こんにちは!Omiです。

2017年ごろからamazonでの出品が増えている中華系のandoroidカーナビ(正確にはオーディオ)のうち、大画面液晶とフルセグ地デジに対応した製品に特化しているメーカーが「XTRONS」です。

今回は「XTRONS」と言うブランドについてご質問を頂きましたので、分かる範囲で解説します。

「XTRONS」は香港の会社

睿智電子有限公司と言う香港の商社で日本に「株式会社エクストロンス」と言う法人を立ててamazon、楽天、Yahooショッピングで製品の直販を行っています。

現状、中華系ガジェットの生産・販売には以下の3つの形態があります。

①中国の会社が中国の工場で生産し、日本に法人を立てずにamazonなどで直販、楽天・Yahooショッピングでは代理店から出品

②中国の会社が中国の工場で生産し、日本に法人を立ててamazon・楽天・Yahooショッピングなどで直販

③日本の会社が中国の工場で生産し、amazon・楽天・Yahooショッピングなどで直販

中国からの直販だと楽天・Yahooでは口座が開設出来ない為、その対策とサポート対応の為に日本に法人を置いているのか、はたまた日本法人にその他の業務機能も存在しているのかまでは分かりませんが、各モールで電話番号も公開されていますので他の中華ブランドよりはサポートとの連絡は取り易いと思われます。

「XTRONS」のカーナビ、各モデルの特徴

「XTRONS」が展開しているのは正確にはカーナビではなく、android OSを搭載したオーディオですので、スマホのテザリングやモバイルルーター、WiFiドングルなどと合わせて使用する事で、Google MapsやYahooカーナビなどの各種ナビアプリが使えます。

こう言ったガジェットは既に珍しいものではなくなり、私も過去に2モデルを実際に使用しています。

Android OS搭載のカーナビとオーディオのまとめ

このうち、「XTRONS」の製品はややアッパーの価格帯に属し、液晶サイズが大きい上に地デジに対応、CPUやOSのバージョンなども比較的新しいものが使用されているのが特徴となっており、日本に出回っているこの手の製品の中ではハイエンドの括りとなります。

また、一部の機種ではandroid OSに加えてオフラインでも使えるゼンリンの地図アプリを搭載しています。

現行の主要モデルの特徴は以下の通りです。

7型モデル

7型モデルは3系統での展開となっています。

「TSD700L」

「TSD700L」は「XTRONS」のカーナビの中ではエントリークラスに当たり、2DINの筐体に7型のスタンダードな液晶を搭載しています。

TSD100L単品地デジセット
7型/1024*600
2DINサイズ
Android 9.0
Intel ATOM X86 4コア
メモリ2GB
ストレージ16GB
Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ
-地デジチューナー

端末としてのスペックはそれほど高くはなく、CPUはATOM(型番不明だが4コアらしい)、2GBのメモリに16GBの内部ストレージ搭載となっています。

この手のAndroid系のオーディオとしても、スマホやタブレットとしてもエントリークラスのスペックです。

Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオなどのメディアには対応しているものの、CD/DVDドライブは非搭載、地デジについてはOPでセットとなったモデルも存在しています。

アプリ類を一度にいくつも使用しないなら問題ないかと思いますが、android端末は低スペックだと重くなったりする事があるので、2020年基準ではもう少し余裕のあるハードウェアの製品を選びたいところです。

「D715P」

「D715P」は1DINの筐体に7型の液晶を搭載したCD/DVDドライブ内蔵のエントリーモデルです。

D715P
7型/1024*600
1DINサイズ
Android 9.0
Coretex-A35×4コア
メモリ2GB
ストレージ16GB
Bluetooth/microSD/USB/CD/DVD/WiFi/ラジオ

こちらも端末としてのスペックはそれほど高くはないエントリーモデルとなっており、CPUはCoretex-A35×4コアの構成、2GBのメモリに16GBの内部ストレージ搭載となっています。

Coretex-A35は2015年にリリースされた省電力タイプのCPUですので、パフォーマンスはそれほど期待出来ません。

「TQ709系」

「TQ709」「TQ709IPL」「TQ709SIPL」はXTRONの7型カーナビとしては最上位クラスに当たり、地図ソフト・外付けの地デジチューナーの有無で型番が分けられています。

筐体はいずれも2DINタイプです。

TQ709TQ709IPLTQ709SIPL
7型/1024*600
2DINサイズ
Android 9.0
Coretex-A72×2コア+Coretex-A53×4コア
メモリ4GB
ストレージ64GB
Bluetooth/microSD/USB/HDMI OUT/WiFi/ラジオ
-地図ソフト
-地デジ

CPUには省電力性よりもややパフォーマンスを重視したCoretex-A53×4コアと、完全にパフォーマンス重視のCoretex-A53×2コアの計6コア構成となっており、4GBのメモリ、64GBのストレージを搭載し、現行モデルとしては最高クラスのスペックとなっています。

