PUMPKINのカーナビのまとめ

こんにちは!ドライブレコーダー専門家の鈴木朝臣です。

「XTRONS」と同じく、amazonなどで10インチの大型液晶を搭載したAndroidカーナビ(正確にはオーディオ)の品揃えが充実しているのが中国メーカーの「PUMPKIN」です。

日本では大型液晶のAndroidカーナビについて、この2社以外は単品展開のブランドしか存在していませんので、今回は「PUMPKIN」のAndroidカーナビの各モデルの特徴について調査しました。

「PUMPKIN」のカーナビ、各モデルの特徴

「PUMPKIN」が展開しているのは正確にはカーナビではなく、android OSを搭載したオーディオですので、スマホのテザリングやモバイルルーター、WiFiドングルなどと合わせて使用する事で、Google MapsやYahooカーナビなどの各種ナビアプリが使えます。

こう言ったガジェットは既に珍しいものではなくなり、私も過去に2モデルを実際に使用しています。

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「PUMPKIN」の現行モデルの特徴は以下の通りです。

7型モデル

2020年3月時点では7型モデルはこちらの「BZ8495」のみとなっています。

BZ8495
7型/1024*600
2DINサイズ
Android 9.0
CPU不明 32bit/8コア
メモリ4GB
ストレージ32GB
Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ

CPUの型番は公開されていませんので他社製品との単純比較は難しいのですが、メモリとストレージについては業界の最エントリーが1GB/16GBとなっているのに対して「BZ8495」は4GB/32GBですので、Androdiカーナビ全体の中ではアッパーミドルクラスのスペックと言えそうで。

7型ならATOTO「A6」が最も売れている製品かと思いますが、「A6」は最高でも2G/32Gでの展開ですので、単純なスペック比較では「BZ8495」の方が上になります。

Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオなどのメディアには対応しているものの、CD/DVDドライブは非搭載、地デジについても非対応です。(チューナーから外部入力はOK)

因みに「XTRONS」からはさらに上のクラスに当たる「TQ709」が販売されています。

CPUもストレージも「TQ709」の方が上位っぽい構成で、価格は1,000円しか変わらないので7型の本命は「TQ709」かなと…。

10型モデル

2020年3月時点では10型モデルはこちらの2モデルでの展開となっています。

BZ9441BZ9411
10型フローティング/1024*600
1DINサイズ2DINサイズ
Android 9.0
CPU不明 4コア
メモリ2GB
ストレージ16GBストレージ32GB
Bluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオ

このうち「BZ9441」は1DINタイプ、「BZ9411」は2DINタイプです。

どちらも4コアのCPUにメモリ2GB、ストレージはそれぞれ16/32GBとなっており、スペック的にはスタンダード~アッパーミドルと言った形となります。

7型モデルと同様にBluetooth/microSD/USB/WiFi/ラジオなどのメディアには対応しているものの、CD/DVDドライブは非搭載、地デジについても非対応です。(チューナーから外部入力はOK)

同クラスの「XTRONS」の製品としては1DINならほぼ同等のスペックである「DA199IPL」が存在し、こちらの方が若干割安になっています。

2DINタイプは「XTRONS」の3つの製品と比較すると、一番下のグレードよりもやや上と言った位置付けになり、最新のハイエンド機種であれば「XTRONS」の一択となりそうです。

まとめ

以上、「PUMPKIN」のAndroidカーナビの特徴について解説しました。スペック的には「XTRONS」には劣りますのであとは価格とのバランスで選ぶ事になりそうです。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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