※2020年9月19日更新~レーダー式小型オービス受信テストを行いました。

こんにちは!Omiです。

コムテックのセパレート型レーザー探知モデルはいつ発売されるのかと気になっていた方は多いと思いますが、ようやく「ZERO 909LS」と言う型番で発表されました!

今期はこれでおしまい!しばらくドラレコとディスプレイオーディオのテストに集中できると思っていたので私はあんまり嬉しくないです(笑)

見た目からして従来型のレーザー探知モデルとは仕組みが違ってそうなオーラが漂ってますね。(見掛け倒しではないことを祈る)

では、「ZERO 909LS」の特徴をざっくり見てみましょう。

「ZERO 909LS」の特徴

従来機の「ZERO 808LV」とは、グレードを表す最初の8、年式を表す一桁目の8の2つの数字が違っていますので、セパレートである以外にも何か機能面で変更があるのかも知れません。

ZERO 909LSZERO 808LV
20.08?発売20.05発売
セパレート一体型
3.1型モニター4.0型モニター
静電式タッチパネル
自動更新
情報共有
レーザー探知
24.1Ghz探知
GPS18万/取締6.0万

因みに「ZERO 808LV」の発表時には公開されていなかったプロモーション動画も掲載されていますね。(8月11日アップ→24日修正)

ただ、これは「ZERO 708/808LV」のもので「ZERO 909LS」には触れられていません。

「ZERO 708/808LV」では相変わらずレーザー受信性能が従来機の150%増しと謳われており、阪南市でのテスト撮影を行っていますが、こちらでテストした結果では「ZERO 808LV」のレーザー受信距離は2019年モデルの「ZERO 807LV」未満でしたので、どうすれば旧機種よりも探知距離が長くなるのかコムテックさんに教えて欲しいくらいです(笑)

※こちらのテスト結果と結論に至る過程はこの記事で解説しています。(好みや感覚で評価してる訳じゃないです)

【2020年】最新版 レーザー探知機7機種の受信比較テスト

レーザー受信性能は同じく150%アップ!

本製品に対するユーザーの最大の関心はレーザー受信性能の高さではないかと思いますが、残念ながら表記に関しては「ZERO 808LV」と同じく「レーザー受信性能は150%向上しました」と表記されています。

 

細かい部分に突っ込ませて貰うと、150%向上したと言うことは100%が150%向上して250%になる筈ですが、せめて従来機の20%増しぐらいには向上していて欲しいものですね。

いや、百歩譲って「ZERO 807LV」と同等でも良いです。

それならば、24.1Ghz帯の受信状況と誤報の出方次第では「LS700」も変わってランニングコストの掛からない「ZERO 909LS」をおすすめする事でしょう。

レーザー受信部のデザインが違うのでそれもあるかも?

やっぱり2019年モデルの「ZERO 807LV」が一番でした、みたいなのはやめてほしいですね。

アンテナ部分は特に工夫なしか?

液晶部分はかなり薄くなっているようですし、取付けの汎用性は高そうですが…

アンテナ部分を天吊り方式で設置するであるとか、底上げするようなステーなどはないみたいですね。

※ステーは液晶筐体用・アンテナ共用の物が2個付属するようです。

これで不足であれば社外品のステーを買えってとこです。

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セット内容とデザイン

「ZERO 909LS」のセット内容はこちらの通りです。

・3.1型液晶筐体
・GPSアンテナ・レーダー・レーザー受信部
・液晶筐体用ステー
・アンテナ用ステー
・ターミナルユニット
・シガー電源ケーブル
・直結電源ケーブル
・貼り付け用ステー×2
・その他取付け部品
・取扱説明書

そう言えば今までは静電式モデルにもリモコンが付いていましたが、今回からなくなったみたいですね。

私はリモコンの必要性を全く感じていませんでしたので、これは理に適った変更点だと感じます。

 

ターミナルユニットに電源・液晶・アンテナ部を接続するという点ではユピテルの「LS700」、セルスターの「AR-7」と同様です。

液晶筐体について

液晶のサイズは3.1型と小さ目ですが、700系は3.2型ですし、コムテックのボリュームは700系だと思いますので、ほとんどの方は違和感を感じないサイズかと思います。

