「AR-33」セルスターから24.15GHz Kバンドを受信可能なレーダー探知機発売!

※2021年5月18日更新~「AR-33」正式発表につき内容を見直しました。

こんにちは!Omiです。

セルスターのレーダー探知機は誤報が少ないのは良いのですが、これから増えると言われているセンシス製の小型オービスで使用される24.15GHzの周波数(Kバンド)を受信出来る製品が無かった事から、私がおすすめレーダー探知機に同社の製品を含めることはありませんでした。

従ってここ2年位はユピテルvsコムテックの2社の選択肢しか無かった状態が続いてきましたが、そんなセルスターからもようやく24.15GHzの周波数のレーダー波を受信出来る製品が発表されています。(バーチャルオートサロンにて)

※5月17日にようやく正式発表

「AR-33」はレーザー受信距離が従来機の2倍

今回発表されている製品は「AR-33」と言う型番で従来の主力機種と同様にレーザー受信部がセパレートタイプとなっています。

受信部のデザインは過去のどの製品とも異なり、レーザー受信距離が従来比の2倍以上と謳われているセルスターオリジナルの「フレデリックレンズ」なるものが採用されています。

2021年4月までのレーザー受信テスト結果では、セルスターの製品はユピテル・コムテックの70~80%程度の受信距離となっていましたので、おそらくこのバージョンアップで3社の受信距離は同等になると予測します。

■ レーザー探知機のオービス・小型オービス受信比較テスト

なお、過去のセルスターのレーザー対応製品はレーザー受信部のみがセパレート、レーダー受信部は筐体内蔵タイプが多く、最上位モデルの「AR-7」のみがGPS・レーダー・レーザー受信部ともセパレートとなっていましたが、「AR-33」についてはレーダー・レーザー受信部がセパレートアンテナユニットに内蔵、GPSはディスプレイ筐体内部で受信しているようです。

説明書にはレーザー受信部のみがセパレートと記載されていますが、これは誤りの様です。

セルスター「AR-33」の謎の挙動についての備忘録
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完全セパレートの「AR-7」の後継機的な位置づけの製品であれば静電式タッチパネルが採用されるかと思っていたのですが、本機はリモコン操作モデルでタッチパネル操作には非対応のようです。

新Kバンドの受信に対応

レーザー探知距離の向上と合わせて「AR-33」でセルスターの製品として初めて実装されたのが、小型オービスのセンシス「SSS」「MSSS」で使用される24.15GHzのレーダー波の受信機能です。

従来のセルスターの製品は小型オービスの取締実績ポイント手前で、レーダー波を受信していない状態にも関わらずレーダー探知警報を出す仕様でしたが、今回のモデル更新で24.15GHzのレーダー波も受信可能になったようです。

ただし、2021年モデルのユピテル製品と2020年モデルまでのコムテックの製品と同様に、これに伴って大量の誤報がセットになっている恐れがあります。

「ZERO 709LV」「ZERO 809LV」の誤報カット機能の優位性について
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気になる点は探知距離の長さと誤報の多さですね。

因みに新Kバンドというのは、セルスターが小型オービスのセンシス「SSS」「MSSS」で使用される24.15GHzのKバンドの受信に対応してないにも関わらず、あたかも受信出来るように誤解させるような売り方をした事が遠因となってユピテルによって2019年に生み出された用語と記憶しています。

私が同社サポートに確認した時にも、小型オービスのKバンドを受信出来る、という誤回答を貰いました。

その顛末は2019年9月の記事・動画で公開していますが、ちょうどその時期からユピテルは自社製品のアピールに次のような文言を入れるようになっています。

新型レーダー式移動オービスは従来のレーダー波とは異なる周波数帯(新Kバンド)を使用しています。市場には「Kバンド対応」と記載していても、実際には新型のレーダー波(新Kバンド)を受信・警報できない製品があります。SUPER CATなら、新型レーダー式移動オービスのレーダー波(新Kバンド)も受信対応。警報が可能です。

これに対してセルスターはひたすら沈黙を続けて来ましたが、今頃になって過去はなかった事にして「新Kバンド対応」とか言い出すのは如何なものでしょうか?

