事。

■ 対応機器

①パナソニック:おうちクラウドディーガ、ディーガ
②シャープ:AQUOS 4Kレコーダー、AQUOS ブルーレイ
③東芝:レグザタイムシフトマシン、レグザブルーレイ
④アイ・オー・データ:TVチューナー製品、NAS製品
⑤バッファロー:リンクステーション NAS製品
⑥NTTぷらら:ひかりTV
⑦NTTドコモ:ひかりTV for docomo

因みにこの機能を実装する為に、サイバーナビ側だけでなくレコーダー側のプログラムの調整も必要になり、かなりのコストが掛かっている様子です。

HDの100万画素液晶を採用

これも2019年モデルからの継続事項ですが、現行サイバーナビは全グレードで100万画素の高精細液晶を採用しています。

7型までなら従来の30~40万画素粗さは感じないですが、8型以上になると高精細化が業界のトレンドです。パナとかは有機ELになってますが。

高画質にどこまで価値を見い出せるかは個人差が大きいので難しいところです。

パナソニックカーナビ 2020年フローティングディスプレイ上位モデルの特徴を解説

各グレードのスペック概要

10型の車種専用モデルに関しては残念ながら昨年同様にほぼ地図更新のみのマイナーチェンジとなっています。

10型モデルは機能的に全く別物になりますので、まずは車種共通の7~9型から解説します…と言っても機能的な面でのグレードは2種類だけで、あとは液晶または本体のサイズ違いになります。

7~9型の車種共通モデル

7~9型の車種共通モデルはこちらの6品番で主な違いは以下の通りです。

 WiFiルーター液晶
AVIC-CW911OP7型180W
AVIC-CW911-DC付属
AVIC-CL911OP7型200W
AVIC-CL911-DC付属
AVIC-CQ911OP9型
AVIC-CQ911-DC付属

サイズ以外の面ではドコモのUSBドングル型のモバイルルーターが付属するかOPになるかの違いですが、これがないとこのサイバーナビを選ぶ意味がない気がします。

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その他の主な仕様は以下の通りです。

・メディア対応~フルセグ・CD録音・DVD・USB・Bluetooth・HDMI出入力
・付属品~スマートコマンダー
・オプション品~MAユニット
・地図更新~4年まで無料
・連動ドライブレコーダー~「VREC-DS800DC
・対応バックカメラ~~「ND-BC8Ⅱ
・対応ETC2.0車載器~「ND-ETC9
・スマートループ&VICS WIDE対応

10型車種別モデル

10型車種専用モデルは以下の6車種になります。

・ヴォクシー
・ノア
・エスクァイア
・アルファード
・ヴェルファイア
・ステップワゴン

おそらく…ですが、2021年モデルでは車種専用モデルもフルモデルチェンジになりそうですし、今年は買わない方が良いような気がしますね。

まとめ

以上、サイバーナビ2020年モデルの特徴について解説しました。

個人的にはネット回線を使用した家庭内のレコーダーの再生よりも、ドコモ回線を使用した激安通信プランでFire TV、Chromecast、Apple TVの需要の方が大きいような気がしますね。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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