4.0型の「ZERO 808LV」と比べるとかなり小さいですが、レーダー探知に関しては「デカさは正義」ではなく、コンパクトな製品な製品が好まれる傾向が強いのでここは好意的に捉えておきましょう。

同じセパレートタイプでもユピテルは3.6型、セルスターは3.2型ですが、見た目の印象はどれもスリムでコンパクト、と言う感じで大きくは変わりません。

セルスターの「AR-7」はベゼルの幅が広く厚みがありますが、ここまで来るとどれもスリムでコンパクトです…と言う表現で良いと思います。

※ユピテルの「LS700」を付けているアクア号が車検に出ているので、「LS700」との比較画像は今回はナシです。「LS700」も「ZERO 909LS」と比べると若干ベゼルが広いです。

液晶筐体設置のバリエーション

液晶筐体には次の4つの設置バリエーションがあります。

・付属のスタンドスステー使用


・付属の金属ステー使用


・背面に両面テープ直貼り
・付属のクリップでバイザー取付け

なお、かつてはレーダー探知機の設置位置は運転席の右側ダッシュボード上が定番でした。

ただし、一体型のレーザー探知モデルではレーザー受信部を車両中央付近に正面を向けて設置する方が好ましい、との事からこの位置への液晶設置はNGとなっています。

レーダー探知機の取り付け位置・場所にはどこが良い?

この置き方に抵抗がある方も結構いらっしゃるのでは?

車種やドライバーの身長次第では保安基準を満たせなくなる事もあります。

従って運転の際の視野の確保、液晶の視認性、車内インテリアのレイアウトなどを考えた場合、運転席の右側は外せない選択肢になると思いますし、その点を考慮してセルスターはセパレートモデルを主力にし、コムテックも初のセパレートモデルとして「ZERO 909LS」をラインナップに加えてきている訳です。

今回はテスト使用となるのでエアコンの吹き出し口付近に取付ける予定ですが、本使用となる場合には私はこのようにダッシュボード右側に設置しますね。

レーザー・レーダー受信・GPSアンテナ部について

「ZERO 909LS」のアンテナ部はユピテルの「LS700」に似たサイズ感でやや大振りです。

背面にはこの様に配線を押し込む切り欠きが入っています。

レーザー受信部はこのような逆台形となっています。

「ZERO 808LV」と比べると若干受信部の面積が広いような気がしますが、この逆台形って何か意味があるんでしょうか?

アンテナ部設置のバリエーション

設置方法に関しては

・底面に両面テープを貼ってダッシュボードに直置き

・付属のスタンド型ステーを使ってダッシュボードに置く

・付属の金属ステーを使ってどこかに貼り付ける

の3通りが考えられます。

スタンドステーを使った場合には取付け面からレーザー受信部までの距離は3cm弱となります。

セルスターの「AR-7」の場合には長短の高さ調整バーが付属しており、長い方のバーを使った場合にはレーザー受信部の下端は5cm弱の高さになります。

付属のスタンドステーで高さが足りない場合には、このような車外ステーを更に下駄として履かせると言う手もあります。

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ユピテルのLS700については高さを調整するスタンド自体が存在しませんので、アクアではこのステーで高さを上げて使っています。

また、金属ステーを使用する前提であれば、設置角度の調整は難しいものの、ルームミラー裏への取付けも一応は可能です。

ただし、ルームミラーは運転席側に傾けて使用するのが普通ですので、普通に取付けるとこの様にレーザー受信部が左側に向いてしまいます。

なので、アンテナをステーに置く際にはこの様にレーザー受信部を正面に向ける必要があります。

また、このステーをこの様に折り曲げる事でガラス上部の黒い金属部部分に貼り付けも可能でしょう。

受信部の底面を受けに向ける形です。

このレーザー受信部のセパレートタイプはユピテル→セルスター→コムテックの順に発売されており、後発のメーカーは他社の状況を参考している為か、受信部設置の汎用性はユピテルが最も低く、コムテックが最も高くなっています。

