こんにちは!Omiです。

9月上旬にパナソニックからカーナビ、ドライブレコーダー、バックカメラの2020年向け最新モデルが発表されています。

今回は同社のフラッグシップモデルである、9~10型のフローティングディスプレイのStradaの特徴について解説します。

2020年の更新ポイントはズバリ有機EL化

パナソニックのフローティング液晶大画面ナビも2016年のデビューから4年が経過し、今年は5代目となりました。

昨年のモデルチェンジでは従来の9型液晶モデルに加えて10型モデルが追加となり、ベゼルの面積をを最小限に抑えた新開発のディスプレイが目玉となりましたが、今年はこれが液晶ではなく有機ELディスプレイとなりました。

最近はスマホの方も上位機種では有機EL化が進んでいますが、恥ずかしながらこのワタクシは有機ELディスプレイを使った事がありません。

液晶は韓国・中国生産(韓国は中国にやられかけている)が主流となった事で現在では昔では考えられないくらいに価格が下がっていますが、有機ELはまだまだ価格が高く普及も進んでいません。

パナソニックの大型テレビは自社で有機ELパネルを生産している訳ではなく、世界の90%程度のシェアを持つ韓国のLGからパネルを調達して自社で組み立てを行っているようですが、このタイミングでカーナビに有機ELを投入してくる…と言うのは想定外でした。(カーナビ用の有機ELは中国BOE製?)

 

私はこっちの情勢にはあまり詳しくないですが、有機ELは大型ディスプレイではそれほど普及が進んでおらず、小型・中型ディスプレイの市場が先行して拡大しているそうです。

このソースはこちらのサイトを参考にさせて頂きました。

■ 有機EL・液晶パネルシェアと中国勢の猛攻に苦しむLGとサムスンとJDI

 

有機ELは価格がままだ高く、従ってディスプレイ以外の部分での付加価値を付けて価格を上げ易いスマホなどでは値段が通りそうですが、大型ディスプレイでは価格に見合った価値感が出せていないと言ったところなのでしょうか。

それではカーナビはどうなのでしょうか?ディスプレイ以外の部分で価格に見合った付加価値が出せるのか?

これは価格設定次第では黒歴史になる可能性がありますね(笑)

有機ELの特徴

有機ELは液晶とは異なり、バックライトで素子を裏から照らすのではなく素子自体が発光する事で、液晶よりも色や明暗の表現力が高いのが特徴です。

特に黒の表現が液晶の場合にはバックライトを使用している関係で白っぽくなり易いですが、素子を消灯させ有機ELは漆黒の表現が可能となります。

まあ、これは現物を見なければ分からないと思いますので、近所の家電量販店で有機ELディスプレイを見てみましょう…と思って近くのヤマダ電機で有機ELと液晶を見比べてみましたが、液晶表面がグレアかノングレアか、などでも見え方は変わります。

確かに有機ELの方が色目がパキッと出ている感じがしましたが、周囲の反射もバカにならず、カーナビの場合には反射が強く出そうな気がしますね。

カーナビに有機ELを採用する恩恵は、動画メディアが高画質で視聴出来る事に尽きますので、パナソニックのカーナビは対応する動画メディアの汎用性ではなく、高画質化に舵を切ったという事でしょうか?

一方でここ1~2年の流れではパイオニアは最上位クラスではインターネットを活用した動画の再生、少し下のモデルでもスマホとのミラーリングや、Fire TV、Chromecast、Apple TVなどとの親和性を高めるような動きとなっていますので、私はこちらの方が一般受けしそうだと感じていますし、有機ELには全く興味がないです。(それはお前の感覚が世の中の大勢からズレてると言われたらそれまでですが、ズレてるのはパナの方だと思う…たぶん)

…なんて言ったらガジェッターとしてはお終いですが、動画の画質にはこだわりたい、と言う方にはおすすめです。

また、もともと大画面ナビとしては対応車種が多いのがパナソニックの魅力でもあるので、大画面ナビのうち、有機ELを採用していない下位モデルについてはこのクラスの製品としては売れ筋No.1になるかも知れませんね。

■ パナソニック大画面ナビ車種別対応表

フローティング3モデルの違い

今回発表されているのは3モデルになりますが、それぞれのスペック概要はこちらの通りです。

CN-F1X10BLDCN-F1X10LDCN-F1D9VD
20.10発売
10有機EL 100万画素9型液晶 38万画素
VICS WIDE
ETC2.0対応車載機
フルセグ/DVD/SD/USB/Bluetooth/CD録音
ブルーレイ-
HDMI IN×1
HDMI OUT×1
HDMI IN×1HDMI×
ハイレゾ再生(FLAC/WAV)-
Navicon
連携ドラレコ
CA-DR03HTD
連携ドラレコ
CA-DR03TD
バックカメラ
バックカメラ
CY-RC100KD
ステアリングリモコン
地図更新
全地図3年間で1回無料
取付・取扱説明書
車種別対応表
工賃が安いカーナビの持込取り付けが出来るお店の探し方

10型の上位2機種では有機ELパネルを採用、9型モデルは従来の液晶パネルとなっています。

最上位モデルの「CN-F1X10BLD」だけの機能は以下の2つです。

・HDMIリピート~HDMI OUTポートでリアモニターに映像をデジタル出力出来る(スマホのミラーリング映像もそのままリアモニターに映し出せる)
・ブルーレイの再生に対応

個人的にはブルーレイを再生したい人はこれを買ったら良いと思いますが、HDMIリピート機能は下位モデルから対応させても良いのでは?と感じます。

上から2つ目の「CN-F1X10LD」もそこそこの価格になると思いますが、HDMI入力には対応しています。

…が、それで「HDMIリピート機能に対応しないって何だよ?」と言う気がしますね。

また、パナソニックは自社でリアモニターを扱っていないので、一式パナソニックと言う構成が組めない点も問題でしょう。

 

一方で9型38万画素液晶モデルの「CN-F1D9VD」は、従来式の液晶モデルで昨年とほとんど代わり映えしてませんが、おそらくここがボリュームなのかな?とも感じます。

この製品は上位モデルにある、ハイレゾ再生・HDMI入力・音声認識機能が外されており、液晶だけが大型、AV機能はスタンダードとなってます。

このグレードにHDMI入力ポートが実装されていれば、今年もかなりおすすめしていたかも知れませんが残念です。

周辺機器との連携状況

これら3モデルは全て自社ドラレコ・バックカメラとの連携が可能ですが、100万画素の上位2機種と、38万画素の下位モデルでは連携するドラレコとバックカメラの型番が異なります。

おそらくドラレコに関しては、カーナビに30万画素で出力していた2019年モデルの「CA-DR03TD」を100万画素出力に変更したものと考えられます。

バックカメラはイメージセンサーごと新しいものに変更し、100万画素HDR化しているようです。

最近はバックカメラも高解像度HDR化がトレンドになっていますが、パナソニックのHDRはちょっと微妙な感じがします。

まとめ

以上、パナソニックの大画面カーナビ2020年モデルの特徴を解説しました。

個人的にはイマイチなモデル更新と感じましたが、今月末にはパイオニアの新製品が発表されるようなので、こっちの出方も気になりますね。

■ パナソニック大画面ナビ車種別対応表

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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