まあ、ガジェッターの私としては新製品の出来が良ければ、今年のコムテックの製品だそうであるように掌を返したようにおすすめはしますけど(笑)

新製品の出来が良ければベタ褒め、悪ければ酷評します。

実機レビュー「ZERO 709LV」の評価
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レーザーキャンセルメモリー機能

その他に気になった記述として「レーザーキャンセルメモリー機能」と言う物が挙げられます。

これはレーザー探知を誤検知したエリアを自動でキャンセルポイントとして登録するものかと思いましたが、手動で登録するもののようです。

レーザーの誤警報の識別は可能との事ですが、過去のテスト状況からするとレーザーの誤報はどのメーカーの製品もそれほど多くはなく、体感ではKバンドの誤報の1%未満です。

99%のKのバンドに対する誤報キャンセルではなく、残りの1%に対してのキャンセル機能なんていらないですね。

完全にポーズだけの機能のような?

後方のレーザーも探知

「AR-33」には、OPのレーザー受信部「AL-02R」を車両後方に設置して接続する事で、後方からのレーザーの照射も探知する旨の記述が見られます。

因みにレーザーパトカーはレーザーでの速度計測は追尾ではなく静止状態で速度計測を行うもの、と認識していたのですが、追尾式の速度計測にもレーザーが使われるんですかね?

セルスターの製品アピールは「何故これが必要なのか?」と言った説明が少ないので、以前のKバンドの時もそうでしたがユーザーの解釈との齟齬が発生しやすいのかと…。

これが静止状態で計測する方式に対しての対策であれば、通り過ぎてから探知しても計測が終わっているので無意味な気がするのですが…。

無意味だと分かっているから詳しく説明しないだけなんでしょうか(笑)

まとめ

以上、セルスター初のKバンド対応のレーダー探知機「AR-33」についてご紹介しました。

諸々のテストは6月頃に実施出来たら良いなと考えています。

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣

【2021年】実機による性能比較!レーダー探知機 レーダー・レーザー受信テスト
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コメント

  1. MON より:

    ありがとうございます。
    KバンドのONOFFが選べるのであれば買い替え候補にしたいと思います。

  2. Hiro より:

    「従来のセルスターの製品は小型オービスの取締実績ポイント手前で、レーダー波を受信していない状態にも関わらずレーダー探知警報を出す仕様でしたが、今回の更新で24.15GHzのレーダー波も受信可能になったようです。」
    は確かな情報でしょうか?
    セルスターに聞いたらそんな情報はないと言われましたが?たまたま担当者が無知だっただけ?

  3. PMS より:

    いつも拝見しております。
    AR-33を取り付けてみましたが、街中でレーダー受信をするケースが増えました。セパレートのレーザー受信ユニットにKバンドの受信部分が付いています。
    また、後期30型プリウスに取り付けていますが、購入初日からOBDII接続で、トヨタHV専用画面(3情報表示)で走行すると毎回本体のフリーズが発生します。フルマップモードではフリーズしなので原因不明で販売店に相談しているところです。レビュー楽しみにしております。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      PMS様
      早速購入されたのですね^^
      うちも先日注文しました。
      Kバンドの誤報の頻度と探知距離が気になるところですね。

  4. PMS より:

    Omi様
    販売店経由で商品交換をしましたところ、フリーズ問題は無くなりました。ファームフェアVerが1.11から少し異なっていたので、フリーズ問題はソフトウェアの不具合だったのかもしれません。
    6月下旬に都内を走るので、誤報チェックしてみます。また、自宅近くにKバンド取り締まり気が無いため、探知距離が気になるところです。

    • 管理人Omi 管理人Omi より:

      PMS様
      問題が解決出来て良かったですね^^
      AR-33は今月中に各種テストを実施の予定ですのでしばらくお待ちください。

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