来期辺りは三社ともこのバリエーションに統一されそうな予感がしますが。

インターフェイスについて

インターフェイスについては、2017年モデルから大幅な変更が加えられていますが、コムテックのレーダー探知機は感圧式タッチパネル+リモコン操作を前提としたインターフェイスの作りになっています。

「ZERO 909LS」も静電式タッチパネルとはなっているものの、一部を除いては他のモデルと共通したメニュー項目となっている為、リモコンモデルを切り捨てたユピテルの様にタッチパネル操作に最適化はされていませんが、慣れるとそれなりに使い易く感じます。

基本操作は通常画面から画面の短押しで表示項目の選択画面

左右にフリックで表示レイアウトの切り替え

画面長押しでメインメニュー呼び出し

下から上へのスワイプでサブメニュー呼び出しとなります。

「ZERO 808LV」のレビューの際に「タッチパネル操作に慣れてしまえばリモコンは使わなくなりますね。(リモコンは箱に戻しました)」と書いたところ、「ZERO 909LS」ではリモコンが無くなっています。

私はリモコンが苦手なので、個人的にはこれで問題ないと感じています。(そうじゃない人もいると思いますが)

なお、本機はドラレコ連動・外部入力対応モデルではないので、そっち系の項目は一切ありません。

社外品の無線LANカードの使用

社外品の無線LAN SDカードについては、手元にあった第四世代の東芝FlashAirが問題なく使用可能でした。

※64GB以上のものは読み込み不可との情報あり。

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ユピテル・コムテックのWiFi対応レーダー探知機で社外無線LAN SDカードを使う方法

起動画面と音声のカスタマイズ

コムテックのレーダー探知機は起動画面と警報音を任意の画像・音声にカスタマイズが可能です。

設定方法は以下記事にて解説しています。

コムテックレーダー探知機の音声、オープニング画像のカスタマイズ方法

測位の精度と警報のタイミングのアルゴリズム

測位の精度とGPS警報のタイミングなどのアルゴリズムに関しては、「ZERO 807LV/808LV」と全く同様でしたので、基本機能は従来のコムテックのレーダー探知機と同じと見て良いでしょう。

コムテックのレーダー探知機はフルマップレーダースキャン機能がありませんので、警報対象が走行中の道路の前方にあるのかどうなのかが分かりにくいのは相変わらずです。

また、警報対象が前方の右左折した道路上にある場合、比較的距離が近いにも関わらず警報されない事があります。

レーダー探知の感度設定について

レーダー探知の感度調整は、従来の取締りの帯域の「Xバンド」、小型オービスの「Kバンド」の個別に行う事が可能で、警報音も別々になりますが、こちらの仕様も旧モデルの「ZERO 807/808LV」と同じです。

なお、「ZERO 807/808LV」ではKバンド感度をLOWにするとセンシスの「SSS」を全く探知しなくなりましたので、この機能は死にスキル化していると思います。(「ZERO 909LS」でも今後検証の予定です)

ユピテル・コムテックのレーダー探知機の誤報の傾向と対策のまとめ

センシス製固定式小型オービスSSSでの警報の出方について

今回のテスト環境はこちらの通りです。

①レーダー探知機の相互電磁波干渉をできるだけ避ける為、間に1台分のスペースを開けた上でアルミ板で仕切り

②「ZERO 909LS」のアンテナはダッシュボード上のやや左寄りに設置

③ドライブレコーダーはノイズ干渉が少ないコムテック1カメラの「HDR752G」のみ

④GPS警報はオフの状態でKバンドの感度はHIGH

⑤速度によってレーダー探知の感度を調整する「ASC」と「LSC」の設定は常時感度最高になるようにしています。

探知距離の測定時にはこちらの順に計15回、北本市の小型オービスを通過しました。

①1~4回目:ダッシュボード右に「ZERO 807LV」左に「ZERO 808LV」、「ZERO 909LS」のアンテナはやや左
②5~6回目:ダッシュボード右に「ZERO 808LV」左に「ZERO 807LV」、「ZERO 909LS」のアンテナはやや左
③7~9回目ダッシュボード左に「ZERO 807LV」、「ZERO 808LV/909LS」は電源OFF
④10~12回目「ZERO 909LS」のアンテナはやや左、「ZERO 807LV/808LV」は電源OFF
⑤13~15回目ダッシュボード左に「ZERO 808LV」、「ZERO 807LV/909LS」は電源OFF

コムテックのレーダー探知機は周囲の電磁波の影響を受け易いという弱点があるのですが、今回は初めて交通量が少なく路面店も営業していない夜間にテストを行いしましたので、コンディションの面では過去最高です。

果たして結果は・・・?

