※2020年2月27日更新~ほぼ2020年モデルの全容が見えたので全面的に内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

セルスターが珍しく他のメーカーに先行してレーザー対応の新型レーダー探知機を相次いで発表しており、2月末の時点でほとんど2020年のラインナップが出揃った形になっています。

この後、おそらく3.7型液晶の静電式タッチパネルのモデルである「AR-4」の発表が控えていると推察されますが、完全に方向性が見えていますので一足先にセルスターの2020年モデルのレーダー探知機について解説します。

2019年中盤までと2020年の流れは異なる

2019年は各社から相次いでレーザー式の取り締まりに対応したレーダー探知機が発売され、期中に細かいマイナーチェンジを行った事で、前半と後半のモデルでは通常の年の年度更新以上の相違があります。

特にセルスターについては、レーザー対応のデビュー作が一体型静電式の最上位型番「AR-W86LA」とレーザーのみを探知できる「AL-01」が秋に発売されていますが、年内にレーザー受信部がセパレート構造になった「AR-1」「AR-2」が登場し、早くも最上位である筈の「AR-W86LA」が型落ち状態になり掛けています。

レーザーは障害物に対する透過率が極端に低い為、過去の実験では前方に大型車両がいる場合には直前まで探知できず、先行車の大きさと車間距離、レーザー式オービスとの位置関係次第ではレーザー探知部分のみを助手席側のなるべく高い位置に設置した方が探知距離が長くなるとの結論に至っています。(詳しくは以下動画で)

このような事情から、セルスターのセパレートモデルはそれ以前の製品と比べるとレーザーの探知能力が高くなると考えられ、新品を購入する場合には一体型ではなくセパレート一択と言っても良い状況です。

2019~2020年モデルの機能の違い

セルスターのレーダー探知機は原則としてフルマップレーダースキャン対応となり(非対応のエントリーはレーザー受信も不可なので紹介しない)、2019~2020年モデルの機能差を簡潔にまとめると以下の表の通りとなります。

 レーザー探知部液晶WiFiドラレコ
AL-01単独---
AR-46LA一体3.2型-連動
AR-W86LA一体3.7型タッチ連動
AR-1別体3.2型--
AR-2別体3.2型-
AR-3別体3.2型連動
AR-4(予測)別体3.7型タッチ連動
AR-5別体ミラー3.2型連動

※小型オービスのKバンドのレーダー波は全ての機種で受信できませんので、GPSのみでの警報になります。

なお、一体化の「AR-46LA」はセパレートの「AR-1/2」よりも後の2020年1月に発表されたモデルなので、完全に一体化モデルが消える事はないと思いますが主力は間違いなくセパレート型になって行くでしょう。

ドラレコ連動一体型の「AR-46LA」「AR-W86LA」

「AR-46LA」「AR-W86LA」は一体型のレーザー探知機で、レーザー受信部が装備されている以外は過去モデルとほとんど変わらない仕様です。(「AR-W86LA」は過去の静電式よりもコンパクトになったが)

「AR-46LA」はWiFi非対応のリモコン操作モデル、「AR-W86LA」はWiFi対応の静電式タッチパネルモデルですが、いずれもレーザー受信部が本体に追加された為、従来のドライブレコーダーとの連動ポートはフリーな状態ですので、ドラレコとの連動も可能である点が新世代の「AR-1」「AR-2」に対するアドバンテージです。

実機レビュー 「AR-W86LA」セルスターレーザー探知ができるレーダー探知機の評価

ドラレコ連動なしのセパレート「AR-1」「AR-2」

過去のセルスターのレーダー探知機は、スタンダードグレード以上の全機種でドライブレコーダーとの相互通信による連動に対応していましたが、「AR-1」「AR-2」ではドライブレコーダーとの接続ポートがレーザー受信機との接続に割り当てられている為、相互通信は不可となっています。

その他の機能的な面では旧モデルと同様の括りで下位グレードにあたる「AR-1」がWiFi非対応、「AR-2」がWiFi対応モデルとなります。

一見すると最大のボリュームゾーンになりそうなグレードですが、レーザー受信以外の面では2015~2019年前半辺りの同社型落ちモデルと機能的には変わらず、これらの旧モデルはスタンドアローンのレーザー受信機「AL-01」を追加する事でセパレート型のレーザー探知機にアップグレードします。

従ってドラレコ連動型のセルスターのレーダー探知機を使用している場合には、「AL-01」を追加する方法が最もコスパの高い選択肢となります。

後付け可能!セルスターレーザー探知機「AL-01」発表!

