※2019年10月30日更新~受信強度設定レベル2でのKバンド受信、誤報テストが良好な結果となりました。

こんにちは!Omiです。

10月中旬にユピテル・コムテック・セルスターのレーダー探知機のテストに、はるばる大阪まで一般道で往復して来ました。

それぞれの製品でHシステムのXバンド・小型オービスのKバンドのレーダー波、レーザー式固定オービスのレーザー受信テストを行い、ある程度まともなデータが収集できたのは良かったのですが、帰ってきたらユピテルから最新モデルが発表されていました…。

その名もエスフェリックレンズ採用の「LS700」!

今年は年始からレーダー探知機各社とも、スタンダードクラスのモデルが発売された後に最上位機種が発表されており、「騙された!金返せ!」と声を大にして言いたい方も多いと思います。

私もその一人です。

これはもう…集団訴訟を起こしましょう。(嘘です)

セルスターの「AR-W86LA」の検証動画と記事を書くモチベーションが一気に失せてしまいましたが、気を取り直して「LS700」の特徴について見て行きましょう。

「LS700」の特徴

「LS700」のスペック概要は「LS300」とほぼ同様です。

「LS700」はセパレートタイプですが、1週間ほど遅れて各販路向けの型番違いの製品、一体化モデルも発売されています。

①「LS700」~セパレート ユピテルWEB直販モデル

②「Z200L」~セパレート指定店向けモデル

③「LS310」~一体化 特定カー用品店向けモデル

④「GS203」~一体化 一般向店向けモデル

⑤「A360α」~一体化 ユピテルWEB直販モデル

LS700LS300
19.10発売19.04発売
3.6型モニター
静電式タッチパネル
自動更新OP
情報共有OP
フルマップレーダースキャン
可搬式・半可搬式識別探知
レーザー光線照射探知
無線受信
GPS16.2万/取締5.7万GPS16.0万/取締5.6万

「LS700」の最大のポイントは「エスフェリックレンズ」と言う、集光能力に優れたレンズの採用でレーザー光の探知距離が従来比の3倍になった点です。(広角にも対応)

また、アンテナ部分が独立したセパレートタイプとなった事で、液晶部分の設置位置の幅が広がっています。

「LS300」「A350α」のレーザー探知能力は3社で最低だった

10月15~18日の期間で大阪のレーザー式固定オービスでGPS警報を切った状態での「A350α」「ZERO 807LV」「AR-W86LA」のレーザー受信テストを行ったばかりですが、「A350α」がダントツに誤報が多く、探知距離がやや短いと言う結果が出ています。

また、小型オービスのKバンドの誤報もやたらと多いのが「A350α」でしたので、「LS700」の完成度が気になるところですね。

「LS700」は従来比の3倍の距離でのレーザー探知が可能との事なのですが、500~600m手前で警報が鳴りだすと言う事であれば、かなり強い小型オービス対策となり得ます。

来春にはコムテックも「エスフェリックレンズ」採用モデルを出して来そうな気もしますけど(笑)

「LS700」のセット内容とデザイン

「LS700」のセット内容はこちらの通りです。

①液晶筐体

②アンテナユニット

③シガー電源ケーブル

④直結電源ケーブル

⑤ステー&両面テープ類

⑥取扱説明書

液晶筐体

液晶筐体部分は、アンテナやGPS類を内蔵しない為、一体型と比べるとかなりの薄型です。

一体化モデルのA350αと比べるとこれくらいの差があります。(手前LS700)

アンテナ部分

アンテナ部分はレーザー・レーダー受信機・GPSアンテナが一体化したものなので思ったより大きいです。

無線LANカードのセットアップ

本来は無線LANカードは専用品を使用する事になっていますが、専用品は割高なので毎度の事ではありますが安価な東芝のFlashAirを使用しました。

今回は家に転がっていた旧世代の8GBのFlashAirを使っています。

使用手順はレーダー探知機に挿さっているカードのデータを丸ごとPCに保存、それをFlashAirにコピペします。

この方法で特に不具合は出ていません。

車内への取り付け

今回はとりあえず仮設置と言う事で、リーフにA350αと合わせて取り付けました。

後で外すのですごく適当です。

それぞれのユニットの接続はこのような形になっています。

インターフェイスについて

インターフェイスや操作系については「A350α」と全く同じで、個人的には過去のユピテル機、他社の現行機の中で最も良いと感じます。(右がLS700)

なぜかと言うと、ユピテルはリモコンを廃止して久しく操作系が静電式タッチパネルに統一されていますので、インターフェイスがタッチパネル用に最適化されています。

※他社リモコンモデルと共用

インターフェイスの詳細については「A350α」の時にレビューしています。

レーザー式取締り対応のユピテルレーダー探知機「A350α」の実機レビュー

小型オービスのKバンドの受信と誤報の状況について

とりあえず…ではありますが、GPS警報を切った状態で埼玉県北本市にあります固定式小型オービスの受信状況をA350αと比較してみました。

2回テストを行いましたが、2回とも若干ではありますが「LS700」の方が早いタイミングで警報が鳴っています。

※制御が変わっているのか、セパレートタイプであるからなのかは分かりません。

レーダー受信強度のカスタマイズ

Youtubeの視聴者の方から教えて頂いたのですが、「LS700」のメニューには警報するレーダーの強度・速度がカスタマイズできるとの事です。

【LS700】

【A350α】

こんな感じで速度と強度をそれぞれ設定できます。

今回はレベル2以上の警報の設定でKバンドの受信テストをして欲しいと言う要望を頂いたので、i以下設定で北本市の小型オービスで受信テストを行いました。

①A350α:スーパーエクストラ(最高感度)

②LS700:0km/レベル2以上

ついでにこの設定で40kmの行程での誤報テストも行っています。

結果はこちらの通り

レベル2以上の設定でも「A350α」と同じ位置でKバンドの警報が鳴っており、誤報は10%未満に減っています。

この設定ならおそらく誤報もコムテックの「ZERO 807LV」より少なく、Kバンドの探知距離はそれを上回る可能性が高くなりました。

レーザー受信テスト

レーザー受信テストは11月に大阪のレーザー式固定オービスにて実施予定です。

※一体化モデルとセパレートで性能差があるのかどうかと言うご質問が増えています。

過去に同年式であればセパレートと一体型の性能差は体感出来た事はありませんが、11月のテストに間に合えば「A360α」を「A350α」と入れ替えて積んで行こうと考えています。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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