Kバンドレーダー波探知距離の集計結果はこちらの通りとなりました。

9回計測の平均値は

・ZERO 807LV…136m
・ZERO 808LV…162m
・ZERO 909LS…97m

と、たいへん残念ながら「ZERO 909LS」はまさかの最下位と言う結果になってしまいました。

因みに「ZERO 808LV」は比較的長距離での探知と安定していまいたが、5回目は全く反応せずで、誠に遺憾ではありますが安定感がないと言うコムテックらしさを遺憾なく発揮しています。

 

なお、先程説明した通り今回のコンディションは過去最高であり、「ZERO 909LS」を除く前回までの昼間のテスト結果の平均値は以下の通りでした。

・ZERO 807LV…86m(9回計測)
・ZERO 808LV…118m(20回計測)

今回は昼間のシビアコンディションに対して4割~6割程度探知距離が伸びましたので昼間の計測だと「ZERO 909LS」の探知距離は65mくらいに落ちるかも知れません。

また、この最高のコンディションで誤報予防の為にKバンド受信感度をHIGHからLOWに変更してみましが、過去のテスト結果と同様に3機種とも完全沈黙でしたので、この感度調整機能は実質的にはKバンド探知をOFFにする機能と言えます。

 

今回のテスト結果を過去の結果に加えた平均値はこちらの通りです。

今回の9回の計測データは追い風参考的な部分があるのでそれを考慮すると、ユピテルの「LS700」のレベル2以上を警報する設定と、コムテックの「ZERO 808LV」がほぼ同程度の探知距離と言う事になりそうです。

昼間の「ZERO 909LS」の探知傾向が気になりますので、こちらは後日計測予定です。

 

なお、過去のテストから大垣市の「SSS」と北本市の「SSS」でのレーダー探知機の挙動が大きく変わる事はないと判断しましたので、今後は大垣市でのテストは行いません。

最新の固定式小型オービスの運用についてはこのような情勢となっていますので、このようなバックグラウンドを知った上で自分にKバンドの探知機能が必要か考えましょう。

センシス製のKバンド24.1GHz帯を使用した小型オービスは可搬式と固定式の2種類が運用されていますが、狙ってテストが可能な固定式は埼玉県北本市と岐阜県大垣市の二箇所にしかありませんし今後も増える様子はありません。(従来のレーダー式オービス・ネズミ捕りのXバンドとは周波数が違います)

逆に可搬式は増加傾向だそうです。(以下朝日新聞の記事に出ている小型オービスはは価格帯から予測して、東京航空計器のレーザー式ではなくセンシス製のKバンドレーダー式だと、オービス評論家の今井さんが解説してます。)

■ 神出鬼没の可搬式オービス 速度違反どこでも取り締まり

今年度は未配備の山形、茨城、新潟、鳥取、山口、徳島、高知、鹿児島、沖縄の9県警に計10台を置く。すでに配備実績がある北海道や埼玉、千葉、岐阜、三重、大阪、兵庫、福岡、佐賀など18都道府県警にも計33台を追加する。費用は1台800万円ほどだ。

レーザー式取締機に対しての警報の出方について

こちらは未テストです。後日大阪にて以下5機種での比較テスト予定です。

・コムテック「ZERO 909LS」
・コムテック「ZERO 808LV」
・コムテック「ZERO 807LV」
・ユピテル「LS700」
・セルスター「AR-7」

対レーダー・レーザーの誤報の状況について

こちらは未テストです。後日都内にて「ZERO 808LV」「ZERO 909LV」「LS700」3機種での比較テストを実施予定です。

「ZERO 909LS」の総評

全てのテストが終了後に評価します。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

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