従ってパフォーマンス重視のユーザーに最もおすすめのグレードになります。

10型モデル

10型モデルは4系統での展開となっています。

「TSD100L系」

「TSD100L」と「TSD100SIL」はベースは同一のハードウェアで外付けの地デジチューナーの有無で型番が分けられています。

筐体はいずれも2DINタイプです。

TSD100LTSD100SIL
10型フローティング/1024*600
2DINサイズ
Android 9.0
Intel ATOM X86 4コア
メモリ2GB
ストレージ16GB
Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ
-地デジチューナー

この2つのモデルは液晶こそ10型とラージサイズですが、端末としてのスペックはそれほど高くはないエントリーモデルとなっており、CPUはATOM(型番不明だが4コアらしい)、2GBのメモリに16GBの内部ストレージ搭載となっています。

この手のAndroid系のオーディオとしても、スマホやタブレットとしてもエントリークラスのスペックです。

Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオなどのメディアには対応しているものの、CD/DVDドライブは非搭載、地デジについては「TSD100L」が非対応、「TSD100SIL」は外付けのチューナーが付属します。

アプリ類を一度にいくつも使用しないなら問題ないかと思いますが、android端末は低スペックだと重くなったりする事があるので、2020年基準ではもう少し余裕のあるハードウェアの製品を選びたいところです。

「DA199IPL系」

「DA199IPL」「DA199SIPL」もベースは同一のハードウェアですが、こちらも外付けの地デジチューナーの有無で型番が分けられています。

筐体はいずれも1DINタイプです。

DA199IPLDA199SIPL
10型フローティング/1024*600
1DINサイズ
Android 9.0
Coretex-A35×4コア
メモリ2GB
ストレージ16GB
Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ
-地デジチューナー

こちらも端末としてのスペックはそれほど高くはないエントリーモデルとなっており、CPUはCoretex-A35×4コアの構成、2GBのメモリに16GBの内部ストレージ搭載となっています。

Coretex-A35は2015年にリリースされた省電力タイプのCPUですので、パフォーマンスはそれほど期待出来ません。

ストレスなく使うなら、性能に余裕のある上のグレードを選んだ方が良いような?

「TBX104系」

「TBX104」「TBX104SI」もベースは同一のハードウェアですが、こちらも外付けの地デジチューナーの有無で型番が分けられています。

また、「TBX104」には地図ソフトあり・なしのバージョンが存在し、「TBX104SI」は地図ソフトあり、地デジチューナーありのモデルとなります。

筐体はいずれも2DINタイプです。

TBX104TBX104SI
10型フローティング/1024*600
2DINサイズ
Android 9.0
Coretex-A53 8コア
メモリ4GB
ストレージ64GB
Bluetooth/microSD/USB/CD/DVD/WiFi/ラジオ
-地図ソフト
-地デジチューナー

Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ以外にもCD/DVDドライブを搭載し、対応メディアは全て網羅しています。

CPUには省電力性よりもややパフォーマンスを重視したCoretex-A53×8コアの構成を採用し、4GBのメモリ、64GBのストレージを搭載した余裕のあるスペックとなっています。

アプリをガンガン使いたい方はこのグレード以上を選んだ方が良いでしょう。(実機テストはしていないので、あくまでも一般論としてです)

「TQ109P系」

「TQ109P」「TQ109SIP」はXTRONのカーナビとしては最上位クラスに当たり、こちらも外付けの地デジチューナーの有無で型番が分けられています。

筐体はいずれも2DINタイプです。

TQ109PTQ109SIP
10型フローティング/1024*600
2DINサイズ
Android 9.0
Coretex-A72×2コア+Coretex-A53×4コア
メモリ4GB
ストレージ64GB
Bluetooth/microSD/USB/CD/DVD/HDMI OUT/WiFi/ラジオ
-地デジチューナー

本機はBluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ以外にもCD/DVDドライブを搭載し、対応メディアは全て網羅している上、HDMI出力ポートを搭載しています。

CPUには省電力性よりもややパフォーマンスを重視したCoretex-A53×4コアと、完全にパフォーマンス重視のCoretex-A53×2コアの計6コア構成となっており、4GBのメモリ、64GBのストレージを搭載し、現行モデルとしては最高クラスのスペックとなっています。

従ってパフォーマンス重視のユーザーに最もおすすめのグレードになります。

まとめ

以上、XTRONSカーナビの2020年3月時点での現行モデルをご紹介しました。

この手の中華製品は品質のバラツキがあり、私も過去にトラブルに見舞われた事がありますのでまだ万人にお勧めできるようなものではありませんが、DIYでカーナビの脱着が出来る上、ガジェット類にも詳しい方は試してみる価値はあるかと思います。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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