セルスターの製品を新品で選ぶなら「AR-1」「AR-2」もアリかな?とも感じますが、ユピテル・コムテックでは2016年に実装されている小型オービスのKバンドは受信出来ませんので、ここをどう捉えるかですね。

因みにユピテルもコムテックもKバンドの誤報が出まくるので、この辺りは考え方次第です。(私ならユピテルを選びますが)

セルスターセパレートレーザー探知ユニット付きのレーダー探知機「AR-1」「AR-2」発表!

ドラレコ連動セパレートの「AR-3」「AR-4」

この記事を書いている2020年2月末の時点では「AR-4」は未発表なのですが、おそらく過去の傾向と直近の流れから推察すると3月中に「AR-4」と言う型番で静電式タッチパネルの3.7型が出てくる筈です。

「AR-1」「AR-2」はドラレコ相互通信用のポートをレーダー受信部との接続に充てている為、相互通信には非対応ですが、「AR-3」「AR-4」はレーダー受信部との接続をアナログピンとする事でドライブレコーダーとの相互通信との併用を可能にしています。

最近のドライブレコーダーは2カメラが主流ですので連動のメリットは薄いですが、連動で遊んでみたい方は?と言ったところでしょうか。

このような情勢なので「AR-4」はドラレコ相互通信非対応の「AR-1」「AR-2」の上位モデルになる可能性もありますね。

ドラレコ連動セパレートミラー型の「AR-5」

「AR-5」は2020年2月末時点では唯一のミラー型レーザー対応モデルです。

ユピテル・コムテックともに2019年はミラー型のモデル更新は行っていないので、このままラインナップから消えてしまう可能性はありますね。

機能的な部分では「AR-3」のミラー型と言った感じで、WiFiとドラレコとの相互通信に対応となっています。

ミラー型自体がニッチなカテゴリーになりつつありますし、最近はスマートミラー型のドラレコも増えていますのミラー型のレーダー探知機は敢えておすすめはしません。

レーダー、レーザーの探知能力と誤報の傾向

固定オービスを除くと現状の警察の取り締まり方式は以下の4つに大別されます。

①従来のXバンドのレーダー式のネズミ捕り

②Kバンドレーダー式の小型オービス

③レーザー式の小型オービス

④光電管式のネズミ捕り

このうち、④の光電管式は全てのレーダー探知機で探知不能となっており、GPS警報に頼るしかありません。

①の従来式のXバンドの探知能力はメーカーごとにそれほど大きな差はありません。

③のレーザー式については、2020年2月末の時点ではユピテルのエスフェリックレンズ搭載モデルが若干探知距離が長く、それ以外のモデルでは優劣をつけられるほど大きな差は出ていません。

②のKバンドの小型オービスに対してはセルスターのレーダー探知機は全てGPSによる警報になり、レーダー波を受信する事は出来ません。

ただし、Kバンドを受信できるユピテル・コムテックの何れも、コカ・コーラの動体検知自販機や、マツダ車のセーフティセンサーを喰らうと誤報を出す傾向が強く見られ、実用性の面では疑問符が付きます。

従ってどのメーカーを選ぶべき!と言い切る事は難しく、誤報が多くても全ての取り締まりに対応して欲しいと考えるのであればユピテル・コムテック、誤報が多いのは使い物にならないと考えるならセルスターの製品をお勧めします。

私が一台選ぶならユピテルの「LS700」です。

レーザー長距離探知!ユピテル「LS700」の実機レビューと評価

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(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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